Conqueror Gun Carriage

Tier 10 イギリス 自走砲

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スペック

戦車パッケージ

詳細

解説

• 概要
  Tier10イギリス自走砲。
  Conquerorの車体をベースに9.2インチ榴弾砲を搭載した計画案である。
   
• 火力
  • B.L. 9.2-in. Howitzer Mk. II
    233.7mmというゲーム中でT92 HMCの240mm砲に次ぐ口径だけあって、威力・爆発範囲共にTier10自走砲中2番目の大きさを誇る。
    特筆すべきは広い射界と高い弾道だ。
    射程は約1000mであり、Tier10自走砲の中では最短だが、代わりに広い射界と高い弾道を有している。
    また、その高弾道は遮蔽物越えの射撃や天板抜きがしやすく弾着まで若干時間がかかるものの、近距離でも照準が円形に近いので命中させやすいのが特徴だ。
    発射速度は1.95発…すなわち一分に二発がぎりぎり撃てない。
    それでいて総弾数は30発もあり、15分の試合中には撃ちきれない。*1
    弾種は通常HEと爆発範囲の大きな課金HEのみで、APで安定したダメージを与える戦術は使えない。
    射界は左右30°ずつ計60°であり、全周砲塔のB.C 155 58を除けばTier10自走砲で最も広い。
    装填速度と精度はT92に劣るが、射界と弾道がそれを十分に補って余りある強さとなっている。
     
• 装甲
  Conquerorの車体流用（厳密にはFV215bから流用）のため、車体前面上部は152mmに達する。
  しかし車体側面及び戦闘室全周は51mmともはやトタン板レベルである。
  そのため、貫通力の低いLTなどで相対したときは落ち着いて戦闘室を狙おう。
   
• 機動性
  機動力は重自走砲として平均的。
  旋回能力はTier10自走砲の中では同率1位で、広い射界と相まって急な目標変更に対応しやすい。
   
• 総論
  高い火力を持った自走砲であるが、その火力を発揮するには低い精度を補う他高い弾道を活かす為に対象との距離を適切に保つ必要があり、何も考えずに射撃していたのでは高い戦果は望めない。
  機動性に関しても上記した適切な距離を保つ為には、適宜その機動性を活かす必要がある。
  車両と砲の特性をしっかりと把握し、戦況の推移をしっかりと見極める事が出来れば高い戦果を得られる車両だろう。
   

史実

退役したFV214 コンカラーの車体をベースに砲塔を取り去った後に固定戦闘室を設け、234mm榴弾砲を搭載する試作プランの１つです。
机上プランのみで試作には至らず終わりました。

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