M22 Locust

Last-modified: 2024-03-12 (火) 12:23:37

usa.locust.png

Tier 3 アメリカ 軽戦車 (課金戦車)

公式紹介ページ

スペック

HP395
車体装甲厚(mm)25/13/13
最高速度(km/h)64
重量/最大積載量(t)6.92/7.59
実用出力重量比(hp/t)28.08
本体価格(ゴールド)900

戦車パッケージ

Locust
(900G)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
M22 LocustLycoming O-435T37 mm M-6 L/53VVST78M22D1395SCR 510 M2
192AP
APCR
HE
56
78
19
40
40
50
5035
2G
35
26.2
1.71
0.41
4025/25/2540330395

解説

  • 概要
    Tier3アメリカプレミアム軽戦車
    マッチング優遇はないので普通のTier3軽戦車と同様に扱われる。
    最終強化状態のM3 Stuartと同じくらいの能力を持つ。
     
  • 火力
    • 37 mm M-6 L/53
      M3 Stuartの最終砲と同じで精度・照準時間は優れているが、貫通・攻撃力が据置きで十分とは言えない。
      アメ車らしく俯角が取れるので、側背面からの攻撃が難しい場面ではハルダウンによる小さい車体と併せて被弾面積の極限を図ることもできる。
      その他、装弾数が50発とM3 Stuartの半分ほどになっており、調子に乗って撃ちまくっていると弾切れを起こす。
       
  • 装甲
    M3 Stuartに比べ耐久力は高い。さらに前面は良好な傾斜装甲を持っている...のだが装甲が薄い。
    頻繁に相対するPz.ICなどの35mmまでの機関砲ならある程度弾ける。
     
  • 機動性
    M3 Stuartと比較して最高速度で勝る一方旋回性能では若干劣っている。
     
  • その他
    視界範囲は標準的だが隠蔽率はかなり優秀で、機動力と併せて偵察活動に不満を感じることはないだろう。
    また車重が7t程度しか無いため、敵車輌との衝突は絶対に避けよう。
     
  • 総論
    T2 Lightと同じく、高隠蔽、高機動、低火力という課金戦車である。トップクラスの隠蔽率を活かした置き偵、稜線を活かした走り偵をする一般的な軽戦車と同じ運用ができる。
    トップTierであれども貫通力が低く、30~40mmの装甲を持つ同格軽戦車相手にも苦しむので、金弾は積むようにしておくこと。
    単発火力も極端に低いので、側面を取るにしても相手を倒し切れない可能性も高いので、退路を取れる位置から撃とう。

M22 Locust-PS

usa.locust-ps.png
公式紹介ページ

  • '15/12と'16/1のPS4版のOPβで配布された。
    性能などは普通のLocustと同一、塗装が異なるだけの代物。

史実

1941年2月から空輸可能な空挺部隊用の軽戦車として企画され、試作名称T9として開発されました。
空挺戦車という特殊な用途に使用されるため、重量や寸法に制限があり、重量7.5t、全長3.5m、全高1.67mと厳しい制限を要求されました。
1942年4月に完成したT9は、ライカミング製の航空機用エンジンを搭載、2名用の動力旋回砲塔には37mm戦車砲と7.62mm同軸機銃が装備され、前面右側にも2挺の7.62mm機銃を装備していましたが、試作車は重量オーバーになってしまったために、主砲のジャイロスタビライザー、砲塔駆動装置、車体側の機銃等の廃止により、やっと要求をクリアでき、砲塔駆動装置廃止から、空輸の際に砲塔を簡単に取り外せるように砲塔形状を改めてT9E1として1943年4月から量産体制に入りました。
M22の限定制式化は1944年9月のことで、それまでに米軍では実戦使用されませんでした。
これには、アメリカ軍に空輸可能な輸送機やグライダーが無く、唯一、C54輸送機で運搬可能でしたが砲塔を外さねばならないので、展開時に不便という理由から実用的でなかったからでした、当初は1,900両が発注されましたが、1943年4月から1944年2月までに830両が製作された時点で生産中止が決定されました。

しかし、T9E1試作型2両目が1943年初めにイギリスに引き渡され、空挺部隊でのテストの結果、GAL-49ハミルカー・グライダーでそのまま輸送できたため採用を決定、イギリスに供与された260両のうち、初実戦使用は1945年3月24日にライン川渡河作戦(バーシティ作戦)でイギリス第6空挺師団によって12両が使用されました。 
イギリス軍で使用された際に、砲塔側面に発煙弾発射機が追加されていたり、一部に車体の吊り下げ用ブラケットを撤去したり、砲口部にリトル・ジョンアダプターを付けたりしたものがありました。
なお、ローカストの名称はイギリス軍に供与された際に付けられたそうです。
大戦後にエジプトに渡ったものは、第1次中東戦争に投入されていました。

ローカストとは、大群で農作物に被害を与えるバッタ類(イナゴやワタリバッタ等)を表しています。
なるほど、空挺戦車向けな名前といえるでしょうか。

コメント

  • プレ垢1週間ついて 722金 だったから 買ってみたが 曲がんねーんでサイドターン多用 まあまあ楽しめる -- 2018-07-01 (日) 22:44:47
  • 思ったより火力不足になる場面は少なかった -- 2020-05-16 (土) 00:39:32