Tier 3 フランス 駆逐戦車
スペック
HP | 260 |
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車体装甲厚(mm) | 9/6/6 |
最高速度(km/h) | 40 |
重量/最大積載量(t) | 2.19/7.8 |
本体価格(シルバー) | 42,500 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Renault 85 | 47 mm SA-L mle. 1937 | Renault UE | UE 57 | 260 | 300 | |||||||
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38 | AP APCR HE | 88 102 24 | 55 55 70 | 110 | 27.27 3G 13 | 27.27 1.70 0.35 | 34 | --/--/-- | 44 | 360 | |||
UE 57 (6-pdr) late | Renault ACL | 6-pdr AT Gun Mk.IV | Renault UE bis | UE 57 | 260 | 455 | |||||||
48 | AP APCR | 110 180 | 75 75 | 70 | 45 6G | 21.43 2 0.39 | 36 | --/--/-- | 44 | 360 |
解説
- 概要
ー小柄な狙撃者ー
Tier3フランス駆逐戦車。
とにかく小さい。どれくらいかというと、同じ駆逐戦車のAlectoのほうがでかく感じるほどで、米重戦車M6の砲塔がほぼ同サイズというコンパクトさ。 - 砲
左右射界は±7°と平均的。
しかし俯角が2度しか取れないため、ハルダウンなどの地形を生かす戦術は諦めざるを得ない。- 47 mm SA-L mle. 1937
初期砲。
アップデートにより貫通力が大幅に向上。
マッチング帯の変更もあり初期砲ながら活躍も狙えるため、開発を急ぐ必要は薄いだろう。 - 6-pdr AT Gun Mk.IV
抜群の貫通力が魅力で通常弾でも充分戦えるが、念のために課金弾も何発か用意しておくと良いだろう。
精度が若干怪しいのが欠点。
- 47 mm SA-L mle. 1937
- 装甲
見た目から想像できる通り、ペラッペラの紙装甲。
榴弾も貫通するし低耐久なので、無理するとあっという間に爆散する。
隠蔽性は良好なのでスキルやパーツで強化して発見されないようにしよう。 - 機動性
これだけ小さいならさぞや快速だろうと思うかもしれないが、最高36kmとなっており意外と遅い。
加速は充分だが、あくまで移動用と割り切っておこう。
視界は360mと平均的なものなので、カニカモとカモスキル・迷彩で忍びに徹することが大前提だ。
また全車中で最軽量2.79tという重量は、障害物の破壊にとても苦労することになる。
板塀や自転車程度でも速度ががくっと下がり、小さな車体は線路等のちょっとした段差にひっかかってしまうことも多い。
また体当たりはぶつけても、ぶつけられてもこちらがタダでは済まないので、要注意である。
他の車両で使える移動ルートが使えないということもあり得るので、戦場の移動路選定には留意する必要があるだろう。 - 総論
この戦車の最大の武器は小柄な車体と高い隠蔽率である。
特に隠蔽率は全車中トップであり、移動中でも下手な軽戦車より数値が良く、発砲時も静止中の重戦車程度の隠蔽がある。
高隠蔽率を生かして茂みなどからの射撃を徹底しよう。
移動中も見つかりにくいものの、一度見つかれば蜂の巣になること請け合いなので、小ささを生かしたフェイント走行で当てにくさを倍増することが第一になる。
狭い俯角や高い隠蔽など面白い点は多いが、残念なことにこの車両がマッチングするマップでは特性を活かし切るのは難しい。
しかし上手くハマれば大活躍することのできるポテンシャルを持っているので是非ただの通過点としてではなく、ある程度経験を積んだ後に乗ってみて欲しい。
史実
ルノーFT AC計画で軌装式牽引車等の方が有用であると言う結論が出された結果、ルノーUEを使用して改造されたのが、ルノーUE57です。
ベースとなったUEはフランスのルノー社が1931年に開発した装軌式牽引車両で、車体中央に並列2名用乗員室があり、半球状のハッチ(前半分が後ろに開く)が用意されていて、乗員席の間が機関室で、前方にはトランスミッションがあり、更に前にはディファレンシャルギアが搭載されています。
UEは、イギリスのカーデンロイド・キャリアー系列に属する、装軌式牽引車両の影響を受けて開発されました。 基本的に非武装ですが、中には機銃を搭載したものもあり、1939年からはサスペンションを強化したタイプが生産されています。
1932年から1940年までに5200両が配備され、輸出もされた他、フランス降伏後はドイツ軍にもUE630(f)の名称で使用されました。
その中でも、1941年にフランスの工場で改造された3.7cmPaK36搭載型UE630(f)があり、操縦室直後の荷台に架台を設け、防楯を搭載したままのPaK36を砲架ごと搭載しているというものでした。中には車輪ごと搭載したものもあったそうです。
主砲は3.7cmPaK35/36で、旋回角は左右30度ずつ、俯仰角はマイナス8度からプラス25度、主に歩兵支援用に使用されたと記録されています。
ルノーUE57は、ルノーUEの改良型であるUE2をベースに、ドイツのフランス占領後抵抗を続けていた自由フランス軍がイギリスから供与を受けていた6ポンド対戦車砲を搭載した対戦車自走砲として、3.7cmPaK36搭載型UE630(f)に似た手法で開発されましたが、1943年に試作車が一両作られただけで、開発は中止となり量産には至りませんでした。
コメント
- 開幕直後に味方のルクスに横から突っ込まれて押されてた可愛い -- 2016-11-04 (金) 07:18:27
- 使ったら分かるけどなんで動いてるのか不思議なくらい小さいしマジで動かすのが怖い。まぁおもしろいからさっと飛ばさず乗ってみたらいいかも。 -- 2019-08-27 (火) 22:39:35
- こいつは本当隠蔽以外良いところが無い!機動力、防御力無しで火力も砲の可動域が足を引っ張りまくる!しかもイタリア駆逐に起きてるバグなのか知らんがスナイプモードになると主砲が上を向いてまともに狙えん -- 2023-06-20 (火) 01:39:46