XF5U

Last-modified: 2022-05-05 (木) 11:08:35

Tier8 アメリカ 重戦闘機 Chance-Vought XF5U Pancake

XF5U_001.jpg
▲初期状態(file背中)

XF5U_002.jpg
▲最終状態(file背中)

 

スクリーンショットはエンブレム・ノーズアートなし

 

性能一覧(v2.1.11)

スペック解説

項目初期状態最終状態フル爆装時*1
火力
Gun Armament
2038
爆装
Bombs and Rockets
015
抗堪性
Survivability
1920
耐久値
Hit Points
600650
速度
Airspeed
676967
最適高度最高速度(km/h)
Top Speed at Best Altitude
800830810
最大降下速度(km/h)
Maximum Dive Speed
850
機動性
Maneuverability
3537
一周旋回時間(s)
Average Time to Turn 360 deg
14.413.9
横転率(°/s)
Rate of Roll
110
最適速度(km/h)
Optimum Airspeed
493510
失速速度(km/h)
Stall Speed
80
高度性能
Altitude Performance
64
最適高度(m)
Optimum Altitude
2,000
上昇率(m/s)
Rate of Climb
140.7143.6141.7
フラップあり
ブースト時間(s)30
本体価格(Cr)2,430,000
 

装備

武装

固定武装

機首機銃ダメージ/秒発射速度
(rpm)
有効射程
(m)
6x 12.7 mm MG-53-2 (C)62800593
6x 12.7 mm MG-53HB (C)78616
4x 20 mm M39 (C)170700720
 

追加武装1

なし
No Weapon
爆弾攻撃力加害半径
(m)
リロード時間
(s)
2x 500 lb4,30075180
2x 1,000 lb6,00090
ロケット弾攻撃力加害半径
(m)
リロード時間
(s)
最適距離
(m)
2x Tiny Tim4,500701801,720
 

その他の項目

機体

名称耐久値
VS-315600
XF5U-1650
 

エンジン

名称馬力
(hp)
冷却方式ブースト時間
(s)
2x R-2000-71,350空冷30
2x R-2000-2(D)1,600
 

搭乗員

1Pilot
 

派生軍用機

派生元F7F
派生先F2H
 

解説

  • v2.0
    旋回性が整理され、Ta 152F2Gには大きく逆転されてしまった。
    Me 109 TLI-260のような双発ジェット機も同じ旋回性能だ。
    一方で、XP-72には若干ではあるが未だに優位を保っているので、狙うならこの機体くらいに。
    良好な旋回性と言えど、やっぱり重戦闘機なのでドッグファイトは割に合わない。
     
    多少経験値が高いものの、20mm M39はかなり優秀。
    フリーでも何でも使って、FJ-1F-84Bの初期砲なんてとっとと投げ捨てよう。
  • v1.9
    アメリカTier8重戦闘機。
    見た目のインパクトもさることながら、重戦闘機としては旋回率が非常に良好。
    一部の直線番長単発戦闘機よりも旋回が早く格闘戦もできてしまう。
    失速速度60km/hは複葉機並であり、ドッグファイトの際に有効になることもある。
     
    ロケット弾(fileTiny Tim)の危害半径は70mもある。
    対空用として有用、と思いきや、発射後に自爆するまでの時間が一定ではないため、運次第となっております。
    距離3000mから地上目標に発射して到達することもあれば、遥か手前で自爆することもあった。
    つまりTiny Timでキルされてしまった場合、相当に運が悪い。
    地面に命中した場合は必ず起爆するので、地上攻撃機を爆風キルできなくもない。
    1発1000crなので運試しに持っていくのも悪くはないだろう。
    2発で1166kgと非常に重たいので空中戦に入る前にきちんと捨てておこう。
     
    かつてはTier8艦上戦闘機F5Uとしてwowpにfile存在していた。
    F5Uは一度削除され、アメリカの重戦闘機ツリー追加時に本機XF5Uとして再登場。
     

史実

Vought_XF5U.jpg

 

XF5Uはアメリカ海軍の依頼でヴォート社とその技師en:Charles H. Zimmermanが設計試作した艦上戦闘機である。
その円盤状の形状からFlying Pancake(フライング・パンケーキ)またはFlying Flapjack(フライング・フラップジャック)の愛称がつけられていた。

 

円盤翼機は翼面積が広く高い揚力を得られるために失速し難く、広い速度範囲で飛行できるという特性があることに着目したヴォート社は独自に研究を進め、アメリカ海軍の支援を得て1942年11月に80馬力のエンジン2基を動力とする社内実験機、「V173」の初飛行に成功し、エンジンの馬力不足に悩まされつつも高い性能を示した。試験飛行中のV173は、その機体形状から未確認飛行物体(UFO)と誤認された記録があるとされる。
これを受けて実用機が計画され、1944年7月15日にアメリカ海軍は「XF5U-1」の名称で試作機2機の発注を行った。高い速度性能と機動性能、短距離離着陸(STOL)性能を持つ機体として開発が進められていたが、初飛行が行われないままに開発は中止された。
本機の開発が中止になった理由としては、戦争の終結とジェットエンジンの進歩によって、どれだけ高性能であってもレシプロエンジン搭載の戦闘機を開発する必要性がなくなったことと、機体の構造上前方にはプロペラの回転範囲外になる部分が殆ど無いため、改修後の大型プロペラを装備した状態ではロケット弾等の前方に投射する兵器を装備することができない、という点が大きな難点とされた。

 

軍からの発注を受けてXF5Uの開発には高い優先度が与えられたが、革新的な設計の機体だったために試作機の製作は難航し、更にヴォート社はF4U コルセアの生産と改良、TBU シーウルフ といった他の新型機の開発・生産で手一杯であったこともあって、試作機の完成は戦争終了後の1945年8月のことであった。
しかし、機体は完成したもののSTOL性能の向上を目的とした新型の大型4翅プロペラの開発が遅れ、完成した試作機は応急処置としてF4U コルセアのプロペラを装着している。
代用のプロペラでは設計通りの性能を発揮し得ないとして初飛行は行われず、その後は地上での試験が続けられていたが、1947年に新型プロペラがようやく完成し、完全状態となったのは機体の完成から2年後のことであった。しかし、同年の3月に海軍はXF5U計画を中止することを決定し、試作1号機は飛行することなく開発中止決定の直後にスクラップ処分とされた。
尚、円盤翼機の利点でもある強固な機体構造のため、通常の航空機をスクラップ処分する際に用いる手法では破壊することができず、機体形状のメリットを思わぬ形で実証した結果となっている。

 

コメント

  • v2.0.9.5で(?)以下の変更。
    最終20mm射程800m -> 720m(それに伴い火力数値39 -> 38)。
    一周旋回時間ストック13.5s -> 14.4s、フル13.1s -> 13.9s。
    横転率100 -> 110。
    最適速度ストック540km/h -> 493km/h、フル540km/h -> 510km/h。
    失速速度60km/h -> 80km/h。 -- 2019-01-21 (月) 16:55:09
  • 30mmあてられるようになるとけっこーつおい。大体2位ぐらいキープしてる -- アメリカ緑茶? 2019-08-10 (土) 08:20:48
    • このゲームでこの機体に30mmなんてモノは存在しない -- 2019-08-10 (土) 11:15:55
  • 機体形状が特殊な為か、他の機体でノーズアートにあたるものが背面上部の尾翼の間辺りに貼り付けられるようになっている。ファンキーな絵柄のものも揃っており、ある意味一撃離脱後の煽り性能が高いw -- 2020-05-10 (日) 15:31:10
  • 申し訳ないが、この機体のシルエットを見ると、『ダニ』に見えてしまう。 -- 2020-07-17 (金) 07:11:45
  • スぺ化すると旋回向上パーツがつけられて、機動性が一気に上昇する。対重戦、対爆撃機、対マルチで優位に立てる。戦闘機相手には、その速力と上昇力で相手できる。 -- 2022-05-05 (木) 11:08:35

*1 2x Tiny Tim