Tier 3 ソビエト連邦 軽戦車
スペック
HP | 350 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 15/15/15 |
最高速度(km/h) | 58 |
重量/最大積載量(t) | 13,99/17,0 |
本体価格(シルバー) | 38,500 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | V-4 | 45 mm 20K | T-46 | T-46 | 350 | 300 | |||||||
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300 | AP APCR HE | 51 88 23 | 47 47 62 | 101 | 14 2G 14 | 26.09 2.30 0.46 | 52 | 30/15/15 | 44 | 260 | |||
37 mm ZiS-19開発時 | MT-5-1 | 37 mm ZiS-19 | T-46-1 | T-46 | 360 | ||||||||
350 | AP APCR HE | 58 92 19 | 40 40 50 | 114 | 35 2G 35 | 26.09 2.30 0.39 | 55 | 30/15/15 | 44 | 310 | |||
76 mm L-10開発時 | MT-5-1 | 76 mm L-10 | T-46-1 | T-46-1 | 395 | ||||||||
350 | AP HEAT HE | 66 75 38 | 110 110 164 | 60 | 19 7G 19 | 13.04 2.90 0.57 | 55 | 30/15/15 | 44 | 310 | |||
45 mm VT-42開発時 | MT-5-1 | 45 mm VT-42 | T-46-1 | T-46-1 | |||||||||
350 | AP APCR HE | 75 110 23 | 55 55 65 | 84 | 35 3G 19 | 26.09 2.30 0.37 | 55 | 30/15/15 | 44 | 310 | |||
37 mm Automatic SH-37開発時 | MT-5-1 | 37 mm Automatic SH-37 | T-46-1 | T-46-1 | |||||||||
350 | AP APCR HE | 46 62 19 | 40 40 50 | 120 | 35 2G 35 | 53.59 2.30 0.45 | 55 | 30/15/15 | 44 | 310 |
解説
- 概要
Tier3ソ連軽戦車。
重戦車ツリーの開始地点。
低装甲だが火力と機動力を兼ね備えており、使い勝手は良好。 - 火力
選択肢が多く、5種類が用意されている。- 45 mm 20K
貫通力とダメージに優れる反面、精度は低い砲。
初期砲ながら、使い勝手は良好。 - 37 mm ZiS-19
45mm20Kより貫通力と精度に優れる反面、ダメージに劣る。 - 76 mm L-10
精度がかなり悪い反面、貫通力と単発ダメージに優れている癖が強い榴弾砲。貫通力がAPとHEで2倍弱違うため、10.5cm系列の感覚で榴弾のみの積載にしないように。 - 45 mm VT-42
45 mm 20Kを順当に強化したような砲。貫通力・ダメージ・精度・装填速度全てが高レベルにまとまった扱いやすい砲となっており、DPMも高い。特にこだわりがなければこれを最終砲に選択するのがいいだろう。 - 37 mm Automatic SH-37
1回目を3連射、2回目を2連射で撃ち出す自動砲。貫通力は低めな上連射によりレティクルは広がるので2発目以降は近距離でないと当てにくいが、全弾命中時の瞬間火力は高い。
- 45 mm 20K
- 装甲
HPは増加しているものの、装甲厚に関しては砲塔前面が30mmに増加した程度で、T-26とほとんど変わらない。
地形を活かして被弾を抑えていくのがいいだろう。 - 機動性
T-26より向上しており、BT-7には劣るが最高速度は58km/hと中々。
履帯の旋回性能も良く、軽快に動ける。 - 総評
火力に関しては申し分ないが、装甲に関してはペラペラの紙装甲。
地形や機動性を活かして被弾を抑える運用が望ましい。
史実
T-46はT-26の後継として開発されたもので、T-26に足周りはBTシリーズと同様のクリスティー型で、装輪装軌併用走行装置を取り付けていて、エンジンはMT-5ガソリンエンジン(300馬力)で、重量15tに対し、最大時速は装軌60km/h、装輪80km/hを発揮しました。
T-26(1933年型)と同じ45mm戦車砲M1932を搭載する砲塔を装備しました。
1936年に試作車が完成、翌年に、駆動系のトラブルが目立つことを除けば良好であると試験をパスするものの、生産コストが高くなるという問題が指摘されて、量産化と正式採用には至りませんでした。
T-46をベースに武装を強化したものT-46-1もあり、45mm戦車砲に加えて主砲防楯右に火炎放射器を搭載し、7.62mmDT機銃を3挺に増やしました。 そのほか、71-TK無線機も標準搭載していました。
火炎放射器は20m先までの目標に対し、12回程度の放射を行えるというものでした。 正式採用には至りませんでしたが、試作された車両の内、数輌がフィンランドとの冬戦争、独ソ戦に投入されたそうです。
また、T-46の派生型として、ソ連が1937~38年に防御性能を追求した耐砲弾戦車があり、正式名称は、重装甲小型戦車オブイェークト111(T-46-5)で、試作車が2両のみ完成しました。
武装は45mm砲M1934に変更され、車体装甲厚は全周60mmで、45mm対戦車砲を200mから撃ち込んでも貫通されませんでした。
正式化はされず、試作のみでこちらも量産には至っていません。
2001年に、冬戦争の舞台でレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)の近郊にある、カレリア地渓で発見されたT-46-5がレストアされて、ロシアにて屋外展示されています。