Tier 4 日本 中戦車
スペック
車体
HP | 505 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 50/25/20 |
最高速度(km/h) | 44 |
重量(初期/最終)(t) | 17,15/17,25 |
本体価格(シルバー) | 136,000 |
修理費(シルバー) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Type 100 Suirei V-12 | 47 mm Gun Type 1 | Type 1 Chi-He | Type 1 Chi-He | 505 | 350 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
200 | AP AP HE | 81 122 25 | 70 70 90 | 121 | 20 4G 20 | 22.22 2.29 0.43 | 32 | 50/50/25 | 30 | 330 | |||
7.5 cm Tank Gun Type 99開発時 | Type 100 Kuurei V-12 | 7.5 cm Tank Gun Type 99 | Type 2 Ho-I | Type 2 Ho-I | 550 | 425 | |||||||
240 | AP HEAT HE | 70 100 38 | 110 110 175 | 63 | 52 6G 60 | 15 2.29 0.53 | 36 | 50/35/25 | 30 | 340 | |||
Experimental 57 mm Tank Gun Shin開発時 | Type 100 Kuurei V-12 | Experimental 57 mm Tank Gun Shin | Type 2 Ho-I | Type 2 Ho-I | 350 | 550 | |||||||
240 | AP AP HE | 87 131 29 | 75 75 100 | 80 | 40 5G 26 | 25 2.29 0.41 | 36 | 50/35/25 | 30 | 340 |
解説
- 概要
Tier4の日本中戦車。
- 火力
- 47 mm Gun Type 1(一式四十七粍戦車砲)
初期砲にして一式中戦車の史実砲。
九七式中戦車搭載時よりも発射速度が少々向上しているが、基本性能はほぼ同じ。
Tier6までマッチングするようになったため少々力不足を感じることもあるが、それでもKV-1にも対抗できる優秀な砲であり、乗り出しは快適。 - 57 mm Tank Gun Shin(試製五十七粍戦車砲○新*1)
47mmのほぼ純粋な上位互換であり*2、金弾を使えばTier6相手にもある程度通用する。
一式中戦車が搭載できる砲の中では一番貫通力が高く、DPMも一番高い。 - 7.5 cm Tank Gun Type 99(九九式七糎半戦車砲)
二式砲戦車の史実砲で、榴弾砲。
Tier4で旋回砲塔に搭載される榴弾砲の中では高性能。同格なら一部を除きAPでの貫通も充分狙える。
俯角15度から放たれる単発110の重みは高い優位性を見せる筈だ。
貫通できない相手には榴弾を使っての足止めや嫌がらせがメインになる。
ある程度は課金弾を使う事で底上げもできるが、弱点部位の狙撃が必要なレベルになると精度と弾道・弾速の問題もあって厳しい。
一撃が重いとはいえAPの貫通力は57mmどころか47mmにも劣るため、数値通りのダメージは出しにくい。
また榴弾砲とはいえ75mm、105mmのような一撃必殺の破壊力もないので過信しすぎないように。
- 47 mm Gun Type 1(一式四十七粍戦車砲)
- 装甲
前面50mmはTier4としては悪くない厚みではある。
が、傾斜もなく角度をつけないと同格から簡単に撃ち抜かれるため、過信は出来ない。
引き続き105mm榴弾砲には注意が必要である。
特に改良砲塔はキューポラがかなり大きく、稜線などからはみ出して狙われ易い為注意が必要。
砲性能的に初期砲塔を使い続けるわけにもいかないのだが、ハルダウン時の投影面積の増加という点は稜線射撃を多用する日本戦車としてはかなり痛い。
他の日本戦車同様立ち回りには気をつけたい。 - 機動性
中戦車として臨機応変に動くのに充分な機動性を持つ。
ただし、Type 97 Chi-Haと比べてスペック上の最高速度は上がっているが、実際にはエンジン出力据え置きで重量が増加するため、むしろとっさの動き出しなどの機敏性は落ちている。
軽戦車を相手にする場合などは、路面状況にも注意しないと減速が怖い。 - 総論
走・攻・守のバランスが絶妙で、クセが無く扱い易い車両である。
逆に言えばどの要素も平凡で、Tierに比して破格の砲性能を持っていた九七式中戦車と比べると凡庸で中途半端な車両になっている。
運用法は九七式中戦車と基本的には変わらず稜線射撃・中距離射撃がメインになるが、相手が機関砲や低貫通砲装備の軽戦車である場合は、前身と違って恐れずに前に出て正面装甲で防ぎながら一方的に撃破することも可能になっている。
史実
一式中戦車チヘは、ノモンハン事変での戦訓を元に、九七式中戦車チハの防御力と機動力を強化する目的で、1940年(昭和15年)から開発が開始された中戦車である。
基本的には九七式中戦車の改良型であり、多くのコンポーネントを九七式中戦車より流用していたため、外見は似通っているものの、九七式ではリベット留めだった車体を溶接や平面ボルトによる接合に変更するなど、多くの変更も加えられている。
一式中戦車と名が冠された本車であるが、皇紀2601年(西暦1941年・昭和16年)の段階では実車は試作車含め存在していなかった。
試作車が完成したのはその翌年の1942年9月、開発が完了したのは1943年6月の事である。
開発当時、日本は日中戦争の最中であり、さらには対米開戦も控えていた。
そのため、兵器開発の資材や工場、予算は航空機や艦艇に優先的に回されており、新型戦車の開発は遅々として進まなかったのである。一式中戦車と同一の一式四七粍戦車砲とほぼ同一の砲塔を有する新砲塔チハが配備されていたこと、それによって戦局が悪化するまで陸軍が興味を示さなかった事もあり、量産と部隊配備の実現は更に遅れ、1944年までずれ込むこととなった。
試作車を含めて170輌(587輌とする説もある)が生産されたが、ほぼ全ての車両が本土決戦に備えて内地に温存され、実戦は経験することなく終わっている。
ゲーム中での改良砲塔は、一式中戦車と共通の車体を有する二式砲戦車ホイのもの。
こちらは中戦車の火力支援の為に開発されたもので、計画は一式中戦車よりも早い1937年に開始され、九七式中戦車の車体を用いた試製一式砲戦車を経て、1942年に試作車が完成、1943年に制式採用されている。
搭載される九九式七糎半戦車砲には、榴弾、徹甲弾をはじめ対戦車戦闘用に二式穿甲榴弾と呼ばれるタ弾(成形炸薬弾)が用意されていた。
また、九九式七糎半戦車砲と交換して搭載可能な試製五十七粍戦車砲も開発されていたが、こちらは開発中止となっている。
二式砲戦車の量産は1944年に開始されたが、生産数はわずかに30輌であり、やはり本土決戦用に温存され、実戦を経験する事は無かった。
コメント
- 今ならお買い得かも 機動性の高い! -- yama? 2017-09-17 (日) 13:03:46
- ティアⅥ相手は流石に辛いが、中々強いと思う -- 2020-06-27 (土) 17:41:46