Tier 8 ソビエト連邦 駆逐戦車
スペック
車体
HP | 990 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 120/90/40 |
最高速度(km/h) | 54 |
重量/最大積載量(t) | 34.03/34.5 |
本体価格(シルバー) | 2,560,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | SU-101M (79,200/254,290) | ┳ | ━ | ━ | SU-122-54 (150,000/3,510,000) | |
SU-101 (91,000/2,560,000) | ┻ | SU-102 (37,400/141,100) | ┣ | Uralmash-1 (107,650/412,800) | ||
┗ | Uralmash-1 (81,650/257,300) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
SU-101 | V-2-44 | 100 mm D-10S mod. 1944 | SU-101 | SU-101 | 990 | 525 | |||||||
560 | 131 ~ 219 | 188 ~ 313 | 36 | 10,53 -- -- | 34 | --/--/-- | 44 | 380 | |||||
SU-100M | V-2-54 | 100 mm D-54S | SU-102 | SU-101 | 730 | ||||||||
620 | AP APCR HE | 219 330 50 | 320 320 420 | 36 | 8.44 2.09 0.36 | 36 | --/--/-- | 44 | 380 | ||||
SU-102 | V-2-44 | 122 mm D-25 mod. 1944 | SU-102 | SU-101 | 730 | ||||||||
560 | AP APCR HE | 175 217 64 | 390 390 530 | 36 | 7.69 2.90 0.40 | 36 | --/--/-- | 44 | 380 | ||||
Uralmash-1 | V-54-6 | 100 mm D-54S | SU-102 | SU-101 | 730 | ||||||||
680 | AP APCR HE | 219 330 50 | 320 320 420 | 36 | 8.44 2.09 0,36 | 36 | --/--/-- | 44 | 380 | ||||
Uralmash-1 | V-54-6 | 122 mm M62-C2 | SU-102 | SU-101 | 990 | 730 | |||||||
680 | AP HEAT HE | 258 340 68 | 440 440 530 | 28 | 1065 5200 630 | 5 3.10 0.37 | 36 | --/--/-- | 44 | 380 |
解説
- 火力
122mm砲を搭載すると左右の射界と俯角が減少する為、扱い辛さが増す事に注意したい。
悲惨な俯角は健在であり、ソ連第二TDルートのセオリー通り、俯角に頼らない戦い方が必要となる。- 100 mm D-10S mod. 1944
初期砲。
Tier6のSU-100と似たようなレベルであるため流石に厳しい。
課金弾のAPCRをメインに使ってようやく実用範囲であるが、正面から敵を撃ち抜くのがお仕事であるTDの貫通力としてはお粗末なのは言うまでもない。
貫通力が足りず正面からダメージを与えるには厳しいので、フリー経験値による開発が推奨される。 - 122 mm D-25 mod. 1944
SU-152の122mm最終砲と同じ物。
なので先にそちらで開発を済ませてあれば最初から搭載可能である。
課金弾メインでもギリギリ実用範囲に届くかといった貫通力であるが、単発火力とDPMの高さは魅力的。
だがTDとしてはかなり使い勝手の悪い砲である為注意が必要だ。 - 100 mm D-54S
最終砲。
APの貫通力・ダメージ共にTier8TDとしては物足りないが、発射速度で補える上に、ソ連戦車には珍しく照準時間・精度に優れる。
そのため一方的に撃てる局面では絶大な火力を発揮する。
不足する貫通力は課金弾と位置取りによって補おう。
課金弾は330mmの貫通力を有するHEATで、正面からでもHTの装甲を貫通することが出来る。 - 122 mm M62-C2
次に控えるSU-122-54の最終砲だが、本車がこれを使用することは無い。
APの貫通力は他国と比較しても十分だが、無視できない重大な欠点としてDPMの低さが挙げられる。
同格TD最下位組のCharioteerやAC mle48ですら2,300は確保しているにも関わらず、本砲はなんと2,200しかない。
そのため自身の低いHPも相まってタイマンに持ち込まれるとほぼ確実に負けてしまう。
他国並みのAP貫通力を得るためだけにDPMと精度を捨てるというのは賢い選択とは言えないだろう。
- 100 mm D-10S mod. 1944
- 装甲
- 車体
遠距離からの攻撃であれば、持ち前の高機動性と投影面積の小ささから被弾リスクは低い。
見つからないような立ち回りが理想で、ダメージ交換は避けるべし。
HPは990と唯一の3桁=同格TD最低。
装甲は格下には有効な程度で、同格以上には基本的に当たれば抜かれてしまう、履帯吸収できればラッキー程度に考えよう。
車体は下部を含めて90mmで、貫通力175mmクラスならば不安定だが弾くかもしれない。
さらに、他の一般的なソ連車両とは異なりエンジンが車体前部にあり、エンジン破損による機動力低下や正面からの被弾で火災判定を招く可能性があるので注意が必要だ。 - 戦闘室
意外な堅牢さを見せる。
120mmの装甲に傾斜が加わり、正面からならば貫通力200mmはないと安定してダメージを与える事は厳しい。
さらに防楯は中央部を除いて非常に厚く、貫通力300mmでも無力化できる。
弱点と言えるのは、操縦手用(正面前方右側にある出っ張り)と車長用(正面後方右側にある出っ張り)のキューポラ、90mmだが傾斜が皆無なので、貫通力100mmでも十分にダメージを与えられる。
ただし、前述の通り車体が容易に貫通されるのでわざわざ狙われることはまずない。
- 車体
- 機動性
エンジンはT-44と同じものを扱え、その機動性はTier8-10の駆逐戦車ではトップクラス。
周囲に障害物が無ければ、敵の駆逐戦車に対し横について接射ができるポテンシャルを持つ。
とは言っても砲塔がないので、同じ機動性を有する軽戦車や中戦車には敵わないし、攻撃を真似る事も厳しく限界があるため過信しないように。
隠蔽率もTier8駆逐戦車ではトップクラス(Tier8全体で最も高いのは中戦車のObject 416(48.46%)、2番目が駆逐戦車のRhm.-Borsig W.T.(45.04%)、SU-101は3番目)なので、要所から視界を提供する事も有効。
駆逐戦車としては視界は良好な部類に入るので、視界を強化すれば偵察も十分可能である。
- 総論
その悲惨な俯角故に扱いづらく「フリーで飛ばせ」という声もあるぐらい合わない人にはとことん合わない。
短所が目立つが他のTier8駆逐戦車と比較してあらゆる分野で劣るというわけではない。
むしろ、他のTDとは異なり、待ち伏せてダメージを稼ぐだけではなくMTに近い幅広い戦術をとることができる。
TDに不利なMAPが少なくない現状においてはこうした万能性は利点である。
扱い辛い要素はあるが、長所の機動性と隠蔽を活かして、ある時は視界提供をし、ある時は敵の視界範囲外に展開し遠距離からダメージを与える事ができれば、勝利へ貢献できるだろう。
本車では使い道皆無の122 mm M62-C2だが、次に控えるSU-122-54では最終砲として扱うため、ここで開発しておくこと。
史実
SU-101は、フロントヘビーだったSU-100の欠点を解消するべくT-34/85もしくは、T-44のコンポーネントを前後逆にして流用しており、試作車は1945年10月に完成しました。
車体前部にエンジンとトランスミッションを移動し、装甲厚を120mmに強化、車体後部に固定式戦闘室を設け、100mm戦車砲D-10S(35発)を搭載しているものでした。 (ゲーム中の36発は、携行弾に薬室装填分を足したものと思われます。)
試作車が完成した頃には、SU-100が大量生産されていたため、わざわざ生産する意味が無く、採用には至らなかったそうです。
全長6.4m、全幅3.11m、全高2.4m、重量34.1t。エンジンはV-2-44ディーゼルエンジン(500馬力)、最大速度54km/h、航続距離167km。
SU-101に122mm戦車砲D-25S(28発)を搭載したSU-102もパッケージに登場します。
SU-101と同時期に開発されたましたが、こちらも制式化され無かったのはSU-100と同じくSU-122の生産が進んだ為と言われています。
全長6.4m、全幅3.11m、全高2.4m、重量34.7~34.8t。
エンジンはV-44ディーゼルエンジン(500馬力)で、最大速度50km、航続距離150km。
戦闘室上部左のハッチに12.7mmDShK重機関銃1丁(300発)を装備する。無線機は9RS。乗員4名。
ゲーム中の装弾数はゲームバランスの調整により、史実より多くなっています。
SU-101は、クビンカ戦車博物館に展示されています。