FV4202 (P)

Last-modified: 2018-05-01 (火) 16:07:40

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Tier 8 イギリス 中戦車 (課金戦車)

公式紹介ページ

スペック

HP1,400
車体装甲厚(mm)51/51/32
最高速度(km/h)50
重量/最大積載量(t)41.59/44.75
実用出力重量比(hp/t)12.27
本体価格(ゴールド)7,300

戦車パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
FV4202 (P)
(7,300/--)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ弾代総弾数発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
FV4202 (P)Rolls-Royce Meteor 202BOQF 20-pdr Gun Type B BarrelFV4202FV42021,400SR C45
510AP
APCR
HE
226
258
42
230
230
280
680
11G
170
507.50
2.30
0.33
40170/90/9036390750

解説

  • 火力
    • OQF 20-pdr Gun Type B Barriel
      Tier8英国戦車を中心に広く採用されている66.7口径83.4mm砲。
      名称はCaernarvonの最終砲だが性能はCenturion Mk. IのType A Barrelと同一である。
      APで226mmという高い貫通力が魅力で、APCRの貫通力は258mmとやや伸びが悪いものの十分な性能を持つ。
      一方でダメージは230と他国の同格MTと比べて10~20低く、単発交換では不利となるだろう。
      幸い照準時間や精度は同格トップクラスなので「こちらは当てて相手は外す」という状況を作ることを心掛けよう。
       
  • 装甲
    センチュリオンに比べ車高が低くなり隠蔽性がまともになっている。
    • 車体
      前面は上部51mm、中部127mm、下部108mm~76mmとなっており、傾斜を考慮しても防げるのは140mm程度までだろう。
      側面は51mmと同格MTと比較してやや薄いが、厚さ6mmの装甲スカートに覆われておりHEに対してある程度の抵抗力を持つ。
      後面は32mmで撃たれたら貫通されるものと考えよう。
    • 砲塔
      前面は数値上170mmだがこれは砲身基部の上側~額下側にかけての僅かな範囲だけである。
      砲身基部は115mmと薄いが、すぐ側には240mmの重装甲が鎮座し、その更に外側が165mmとなっている。
      額は60mmで傾斜により160mm程度、ただしハルダウンを駆使すれば強制跳弾を狙うことはできる。
      俗に頬とも呼ばれる左右の傾斜部は85mmで150mm以下の貫通力なら弾く可能性はある。
      基部は全周200mmとそこそこ堅い。
      側後面は数値上90mmだが、側面上部が80mmとやや薄くなっている。
       
  • 機動性
    最大速度は50km/hとそれなりだが、エンジンが非力なので走り出しは遅い。
    しかしそこは英国、履帯の性能は非常に良好で不整地でも容易に加速できる。
    ちょっとした坂道でも30km/h程度は維持出来るので短距離の移動なら困ることはないだろう。
    また、センチュリオンがベースなだけあって後進速度が20km/h出るのも大きな長所である。
     
  • 総論
    Tier8プレミアムMTとしてかなりバランスの良い車輌だと言える。
    火力は単発こそ低めだが貫通力が高く、装甲はハルダウンすることによって同格を弾く可能性もあり、機動力は始動こそ遅めだが最低限は確保している。
    基本的な運用方法としては序盤は良好な精度、俯角、活かした中遠距離からの支援砲撃に徹することだ。
    先頭に立って戦うなど以ての外、間違っても会敵早々体力を半分近く持ってかれました、なんて事にはなってはいけない。
    ただし中盤以降はハルダウンや側面に回り込むなど様々な搦手を使い、優れた貫通力を持つ20ポンド砲で確実にダメージを与え、時には体力で受けてミリ残りの敵車輌を撃破するなどといった柔軟な運用が求められる。
    現状、この戦車を保有しているということは英国MTルートのTier10に到達した証でもある、つまり使用者には常に最低限の活躍が期待されているということだ。

史実

第二次世界大戦後、主力戦車A41 センチュリオンと、支援用重戦車FV214 コンカラーの統合を目指した新型主力戦車の開発がスタートした。
1950年初頭から計画され1954年には基本案(最大重量50t、主砲は120mmライフル砲、傾斜装甲を持つ低い車体、エンジンはコンパクトなV型8気筒液冷ディーゼル・エンジン)がまとまり「FV4201」の名称で設計作業がレイランド・モータース社で行われた。
1956年、レイランド・モータース社はセンチュリオンをベースに走行試験車輌として、FV4202を3輌試作。
主砲は排煙器付きの20ポンド砲を防盾の無い新設計の砲塔に搭載、砲塔の最大装甲厚は240mm。
車高は抑えられ操縦手席はリクライニング式になり、それに伴い車体上部の装甲は元となったセンチュリオンより1インチ減厚。
このFV4202は、FV4201における新要素を確認することが目的だった。
なお試作された3輌の内、1輌はボービントン戦車博物館へ、1輌は牽引車としてボードンに配備、最後の1輌はイスラエルへセンチュリオンと共に送られた。
(なおこのイスラエルへのプレゼントをイギリス側が意図していたかはわからないとのこと。つまりうっかりさん
1957年にはNATOの協定に基づく新型多燃料液冷ディーゼルエンジンをレイランド社が開発。
1958年には最終仕様が決定し、1959年にはFV4201のモックアップが完成。
1961年~1962年にかけてFV4201の試作車輌を6輌製作、1963年~1965年に追加で34輌生産、これらは後にMk.1と呼称。
1966年から最初の量産型であるMk.2の生産を開始、FV4201 チーフテンとして制式化された。

 

チーフテンは120mmライフル砲と最大250mmの強固な装甲により、第2世代MBT最強としてその名を轟かせていました。
チーフテンに対抗する為に、ソビエト連邦は125mm砲を搭載したT-64やT-72を開発することになります。

コメント

  • 最大速度35km/hは酷すぎる -- 2017-05-27 (土) 13:19:01
    • 35km/時は中戦車ではT22と並び下位クラスだけどマルチダとか某オーストラリア戦車よりは速い。ただ、あちらにはある装甲が無いから酷く感じるだけ。 -- 2017-07-22 (土) 14:42:18
      • 装甲と言えば、FV4202はTier10時代からずっと「史実より砲塔装甲が薄い」なんて言われてるね。実際どんなものかはわからんけど、とりあえず今のTier8よりは確実に厚いらしい -- 2017-07-22 (土) 18:46:16
      • PC版の4202は50km/hなんだよな Centurionも50km/hにbuffされたしいい加減こっちもbuffしてほしい足も装甲も無いんじゃ乗る気にならんわ -- 2017-07-22 (土) 22:30:49
      • CS版の運営は何故かプレ車のbuffを嫌うんだよね、レーヴェに至っては車体装甲のbuffがいつの間にか消され無かったことにされてるし、ネームレスも側面俯角と正面装甲がnerfされて今や微妙扱いだし。 -- 2017-07-23 (日) 01:25:55
    • アプデ4.1で最高速度50km/hにbuffを確認。出だしは馬力不足でもっさりしているが平均40~45km/h出るので戦い方の幅が広がりそう -- 2017-10-11 (水) 18:05:43
      • シルバーボーナスも50%→60%になったね、お金稼ぎが捗る -- 2017-10-11 (水) 18:08:51
  • コイツに乗ってるプレイヤーは(今と比較して特に)苦行時代だったイギリス中戦車ルートを踏破した古参や、悶絶する過程を楽しめる変態紳士である。 どちらにせよ、強敵である可能性が非常に高く、地味に隠蔽が高く精度面も非常に優秀なので優先して叩きたい。 -- アメジスト? 2018-05-01 (火) 16:07:39