Tier 6 ドイツ 駆逐戦車
スペック
車体
HP | 710 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 30/20/20 |
最高速度(km/h) | 40 |
重量/最大積載量(t) | 23.09/24.0 |
本体価格(シルバー) | 905,000 |
修理費(シルバー) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Maybach HL 108 TR R | 7.5 cm Pak 42 L/70 | Nashorn | Nashorn turm | 710 | 400 | |||||||
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250 | AP APCR HE | 150 194 38 | 135 135 175 | 60 | 109 7G 98 | 16.67 1.70 0.33 | 32 | --/--/-- | 26 | 360 | |||
8.8 cm PaK L/56開発時 | Maybach HL 120 TRM 112 R | 8.8 cm PaK L/56 | Nashorn | Nashorn turm | 710 | 400 | |||||||
272 | AP APCR HE | 160 220 44 | 220 220 270 | 55 | 252 8G 252 | 10.71 1.70 0.35 | 32 | --/--/-- | 26 | 360 | |||
8.8 cm PaK 43 L/71 | Maybach HL 120 TRM R | 8.8 cm PaK 43 L/71 | Gw III und IV Ausf. B | Nashorn turm | 710 | 525 | |||||||
300 | AP APCR HE | 203 237 44 | 240 240 295 | 40 | 252 11G 252 | 9.52 1.89 0.31 | 36 | --/--/-- | 26 | 360 |
外観
解説
- 概要
TankHunterで追加されたTier6ドイツ駆逐戦車。
マッチング上ではHT扱いとなる。 - 火力
初期砲・中間砲は貫通力の不足が目立つため、速やかに最終砲を搭載したい。- 7.5 cm Pak 42 L/70
初期砲。
ダメージが心もとないが、精度に優れており金弾で弱点を狙えば格上HT相手でも何とか貫通出来る。
すぐに8.8cm砲が開発できるのでフリー経験値を投入しても良いだろう。 - 8.8 cm PaK L/56
ダメージと金弾貫通力が大幅に上昇。
Tier8HTでも弱点以外で貫通が狙える箇所も出てくるようになる。
ただしAP弾の貫通力は10mmしか上がっていないので、AP弾で貫通をとれる敵は大きく変化しない。 - 8.8 cm PaK 43 L/71
更に貫通力とダメージが上昇。
今度はAP弾の貫通力が大きく上昇しており、Tier8HTでも弱点なら貫通をとれるほど。
精度も極めて高く、狙撃も容易にこなせる。
- 7.5 cm Pak 42 L/70
- 装甲
紙装甲も健在である。命中した弾丸はもれなくダメージとなることを覚悟しておこう。
前身からさらに隠蔽率が悪化し、Hummelよりはマシといったレベルの隠蔽率しかないため、退路を確保しておくか見つからないよう立ち回ることが肝要だ。
特に日重やKV-2の15榴は貫通すると一撃なので要注意。 - 機動性
エンジン出力が不足気味で加速が鈍い。
隠蔽率の悪さもあって、発見されたら逃げ切れない事もある。 - 総論
史実でそうであったように、可能な限り戦線の後方から遠距離狙撃に特化した戦い方こそが、Nashornの真骨頂だ。
しかし視界は360mとTier6最高視界から比べると40mも短い為、単独行動は厳禁である。
隠蔽率がイマイチなのでカニメガネの運用や装甲の薄さを理解した上でも、一方的な視界提供はやや厳しいため注意して行動しよう。
なお、マッチング上ではHT扱いを受ける。
必然的にHTの相手をすることが多くなるので、弱点はしっかりと把握しておこう。
史実
1941年のバルバロッサ作戦で赤軍の装備していたKV-1・T-34の前に対戦車兵器の威力不足が露呈し、戦車自体は劣っていたドイツだったが、兵士の練度で何とか優位に立っていた。この時の経験からソ連戦車を破壊出来る新たなPanzerjager(対戦車車両)の必要性を感じていた。
1942年2月、アルケット社は同年に自走砲専用に改良したPz.Kpfw.III/IV?の車体を利用して新型駆逐戦車の開発を始めた。
主砲はPz.Kpfw. Tiger II用に開発された8.8cm KwK 43 L/71を搭載予定だったが、8.8cm PaK 43/41を自走砲用に改良した8.8cm PaK 43/1が採用された。しかし足廻りの重量の関係から装甲はあまりにも薄く、砲面前に10mmの防盾。
前面装甲も30mmで、当たれば操縦席は即死と言われていた。
オープントップの戦闘室周りで装甲板は僅か10mmの為、搭乗員はほぼ無防備に近い状態だった。
この為、接近戦に持ち込まれた車両の中には、搭乗員が逃げ出してしまったという記録すらある。
装甲と引き換えに8.8cm PaK 43/1の威力は非常に強力で、1000mの距離で165mmの装甲を貫通する事が可能であった為、予定通りアウトレンジからの敵戦車撃破という目的を達成した。
同年10月にプロトタイプが完成しヒトラーから承認され、1943年初頭の生産指示がなされた。
与えられた制式名称は8.8cm Pak43 (L/71) auf Fahrgestell Panzerkampfwagen III/IV (Sf)。または8.8cm Pak43 (L/71) auf Geschtzwagen III/IV と呼ばれたが主にPanzerjager Hornisse(ホルニッセ 英語ではホーネット、ドイツ語ではススメバチと読む)の愛称で呼ばれた。
新型車両である中戦車Pz.Kpfw.V Panther?、自走砲Hummel、駆逐戦車Ferdinandと共に1943年7月4日、クルスクの戦い(ツィタデレ作戦)に実戦投入され、第655重戦車駆逐大隊に配備された。
1943年中頃には改良型が導入され前面装甲が30mmになったが初期型と全く見分けは付かず、それでも薄い装甲は意味をなさなかった。
Hornisse(後のNashorn)は1943年~1945年までに計494両が生産された。
余談ではあるが1944年2月27日、ヒトラーにより自走砲Hummel、Panzerjaeger 8.8 cm auf Panther I(後のJagdpanther)と共に名称を変更され、新たにNashorn(サイ)と命名された。
諸説色々あるが、ヒトラーが虫の名前を付けるのを嫌ってHummelはその名前が外され、前述の通りHornisseからNashornへと変更になった。Grilleに関しては名称変更の資料が無いので一概に虫の名前を嫌っているという説が正しいかは不明。ただ自走砲のみ虫の名前を付け、戦車(駆逐戦車も含む)は動物の名前を付けるという説もある。
コメント
- 装填棒がつけれないのって元からですかね? -- 2016-05-29 (日) 14:28:08
- こいつ弱過ぎ -- 2018-11-04 (日) 17:51:36
- すぐエンジン壊れる -- 2019-11-26 (火) 16:08:47
- 火力良し、貫通良し、精度良し、機動力そこそことこれぞ駆逐って感じで使ってて楽しい -- 2021-08-28 (土) 00:13:31