Achilles

Last-modified: 2018-06-03 (日) 12:24:12

GB45_Achilles_IIC.png

Tier 6 イギリス 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

HP610
車体装甲厚(mm)38/19/19
最高速度(km/h)48
重量/最大積載量(t)29.53/29.82
本体価格(シルバー)930,000
修理費(シルバー)

ツリー

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
Challenger
(59,100/1,380,000)
Achilles
(29,700/930,000)
SP 17pdr M10 Achilles
(5,700/56,000)
Achilles IIC
(16,800/101,600)
Achilles IIC*
(26,100/110,600)

パッケージ

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
AchillesGeneral Motors 60463-inch AT Gun M7Achilles IAchilles V Type610WS No. 19 Mk. I
410AP
AP
HE
101
117
38
110
110
175
54
G
18.75
2.50
0.33
3257/25/2514370400
SP 17pdr M10 AchillesGeneral Motors 6046OQF 17-pdr AT Gun Mk. VAchilles IAchilles V Type610WS No. 19 Mk. II
410AP
AP
HE
143
171
38
150
150
190
50
G
12.24
2.30
0.35
3257/25/2514370450
Achilles IICFord GAAOQF 17-pdr AT Gun Mk. VAchilles IICAchilles Duck Bill610WS No. 19 Mk. III
500AP
AP
HE
143
171
38
150
150
190
50
G
12.24
2.30
0.35
3457/25/2516370550
Achilles IIC*Ford GAAOQF 17-pdr AT Gun Mk. VIIAchilles IICAchilles Duck Bill610WS No. 19 Mk. III
500AP
APCR
HE
171
239
38
150
150
190
50
G
13.64
1.90
0.32
3457/25/2516370550

解説

史実

それまでのM3中戦車をベースに、対戦車砲を搭載しただけの駆逐戦車に満足のいかなかった米陸軍戦車駆逐委員会に対し、新しくT35E1として試作車両を1942年4月に仕上げました。
試作車はM4A2の車体に傾斜を多用した避弾経始を図ったものに、3インチ砲を搭載したオープントップの全周囲旋回砲塔を搭載することで高い評価を受けました。
 T35E1は、防御力よりも機動力を委員会から要求された結果、装甲厚が減らされ軽量化による速度向上を果たしました。 
装甲が薄くなった替わりに、外装式の追加補助装甲を取り付ける取り付け具が砲塔側部や、車体のあちこちに設けられました。
1942年6月に、M10駆逐戦車として正式化されました。 1943年の生産終了までに4,993両が生産され、10月にはM4A3をベースとするM10A1が1,413両作られました。 
うち、イギリス軍には1,648両が供与され、カナダやオーストラリア軍へも配備されたとされています。 
M10系列は、大きな改修が施されなかったものの、砲塔容積により、前期/後期に分けられ、さらに、砲塔後部のカウンターウェイトが3種類、生産時期により変更されました。 
後期モデルになると、砲塔と車体側面の追加装甲取り付け器具を省いたまま、ヨーロッパ戦線へ送り出されたものもあったそうです。
ヨーロッパ戦線では駆逐戦車や歩兵直協自走砲として活躍しただけでなく、カナダ軍やオーストラリア軍ではしばしば強力な砲を頼りに中戦車的な運用もして居ました。

また、イギリス軍において、ウルヴァリンの名称で呼ばれ使用されましたが、1944年半ばに主砲をファイアフライにも使用された強力な17ポンド砲へ交換、作業はマズルブレーキ直後にカウンターウェイトの取り付けと砲塔部を小改修、砲架をそのまま流用出来る様に砲尾の小改造で済むため、供与された後期型M10は大戦後期には殆どが17ポンド砲に交換されて、17ポンド砲自走砲アキリーズIIcと呼ばれるようになりました。 アキリーズはギリシャ神話に登場する俊足の英雄「アキレウス(アキレス)」から付けられたそうです。
ただし、供与された内の何両がアキリーズに改造されたのかは、後付け改造や現地改修などで正確な数は詳細不明となっています。

ウルヴァリンとアキリーズは自走砲の扱いとなる為、王立機甲部隊(RAC)ではなく、王立砲兵隊に属されて砲兵科によって使用されて居ました。

ウルヴァリンは、イタチ科のスグリを指します。 時に、自分より大きな鹿や羊を木の上から奇襲をかけて、強力な顎で脊椎などの急所を噛み砕いて仕留める為、この事が駆逐戦車に合致する事から、この名がついたのではないかと思われます。

コメント

  • 史実にある通り、米Tier5TDのウルヴァリンに英国砲を積んだ車両。車体の性能はほぼウルヴァリンそのもので、同じくウルヴァリンからの派生である米Tier6TDのジャクソンよりも装甲が薄い代わりに加速が良い。最終砲の17ポンド砲は精度貫通照準時間に優れた良砲だが単発火力と俯角に劣り、米TDとは違った位置取りが必要になる。狙撃や撃ち逃げには苦労しないし格上にも確実にダメージを与えられるが、TD相応の合計ダメージを出すには丁寧な立ち回りが必要。 -- 2016-02-09 (火) 01:10:32