戦艦

Last-modified: 2018-03-27 (火) 08:29:20

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概要

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重装甲、重火力を持つ主力艦でゲーム内では装甲と耐久力で敵弾に耐え、自慢の大口径主砲を以って敵艦を撃滅するのが仕事である。
本ゲームでは巡洋戦艦も戦艦に分類されている。巡洋戦艦は巡洋艦並みの速力と戦艦の砲力を両立するが、代わりに装甲厚を犠牲にしている(それでも大抵の場合重巡よりも重厚な装甲ではある)。
 
他艦種の追随を許さぬ装甲は同格未満の徹甲弾を通さず、大口径の主砲はほとんどの装甲を撃ち抜く大貫徹力を発揮する。砲撃戦ならば本艦種の右に出るものはいない。
ただし大型であるため舵が重く転舵に時間がかかる。早めに舵を戻さないと、曲がりすぎてしまうことも多々ある。
主砲塔の旋回も遅いために、咄嗟の遭遇戦には対処しがたいという欠点もある。場合によっては船体ごと回すなどの工夫をしよう。

また、いくら厚い装甲を持っているとはいえ、史実同様に魚雷攻撃を受けると、無視しがたい損害を受ける。そして上述の通り回避が難しい機動性であるので、防御力を過信して突出するとあっという間に撃沈されてしまう。
さらに複数の巡洋艦からHE弾の集中砲火を受けるとダメージが累積して結構簡単に沈んでしまう。

【長所】

  • どの艦種よりも強力な火力と装甲

【短所】

  • 巨体により機動性が悪く、効果的な回避行動が取りにくい

公式サイト内の説明

▪ 比類ない火力と高い耐久性
▪ 重装甲のおかげで無数の攻撃に耐えることが可能
▪ たった1回の主砲斉射が、ほぼ全ての艦艇を沈め得るだけの威力を秘めている

主な役割

全ての敵に大ダメージを与えられる主砲で敵艦を撃破していく。また戦艦の防御力は非常に高く、砲撃のみで戦艦を倒そうとすると非常に骨が折れるため、一度出来た戦線を支える役割も果たす。特に巡洋艦に対しては、砲撃で大きく優位に立てるため、肉薄雷撃か効き目の薄い中口径HE弾で削るかの二択を強いることができる。
弱点としては、艦によっては機動力が低いため一度布陣した位置から移動するには時間がかかる。
また、主砲の再装填時間が15秒以上くらい以上かかるため、他の艦種とは異なり計画性のある戦いが要求される。
あまり欲張った戦いは出来ないのと、1撃が非常に重要なため慎重な運用が求められる。
艦隊決戦の主力艦というイメージに捕らわれるとアレだが、艦隊防衛という役割が大きい。
前に出る駆逐や巡洋艦のバックアップを後ろから行う形になる。長射程にこだわりすぎて味方を支援できない後方に居座らないようにしよう。
陣地占領は隠蔽率の問題から基本的に戦艦の役割ではないので他艦種に任せて良いが、陣地内に占領中の駆逐艦や巡洋艦が居るのならば目立つ戦艦が敵砲火を引き受け、占領中の味方を敵の妨害から守るという役目も必要になってくる。戦艦は多少の事では沈まない。魚雷の2本くらいは平気だ。だが、味方の巡洋艦・駆逐艦はそうではない。彼らを失ってから慌てて前に出ても、数的な劣勢があり不利である。自らを撃たせる事で、チーム全体の火力が維持出来る可能性が高まる。戦艦のHPはリソースであり、有効に使うべきである*1

砲撃で気をつけること

弾種はAPは戦艦や装甲が厚い巡洋艦に対して使用する。装甲が薄い駆逐艦には過貫通(貫通しすぎる)となりダメージがないに等しく基本的にNG。駆逐艦はもちろん、空母も基本的にはHEを使う。

操艦について

まずは戦艦の操艦と砲術に慣れることが肝要。駆逐艦や巡洋艦と違い艦の挙動が重く独特の感覚が必要である。
他の艦種に比べて圧倒的に大型なため、加速は鈍く舵の効きが悪い。速力を変えるにはかなり時間が掛かるので他の艦種からすればフライング気味な位で速力変化の指示を与えるように。
旋回半径が大きい上に一杯に舵が切れるまでが長いため直ぐに回頭出来ないので、航跡はかなり大回りになる。
また舵の効きが悪いため、操作と実際の旋回挙動に時間差が生じるので他艦種より早めに切って早めに戻す必要がある。心配なら合同作戦(Coop戦)で練習しておこう。挙動が重いせいで地形に引っ掛けると直ぐに脱出できず、実戦でやらかすと大変危険な状況に追い込まれる。
以上のことから、戦艦は戦術的にも作戦的にも小回りが効きづらい。変針の判断は早め早めにしないとすぐには逃げ出したり追い詰めに掛かったり出来ない。

自艦・仲間の防衛について

他の艦種でも言えることだが、AP弾を砲撃してくる相手には舷側を向けないこと。角度が付けばそれだけ見かけ上の装甲厚が大きくなり、AP弾の貫通を防ぎやすくなる*2。同時に相手して無事でいられるのは巡洋艦1-2隻が限度。敵の戦艦や駆逐艦は効率よく自艦にダメージを与える手段を持っているので、それらともう1隻の敵と戦う形になると途端に厳しくなってくる。
他艦種にも言えることだが、戦艦が突出する形は望ましくない。望遠鏡ばかりのぞいてないでミニマップも見よう。だが一方でそうした横槍が入らない状況ならば戦艦で敵の戦列を抑えに掛かるのが効果的な局面もある。障害が少なければ圧倒的な継戦力で前線を前進させることができる。
なお舷側を見せずに前進すると、おのずと敵艦隊の真ん中に突っ込むことになる。当然これはまずい。とは言え、Uターン中は横腹を敵に晒すことになり、非常に危険な状態である。煙幕、島影を利用するほか、減速・停止・後進も立派な選択肢である。とはいえ停止や後進は速度が下がる分被弾しやすくなるというデメリットもあるし、安全な場所まで一時退避、ということもできなくなる。場合によっては全速でUターンした方がいいという場合をある。
初心者の頃は常に全速と言う人も多いようだが、常にそれが良いとは限らない。状況に合わせて最良の選択をしよう。

 

重厚な装甲を持つ戦艦に対して、敵は火災や浸水ダメージを狙った攻撃を仕掛けてくることが多い。
巡洋艦は手数が多くHE弾の火災発生率も高いため、対戦すると火災マーカーとの格闘になる。
また、駆逐艦や空母は魚雷で浸水ダメージを狙ってくる。
火災も浸水も応急工作班ですぐに対処可能だが、戦艦は再使用時間が最も長いため、使用するタイミングを間違うと再度火災や浸水が発生して自然回復までに大ダメージを受けてしまう。応急工作班を使用するタイミングは細心の注意が必要である*3
HE弾で攻撃してくる敵をすぐに振り切れるか?敵の駆逐艦が近くで隠密行動をしている可能性はないか?使った後のクールタイム中にさらに攻撃される可能性がないか?等を考えて判断しよう。

 

戦艦の対空性能は比較的高いが、何もせず自動で攻撃させても航空機に有効なダメージは与えられない。囮の戦闘機等に対空攻撃が散らばらないように、手動で猛威となる雷撃機中隊等に狙いを付けるようにしよう。
また、味方の対空火力を集結させることも大事な要素となる。味方艦と距離があまり空きすぎる位置には布陣しない方が良いだろう。複縦陣は砲撃と対空を両立出来る無難な陣形である。特に奥の列にある艦を狙おうとすると2列から同時に熾烈な対空砲火を受ける。各艦の距離は1.5km-2.0kmは無いと回避機動出来なくなるので詰め過ぎないように。

ラインナップ

 
BB:戦艦速度は遅いが分厚い装甲と強力な主砲を多数装備している。
BC:巡洋戦艦装甲を犠牲にして速力を高めた戦艦。火力は戦艦と同等以上。
戦艦編集より行単位で編集可能

アメリカ

Tier艦種艦名主砲射程
1
2
3BBサウスカロライナ30.5cm / 2連装4基 / 計 8門10.66km
4BBワイオミング30.5cm / 2連装6基 / 計12門10.20km
BBアーカンソー30.5cm / 2連装6基 / 計12門10.81km
5BBニューヨーク35.6cm / 2連装5基 / 計10門10.86km
BBテキサス35.6cm / 2連装5基 / 計10門11.64km
6BBニューメキシコ35.6cm / 3連装4基 / 計12門11.22km
BBアリゾナ35.6cm / 3連装4基 / 計12門11.93km
7BBコロラド40.6cm / 2連装4基 / 計 8門12.60km
8BBノースカロライナ40.6cm / 3連装3基 / 計 9門12.84km
9BBアイオワ40.6cm / 3連装3基 / 計 9門13.50km
10BBモンタナ40.6cm / 3連装4基 / 計12門13.50km

日本

Tier艦種艦名主砲射程
1
2BB三笠30.5cm / 2連装2基 / 計 4門10.11km
3BB河内30.5cm / 2連装6基 / 計 12門10.53km
4BC石鎚30.5cm / 2連装5基 / 計 10門10.50km
5BC金剛35.6cm / 2連装4基 / 計 8門11.52km
6BB扶桑35.6cm / 2連装6基 / 計 12門11.52km
7BB長門41cm / 2連装4基 / 計 8門12.72km
8BC天城41cm / 2連装5基 / 計 10門12.72km
9BB出雲41cm / 3連装3基 / 計 9門13.38km
10BB大和46cm / 3連装3基 / 計 9門14.28km

ドイツ

Tier艦種艦名主砲射程

イギリス

Tier艦種艦名主砲射程

ソ連

Tier艦種艦名主砲射程

フランス

Tier艦種艦名主砲射程
6BCダンケルク33cm / 4連装2基 / 計8門11.93km

イタリア

Tier艦種艦名主砲射程

各国の特徴

アメリカ

全体的にクセがなく使い易い。
アメリカ戦艦Tier5~10では艦艇スキルで高速装填を使用可能である。
対空値が高く艦載機からの攻撃に悩まされる事が少いため射撃に専念できる。
全体で見ると日本の戦艦に比べて低速だが、アイオワ級は非常に優速であり全戦艦中最速である。

【長所】

  • 対空が強力で艦載機の攻撃に対処し易い

【短所】

  • 戦艦は低速な物が多い(Tier7のコロラドまで20ノット程度)

日本

大艦巨砲主義を体現したようなツリー構成が特徴で大口径高火力と長射程の砲戦能力が高い艦が多い傾向。
全体的に対空値が低い艦が多く、航空攻撃の餌食になりやすいので注意が必要。

低Tierでは低速と砲性能の悪さに苦労するが、Tier5〜Tier8では他国同Tierより大口径または砲門数の多い主砲で優位に立てる。
Tier9の出雲は奇抜な砲配置で苦労する事が多いが、Tier10の大和は強力な46cm砲を備えているため、それまでの苦労が報われるような性能を発揮できる。ぜひ開発の目標としたい。
金剛型や天城型は速力に優れる反面、装甲と攻撃力が劣る。

【長所】

  • 砲の火力が高く射程が長い散布界も狭く優秀
  • 全体的に優速でありアメリカ戦艦より速力が高い事が多い

【短所】

  • 対空値が低く、艦載機の餌食になりやすい

ドイツ

未実装

ソビエト連邦

未実装

イギリス

未実装

フランス

未実装

史実

強大な艦砲と堅牢な装甲を備え、海戦が主に砲撃戦に頼った時代に、海上決戦の主力となることに特化していた。第二次世界大戦頃までは、各国家の軍事力の象徴的存在であり、世界のパワーバランスを左右する戦略兵器ともされていた。しかし第二次世界大戦において航空戦力の有利性が実証され、艦隊主力の地位を航空母艦に譲った。

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*1 もっとも、わかってる敵であれば、なかなか沈まない戦艦に対してはあまり攻撃してくれない(魚雷くらいは流れてくるが)。巡洋艦・駆逐艦を攻撃し、火力と目を奪おうとするだろう。だが、仮に敵が撃ってくれなくても、戦場に近づく事により敵の巡洋艦・駆逐艦に、高命中率で主砲を叩き込む事ができるのだ。
*2 ついでに魚雷を避けやすい。また全部避けられなくても、1本に抑えることは比較的容易になる。さらに、同じ当たる魚雷なら、艦首・艦尾で受ければダメージは軽減される。
*3 例えば1箇所の火災では使用せず、2箇所以上の火災で使用する、敵を排除・後退し攻撃が散発的になってから使用する(でないと、消した途端にまた着火される)、など。