Tier 8 アメリカ 駆逐戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 254/51/51 | 本体価格(シルバー) | 2,580,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 22 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | ||
後退 | 10 | 派生元車輌 | T25 AT | |||
隠蔽率 | 静止時 | 319m | ||||
移動時 | 369.59m |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | Ford GAF | 90 mm AT Gun T15E2 | T28VVSS T46 | T28 | 1,150 | SCR 508 | |
670 | 20 / [15.29] | --/--/-- | 395 | ||||
11.31 | 1.3/1.7/3.4 | 20 | 370 | ||||
105 mm AT Gun T5E1開発時 | Ford GAFM2A1 | 105 mm AT Gun T5E1 | T28VVSS T46 | T28 | 1,150 | SCR 528 | |
670 | 20 / [17.64] | --/--/-- | 745 | ||||
13.1 | 1.3/1.7/3.4 | 20 | 370 | ||||
120 mm AT Gun T5開発時 | Ford GAFM2A1 | 120 mm AT Gun T53 | T28VVSS T56 | T28 | 1,150 | SCR 528 | |
780 | 24 / [21.69] | --/--/-- | 745 | ||||
13.01 | 1.1/1.4/2.9 | 24 | 370 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
90 mm AT Gun T15E2 | AP APCR HE | 255 11G 255 | 190 268 45 | 240 240 320 | 10.00 | 2,400 | 1.70 | 0.33 ? 0.69 | 72 | +20 -5 | |
105 mm AT Gun T5E1 | AP APCR HE | 1,000 12G 680 | 218 265 53 | 320 320 420 | 7.79 | 2,493 | 1.70 | 0.36 ? 0.75 | 60 | +20 -5 | |
120 mm AT Gun T53 | AP APCR HE | 1,060 12G 900 | 248 297 60 | 400 400 515 | 6.59 | 2,636 | 2.10 | 0.38 ? 0.79 | 40 | +20 -5 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier8アメリカ駆逐戦車。
外部履帯を排除したT28/T95の初期デザインをベースにした重駆逐戦車である。
Tier8戦車の中でトップクラスのDPMと装甲を備えている。 - 火力
搭載可能な三つの火砲は、どの砲も照準時間と精度に優れ柔軟な運用が可能になっている。
口径ごとにハッキリと発射速度と貫通力、攻撃力に差があるので自分のスタイルに合った砲を選択していきたい。
マッチング的には最上位の貫通力の優れた120mm AT Gun T53が最も信頼の置ける選択肢になるが、搭載弾数が大きく落ち込むので残弾管理には気をつけておきたい。
また、T25 ATやT28 Prototypeは俯角が大きく、地形を活かした運用が得意であったが、この車両では5°に大きく減少しており、注意が必要だ。- 90 mm AT Gun T15E2
Tier6から引き継ぐ初期砲。
精度と発射速度に優れているが、単発240ダメージは火力不足。
狙撃はやりやすいので、弱点を狙い撃つことでダメージを積み重ねていきたい。 - 105 mm AT Gun T5E1
前身から引き継ぐ本車における中間砲。
120mm砲より照準時間は早いが、流石にこれでは単発火力・貫通力共に駆逐戦車としては厳しく、早急に120mm砲を開発すべきである。
以前は90mm砲よりも金弾貫通力が20mm以上低いという欠点を抱えていたが、その問題も現在は解消されている。 - 120 mm AT Gun T53
T28 Prototypeと互換性があり、両ルートを進めているならば先に砲塔の回るあちらで本砲を開発した方が楽かと思われる。
因みにT28 Prototypeから本車へ直接経由出来るため、そちらで開発してそのままこちらに来ることでも本砲を使える。
それまでの主砲から貫通力・発射速度が強化され、同格・格上の重装甲車輛にも対処可能になる。課金弾貫通の伸びも良好なので、Tier10相手にも貫通できる相手が多いのは強みである。
また、DPMは2,636と同格駆逐戦車の中でも高めで、後述する重装甲であることも合わせて力押しも可能。
T28 Prototypeの同砲と比較した場合、精度・発射速度で優れている。が、精度があまり良いと言える値ではないので、狙撃能力は低めである。
- 90 mm AT Gun T15E2
- 装甲
Tier相応の防御力であったT25 ATから一変、T95譲りの同格最強レベルの正面装甲を手にした。
耐久値も同格重戦車にも劣らない優秀な数値を誇る。
重戦車のように前線を張ることも可能だが、側面を取られる危険性もあるため1歩引いた位置で戦うのが望ましい。
その扁平な車体形状から曲射砲撃が天板に命中しやすいので、敵自走砲への警戒は怠らないようにしよう。- 正面
防盾部分はやや丸みのある254mm厚に加えて、裏装甲も垂直254mmもしくは丸みのある127mmの部位がほとんどであり、極めて硬い。
正面垂直部も254mm厚を有しており、Tier8車輌としては非常に頑丈である。ただし垂直装甲なので貫通力で負けると一転して狙いやすい弱点部位となる。HEAT弾には特に弱い。
戦闘室左右の傾斜部は203mm厚で正面からは340mm程となるが、斜め前からは傾斜が相殺されて正面より薄くなるため注意。
正面下部は127mm+傾斜で250mm程度(APで230mm程度)。同格重戦車の通常弾では貫通しにくい上に地形で隠しやすいので、顕著な弱点とはいえない。
基本的に格下からの弾のほとんどは防いでくれるが、戦闘室上部には大き目のコマンダーキューポラも乗っており、このキューポラはT95やT34、及びT28 Prototypeのものよりもかなり脆いので過信は禁物。
車体を小刻みに揺らしたり、砲身でキューポラを隠すなどして少しでも抗いたい。
また天板部分が38.1mmしかなく、口径114mmを超えるAP・APCR弾が3倍ルールによって貫通してしまうという無視できない弱点がある。
そのため、T28の天板より高い位置に砲身がある大口径砲車両とはお互いが接触するほどの接近戦はしないように気をつけよう。 - 側面
側面は101.6mm垂直。T95のような空間装甲や分厚い履帯判定はないため頼りなく感じるが、それでもTier8駆逐戦車の側面装甲としてはAT 15に次いで厚い。
天板に向かって傾斜した部分は63.5mmと、正面45°程度までなら大口径砲でもAP・APCRは強制跳弾で防いでくれる。 - 背面
上部は38.1mmと非常に薄いものの、73°ほどの傾斜装甲になっており小柄な車両の小口径弾であれば跳弾出来る。
とはいえ、少し撃ち下ろされる形になるか距離が開いて放物線を描くかすれば70°を切るため、真後ろからの攻撃に対してはあまりあてにできない。後ろに回られた際にはなるべく斜めに弾を受けよう。
下部は50.8mmの垂直装甲であり、Tier6軽戦車にも余裕で貫通される。
- 正面
- 機動性
機動力はその重装備相応に低い。くれぐれも快速車輌に回り込まれないように注意しよう。
前進速度18km/h→22km/h、後退速度8km/h→10km/h、エンジン馬力と旋回速度が強化された。
他国の重駆逐戦車に劣ることの無い機動性を手にし、似たような運用もできるようになったと言える。 - 総論
前身までの高めの機動力は損なわれ重装甲を施した、重駆逐戦車に移行する最初の車両である。
装甲は重駆逐戦車らしく前線を張れるものとなったが、キューポラ等の弱点もあるため、決して万全と言える程ではない。敵車輌に弱点を狙われるほど接近してしまわないように気を配ろう。
足は遅いが隠蔽率は非常に高く、火力と装甲に優れるT28に遠距離から敵対されれば非常に厄介である。
HPとDPMの高さからごり押しも可能だが、距離が狭まれば弱点を貫かれてあっさり撃破されることも少なくない。相手にとって不利な状況になるポジショニングを常に考え慎重に立ち回ろう。
履帯を除く全てのパーツが先のT95で流用可能なので、ここで開発を済ませておくと多少楽になる。
史実
敵の堅固な要塞、特にジークフリート線や重戦車撃破を目的に、戦闘重量86tというスーパーヘビー級戦車として、1943年9月に構想が提案されたのが、T28超重戦車です。
ドイツ駆逐戦車を長拡大したような、低く構えたシルエットは105mm長砲身T5E1砲と、11m強という全長からも、米陸軍戦闘車両の中でひときわ異彩を放つ存在でもあります。鉄道輸送を考慮して、外側を取り外せば車幅が狭まる副列式履帯とボギーはアメリカ軍では他に見られないアイデアを取っています。
分厚い前面装甲から突き出した105mmT5E1砲は、絶大な威力を期待されていましたが、テスト中に西部戦線におけるドイツ軍最後の防衛線である、ライン川での抵抗が破られ連合軍はベルリンへなだれ込み、T28は生産する理由を失ってしまいます。
1944年9月に、5両の試作車両が作られる予定でその後は25両を生産予定でした、1945年2月になって、T95超重自走砲と改名、試作車両が終戦間もない9月にやっと完成しましたが、当初、5両が発注されていた試作車両は2両のみの完成に減らされてしまいました。
試作車両は1947年までアバディーン性能試験場とフォート・ノックス陸軍基地で審査を受けていましたが、1両はユマ試験場での試験走行中にエンジン火災を起こし、重大な損傷を受けて廃棄されました。もう1両も解体し、スクラップとして売却されました。
T28の開発と審査は、同じ105mmT5E1砲に回転砲塔を備えたT29と、同時開発されていたT28よりも大型の155mmT7E1砲と810馬力を出せるコンチネンタル AV1790-3 空冷式12気筒を搭載していたT30に、いつの間にか追い越されてしまいT28の開発計画は1947年10月に終了しました。
それから27年後の1974年にバージニア州のフォート・ベルボアで、バックフィールドに放棄された状態の試作車両が発見されました。
なぜ、27年もの間人知れずに放置されていたのかは不明ですが、少なくとも解体されスクラップとして売却されたとされる車両ではないかと思われます。
直ちにレストアが行われ、ケンタッキー州にあるパットン戦車博物館に展示されていましたが、2011年にジョージア州にあるフォート・ベニング基地に輸送され、展示を待っている状態です。
コメント
- こいつに乗る意味がt95のためってこと以外無い。狙撃はできないし前にも出れないやな -- 2019-08-27 (火) 14:43:05
- 絶妙さ。火力だけはアホみたいに高いから生かせれば強い。生かせればな。 -- 2019-08-27 (火) 14:43:52
- 見つかった時点で死が確定。自走の弾は格下でも余裕で貫通するからまず死ぬ。気持ちよく狙撃できるマップなんてそう無いし市街地なんかキューポラ抜かれまくって目も当てられない。T95の固さの代償みたいな戦車 -- 2019-08-27 (火) 14:58:38
- 最終砲でもボトムじゃ泣けてくる -- 2019-12-21 (土) 21:02:55
- APCRの貫通300近くあるから一応敵の脅威ではある…んだけどいかんせんコイツ自体の防御性能が死んでる(動けないから装甲で弾かないといけないのに垂直の200㎜とかいうペラ紙装甲。ちなみに同格のチャリオティアの金弾HESHは貫通210なのでずっぽ抜けの可能性あり)せいで正面から殴り合っても普通に勝てちゃうからなぁ…。あくまで味方の近くにいないとダメな子よね -- 2019-12-22 (日) 12:27:34
- 計算上はそうだけど完全に角度を殺した状態で200㎜だから標準化がない210㎜のHESHじゃ200㎜相手に撃って抜ける可能性はほぼないからそこは安心してもいいと思う。 -- 2019-12-22 (日) 18:22:39
- APCRの貫通300近くあるから一応敵の脅威ではある…んだけどいかんせんコイツ自体の防御性能が死んでる(動けないから装甲で弾かないといけないのに垂直の200㎜とかいうペラ紙装甲。ちなみに同格のチャリオティアの金弾HESHは貫通210なのでずっぽ抜けの可能性あり)せいで正面から殴り合っても普通に勝てちゃうからなぁ…。あくまで味方の近くにいないとダメな子よね -- 2019-12-22 (日) 12:27:34
- ブーストかけて45戦でT95に乗り換え出来たが首回らない戦車は禿げる -- 2019-12-22 (日) 14:48:24
- 正直苦行に片足突っ込んでるから飛ばした方が良いかも。 -- 2021-01-28 (木) 20:29:37
- そろそろPC版と同じにモデル変更あってくれても良いのに… -- 2021-07-29 (木) 10:53:59
- ついにPCと同じモデルになったね -- 2023-04-12 (水) 22:31:19