Tier 5 フランス 駆逐戦車
スペック
HP | 330 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 56/35/35 |
最高速度(km/h) | 37 |
重量/最大積載量(t) | 19.51/19.8 |
本体価格(シルバー) | 403,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | S35 CA (105) (11,095/83,760) | ┏ | ARL V39 (20,000/900,000) | |||
┣ | ━ | ┛ | ||||
S-35CA (12,550/403,000) | ━ | S35 CA (17-pdr) (3,295/23,760) | ┻ | S35 CA (90) (12,595/87,760) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
S-35CA | Somua S-40 | 17 pdr AT Gun MK.II | S35 CA | S35 CA | 330 | 300 | |||||||
220 | AP APCR HE | 171 239 38 | 150 150 190 | 86 | 170 6G 98 | 11.11 2.29 0.36 | 26 | --/--/-- | 26 | 340 | |||
S35 CA (17-pdr) | Somua S-40 bis | 17 pdr AT Gun MK.II | S35 CA bis | S35 CA | 330 | 360 | |||||||
260 | AP APCR HE | 171 239 38 | 150 150 190 | 86 | 170 6G 38 | 11.11 2.29 0.36 | 28 | --/--/-- | 26 | 340 | |||
S35 CA (105) | Somua S-40 bis | 105 mm AC mle. 1930 S | S35 CA bis | S35 CA | 330 | 455 | |||||||
260 | AP APCR HE | 165 223 54 | 300 330 360 | 42 | 270 10G 280 | 5 2.90 0.40 | 28 | --/--/-- | 26 | 340 | |||
S35 CA (90) | Somua S-40 bis | 90 mm AC canon DCA 30 | S35 CA bis | S35 CA | 330 | 455 | |||||||
260 | AP APCR HE | 135 175 45 | 240 240 320 | 65 | 255 12G 255 | 7.14 2.29 0.40 | 28 | --/--/-- | 26 | 340 |
解説
隠れ強戦車? いえ隠して置かねばなりません。
ジョウロ・バスタブ(アヒル型)・便器などと、言われ放題のフランス芸術が大爆発を起こした結果にできたような駆逐戦車。
普通このTierくらいの駆逐戦車なら、ペラッペラの鉄板で覆っておけ、的な投げやり装甲に申し訳程度に守られているのが殆どであるが、
ドでかいガッチリとした戦闘室が鎮座ましましてる上のぽっかりとオープントップしている形状に、いつものキワモノ戦車かと思ったら大間違い。
分厚い前面装甲は、オープントップキラー10榴の1撃目を何とか耐え、視界もそこそこ良好で何しろ400mもある。
オマケにこんな形をしてるのに隠蔽率は高めという、英国風に言えば隠れた宝石のような駆逐戦車。
しかし、ハイライトはそこにあらず。
それは主武装。
・初期砲の17 pdr AT Gun MK.II。
これはなんと、英国の動くトーチカともいうべきAT8の最終砲と同じ、つまりTier6駆逐戦車の最終砲を初期にもう積んでいるという驚異。
これだけでも遠距離からKV-1ですらワンサイドゲーム、Tier6相当ですからKV-1はもう豆腐でしかない。 他国の同口径砲に比べダメージ量と貫通力が多いが連射速度は遅いという欠点は愛嬌か・・・。
とはいえ、Tier6独駆逐戦車四号駆逐戦車の最終砲にすら勝っている砲性能を持っているという、完全に格上を食い散らかしている状況なので乗り出しは楽である。
・目玉の105 mm AC mle. 1930 SもTier6の平均攻撃力を持っている。
このTier名物10榴かと思いきや、長砲身の通常のAP弾が他国に先んじてメインで使えるど卑怯ぶりで、課金弾をつぎ込めば貫通223mmのAPCRがATシリーズすら正面から打ち抜く、しかし、使いすぎて財布にも穴が開くように赤字になることもあるので要注意だ。
とはいえ、ちょっとでも動けばレティクルがガバガバになり、10秒のリロード+2.9秒の照準時間、狙ったところに当てるのが少々難しい、照準精度0.40という癖が大きい性能のため、熟練が必要になるものの、ロシア重戦車・駆逐戦車の使用経験があれば何とかなるレベルとなるであろう。
事実上これが最終砲。
・一応の最終砲候補、90 mm canon DCA 30 AC。
上記2種の中間である・・・と言いたいものの、同格以下には相応より少し上の性能を発揮できるが、
何しろマッチングで当たる一番下のTier3が一番上のTier7と雲泥以上の性能格差を持っているわけで、米90mmと比べると心許なさがどうしても実感せざるを得ない。
課金弾をもってしても、性能的に中途半端さを感じてしまうのは、上に鎮座している105mm砲のせいだろうとしか言いようがなく・・・。
打撃力は順当に上がっているものの、貫通力は、上記2種より劣るというのもその要因だろう。 使い続けるには、愛が必要になる他ない。
これが全部、仰角22度、俯角9度というそこそこ良好な射界を持ち、左側約15度、右側約45度に近いという広さも魅力の1つ。
あまり右側ばかり向けていると装填手が潰れるので注意が必要だが・・・。
防御面で言えば、前面が丸まった装甲のため、うまく逸らせば敵弾をガンガン弾いてくれるが、過信は禁物であることは言うまでもない、さらに、オープントップゆえに自走砲や高所からの攻撃にも弱い。
特に、後述する機動性のなさが災いして、自走砲の格好の的になる。
弱点といえば、機動性のなさ。 色々なツケは回ってくるもので、加速度、最高速、パワー、旋回性能全部あまり良くないという有様で、見つかったら最後と覚悟するしかない。
このため、殆どから弱戦車との認識もあり舐められる事もしばしば、しかし弱いと分かった上で集中砲火を受けることもあり、立ち回りが十分でないと即消えていく運命に。
基本に忠実な駆逐戦車運用が求められるだけに、狙撃が好きな駆逐戦車乗りにはまさにうってつけの1台となるであろう。
主砲選択アンケート
どの主砲を良く使ってますか?
史実
1945年に枢軸国陣営の敗北によって終結した第二次世界大戦後、ドイツから解放されたフランスは自国内に多く残されていた戦車の中から比較的信頼性の高い騎兵戦車ソミュアS35の車体を利用して新しい駆逐戦車に改造するを計画しました。 同時にルノーR35とその駆逐戦車型も企画していました。
デザインは非常にシンプルかつ合理的で上部構造物は容器の形をしており、主武装として16ポンド砲(資料によってはイギリスのOQF 17pdr砲とするものも)を取付ける事に決定しました。
弾薬庫は後部に取り付けられ54発(資料によっては86発)搭載可能でした。
しかし計画はペーパープランで終わってしまい、モックアップも作られず中止となりました。
中止になった理由は、当時すでに旧式の性能となってる16ポンド砲とS35は10年前の時代遅れの物で、わざわざ再生産するような理由もないと言う判断からだと言われています。
コメント
- こいつの105mmは強くてtier7にも痛手を与えられるんだが、精度の問題で長距離からAT2の弱点である防盾やキューポラに当てるのが難しい。AT2に会ったら素直に榴弾を使いましょう。 -- 2015-05-09 (土) 03:42:18
- 繋ぎミス↓あいすまぬ -- 2015-07-15 (水) 09:13:00
- こいつと俺(M5Stuart)ともう1LTが残されて敵8台ほどと対峙したとき、後方からワンパンの山築いてくれて、結果勝利したことがあったなあ -- 2015-07-15 (水) 02:26:10
- あなたはなにをいっておるのかね?解説にもある通り金弾を使えば一撃でAT2など致命傷ですぞ? -- 2015-07-15 (水) 09:11:18
- 精度は高くないんで、300mくらいの距離だとAT2のキューポラや防盾の真ん中にまったく当たらない事はあるよ。そういう弾に嫌われてるような時はむきにならず榴弾で誤魔化すのもアリだと思う。 -- 2016-02-03 (水) 21:17:42
- 半年も前のコメを今更… だから105mmのスペック読めって。金弾の平均貫通は223だから弱点狙撃しなくてもAT2の車体ごとぶち抜けるんだよ。まあAPCRだからあんまり距離が遠いとペネ減衰で抜けなくなるけどさ。 -- 2016-02-03 (水) 22:36:52
- 精度は高くないんで、300mくらいの距離だとAT2のキューポラや防盾の真ん中にまったく当たらない事はあるよ。そういう弾に嫌われてるような時はむきにならず榴弾で誤魔化すのもアリだと思う。 -- 2016-02-03 (水) 21:17:42
- 仏の通常車両の中ではELCと並んで乗員育成に向いた車両だと思う。 -- 2016-05-09 (月) 18:25:20
- このTierでは破格の火力と視力+隠蔽だからなー。 -- 2016-05-09 (月) 20:15:14
- ほぼ仏TDのピークみたいなもんだしね。あとTier5までに最初のスキルを付けたいけど、Tier5までの仏で文句なしに強いと言えるのがこれとELCしかない。 -- 2016-05-09 (月) 23:29:55
- Tier3課金駆逐買いなさい。あとTier4自走もクソ強い。 -- 2016-05-10 (火) 15:03:06
- ↑通常戦車の中でって書いてないか?自走は他カテゴリーより味方とマップに左右されやすく、さらに低Tierは味方が全く当てにならないからとてもオススメは出来ん。 -- 2016-05-10 (火) 17:59:43
- それは普通の自走砲の話だろう。Tier4のAMX105は高隠蔽、高機動、広射界で課金弾の貫通200越えとバランスブレイカー級に強いぞ。低弾道なんで自走砲としてはやや使いにくかったりするけど、やろうと思えば走り偵や直射駆逐の仕事もこなせるくらい汎用性が高いぞ。味方が頼りにならんというが、それは敵も一緒で自走のいいカモになるような連中も多いだろう。ちゃんと乗ってから述べてほしい。 -- 2016-05-11 (水) 09:21:56
- そもそも自走はどうしても経験値が低めになるから育成向きではないと思うの派。 -- 2016-05-11 (水) 20:10:43
- Tierも低いから基本的な経験値も低いしな。自走は後方から砲撃する関係上ノンスキルの影響が出にくいが、ここはAMX105のコメ欄じゃないんだよな。 -- 2016-05-12 (木) 00:07:23
- このTierでは破格の火力と視力+隠蔽だからなー。 -- 2016-05-09 (月) 20:15:14
- 解説の最後の方、弱いと舐められてる訳じゃなくて脅威的な火力を出来るだけ素早く排除しようとしてるだけだと思う。俺も真っ先に潰すわ。ちなみに判ってない連中はAT2とS35CAとドイツの箱が並んでたらAT2から狙って他二両に蜂の巣にされる。 -- 2016-05-12 (木) 00:15:34
- そこまで足遅くないしな。重戦車より少し早いくらいだぞ。 -- 2016-05-13 (金) 14:19:22
- 時間をかければ35km/hくらいはなんとか出るが、エンジンの出力が足りないのかかなり加速が悪い。後退の見極めは大事(視界があるので見極めはできるはず)。 -- 2016-05-19 (木) 02:05:14
- 登板で加速の遅さは気になるけどそもそも前に出る車両じゃないし、中遠距離から射線が通る位置に移動するには問題ない。逆に言うとそういう位置取りが出来ないと使いこなせない車両でもあるね。 -- 2016-05-19 (木) 11:48:48
- そこまで足遅くないしな。重戦車より少し早いくらいだぞ。 -- 2016-05-13 (金) 14:19:22