Tier 6 アメリカ 中戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 64/38/38 |
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最高速度(km/h) | 48 |
本体価格(シルバー) | 930,500 |
派生元車輌 | M4 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 旋回速度 | 視認範囲 | |||||
初期状態 | Wright Continental R-975C1 | 75 mm Gun M3 L/37 | NVSS T66 | D51072 | 840 | SCR 508 | |
400 | 37 | 64/64/64 | 395 | ||||
13.33 | 38 | 330 | |||||
105 mm SPH M4 L/23開発時 | Wright Continental R-975C1 | 105 mm SPH M4 L/23 | NVSS T66 | D51072 | 840 | SCR 508 | |
400 | 37 | 64/64/64 | 395 | ||||
12.83 | 38 | 330 | |||||
76 mm Gun M1A1開発時 | Wright Continental R-975C4 | 76 mm Gun M1A1 | NVSS T80 | D51072 | 840 | SCR 508 | |
460 | 40 | 76/51/51 | 395 | ||||
15.25 | 39 | 370 | |||||
76 mm Gun M1A2開発時 | Ford GAA | 76 mm Gun M1A2 | NVSS T80 | D51080 | 875 | SCR 506 | |
520 | 40 | 76/51/51 | 615 | ||||
17.21 | 39 | 370 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
75 mm Gun M3 L/37 | AP APCR HE | 56 7G 56 | 92 127 38 | 110 110 175 | 15.79 | 1,736 | 2.10 | 0.46 | 71 | +25 -10 | |
105 mm SPH M4 L/23 | HE HEAT | 166 10G | 53 101.59 | 410 350 | 7.50 | 2,625 (HEAT) | 2.30 | 0.53 | 46 | +28 -10 | |
76 mm Gun M1A1 | AP APCR HE | 96 7G 68 | 128 177 38 | 115 115 185 | 14.29 | 1,643 | 2.30 | 0.43 | 71 | +25 -10 | |
76 mm Gun M1A2 | AP APCR AP | 96 7G 68 | 128 177 38 | 115 115 185 | 18.18 | 2,090 | 2.30 | 0.40 | 71 | +25 -12 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier6アメリカ中戦車。M4 Shermanの後期型。通称イージー・エイト。
E2ジャンボが装甲強化版なのに対し、こちらは順当なバージョンアップともいえる。
また、この車両からスタビを装備でき、機動力を活かした走行中の射撃も安定して行える。 - 火力
最終砲候補の二つは俯角が-12°と非常に優れており、M4と同じく稜線射撃を得意とする。- 75 mm Gun M3 L/37
Tier4から使い続けている砲。
M4 Shermanの時点で非力だったが、このTier帯では完全に力不足。
同格すら貫通が怪しい貧弱さだが、幸いにも次の砲はすぐ開発できる。 - 105 mm SPH M4 L/23
M4中戦車用の汎用榴弾砲。
履帯切りや削りなど、格上に対抗する力もある。
初期砲が貧弱そのものなので最低でもこちらを搭載しておきたい。
早期に開発できるが、榴弾砲の扱いが得意ならば最終砲候補になる。 - 76 mm Gun M1A1
前身でも使った76mm砲。
金弾貫通力に優れており、性能は決して低い訳ではないのだが、対戦する機会の増える重戦車相手にはパワー不足に少々悩まされるだろう。
しかし、貫通できる相手や部位を狙えば優れた連射力で高いダメージレートを叩き出せる。 - 76mm Gun M1A2
史実砲。
M1A1よりも発射速度・精度・俯角に優れており、より取り回しやすくなった。
ただ精度については強化されてもなお高い方ではなく、狙った場所に当てるにはある程度近い距離が求められる。
- 75 mm Gun M3 L/37
- 装甲
Tier的に心許無い装甲厚と車高の高い形状の為に地味にダメージを被り易い。
地形を盾にする事、そして盾にできるような地形のある場所へ進む事を心がけるとよい。 - 機動性
初期エンジンは馬力不足で加速が鈍い。
中間エンジンは10榴の次に開発できるので、一緒に買い替えてしまいたい所。
砲性能を考えれば味方の交戦中に側背面に回り込み砲撃を叩きこむ工夫も必要だが、それを可能にする機動力は十分に持ち合わせている。
最高速は平凡であるものの、最終エンジンを搭載すれば小回りが利き、前後進共に加速が良好と、移動に関しては癖のない優秀な性能を発揮する。
旋回の遅い戦車に対しての周回攻撃、いわゆるNDKも行いやすい点は火力や防御面に劣る本車にとって大きなアドバンテージとなるだろう。 - 総論
M4中戦車から機動力をメインとして全体的に性能を強化した感じになっており、相変わらず砲の可動範囲の広さと車高の高さから地形に対する適応力が非常に高い。
また、優秀な機動力から裏取りや味方と連携しての挟み撃ちなどが行いやすく、非常に柔軟性のある運用が可能。
性能的な不利を機動力を活かした味方との連携や地形を利用した運用で補うだけのスペックを秘めているアメリカらしい車両になっている。
同じTier6のM4シリーズを比較すると、機動力のイージーエイト、防御力のジャンボ、火力のファイヤフライと言えるだろう。
主砲選択アンケート
どの主砲を良く使ってますか?
史実
M4A3の後期生産型として、バルジの戦い後半に登場しました。
試作戦車T23から流用された砲塔に52口径76.2mm戦車砲M1A2を搭載していて、車体も前面装甲を一枚板にして生産性と対弾性能を向上させ、湿式弾薬庫を備えると同時に、足回りの変更に伴い履帯が幅広になりフェンダーも増設されました。
バルジの戦い以降、防御力を補うため、第3軍所属のE8に撃破されたシャーマンの前面装甲を溶接した車両が現地改修として数多く存在したのはあまりにも有名です。
戦後、他のM4もE8と同じ物に改修され、イスラエルや日本にも供与されたりして使用されましたが、体格の違いから足が届かなかったりするなどの理由から、陸上自衛隊ではあまり評判がよくなかったそうです。
ちなみに、足が届かないので操縦手は立って操縦、ギアチェンジは足で蹴れと教官に言われたそうです。
訓練中にギアチェンジがうまくいかず、ニュートラルで急坂を爆走した伝説があり、操縦手と車長、装填手が真っ青になっていました。(砲手は密閉空間で、全体状況が掴めないので、やけに飛ばしているとしか思ってなかったそうです。)
イスラエルでは、スクラップや余剰品をかき集めて仕立てた物が使われていたとか、朝鮮戦争ではM26 Pershingより活躍したなどのエピソードもあります。
1944年8月~1945年9月までに2,539輌が生産されました。
アルデンヌの戦いにおいて、歩兵を支援する為に投入されたシャーマンでしたが、指揮系統がメチャクチャになったため、新兵が多かったこの頃の多くの部隊は訓練でアドリブで協調戦闘をしていなかったので、歩兵部隊と戦車部隊がお互いを無視して戦ったそうです。
ベトナム戦争時、もはや旧式じみてきたが現役だったM4を使用して、富士演習場の片隅で訓練中の戦車教官に、隣接していた米海兵隊駐屯地「フジパーク」の若い海兵から、「あの戦車(M4A3E8)はメイド・イン・ジャパンなのか?」と聞かれ、ジェネレーションギャップを感じて「アメリカ製だよ」と答えたとか。
航空機のガソリンエンジンを使用しているので、「贅沢にガソリンを撒き散らしながら走る」と言われ、リッターあたり100mと実にアメリカらしい燃費性能でした。 反面、機械制御に頼る部分が多く、整備には経験と勘が頼りになるものの、戦車の機構を習熟するには最適だったそうです。
コメント
- 頭出したまま撃ちまくって爆散の人多いな あと側面無警戒 撃ち込む側からは有難いが -- 2018-08-27 (月) 22:26:34
- そういう連中はジャンボと勘違いしてる乗っている可能性が微レ存 -- 2018-08-28 (火) 02:05:46
- 10榴の方がアシスト取れるから安定して稼げる -- 2020-05-03 (日) 13:49:07
- M4で培った経験が活かせるので違和感なく動かせる。が、やはり 76mm の火力不足が辛い。敵が脅威として感じてくれないので、敵の足が止まらない(涙)。良戦車だが強戦車ではない事を自覚して、無理に勝負を決めに行かず味方の支援をメインにダメージを稼ぐ運用に切り替えてから勝率が改善したので、多分これが正解なんだと思う。 -- 2021-03-25 (木) 11:53:12
- 105ミリもいいけど76ミリを頭出しでペチペチしてるのも中々楽しい -- 2021-08-27 (金) 16:49:58
- 貫通も単発ダメージもtier4駆逐ぐらいで ほんとどうしたらいいのかわからない -- 2022-03-02 (水) 00:45:00
- 正面戦闘に拘らず左右に広く陣地転換すべし。やむを得ず隘路防衛に当たる場合も踏みとどまる装甲厚はないので旗を踏ませてカットし続ける位の考えで早めに下がるとチャンスが増える。 -- 2022-03-02 (水) 12:21:19
- 2優等で諦めてT20に移っちゃったけど、200戦以上乗って平均与ダメがM4と変わらなかった 。俺がヘタなのもあるけど、ダメージメーカーにしかなれない哀しい戦車だった。 -- 2022-03-04 (金) 17:21:48