T92 HMC

Tier 10 アメリカ 自走砲

公式紹介ページ

スペック

車体

パッケージ

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

• 概要
  Tier10アメリカ自走砲。
  240mmというゲーム中最大口径の主砲を搭載しているがこれしか取り柄がないのもまた事実。
  アップデート3.5で名称が「T92」から「T92 HMC」に変更された。*1
   
• 火力
  Conqueror GCに並び、同Tierの自走砲の中で最も広い射界となっている。
  ただし、M53/M55の様な破格の射界に比べると凄まじく狭くなっているので、乗り出しにはとても不自由に感じるかもしれない。
  • 240 mm Howitzer M1
    Mausにすら大ダメージを与えられる。装填は最速20.32秒程度。
    勿論、最大の口径と言う事もあって与えられるダメージは全車両中最強な上、榴弾の爆発半径も全車両中最高で、HEの時点で他国課金HEクラスの爆発半径を誇り、こちらの課金HEの爆発半径は11mを超えている。
    他にこのクラスの爆発半径を誇る自走砲は、イギリスのConqueror Gun Carriageしか存在しない。
    更にイギリス自走には存在しない、APで平均1100のゲーム中最大ダメージを与えることができる。
    ただし強みの爆発半径を殺してしまうため、装填のタイミングは上手く見極めよう。
    しかし、装填速度や精度、収束速度が極端に悪いため一発、一発を慎重かつ丁寧に撃つことが大事である。
    また、一つの弱点として俯角が1°であることが挙げられる。平地で敵戦車に近付かれ過ぎると撃ちにくくなってしまうので注意しよう。また、登り坂から先を撃つ時もかなり遠くなければ撃てないことにも注意。
     
• 装甲
  SPGの常として無いに等しい。
  腐ってもTier10なので最低限の体力は持ち合わせており車体旋回もそこそこあるが、しょせんは自走砲。
  自衛能力は低く、一度軽戦車などに絡まれればそのまま撃破されるのも珍しくない。
   
• 機動性
  前身から機動力がかなり低下している。
  初動,陣地転換に強いストレスを感じてしまうかもしれない。
   
• その他
  地味な長所として、視認範囲が400mと自走砲としては長い点がある。
  拡張パーツと搭乗員スキルで補強すれば、視界を強化していない重戦車や重駆逐戦車が相手に対して単独の待ち伏せで先手を取る事も理論上可能である。
   
• 総論
  これまでのアメリカ自走砲ツリーとは趣の異なる、低機動・火力極振りの自走砲。
  高い単発火力と広い爆風範囲によりチームのメイン火力となれるポテンシャルを持つが、扱い辛さは前身に比べるとかなり深刻になっており、購入にはそれ相応の覚悟がいる。
  ・・・とはいえ、ソ連やドイツのもっと射界が狭い自走砲を経験済みであれば、むしろ扱いは楽な部類に入る。
  アメリカ自走砲一筋でTier10まで来たプレイヤーであれば、そちらで機動性の低い自走砲や射界の狭い自走砲の扱いを練習してくるのも良いだろう。
   

史実

T92は240mm榴弾砲M1を搭載した試作自走榴弾砲です。M26パーシングの車体を前後逆にされて使用されており、転輪を1組増やして車体を延長、前部にガントラベリングロック、後部に車体固定用の巨大な駐鋤(ちゅうじょ)が取り付けられました。
戦闘室はオープントップの固定式の薄い装甲板で囲われていました。
1944年1月に発注され、1945年に5両が試作されましたが、同年3月にアバディーン性能試験場で試験を受けた結果、搭載砲が巨大すぎて実用性に問題があったことと、第二次大戦の終結で開発中止となってしまいました。

本車はゲーム中で最大の砲口径を誇っています。

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