IS-2

Last-modified: 2023-10-20 (金) 21:41:44

Ch10_IS2.png

Tier VII 中国 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)90/90/60
最高速度(km/h)37
マッチング範囲(戦闘Tier)7~9
本体価格(シルバー)1,450,000
派生元車輌Type 58

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比旋回速度視認範囲
初期状態V-2-10100 mm 44-100JTIS-2 earlyIS-2 early1,2309R
52036100/90/90325
11.3728350
122 mm 37-122JT開発時V-2-10122 mm 37-122JTIS-2 earlyIS-2 early1,2309R
52036100/90/90325
11.3228350
開発完了12150LS122 mm 37-122JTIS-2 lateIS-2 late1,280A-220
58038100/90/90600
12.6428350
 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
100 mm 44-100JTAP
APCR
HE
252
11G
252
175
235
50
250
250
330
6.451,6132.900.4236+20
-6
122 mm 37-122JTAP
HEAT
HE
1,025
14G
608
175
250
61
390
390
530
4.621,8023.400.4828+20
-5
4.881,9030.4628

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier7中国重戦車
    ISの後期型で、基本的なスペックはそれに準じる。
    ソ連課金HTにも同名の車両があるが別車両扱いなので注意。
    ただし、ゲーム中ではどちらも「IS-2」と表記されるので、会敵するまで中ソどちらかは判らないことに注意。
     
  • 主砲
    IS譲りの砲ラインナップで、高い単発火力による一撃離脱を得意する。
    その一方で精度と俯角の劣悪さもソ連譲りであり、市街地など平地の障害物を利用した接近戦が主となるだろう。
    かつての最終砲だった122 mm D-25Tはアップデートにより削除され、122 mm 37-122JTが最終砲となった。*1
    • 100 mm 44-100JT
      ISの100 mm D10Tと同じ威力と貫通力を持っているが、それ以外はすべて劣化。
      また、122mm砲と比べても発射速度で勝っているにもかかわらずDPMで劣っている。
      初期状態でも存分に戦えるが、この砲はあくまで繋ぎと考えよう。
      もっとも、すぐに次の砲が開発できるので実際に使う期間は極めて短い。
    • 122 mm 37-122JT
      アップデートによりD-25Tに代わり最終砲となった。
      ISのものとよく似た名前と性能だが、金弾がAPCRから貫通の高いHEATに変わっている。
      その為、ISと比べて貫通力が大きく向上したが弾速が遅く、空間装甲・傾斜装甲相手だと安定性に欠け、さらに価格も割高。
      また122mm砲を搭載すると俯角が5度に制限されてしまう。本家とたった1度の差だが、かなり大きいので稜線での取り扱いには注意しよう。
       
  • 装甲
    まだKVの影響が色濃いIS-1とは異なり、正面上部は傾斜した一枚板となっている。
    90mm厚とはいえ傾斜によって150mm相当となるので、格下のAPならば弾くことが可能。
    しかし、正面下部は110mm相当と、かなり脆いので注意しよう。
    この車両に限らず、全ての中国重戦車は正面下部が同じように脆いので、下部を隠す運用を意識したい。
    ちなみに、12150Lは初期エンジンのV-2-10と出力が同じだが、火災発生率が低くなっている。
     
  • 機動性
    最終エンジンでさえISの初期エンジンの出力に届かないとはいえ、重戦車としては良好な加速と旋回速度を持ち優秀な部類。また、本家より最高速が少し高く、長距離移動では結構差が出る。
    低いエンジン出力を補うように履帯性能が高く、旋回速度は中戦車にも負けない程もあり、市街地を細かく移動したり巴戦にも対応できたりと応用が効く。
     
  • 総論
    IS同様122mm砲の単発火力と、重戦車としての最低限の装甲を持ち合わせながらそれを持ち運べる足回りが強み。
    格上には殆ど通用しない装甲と、金弾のHEATの不安定さが弱点。また、弱点を狙撃できるような精度は無いので、貫通する相手と装甲を適切に見極める必要がある。
    全体的に正面からのぶつかり合いより、側面迂回から強烈な一撃をお見舞いするのが得意となっている。
    余談だが、初期状態が苦しい車両が増えるTier7としては、初期砲でも十分戦える性能で、研究面ではかなり楽な部類である。
     

史実

加筆どうぞ
ソ連軍IS-2は1950年代初頭に中国に輸出され、朝鮮戦争で運用された。
アメリカ軍の偵察記録によれば、朝鮮戦争に投入された中国の部隊のうち、少なくとも4つの戦車中隊がIS-2を所有、各中隊に5両が存在した。
IS-2は、1950年代後半まで配備された。予備パーツの不足と、59式戦車 (Type 59) 計画の始動に伴い、その後製造が終了する。
一部はベトナムに輸出され、第一次インドシナ戦争の終盤に投入された。

 

コメント

  • ISと比べて移動時の砲拡散がヤバすぎて使いづらい。本家に確実に勝っているというところがない。 -- 2018-12-31 (月) 01:56:57
  • 精度面がクソすぎてヤバい。禿げ上がる -- 2019-12-08 (日) 11:08:19
    • 同意。クソ車両。平均命中率70%あるけど、こいつだけ100戦59%しかない。マジクソ。 -- 2020-03-12 (木) 23:38:38
    • スキップ推奨車両。 -- 2020-05-30 (土) 17:33:18

*1 ただし改良砲塔に乗せ換えると、以前の122 mm D-25Tとほぼ同じ性能になる。