T110E3

Last-modified: 2016-02-15 (月) 12:26:05

usa.t110e3.png

Tier 10 アメリカ 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP2,050
車体装甲厚(mm)305/76/38
最高速度(km/h)24
重量/最大積載量(t)74.57/78.0
本体価格(シルバー)6,100,000
修理費(シルバー)

戦車パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
T110E3
(241,000/6,100,000)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ弾代総弾数発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
T110E3Continental AOI-1490155 mm AT Gun T7E2T110E3T110E32,050745
875AP
APCR
HE
295
375
90
850
850
1,100
271,650
13G
1,120
3.53
2.50
0.36
24--/--/--26400
アップデート1.6までのスペック
パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ弾代総弾数発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
T110E3Continental AOI-1490155 mm AT Gun T7E2T110E3T110E32,050745
875AP
APCR
HE
295
375
90
850
850
1,100
271,650
13G
1,120
3.28
2.50
0.36-0.37
24--/--/--26400

解説

史実

1954年12月3日にT110重戦車計画が立ち上がりました。
主砲はこの計画が始まる前の10月30日にT179 120mm戦車砲とT204 120mm戦車砲の採用が決定されていました。
しかし、このT110重戦車計画は1956年9月18日に白紙となってしまいました。
理由はT43試作重戦車から1955年11月に98カ所の改良を行って制式採用された、M103ファイティングモンスターが成功を収めたからと言われています。
T110はTS-31計画を参考にクライスラー社が計画を進めました。
この時に5つの提案が上がったと言います。

提案1
車長を後方中央に配置し、車体後部にコンチネンタル社製AV-1790と車体前方にXTG-500変速機を収める予定でした。

提案2
提案1の改善としてエンジン室に変速機を移動して、ベルン国際トンネルを通行できるようにキューポラを削除しました。
また変速機を後方に移動したので左前に燃料タンクと操縦手を移動させました。
エンジンも変更が行われ、コンチネンタル社製AOI-1490に変更になりました。

提案3
この提案は主砲が長すぎる為、戦闘室を後方に移動させて、主砲を駆逐戦車と同じ固定式にしました。
戦闘室を後方に移動した為、車長は車体右後部に移動となりましたが、この提案ではエンジンと変速機とエンジングリルの取付位置に問題が発生しました。

提案4
この提案は車体後部にコンチネンタル社製AOI-1490と変速機に変更がありXTG-510変速機に変更となりました。
提案3と違い砲塔が旋回する仕様となりましたが、砲塔が水平の上、エンジンと変速機を収めた車体後部の出っ張りに当たる為、旋回範囲は非常に狭いものになりました。

提案5
提案4の砲塔回転に制限がありましたが、こちらは360度旋回する様に改良を受けていました。
この提案ではターレットリング等主要な部品はT43試作重戦車との共通化が図られていました。
しかし搭乗員数は車長、砲手、運転手、装填手の4人になってしまいました。
この提案5だけは唯一モックアップが製作されています。

この時の提案3をモチーフにしたのがT110E3になります。

コメント

  • 進路上の壁としか言いようが無い戦車。正面から戦った場合、自分が格下だとほぼ勝ち目が無い。普通は弱点のはずのキューポラも簡単に貫けない。辛うじて車体下部の方がまだ貫通する可能性がある。後は、履帯でも切って自走砲にお願いするか、側面に回りこむか、逃げるしかない。 -- 2014-10-19 (日) 12:00:05
  • T110E4と比較すると、装甲や装填時間や照準時間で勝るが、機動性で劣る。また砲塔が旋回しないも違いの1つ。T28やT95と足が遅い戦車が続いたが、この戦車は重戦車に随伴できるだけのスピードは確保できる。装甲は正面は硬いが、側背面は薄いので要注意。敵と正面から戦う地形であれば、車体下部を隠せば、長時間敵からの攻撃を弾くことが期待できるだろう。 -- 2014-12-02 (火) 00:41:49