Fargo

Last-modified: 2019-03-22 (金) 12:56:37

1945年 アメリカ合衆国 軽巡洋艦 ファーゴ級

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アメリカ合衆国ツリーの高ランク巡洋艦。クリーブランド級の準同型艦である。
何故か同年代の駆逐艦であるギアリングより安く購入できる。

他画像

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主砲を連射するファーゴ。三連装6インチ砲と副砲である5インチ連装高角砲は共に装填が速く、敵艦に対し間断のない射撃を行うことが可能。
巡洋艦としてはトップクラスに索敵範囲が広いファーゴの視界に入ってしまった場合、駆逐艦が逃走できる可能性は低い。


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8インチ連装砲を装備することによって重巡モドキになる(艦種は軽巡のまま)……が、高ティア帯でこの8インチ砲を装備する意味は薄いだろう。

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1945国家アメリカ合衆国
艦種軽巡洋艦対潜×
耐久値29700(27000)戦闘成績(BR)280
基準排水量(t)11814最大排水量(t)14464
最大速力(kt/h)31.8(27.6)最大舵角52.4(48.0)
可視距離(km)12.5絶対視認距離(km)-
アンロック費985000S購入費用78000S
1700G

装甲防御

※単位はインチ(in)表示

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部2.01.51.522
舷側部5.02.52.522

搭載武装

主砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
重量(t)貫通力
47口径 6インチ Mk.16 三連装高角砲60023.887.520260
53口径 6インチ Mk.16 連装高角砲60023.139.58260
55口径 8インチ Mk.9 連装砲80029.1317.520761
副砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
重量(t)貫通力
38口径 5インチ Mk.38 連装高角砲50016.0748330
38口径 5インチ Mk.24 高角砲50016.0748350
50口径 4インチ Mk.9 高角砲40014.567.525
53口径 6インチ Mk.13 連装高角砲60019.299.539
51口径 12.7センチ Mk.9 単装砲50013.57.530
51口径 5インチ Mk.7 単装砲50017.197.528
50口径 6インチ Mk.5 単装砲60014.61050
50口径 4.7インチ Mk.3 単装砲4709.055.535
50口径 6インチ Mk.6 単装砲60014.631080
50口径 6インチ Mk.8 単装砲60014.631080

1~6番スロットにのみ装備可能な副砲。

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
照準システム特殊塗装副舵輪消火器
射撃管制装置精密探信儀新型艦首排水ポンプ
強化弾頭精密探信儀変速機船体強化
新式榴弾×舵輪×
××ボイラー×

立ち回り方

駆逐狩り、巡洋艦狩りが主な仕事である。
ただし主砲の貫通力は据え置きのままである為、戦艦だけでなく装甲を厚くした巡洋艦に対してもやや分が悪く、アメリカ大型軽巡の常として魚雷も無い。基本的に前級にあたるクリーブランドと同じ立ち回りを求められる。そこ!産廃とかいわないの!
視界に関してはクリーブランドと比べると3キロ近く広くなっているため、かなり早い段階で敵艦を捉えることが出来るだろう。駆逐狩りには重宝する。

主砲

主砲は毎度お馴染み47口径6インチ三連装砲の他に53口径6インチ連装砲と55口径8インチ連装砲と、クリーブランドから装備レパートリーが増えている。
デフォルト砲の手数で攻めるか、8インチ砲の破壊力で攻めるかの選択肢になる……とは言え、8インチ砲は装填時間が長く貫通力も今ひとつなので取り回しが悪い。

副砲

こちらはレパートリーだけでなく数も増加している。お馴染みの連装高角砲に加えて単装砲も片舷3基ずつ装備しているが、いずれにせよ副砲ゆえの低精度問題は付き纏ったまま。
補助的な放火用装備と考えておこう。

対空

航空兵装

装甲

装甲は舷側装甲5インチ、水平装甲2インチとクリーブランドより若干舷側装甲が厚くなっている。
……が、装甲耐久が低くなったのかクリーブランドより感覚的に抜かれやすく感じるだろう。
更に、防御方面の部品が少なく防御力強化の伸び代がほとんどない。
出来るだけ敵艦の前に出ないようにするのがいいだろう。

機動性

速力はボイラー無しのデフォルトで27.6ノット発揮でき、ボイラーを搭載すると32ノット弱まで上がる。巡洋艦としては平均的かやや遅いくらいの速力だが、舵の効きが比較的良好な部類に入るので挙動にストレスを感じることはないだろう。
ボイラーを搭載して装甲を削りに削った場合は37ノットまで増速できるため、速射能力の高さ・視界の広さとの合わせ技で空母狩りを行うことも可能。
ただし、この状態では大口径榴弾を数発被弾しただけで致命傷を負いかねない。

総評



歴史背景

ファーゴ級軽巡洋艦(ファーゴきゅうけいじゅんようかん Fargo class light cruiser)は、アメリカ海軍の軽巡洋艦の艦級。クリーブランド級軽巡洋艦の改良型であり、砲塔及び銃座の低重心化、艦橋の縮小、ボイラーの配置改善及び煙突の集合化などが行われている。13隻が計画されたが、第二次世界大戦中に就役は間に合わず、戦後に2隻のみが就役した。

ファーゴ級軽巡洋艦は前のクリーブランド級軽巡洋艦の改良型とも言える艦級で、主な相違点はコンパクトに収められた上部構造と、対空防御改善のため煙突が一本になったことであった。12隻が建造予定であったが第二次世界大戦の終了により大半が建造を取り消された。