1942年 大日本帝国 駆逐艦 島風型
日本ツリーの高ティア駆逐艦。
40ノット近い快速に加え、最大射程40キロの酸素魚雷を一度に十五本発射できる超兵器。島風だけで小隊を組むと戦場がとんでもない事に……今日も今日とて島風の魚雷を躱し切れずに撃沈される戦艦乗り達の怨嗟の悲鳴が戦場に木霊する。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1942 | 国家 | 大日本帝国 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 対潜 | ○ | ||||
耐久値 | 19200 | 戦闘成績(BR) | 245 | ||||
基準排水量(t) | 2432 | 最大排水量(t) | 3300 | ||||
最大速力(kt/h) | 38.6(34.8) | 最大舵角 | 50.0 | ||||
可視距離(km) | 10.1(9.3) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 1080000S | 購入費用 | 88000S | ||||
1900G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 25 | ||
舷側部 | 0.8 | 0.8 | 0.8 | 25 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 重量(t) | 貫通力 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
50口径 三年式 一二糎七 連装砲 | 500 | 18.38 | 6 | 64 | 89 | |||
40口径 八九式 一二糎七 連装高角砲 | 280 | 14.8 | 4.3 | 60 | 10 | |||
50口径 三年式 一四糎 単装砲 | 550 | 19.1 | 6.8 | 36 | 65 | |||
45口径 三年式 十二糎 単装砲 | 670 | 15 | 7 | 19 | ||||
40口径 十五糎二粍 単装速射砲(ケースメイト) | 600 | 8.5 | 8.5 | 39 | ||||
50口径 四一年式 十五糎二粍 単装砲(ケースメイト) | 600 | 9.14 | 9.5 | 50 | ||||
45口径 四一年式 十五糎二粍 単装砲 | 600 | 13.7 | 6.5 | 45 | ||||
45口径 四一年式 十五糎二粍 単装砲(ケースメイト) | 600 | 14.8 | 12 | 48 | ||||
50口径 三年式 十四糎 単装砲(ケースメイト) | 550 | 15.8 | 10 | 45 | ||||
45口径 15.2センチ アームストロング単装砲 | 600 | 14.8 | 8 | 48 | ||||
50口径 三年式 十四糎 単装砲 | 550 | 17.8 | 8 | 27 | 68 | |||
50口径 三年式 127ミリ デュアルマウント砲 | 500 | 18.26 | 12 | 30 | ||||
副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 重量(t) | 貫通力 | ||
装備なし(デフォルト) | 0 | |||||||
40口径 3インチ 単装高角砲 | 500 | 10.8 | 3 | 31 | ||||
40口径 四一年式 七糎六 単装砲 | 300 | 10.7 | 4 | 12 | ||||
魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 重量(t) | 雷速(knt) | ||
九三式 六一糎 五連装(酸素)魚雷(長射程) | 4200 | 40 | 90 | 135 | 36 | |||
六年式 五三糎 連装魚雷 | 3450 | 10 | 50 | 16 | ||||
八年式 六一糎 連装魚雷 | 4200 | 15 | 55 | 70 | ||||
八式 610ミリ デュアルマウント魚雷(短) | 4200 | 10 | 60 | 80 | 43 | |||
八式 610ミリ デュアルマウント魚雷(長) | 4200 | 20 | 60 | 85 | 27 | |||
八式 610ミリ デュアルマウント魚雷(中) | 4200 | 15 | 60 | 90 | 35 | |||
爆雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 重量(t) | 最大深度(m) | ||
爆雷 | 1500 | 0.0 | 10 | 7 | 100 |
※爆雷はデフォルト状態では未装備
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ | 照準システム | 特殊塗装 | 制動機 | 消火器 | ||
Ⅱ | 射撃管制装置 | 電波探信儀 | 新型艦首 | 排水ポンプ | ||
Ⅲ | 改式榴弾 | 逆探 | 変速機 | 高品質装甲 | ||
Ⅳ | × | 発煙装置 | ボイラー | × | ||
Ⅴ | × | × | 注排水装置 | × |
※スキルは『対艦通信士』『煙幕』『機関全速』の三つ。それぞれ逆探・発煙装置・注排水装置をアンロックすることで使用可能になる。
立ち回り方
長射程の5連装酸素魚雷を活かして敵艦隊に開幕牽制魚雷を放ち、以降は島影などを利用して敵主力艦に肉迫し奇襲雷撃を狙うのが基本戦術となる。魚雷発射後、回避行動を行いながら主砲で敵艦への嫌がらせ砲撃をしつつ再発射の機会を伺うことも不可能ではないが、5連装酸素魚雷の装填時間が90秒ということを考えると空母相手以外はさっさと離脱した方が良い。
島風の天敵は最上やチャパエフに代表される高速巡洋艦やZ23、O級などの速度と火力双方で高いポテンシャルを誇る駆逐艦である。航行中にこうした艦艇が接近してきた場合、間違いなく存在を把握されているため即座に逃げよう。
他にもシャルンホルストや28㎝三連装を装備したビスマルク、1発の破壊力が高い上に手数が多いモンタナ、扶桑(1935)、アルザスなどにも注意しよう。
主砲
速射性こそ同格のギアリングに劣るものの、極めて貫通力が高い優秀な主砲を三基六門搭載している。
砲旋回能力が鈍めなのが玉に瑕だが、砲戦主体の駆逐艦と撃ち合いにでもならない限りは大抵の同格艦に有利を取れるだろう。
やや重めではあるためどうしても重量が気になる場合は軽量な吹雪の主砲に積み換える手もあるが、装填速度が劣悪になるのでこのあたりは好みの問題か。
対空を意識して89式連装高角砲を搭載することも可能。ただし、三基では焼け石に水かも知れない。
副砲
デフォルト状態では搭載していないが、副砲を積むことができる。
しかし積んだところで命中率は低く門数も少ない。重量が嵩張って機動力が鈍るだけなので、積む意味はほとんど無い。
魚雷
島風を特徴付ける大きな要素の一つが重雷装である。
射程40kmにも及ぶ長射程五連装酸素魚雷発射管三基を艦の中心線上に搭載しており、最大15本の魚雷を同一方向に投弾できる。
近距離からの奇襲に成功すれば大和だろうがモンタナだろうが一撃で轟沈させる破壊力を有しており、牽制として中~遠距離からばら撒いても射数の多さから敵艦隊に進路変更を強いることが可能。
ただし欠点として再装填には時間がかかり、しかも弾数が少ない。デフォルト状態では二斉射すると弾切れになり、限界まで増やしても三斉射すると空になる。どのタイミングで発射するかはしっかり見極めよう。
対空
デフォルト状態では3基6門による手動対空が可能。気休め程度なので積極的に撃墜を狙うのは難しい。
自艦が狙われた場合、自慢の機動力を駆使すれば航空攻撃の回避はやりやすい。
装甲
安定の紙。削って機動力を底上げしておこう。
どんな駆逐艦にも言えることであるが、巡洋艦以上の艦艇と砲戦になった時点で生存は絶望的である。特に島風は駆逐艦としては艦体が大きく被弾しやすい。
駆逐艦の砲撃で致命傷を負わない程度に残しておくのはアリだが、砲撃戦を前提とした重装甲は足を引っ張るだけとなってしまう。
機動性
帝国海軍最速を謳われただけあり、極めて良好である。
魚雷を積み増ししても、多少装甲を削るだけで40ノットの大台に乗せることが可能。
旋回性能も必要十分なだけの能力を確保しており、基本的に機動に関してはストレスフリーと言える。
総評
駆逐艦にしては船体が大きいため比例して被弾面積が大きく、他国の砲よりレートが劣るため対駆逐艦はやや不利か。その分魚雷の一斉射撃の火力は凄まじく、暗殺に成功すればどの船でも一撃で持っていけるだろう。ただし魚雷は三斉射分しかないので、撃つタイミングはよく考えよう。
歴史背景
島風(しまかぜ)は、1941年(昭和16年)に起工した大日本帝国海軍の一等駆逐艦。
島風型駆逐艦は次世代の艦隊型駆逐艦として、16隻の建造が決定していた高速で重雷装の艦隊型駆逐艦であった。だが太平洋戦争開戦による戦術の変更や水雷戦自体の可能性の低さ、手間のかかる生産から計画は放棄され、秋月型駆逐艦や丁型(松型駆逐艦)へと移行し、結局島風1隻のみとなった。計画時の分類は丙型駆逐艦。
本艦は1943年(昭和18年)4月7日の過負荷全力公試で排水量2,894トン、出力79,240馬力において40.90ノットを記録した。これは魚雷艇を除いた艦艇の最高記録である。ただしこの時の排水量は通常の公試の際の2/3状態(燃料など消耗品を2/3搭載した状態)でなく、より軽い1/2状態であった。
艦隊決戦の切り札として建造された島風であったが、戦争中はその実力を発揮する機会に恵まれることなく、1944年11月に米軍航空部隊による空襲を受け、機銃掃射や至近弾により損傷が累積し戦没した。満足な回避行動が取れない狭い湾内であったにも関わらず、爆撃に関しては一発も被弾することはなかったという。
ちなみに島風という艦名を持つ艦としては本艦は二代目に当たる。大日本帝国海軍では峯風型駆逐艦で既に使用されており、この初代島風も当時の日本駆逐艦としての最高速度40.7ノット(他の峯風型は39ノット)を記録しており、2代目もそれに因んで命名されている。戦後、海上自衛隊のはたかぜ型護衛艦2番艦「しまかぜ」が1988年(昭和63年)に就航し、三代目が継承された。
コメント
- 島風\( ‘ω’)/ -- ( ^ω^)? 2017-12-30 (土) 09:46:24
- やべっ、編集ミスったかも… -- 2018-02-12 (月) 00:59:58
- 後半が初代島風の解説になってる事について -- 2018-04-16 (月) 01:36:09
- 確かにw -- 2018-04-16 (月) 17:49:09