Tier 5 フランス 駆逐戦車
スペック
HP | 460 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 56/35/35 |
最高速度(km/h) | 37 |
重量/最大積載量(t) | 19.51/19.8 |
本体価格(シルバー) | 403,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | Somua S-40 | 17 pdr AT Gun MK.II | S35 CA | S35 CA | 460 | ER 52 | |
220 | 26 / [21.67] | --/--/-- | 300 | ||||
11.22 | 1.5/1.8/3.0 | 26 | 310 | ||||
105 mm AC mle. 1930 S開発時 | Somua S-40 Bis | 105 mm AC mle. 1930 S | S35 CA bis | S35 CA | ER 53 | ||
260 | 28 / [27.80] | --/--/-- | 360 | ||||
12.73 | 1.4/1.6/2.7 | 26 | 310 | ||||
90 mm AC canon DCA 30開発時 | Somua S-40 Bis | 90 mm AC canon DCA 30 | S35 CA bis | S35 CA | ER 56 | ||
260 | 28 / [28.28] | --/--/-- | 455 | ||||
12.95 | 1.4/1.6/2.7 | 26 | 310 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
17 pdr AT Gun MK.II | AP APCR HE | 170 6G 98 | 171 239 38 | 150 150 190 | 11.11 | 1,667 | 2.30 | 0.40 ? 1.25 | 86 | +22 -9 | |
105 mm AC mle. 1930 S | AP APCR HE | 270 10G 280 | 165 223 54 | 300 330 360 | 4.8 | 1,440(AP) 1,584(APCR) | 2.50 | 0.44 ? 2.75 | 42 | +22 -9 | |
90 mm AC canon DCA 30 | AP APCR HE | 255 12G 255 | 145 194 45 | 240 240 320 | 6.82 | 1,637 | 2.30 | 0.40 ? 1.25 | 65 | +22 -9 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
ー最高級便器ー
Tier5フランス駆逐戦車。
派生元であるSomua SAu 40の発展形といえる性能バランスを持ち、SAu 40の不満点がよく解消されている。
独特な形状から「洋式トイレ」なんて呼ばれることも…。 - 火力
仰角22度、俯角9度というそこそこ良好な射界を持ち、左約15度・右約30度という広さも魅力の1つ。
あまり右側ばかり向けていると装填手が潰れるので注意が必要だが・・・。- 17 pdr AT Gun MK.II
AT 8の最終砲と同じ、初期砲。つまり格上TDの最終砲が初期砲という驚異。
これだけでも遠距離からKV-1ですらワンサイドゲーム、Tier6相当ですからKV-1はもう豆腐でしかない。
IV駆の最終砲にすら勝る砲性能を持っているという、完全に格上を食い散らかしている状況なので乗り出しは楽である。 - 105 mm AC mle. 1930 S
中間砲。
Tier6の平均攻撃力を持っている。
このTier名物10榴かと思いきや、長砲身の通常のAP弾が他国に先んじてメインで使えるど卑怯ぶりで、課金弾をつぎ込めば貫通223mmのAPCRがATシリーズすら正面から打ち抜く。
とはいえ精度が悪く拡散も劣悪で、ちょっとでも動けばレティクルがガバガバになるので狙ったところに当てるのが少々難しい。
癖が大きい性能のため、熟練が必要になるものの、ソ連重戦車・駆逐戦車の使用経験があれば何とかなるレベルとなるであろう。 - 90 mm canon DCA 30 AC
最終砲。上記2種の中間である。
打撃力は順当に上がっているものの、貫通力は上記2種より劣る。
Tier5で搭載出来ることを考えれば充分実用レベルなのだが、他が強すぎるというのが実情。
105mm砲の精度や発射速度は気になるが、17ポンド砲では単発が足りないと感じる時に選ぶことになるか。
- 17 pdr AT Gun MK.II
- 装甲
前面が56mmに強化され、10榴の貫通力を辛うじて上回り、「10榴直撃=即死確定」ではなくなった。
前面が丸まった装甲のため、うまく逸らせば敵弾をガンガン弾いてくれるが、過信は禁物であることは言うまでもない、射界が右側に広いという特性を活かし、思い切って車体を左に向けて防盾と角度をつけた前面装甲で相手の攻撃を受ける(車体右側面は障害物で隠す)という戦術もあるが、これはいつもうまくいくとは限らない。
さらに、オープントップゆえに自走砲や高所からの攻撃にも弱い。
隠蔽性は良好なので、そもそも発見されない立ち回りを会得しよう。 - 機動性
弱点といえば、機動性のなさ。
色々なツケは回ってくるもので、加速度、最高速、パワー、旋回性能全部あまり良くないという有様で、見つかったら最後と覚悟するしかない。
Somua SAu 40よりは改善されているが、こればっかりはどうにもならない。 - 総論
本車両は優れた打撃力と引き換えに防御性能が低いため、いかにして敵を攻撃しつつ反撃をいなすか、つまりいかにうまく立ち回るかが最も重要となる。この立ち回りについてはSAu 40での経験が活きるはずだ。
常に自分より前に索敵/盾/囮役の味方が存在するようにし、敵が自分を攻撃してくる気配を察知したら即座に位置を変えること。
とくに17-pdr砲を装備している場合は遠距離戦闘でこそ砲の性能を最大に活かせるので、常に立ち位置に気を配ろう。
105mm砲を装備している場合、精度の悪さと手数の少なさから相手との距離を詰めたくなるが、やはりそれをこらえて距離を保つほうが安定する。
よしんば1、2発の失中が生じたとしても、相手はこちらの存在を把握できない限り長生きは出来ない運命にあるのだ。
特に注意が必要な欠点として、機動性の低さに加えて視認・通信範囲の狭さがある。
視認範囲が310m、通信範囲は455mしかなく、孤立すると敵を発見できない状態に陥る。
視界はもちろん通信範囲を強化するスキルも場合によっては取得しても良いだろう。もちろん、単独行動は厳禁である。
基本に忠実な駆逐戦車運用が求められるだけに、狙撃が好きな駆逐戦車乗りにはまさにうってつけの1台となるだろう。
主砲選択アンケート
どの主砲を良く使っていますか?
史実
1945年に枢軸国陣営の敗北によって終結した第二次世界大戦後、ドイツから解放されたフランスは自国内に多く残されていた戦車の中から比較的信頼性の高い騎兵戦車ソミュアS35の車体を利用して新しい駆逐戦車に改造するを計画しました。 同時にルノーR35とその駆逐戦車型も企画していました。
デザインは非常にシンプルかつ合理的で上部構造物は容器の形をしており、主武装として16ポンド砲(資料によってはイギリスのOQF 17pdr砲とするものも)を取付ける事に決定しました。
弾薬庫は後部にラックが取り付けられ54発(資料によっては86発)搭載可能でした。
しかし計画はペーパープランで終わってしまい、モックアップも作られず中止となりました。
中止になった理由は、当時すでに旧式の性能となってる16ポンド砲とS35は10年前の時代遅れの物で、わざわざ再生産するような理由もないと言う判断からだと言われています。
防御力?そんなものはない・・・ -- 2023-02-01 (水) 19:36:59
この時点でティア5駆逐としても破格の貫通力を持っててしかもDPM、貫通力で言えば最終砲候補の105㎜砲よりも高いと来てる。実用しようとして撃ち続けれるシチュエーションを作り出すのは難しいが初期砲がどうしようもない事になりがちなこのゲームで破格の待遇だな。 -- 2023-04-07 (金) 01:35:01