Tier 6 ソビエト連邦 自走砲
スペック
車体
HP | 610 |
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車体装甲厚(mm) | 30/20/20 |
最高速度(km/h) | 48 |
重量/最大積載量(t) | 21.68/21.8 |
本体価格(シルバー) | 932,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン名 | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | M-5-400F | 122 mm Howitzer A-19 | SU-8 | SU-8 | 610 | 360 | |||||||
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440 | HE APCR | 65 217 | 410 390 | 26 | * * * | 6.50 5.00 0.74 | 20 | --/--/-- | 18 | 350 | |||
152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931 | M-17F | 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931 | SU-8 Bis | SU-8 | 625 | ||||||||
500 | HE HEAT | 88 250 | 545 420 | 26 | * * * | 5.22 6.00 0.74 | 22 | --/--/-- | 18 | 350 |
解説
- 概要
Tier6のソ連自走砲。
アップデートでTier5から6に引き上げられた。
自走砲改変に伴い性能が変更された。 - 火力
前身からほぼ変わらず。
結果として同格自走の中でも、僅かではあるが低火力な部類に入る。- 122 mm Howitzer A-19
初期砲。DPMは見劣りしないが、威力が低い、爆発範囲が狭い、精度が悪い、122mm砲で唯一モジュールダメージが低い、弾道が低い、と良い所があまり無い。
早急に後期砲を開発しよう。 - 152 mm Howitzer ML-20 mod. 1931
最終砲。SU-122Aの同口径砲と比較した場合、改善点として特筆すべき点に照準時間・総弾数・発射速度がある。特に照準時間は1秒以上も短縮した上、発射速度も強化されており、実用面で見ても時間あたりのダメージ量が飛躍的に向上している。
ただし、相変わらずレティクルは絞り切っても異様に広く、同格で最も悪い精度もそのまま。SU-122Aほどでないにしろ気持ち悪いほど弾が逸れていくケースも多い。また、射界がかなり右に寄っており、左側へはほとんど砲を旋回することができない欠点もある。
射程距離に関して、低弾道長射程の砲ではあるが、800m以遠になると特に精度の悪さが顕著になる*1。レティクルの楕円はきつくなるが、550m-650m程度の方が命中率自体は安定するため、射線の通りやすいマップではこの辺りも勘案してポジションを決めていきたい。
なお、発射速度が上がった影響で弾薬費が嵩みやすい点には注意。何の被害も与えていない無駄弾を連発すると赤字になってしまうので注意しよう。
- 122 mm Howitzer A-19
- 装甲
例に漏れず脆弱。発見=撃破である。
隠蔽率が劣悪な上、車体が大型化した影響で遠距離からでも見つかりやすくなっており、たとえ距離があっても遮蔽物のない平野を進む事は自殺行為である。後述する機動性も強化されているので、危険を冒すより安全なルートを選ぼう。 - 機動性
前身からのもう一つの改善点で、鈍重そうな見た目に反して速力が高く、平地では45km/h程度の高速で走行可能。陣地転換も驚くほど軽快に行える。大胆な陣地転換も視野に入れてポジションを選ぶと良いだろう。
速度が出る一方、旋回速度はSU-122Aより更に悪化しており、方向転換はかなり遅い。何も考えずに移動すると攻撃へ移行する際に手間取る事になるので、ポジション取りは攻撃方向を考慮して進めよう。 - 総論
よく似た方向性を持つ同格自走砲のM44と比べると誤差程度の火力と引き換えに様々な性能で見劣りするが、それでもほぼ同等といった感じでありTier6自走砲としては十分な性能を持つ。精度の低さを補うために思い切って敵に近い距離を取りに行くなど、機動力を活かして戦うことで戦果を上げることが出来るだろう。
史実
SU-8は、T-28の車体を流用・改造して作られた自走砲です。
1931年型の76.2mm高射砲を搭載したものが試作のみで終わりました。
本ゲーム中で登場するのは、後継のSU-14のプロトタイプに当たるようなプランで、エンジンは大型火砲を搭載するために中央へ移動されました。
自走砲の任務はもとより、海軍が沿岸警備での使用を目的としたため、152mmB-10海軍砲および、152mmML-20臼砲を搭載する計画が提案され、後継になるSU-14まで搭載される事になりますが、正式化・量産には至っていません。
152mmB-10海軍砲は、152mmBr-2 M1935 50口径榴弾砲として再開発され、当時赤軍が持つ中でも巨大な砲の1つで、対戦車戦闘に奨励される重砲となったそうです。
ゲーム中に出てくる車両はWoTオリジナルデザインで、実在のSU-8の車体に初期型SU-14の砲まわりのレイアウトを乗せたものだそうです。