Tier 7 ソビエト連邦 中戦車
スペック
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 旋回速度 | 視認範囲 | |||||
初期状態 | V-2K | 76 mm S-54 | KV-13 mod. 1942 | KV-13 mod. 1942 | 1,020 | 10RK | |
500 | 38 | 85/85/85 | 440 | ||||
16.67 | 48 | 340 | |||||
85 mm D-5T開発時 | V-21S | 85 mm D-5T | KV-13 mod. 1943 | KV-13 mod. 1943 | 1,120 | 12RT | |
600 | 40 | 100/90/90 | 625 | ||||
16.98 | 48 | 360 | |||||
122 mm U-11開発時 | V-2K | 122 mm U-11 | KV-13 mod. 1943 | KV-13 mod. 1943 | 1,120 | 12RT | |
500 | 40 | 100/90/90 | 625 | ||||
14.11 | 48 | 360 | |||||
85 mm D5T-85BM開発時 | V-21S | 85 mm D5T-85BM | KV-13 mod. 1943 | KV-13 mod. 1943 | 1,120 | 12RT | |
600 | 40 | 100/90/90 | 625 | ||||
16.81 | 48 | 360 | |||||
85 mm D5T-85BM-1開発時 | V-21S | 85 mm D5T-85BM-1 | KV-13 mod. 1943 | KV-13 mod. 1943 | 1,120 | 12RT | |
600 | 40 | 100/90/90 | 625 | ||||
16.81 | 48 | 360 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
76 mm S-54 | AP APCR HE | 80 6G 48 | 125 156 39 | 115 115 165 | 16.67 | 1,917 | 2.90 | 0.39 | 68 | +25 -7 | |
85 mm D-5T | AP APCR HE | 109 7G 98 | 120 161 43 | 160 160 280 | 12 | 1,920 | 2.90 | 0.39 | 74 | +25 -5 | |
122 mm U-11 | HE HEAT | 257 12G | 61 140 | 450 370 | 5.26 | 1,946 (HEAT) | 2.90 | 0.57 | 60 | +25 -5 | |
85 mm D5T-85BM | AP APCR HE | 175 8G 139 | 144 194 44 | 180 180 300 | 11.32 | 2,038 | 2.30 | 0.37 | 50 | +25 -5 | |
85 mm D5T-85BM-1 | AP APCR HE | 175 8G 139 | 160 220 44 | 180 180 300 | 11.32 | 2,038 | 2.30 | 0.37 | 60 | +25 -5 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier7ソ連中戦車。
―行って戻ってまた行った先―
KV-1の機動性を捨てた防御重視に文句がついて、KV-1Sで軽くなったら装甲が薄いと文句がついて、じゃあ今のままで装甲も厚くしてやんよ!と、ぶち切れて試作したのがKV-13。
MTルートとHTルートの橋渡しの通過点にあり、ひとつのルートだけを進めてきて、もう一つにも手を出してみたいという時には有用である。
- 火力
85 mm D5T-85BM-1までの砲は性能に難があり、改良砲塔に載せられる主砲はいずれも俯角が-5°と劣悪なので地形に対する適正範囲も狭い。
基本的には85 mm D5T-85BM-1が最終砲の最有力候補になるが、どうしても85mm砲が肌に合わないなどの理由から、わずかながら12榴を選ぶ人もいる。
また、以前の初期砲だった76 mm Zis-5はアップデートにより削除された。- 76 mm S-54
初期砲。
T-34から引き続き使用する砲。
さすがに性能が厳しく、フリー経験値で飛ばしたいところ。しかし次に開発できる砲が癖の強い12榴であり、更にその次となると他のパーツを開発しきった後となり、結構な量の経験値を要求されるのが悩ましい。
やむを得ず使用する場合は金弾を大量に持ち込み俯角7度を頼りにするか、Co-opのみで使用するようにしたい。 - 122 mm U-11
単発支援型の榴弾砲。
KV-1やT-34-85でも使用。
他国の10榴よりも精度や照準時間に劣り、近距離でないと命中させにくいが、その分貫通力とダメージに優れる。
本車は高い機動力を持つため、立ち回りしだいでは良い戦果を出すことも出来るかもしれないが、KV-1よりもTierが2つ高く、力不足感は否めない。
HEATの貫通力は140mmで、格下程度なら貫通させやすいのである程度積んでおこう。 - 85 mm D-5T
中間砲その1。
76mm砲から攻撃性能が向上し、とりあえず実用には耐える性能になった。
しかし通常弾の貫通力は心もとないため、金弾は必ず一定の数持ち込もう。中戦車の基本である側背面からの攻撃も徹底したい。 - 85 mm D5T-85BM
D-5Tの改良型。発射速度が若干下がった代わりに弾速と精度を強化して命中率を向上させた。
そこそこ高い発射速度とダメージを持つバランス型の砲。また、威力に比べて弾薬費が抑えられているのも嬉しい点。
ただし貫通力は据え置きなのでやはり金弾はある程度欲しい。 - 85 mm D5T-85BM-1
アップデートにより追加された砲。85BMの性能をそのままに貫通力を強化。
泣き所だった低貫通が改善された。
- 76 mm S-54
- 装甲
ISに近い形状の車体と砲塔は、ほぼ変わらない装甲厚と傾斜を有しているので耐久値は同等でもT-43より遥かに撃たれ強い。
ただし、車体下部は100mmとTier6MTにも抜かれる装甲厚なので豚飯等を駆使して下部は隠そう。
履帯と砲塔も優れた旋回性も持ち、エンジンを換装すれば高い最高速度と機動力を維持でき、さらに防御力は重戦車の域に近い特殊な車輌だ。
無論、ソ連戦車レイアウトの為、燃料タンク・エンジンの脆さは相変わらずで、装甲がいくら厚いとはいえ車体側面や後部を不用意に晒さないようにしよう。
- 機動性
T-34-85とほぼ同じ50km/hを出せ、迂回ルートや遮蔽を得ながら側背に回り込んで鈍重な戦車を追い立てたり、敵布陣の隙間や迂回ルートから敵本陣を突いて自走砲を叩いたりと、軽戦車的な運用をする事も出来る。
敵の布陣さえ読み違えなければ、装甲を生かし強引に飛び出して敵の背後に回る、敵陣にそのまま殴り込みをかけて自走砲を狩り取るなども可能である。
ただし、蜂の巣にされそのまま残骸になるケースも多いため、慎重さも失ってはならない。
- 総論
攻守が程よくまとまったバランス型戦車であり、特に機動力と防御力に優れる。以前は低貫通が悩みの種だったがアップデートにより強化され、更にバランスが良くなった。
ただし本車は他の同格中戦車と比較すると重戦車に匹敵するほど装甲が厚い分単発は低めであり、重装甲の敵と正面切って戦ったりターン制の攻防のような重戦車的な運用にはあまり向いていない。
敵の数が減った状況での遊撃が強力なので、生残性と機動力の高さを生かしてしぶとく粘る運用で輝いてくる一台だ。
例え砲が通用しない敵ばかりでも前線や側面から視界を確保したり味方の脇を固めたりと出来る事が多い事を思い出せば、この車両を持て余す事は無くなるだろう。
史実
KV-13は1942年にソビエト連邦の第100工場、SKB-2開発局によってT-34とKV-1の役割を統合した汎用戦車として開発されました。
1942年春に完成した試作車輌は、曲面で構成された鋳造製車体と、1941年型以前のT-34に似た2人乗りの鋳造製砲塔を組み合わせていたそうです。
主砲は76mm ZiS-5、エンジンはKV-1のV-2ディーゼルエンジンを搭載、転輪や誘導輪もKV-1から流用しましたが、履帯はT-34と同型のものを使用し、履帯と組み合わせる起動輪もT-34に似た形状でした。
しかし、試験ではその駆動系の故障が頻発し、また車長が指揮に専念できない2人乗りの砲塔では効率的な戦闘が不可能なことは明白でありました。
1942年末、SKB-2は足回りをKV-1のものに換えるなどの改善を盛り込んだ改良型の開発に着手し、オブイェークト233及びオブイェークト234の名称で試作車輌を二輌を完成させます。
オブイェークト233はKV-1Sの砲塔を改良したものと76mm ZiS-5を搭載。
オブイェークト234はKV-1 1942年型の砲塔と122mm U-11を搭載。
二輌の走行試験は、1943年3月から4月にかけて共に行われました。
結果は最大速度65km/hを記録し、また当時生産されていたKV-1Sよりも軽量で、しかも最大装甲厚120mmと重装甲だったため高い評価を受けます。
しかし1943年4月にドイツ軍の新型戦車の情報が入り、オブイェークト233や234の主砲は対戦車能力が不足しているのではないかと懸念されます。
同年8月のクルスクの戦い以降、この懸念は決定的な物となり、ソ連軍の首脳部の間では主砲の強化が緊急の課題と認識されるようになりました。
このような事情を背景に、KV-13計画は大幅な軌道修正を行ない、拡大した車体と85mm砲を搭載する大型砲塔を備えたオブイェークト237が開発されることになったのです。
コメント
- 430ルート作るんで久々使ったがコレ中々強かったんだと思った -- 2019-05-24 (金) 23:00:16
- 俯角の1点さえ克服できればかなり扱いやすい。貫通は低いがそこはMTの基本に沿って側背面を突けば十分カバーできる。なによりMTの機動性でIS並の装甲を持ちながらMTらしい隠蔽性までも持ってるから割と何でもできる万能性がある。 -- 2020-03-09 (月) 00:23:29
- 地味に装填速度強化されてて、俯角しか欠点がなくなっているんだよねps4版は。まあティア7HTが強すぎてあまり意味ないけど。 -- 2020-03-11 (水) 02:06:14
- 地味だけどすごく使いやすくて好きになった。貫通220ミリになったからティア8とやり合えるし、快速でこの小ささでisより硬いから非常にしぶとく生き残れる。隠蔽系に振るか視界をとるか、どうカスタマイズしようか迷う。 -- 2023-11-24 (金) 00:18:12
- ネット、メガネ、装填棒、のイイトコ全部取りで運用してる。強いよ! -- 2023-12-31 (日) 13:02:58
- コレはお勧め車 -- 2024-02-24 (土) 08:46:05