SU-100

Last-modified: 2016-10-23 (日) 02:34:56

ussr.su-100.png

Tier 6 ソビエト連邦 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP580
車体装甲厚(mm)75/45/45
最高速度(km/h)50
重量/最大積載量(t)31.48/37.4
本体価格(シルバー)908,900
修理費(シルバー)

戦車パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
SU-100-1
(21,875/95,010)
SU-100-2
(28,575/131,310)
SU-152
(31,500/1,305,000)
SU-100
(26,500/908,900)
SU-85MBM
(15,500/73,600)
SU-100M1
(48,200/1,365,000)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
SU-100V-2-3485 mm D-5SSU-100SU-100580325
500AP
APCR
HE
120
161
43
160
160
280
62109
7G
98
13.64
2.29
0.43
34--/--/--44350
SU-100-1V-2-34100 mm D10SSU-100SU-100580525
500AP
APCR
HE
175
235
50
250
250
330
44252
11G
252
8.44
2.29
0.40
34--/--/--44350
SU-85MBMV-2-3485 mm D5S-85BMSU-100SU-100580525
500AP
APCR
HE
144
194
44
180
180
300
50175
8G
139
10.53
2.29
0.34
34--/--/--44350
SU-100-2V-2-34M122 mm D-2-5SSU-100-60SU-100580525
520AP
APCR
HE
175
217
61
390
390
530
361,025
12G
608
4.69
2.90
0.43
36--/--/--44350

解説

SU-100 は T-34-85 および SU-85 の車台を持つ自走砲で、1944 年 9 月から 1945 年 6 月に合計 2,495 両が生産されました。

史実

突撃砲から駆逐戦車として対戦車任務を強化したSU-85ですが、ライバルとなるIII号突撃砲T-34などに対して火砲の強化を行ったのと同じく、防御が強化されるドイツ戦車に対してD-5 85mm砲では威力不足になりつつあり、加えて、T-34-85の生産開始もあって有用性の問題から、主砲をD-5 85mm砲からD-10 100mm砲へ載せ変えたSU-100が1944年に開発されました。
なお、SU-122から使用されていたT-34の車体を流用した最後のモデルであります。
打撃力の強化を主眼において開発されたSU-100は、長砲身のD-10Sを主砲とするため車載用に改造、SU-85の車体をほぼそのまま使用しましたが、生産性向上のためにSU-85では戦闘室後部装甲に傾斜を設けていたものを、垂直に改められ、キューポラに装備されていたペリスコープをビジョンスリットのものに変更され大型化されました、この大型化で戦闘室右面は、はみ出したキューポラに合わせて整形部が新設されました、その他、キューポラ横にアンテナが追加されています。 
このキューポラと新設部は、一時的に並行生産していたSU-85後期型にも導入されていましたが、SU-85後期型の設計をSU-100がそのまま引き継いだとも言われています。
1944年9月から500両が年内に、翌年9月の終戦まで1,175両が生産されました。 資料によっては、SU-85後期型との並行生産分との合算で、約2,500両とするものもあります。
初の大規模投入も1945年3月の春の目覚め作戦からで、戦後は中国、北朝鮮、北ベトナム、ユーゴスラヴィア、エジプトなどに輸出された。
エジプトに輸出された車両は、第二次、第三次、さらには第四次中東戦争にも参加したとされています。
主砲である、D-10SはD-5より初速は劣るものの、1,000mで185mmの装甲板を貫徹できる威力を持っていて、第2次大戦中のソ連軍火砲では最強の貫徹力を誇っていました。

パッケージSU-100-2となる122mm砲搭載型は、SU-122PとしてD-25Sを搭載、本来フロントヘビーな車体に拍車がかかり、開発を断念しています。
122mmD-25S搭載型は実はSU-85の台車で試作されましたが、だだ1両だけSU-100をベースにした122mm砲搭載型というのもあり、こちらは、ウクライナにある大祖国戦争史博物館に展示されています。
ただし、SU-100の砲身を切り詰めてマズルブレーキを無くした様な短砲身のため、でっち上げではないかと言われています。 これは、同博物館内にIS-2Mのマズルブレーキを切ったものをIS-1としているなど、館内学芸員が自分たちで組み上げている為だそうです。

なお、フロントヘビーの問題は開発側も承知していました、後継となる予定のSU-101にその反省点を活かして重量配分の問題を解消するべくT-34/85もしくは、T-44のコンポーネントを前後逆にして流用しており、試作車は1945年10月に完成しましたが、SU-100の100mm砲D-10Sの供給安定と生産が軌道に乗った事で、わざわざ生産ラインを切り替える事はないとして、開発を中止となってしまいました。

コメント

  • Tier6の中でも最高クラスの駆逐戦車。Tier6にして単発火力390と高く、リロード時間もそこまで悪くない。傾斜装甲の車体正面は格下からの攻撃を安定して弾き、履帯旋回速度が高いためある程度なら接近戦も行うことができる。ただし主砲の精度は遠距離の狙撃を神頼みしないといけないレベルなので過信は禁物。 -- 2014-08-26 (火) 12:37:16
  • 実際スゴク:ツヨイ:センシャなんやな 122ミリ砲は壊れセンシャの1S=サンのよりも高性能。というか同格駆逐の主砲をHTが持ってるっておかしいんやな・・ ただ装甲は紙だしあくまで「駆逐としては」機動性が高いので(直進のみ・旋回はそれほど速くはない)格闘戦をみずから仕掛けず延々そのすぐれた隠蔽をいかすべき -- 2015-05-23 (土) 16:42:16
    • 俺は100mm運用だな、SU-100だし。APCRでは122mmより貫通力が高く装填時間がほぼ半分だから2倍撃てると総ダメージ量では122mmより上回るからね。 -- 2016-10-23 (日) 02:34:56