VK 45.02 (P) Ausf. A

Last-modified: 2019-02-28 (木) 08:55:53

VK4502PA.png

Tier 8 ドイツ 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP1,470
車体装甲厚(mm)120/80/80
最高速度(km/h)38
重量/最大積載量(t)53.5/54.18
本体価格(シルバー)
修理費(シルバー)

戦車パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
VK 4502 B
(168,720/3,598,000)
VK 45.02 A
(90,000/2,435,000)
Pzkpfw “Tiger” P2.
(43,150/185,430)
Typ 181C (10.5)
(77,970/228,740)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
VK 45.02 (P) Ausf. A2x Porsche Typ 100/18.8 cm KwK 36 L/56VK 45.02 (P) Ausf.AVK 45.02 (P) Ausf.A1,470415
600AP
~
HE
145
~
44
220
~
270
9.23
2.30
0.38
25100/80/8030400
Pzkpfw “Tiger” P2.2x Porsche Typ 100/38.8 cm KwK 43 L/71VK 45.02 (P) Ausf. A verstärktekettenVK 45.02 (P) Ausf. A
670AP
APCR
HE
203
237
44
240
240
295
7.32
2.90
0.34
28100/80/8030400
Typ 181C (10.5)2x Porsche Deutz Typ 180/210.5 cm KwK 45 L/52VK 45.02 (P) Ausf. A verstärktekettenVK 45.02 (P) Ausf. A Schwere Turm
840AP
APCR
HE
200
244
60
320
320
420
5.94
2.30
0.37
28185/80/8025400

解説

史実

ヒトラーの命令により再びPz.Kpfw.VI Tigerクラスの重戦車開発が始められた。
事の成り行きはVK 45.01にラインメタル社が開発した8.8cm FlaK 41の搭載を求めたが、元々VK 45.01は8.8cm Kwk 36L/56の搭載のみを目的に製作された為、8.8cm FlaK 41の搭載が出来る新たな重戦車開発が求められた。
ヘンシェル社とポルシェは再び重戦車開発を始める事となる。
ポルシェはVK 45.02(P)と呼ばれる試作車を製作する事となるが、駆動方式の違いにより社内呼称はPorsche Type 180とPorsche Type 181に分かれる事になる。
また砲塔も車体前方に搭載するタイプと後方に搭載するタイプに分けて設計される事になった。
本車両VK 45.02(P) Ausf.Aは車体前方に砲塔を搭載するタイプである。
VK 45.02(P) Ausf.Aは全周装甲は80mmだが前面は被弾経路を取り入れた傾斜装甲を採用。
引き続きガソリン=電気駆動式を採用すると思われたのだが、前述の各案の社内呼称、エンジン、駆動方式を記載する。

1.Porsche Type 180A:Porsche Typ 101/3 空冷エンジンと電気駆動方式。

2.Porsche Type 180B:Porsche Typ 101/4 空冷エンジンと電気駆動方式。

3.Porsche Type 181A:Porsche Typ 101/3 空冷エンジンとフォイト社製の油圧駆動方式。

4.Porsche Type 181B:Porsche Typ 180/1 ディーゼルエンジンとフォイト社製の油圧駆動方式。

5.Porsche Type 181C:Porsche Typ 180/2 ディーゼルエンジンとフォイト社製の油圧駆動方式。

またと言うべきかこの時点でポルシェは100両分の組立に関する契約をオーストリアのニーベルンゲン製作所と締結していた。
兵器局が検討した結果、ヘンシェル社案のVK 45.03(H)に決定し、ポルシェ案のVK 45.02(P)は1942年11月に開発中止の勧告を出した。

しかしここでまた問題が発生する。
既にクルップ社がVK 45.03(H)とVK 45.02(P)用の砲塔を製作していたのだ。
戦局が悪化している中で製作している物を修正する時間が無い為にVK 45.02(P)用の砲塔をそのまま流用する事に決定した。
ところがこのVK 45.02(P)用の砲塔には欠点があり曲面化された砲塔前面形状がショットトラップ(砲塔の避弾径始によって跳ね返された弾が跳弾となり、装甲の薄い車体上面に命中して被害を与える事)を生じる事と強度に問題がある事が指摘されていたのだ。
従って初期型しか存在しない「Pz.Kpfw.VI Tiger Ausf.B Porsche turret」所謂ティーガーIIポルシェ砲塔仕様は50両のみ製作され51両目からはVK 45.03(H)用に製作された改良砲塔がPz.Kpfw. Tiger IIの最終生産まで載せられる事になる。

当時のヘンシェル社支配人によれば、この頃はポルシェ博士の設計した戦車は性能が不十分であった為、後から大規模な設計変更などの無茶が多く、その為かポルシェ博士に人望がなかったと述べており、それを物語るように1943年に戦車委員会議長だったポルシェ博士からその座を交代している。

コメント

  • かわいい。前掛けのような前面装甲とちょこんと上に突き出したお尻、砲塔と車体の大きさがあまり変わらないのも幼児体型っぽい。しかし砲塔幅と車体幅が全く変わらないのが、リョナでいうところの所謂「達磨」を思わせる。 -- 2015-03-09 (月) 17:06:15
  • アップデート1.10でティーガー2の機動性が向上したため、ティーガー2と比較して機動性で勝るというVK42.02 Aの優位性は消滅した。その結果、性能面で現時点ではティーガー2の劣化版でしかなくなってしまっている。 -- 2015-07-11 (土) 22:27:01
    • 高い加速力は魅力的 -- 2015-09-18 (金) 18:46:05
      • 途中送信すまん HD化で側面は中空装甲になっている可能性が -- 2015-09-18 (金) 18:49:28
  • 車体下も上部とほぼ同等な防御力を持ち、砲塔の配置もかなり前よりになっているおかげでキツい角度の昼飯が決まれば隙が少なく上位互換とも呼ばれるティーガーIIと同等かそれ以上の防御力を見せる事もある。豚飯は形状的に前方の転輪部分からぶち抜かれる危険があるのでやらない方が得策。昼飯のみを意識した立ち回りが重要になる。貫通は心もとないのは事実だが幸い火力は同じ320あるので、強くはないが決して使えない戦車ではない。 -- 2016-07-10 (日) 19:54:21
  • 超絶産廃重戦車Tiger(P)から替えてしばらくしたけど、散々酷評されてるらしいのが理解できないぐらいに超強い。 この図体に反した高機動、防御テクで上下共に280mm以上のふざけた装甲厚を堪能発揮する車体、地味に多い手数、地味に吸う事がある側面、不安が残る装甲厚ながら地形補正を得やすい形の砲塔、視界390族、、、これで弱いはずが無い。パッケージ開発&慣れるまで散々な目に遭うが、長所だけ見て押し切れる人が使えば楽しい上に強い、隠れ強車輌だと思うんだけどなぁ!! -- アメジスト? 2019-02-12 (火) 21:03:22
    • もちろん短所を見ると、機動性という優位を潰しまくる超(低)隠蔽、地形補正無しだと砲塔顔面パンチでガレージ送り、防御テクしくじると弾薬庫が逝きまくる、貫通力など砲性能にやや難あり、最終パッケージまでが超辛い、軍資銀に優しくない、重戦車として直ダメを取り辛い、Tier8相応の腕や理論が無いと特大ダンボール箱、、、と散々なものになるが、最低限の装甲で弾きまくれて高機動系が好きな人なら、高相性で気に入る事が間違い無しなので是非試してほしい1輌。 -- アメジスト? 2019-02-12 (火) 21:17:11
    • よくTiger IIと比較されるが、全く異なる枠の重戦車(類似思考から切り離せない限りは苦行になる)。重戦車で似ているのはむしろFCM50t辺り。 超速で前線着いて車体下部で弾きまくるWoT的にふざけた芸当はTiger IIには絶対真似できない決定的な強み(Tiger IIは車体下部の実厚が20mm薄いっぽいので無理)。 初速を含めた機動性は今でもTiger IIより優秀で、状況に応じて中戦車と一緒に逃げて定位置で即座に壁になれる生存性も、WoT全体で見て超レアなステータスなので明らかに強い。 前身のP虎の産廃ぶりから、本当にどうしちゃったのコイツ、、、w -- アメジスト? 2019-02-12 (火) 21:33:07
  • TigerⅡ中間砲しか使えないのが難点 どうしたって格上と撃ち合わないといけない場面は出てくるしAPCRですら244mmは流石に頼りないと言わざるを得ない どれだけ抜ける相手を抜き側背面を取れるかが腕の見せ所 -- 2019-02-28 (木) 08:55:52