Tier 3 ドイツ 自走砲
スペック
車体
HP | 130 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 30/15/15 |
最高速度(km/h) | 40 |
重量/最大積載量(t) | 10.85/11 |
本体価格(シルバー) | 48,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | Pz.Sfl. IVb (4,740/150,000) | |||||
Wespe (1,430/48,000) | ━ | GW II Fuer le.F.H.16 (sf) (345/6,080) | ━ | SdKfz 124 (2,745/41,570) | ┛ |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Wespe | Maybach HL 57 TR | 10.5 cm leFH 16 L/22 | Wespe-Ketten Ausf. A | Wespe-Turm | 130 | FuG 5 | |||||||
130 | HE HEAT | 53 104 | 410 350 | 32 | 128 10G | 3.82 6 0.80 | 22 | --/--/-- | 16 | 330 | 310 | ||
GW II Fuer le.F.H.16 (sf) | Maybach HL 62 TR | 10.5 cm leFH 16 L/22 | Wespe-Ketten Ausf. B | Wespe-Turm | 130 | FuG Spr. 1 | |||||||
140 | HE HEAT | 53 104 | 410 350 | 32 | 128 10G | 3.82 6 0.80 | 24 | --/--/-- | 16 | 330 | 455 | ||
SdKfz 124 | Maybach HL 62 TR | 10.5 cm leFH 18 L/28 | Wespe-Ketten Ausf. B | Wespe-Turm | 130 | FuG Spr. 1 | |||||||
140 | HE HEAT AP | 53 104 64 | 410 350 350 | 32 | 128 10G 120 | 3 6 0.75 | 24 | --/--/-- | 16 | 330 | 455 |
解説
史実
Sd.Kfz.124。ドイツ軍の10.5cm自走榴弾砲で、制式名称はLeichte Feldhaubotze 18/2 auf Fahrgestell PanzerkampfwagenⅡ (Sf)(leFH18/2搭載Ⅱ号戦車車台・自走式)である。
Ⅱ号戦車F型を改造した車体に28口径10.5cm榴弾砲leFH18/2を搭載したもので、当初はフンメルまでの繋ぎとして開発されたが、使い勝手が良かったので大量生産された、スタイリングもミニフンメル然としている。
1942年に開発が始められ、マルダーIIと共にII号戦車を改造することが決定した。
車体をMAN社が、戦闘室をアルケット社が担当し開発が進められた。
試作車は1942年秋頃に完成して、試験の結果が非常に優れていた為、翌年2月にはFAMO社に対して100両の大量発注が行われた。
当初は、マルダーIIと並行生産していたが、1943年6月からはマルダーIIの生産を終了し、本車に生産を集中させた。
同年末には専用の弾薬運搬車と併せて835両に受注が削減、生産終了する1944年7月までにヴェスペ676両、弾薬運搬車159両が完成している。
車体前部左側に操縦室、右側に変速機、車体中央部に機関室、やや延長された後部に戦闘区画を設けている。車体前面上部の傾斜装甲は上部構造物前面まで延長された。
冷却器や通風口蓋なども機関室の移動に伴い改造されており、機関室左側面にはスリット状のエンジン冷却用インテークがあり、右側面にはラジエター排出口がある、車体が後部を延長し、エンジンを中央に移動している。
重量がⅡ号戦車より1t余り増加したため、第1、2、5転輪のアームにダンパーが追加された。上部転輪は3個で、履帯は300mm幅のものを使用。
戦闘区画上部にオープントップ式の戦闘室を設けてleFH18/2を搭載しており、後面の装甲板は一部倒してプラットフォームにすることができる。
戦闘室前の機関室上面と戦闘室最後部床面にはトラベリングクランプが装備されている。
全長4.81m、全幅2.28m、全高2.3m、重量11.48t。
旋回俯仰操作は手動式、旋回角は左右20度、俯仰角はマイナス5度からプラス42度で、FHGr(14.81kg)のチャージ6で最大射程10,650m、砲口初速毎秒470m。
弾薬搭載量は30発、装薬薬莢はチャージ1~5合わせて30発、チャージ6が15発。
弾種はFHGr(榴弾)、10cmPzgr(徹甲弾)、10cmGr39rotHI/A・B・C(成型炸薬弾)、照明弾、発煙弾で、対装甲弾の貫徹力はPzgrのチャージ5で52mm(射距離500m、衝角30度)、Gr39rotHI/Cのチャージ5で100mm(射距離500m、衝角30度)である。対装甲弾の最大射程はPzgrのチャージ5で1,500m、Gr39rotHI/A・B・Cのチャージ6で1,500m。通常、AZ.23ヒューズ付きFHGr18発、二重ヒューズ付きFHGr4発、Gr39rotHI/A・B・Cいずれか8発を搭載する。また、乗員の自衛用にMG34機関銃1丁、MP38短機関銃2丁を搭載する。
エンジンはⅡ号戦車C型と同じマイバッハ製HL62TR(140馬力)で、変速機は6速のZF製SSG46。最大速度40km/h。
乗員5名で、各乗員はインターコムを標準装備する。
1944年型機甲師団の編成では砲兵連隊第1大隊の1個中隊に6両配備されることになっていた。1943年1月から1944年6月までに676両が生産され、前線から引き上げられたⅡ号戦車を使用して1945年1月までに57両が完成した。部隊配備は1943年5月で、クルスクの戦いを皮切りに終戦まで第一線で使用された傑作自走砲である。
ヴェスペ弾薬輸送車が随伴として行動しており、ヴェスペの主砲を外して開口部を装甲板で塞ぎ、戦闘区画に90発の弾薬を搭載できるようにしたタイプである。 乗員は3名に減った。
いざという時には、野戦修理場などでヴェスペ自走榴弾砲への改造が行えるようになっている。
ヴェスペはドイツ語でスズメバチを意味する。
コメント
- 有名戦車だったんで乗ってみたがこいつはヒドイな!知られざる産廃戦車だと思うわ。攻撃力はプリーストにやや劣るぐらいだけど、回転力が無さすぎる。装填に20秒とかTier5並みだから、外れた時のリスクが他国の自走砲の比ではない。装甲があるわけでも、移動力があるわけでもなくせいぜい隠蔽が少し高いくらい。射程が広いからTier ボトムの方が調子いいけど、今度は攻撃力不足が目立ってくる。Tier3自走の中では間違いなく最弱の戦車。せめて同僚のバイソンぐらいの装填速度にしてやれよ… -- 2016-04-08 (金) 08:42:30
- 火力は10榴ポンポコ砲だし次のIVbも同じだから諦めろだし。 ラマー・戦友・食糧で乗り切るしかないししし。 -- 2016-04-08 (金) 09:50:32
- 装填時間は前身からほぼ伸びてないが、その分精度と射程があるので慎重に撃つことを心掛ければ大丈夫。機動力は優秀とは言い難いが、加速が悪いだけで40km/hくらいは出せる。攻撃力はTier4TDやTier5MTが扱う10榴とほぼ同じだから、困るほど低いわけじゃ無い。目標の選定、敵が来るであろう場所、リロード時間の過ごし方、戦況の見極めの技術は、高TierSPGと同じだったりする。 -- 2016-05-20 (金) 21:42:38