1943年 アメリカ合衆国 航空母艦 インディペンデンス級
アメリカツリーの高ティア攻撃空母。
2017年9月4日のアップデートにて空母として実装された。以降4年半にもわたって正規空母とのマッチングを強いられ続けたのち、Ver.2.00.041にて攻撃空母に艦種変更となった。合わせて迷彩の実装、モデリングの改善、シルバー解放が行われている。
以前はメールアドレスでのバインディング報酬として、本艦か瑞鳳かどちらか一隻を選び、無料で貰うことが可能だった。
現在は通常ツリー艦としてアンロックする必要がある。
迷彩「Measure33」。効果はHP+5%、お値段888G。
バフ効果はおまけ程度だが、外見は目に見えてスタイリッシュになる。
インディペンデンスのエレベーター配置。
格納庫容量は前部が18機、後部が6機と特徴的。一度に大量の航空機を準備できる一方、瑞鳳と比較すると迅速な発艦には不向きである。
Ver.2.00.040までのモデリング。砲装備が連装砲となっている。
空母実装前のインディペンデンスのサンプル画像。この時点では備砲は史実同様単装砲だった。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
※無装甲排水量/速力は武装のみを搭載した数値
年代 | 1943 | 国家 | アメリカ合衆国 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
艦種 | 攻撃空母 | 対潜 | ○ | ||||
耐久値 | 26775(25500) | 戦闘成績(BR) | 370 | ||||
無装甲排水量(t) | 7044 | 無装甲速力(kt/h) | 37.1(00.0) | ||||
基準排水量(t) | 10494 | 最大速力(kt/h) | 31.7(30.1) | ||||
最大排水量(t) | 14751 | 最大舵角 | 38.5(35.0) | ||||
可視距離(km) | 13.4(12.5) | 格納庫容量 | 4200 | ||||
最大搭載機数 | 45 | 編隊数 | 5 | ||||
アンロック費 | 785000S | 購入費用 | 120000S | ||||
2600G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 50 | ||
舷側部 | 0.6 | 0.6 | 0.6 | 25 |
搭載武装
※購入時は1番副砲のみ装備
副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1,2 | 38口径 12.7cm(5inch) Mk.12 単装砲 | 500 | 15.5 | 4 | 25 | 18 | 60 | 120(AA)/120 |
艦載機
機種 | 名称 | 耐久 | 攻/防 | 航続時間 (sec.) | 巡航速度 (km/h) | 海面視界 (km) | 空中視界 (km) | 機体重量 (t) | 格納庫容量 | 追加装備 | 火力 | 装備重量 (kg) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
艦爆 | SB2C-1 ヘルダイバー | 650 | 300/400 | 1570 | 475 | 6.8 | 6.8 | 5 | 90 | 1001lb 爆弾 | 2000 | 454 | ||
5inch FFAR 汎用ロケット弾 | 210 | 80 | ||||||||||||
M8 対艦ロケット弾 | 400 | 569 | ||||||||||||
艦攻 | TBM-1D アヴェンジャー | 650 | 125/400 | 1652 | 442 | 5.8 | 2.8 | 5 | 80 | 2216lb Mk.13 航空魚雷 | 2715 | 1005 | ||
350lb MK.54/Mod 0 対潜爆弾 | 580×4 | 159×4 |
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ | 副砲装填装置(副砲装填時間-5%) | 水中聴音機(水中聴音機アンロック+8km) | ボイラー(巡航速度+5%) | ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック) | ||
Ⅱ | 新式炸裂榴弾(榴弾ダメージ+5%) | 電波探信儀(理想発見距離+7%) | 注排水装置(スキル『機関全速』アンロック) | 水密隔壁(浸水発生率-15%) | ||
Ⅲ | × | 水中探信儀(スキル『対潜ソナー』アンロック+8km) | 新型艦首(旋回抵抗-9%) | 耐火コーティング(火災発生率-20%) | ||
Ⅳ | × | 精密探信儀(強制発見距離+6%) | 変速機(加速性能+10%) | 対空自動計算(自動距離計算) | ||
Ⅴ | × | 特殊塗装(隠蔽性+7%) | 舵輪(最大舵角+10%) | 船体強化(HP+5%) |
立ち回り方
攻撃空母に艦種変更されたとは言え、基本的には空母のセオリー通りで良い。
前線に出ることは避け、母艦の位置を敵に把握させないように行動しよう。
航空兵装
最大で45機を搭載可能。エレベーター性能自体はアメリカ空母最速を誇っているので、艦載機の展開自体はやりやすい。
空母時代は実装されているほぼ全ての艦載機を搭載できたが、攻撃空母となったことでラインナップは大幅に削減された。
現在は艦爆としてSB2C-1、艦攻としてTBM-1Dを搭載することが可能。
SB2C-1は旋回性能こそ目を覆いたくなるような悲惨な数値だが、艦爆としては相応に優秀な機体。爆弾だけでなく、やや威力が高い対艦ロケット弾、軽装甲艦や航空機も狙える汎用ロケット弾を装備可能なので状況に応じて使い分けよう。
ただしいくら対空使用も可能とは言っても、ライバルであるラ・ファイエットや大同に搭載されるような機体とはまともな空戦は期待できない。大型空母の戦闘機など以ての外である。
TBM-1Dはお馴染みアヴェンジャー系列の雷撃機で、魚雷に加えて対潜爆弾も四発搭載可能。潜水艦に対して圧倒的な制圧能力を誇っている。それ以外の能力は可もなく不可もなしと言ったところ。
ロケット弾搭載機がものを言う攻撃空母同士のマッチングでは1編隊程度に留めておいた方が良いかもしれないが、大型空母と小隊を組んで出撃するような場合は多めに積んでおくことで対艦打撃力を増すという選択肢もある。
空中視界だけは極めて狭いので、奇襲を受けないように気をつけよう。
SB2CもTBMも素の航続時間が長いので、延々飛ばしていても燃料切れで墜落せずに済むのは地味ながら大きな利点。
備砲
デフォルト状態では、前部の砲座に手動対空に対応した5インチ単装砲が1基搭載されている。これに加え、艦尾にも1門が追加装備可能。
5インチ砲としては性能面では優秀な部類で射界もかなり広いものの、いかんせん門数が少なく副砲扱いゆえに精度も悲惨の一言。
反撃手段としては全く期待できないため、御守り程度に思っておこう。
対空
敵艦載機が艦上空をずっとウロウロしてくれた場合などはそれなりに落としてくれるが、あまり期待はしないほうが良いだろう。
手動対空も単装砲2基だけでは焼け石に水。自慢の機動力で敵弾を回避することを心がけよう。
対潜
攻撃空母へ艦種変更され、インディペンデンスも対潜方面で大きく強化された。
アクティブ・パッシブソナー共に8kmもの広範囲索敵が可能であり、探知しさえすればTBMの編隊で反復攻撃が可能(対潜爆弾は二発ずつ投下するため)。
仮に攻撃ができないような状況であっても、敵潜水艦の大まかな位置を味方に伝えるだけでも被害減少に貢献できるだろう。
装甲
軽巡洋艦並みの装甲を貼ることもできるが、戦艦や重巡などの斉射を受けてしまうと一撃で大ダメージを受けかねない。
全ての空母に言えることであるが、発見されないことが一番の防御と言える。
機動性
装甲を全て剥がして最高速は30ノット台後半だが舵は効きやすく、加減速性能も良好である。
さらに艦種変更に伴ってスキルに『機関全速』が追加され、一時的になら駆逐艦並みの高速も発揮できるようになった
巡洋艦並みの小型な艦体も幸いし、航空雷撃を受けても舵を切るタイミングと方向次第では最小限の被弾に抑えられる。
総評
攻撃空母へ艦種が変更されたことで、以前と比べてマッチング環境は改善された。
対潜爆弾搭載機を運用できるため瑞鳳よりはやれることの幅自体は広いが、艦載機ラインナップの関係上、制空権争いでの不利は否めない。
高速機も積めないので、攻撃空母同士の序盤の戦いではやや分が悪いかもしれない。逆に序盤さえ凌ぐことができれば、長い航続時間に物を言わせた余裕のある攻撃機展開が可能。
いずれにせよ、ベテランでないと使いこなすのは難しい艦艇と言える。
航空兵装
前部エレベーターから18機、後部エレベーターから6機が駐機できる。
軽空母の特権か、課金艦であるヨークタウン?同様に実装されているアメリカ所属の艦載機は全て搭載可能だが、艦載機のスロットは5つしかないので全部は積めない。慎重に選定しよう。
格納庫容量には余裕があるので、戦闘機については最新型の高性能機で固められる。
アプデで艦載機の離着時間が短縮されたため、エレベーター性能自体はアメリカ空母最速を誇っている。艦載機の展開自体はやりやすいだろう。
総評
瑞鳳もそうだが
・軽空母ゆえ艦載機が全然積めない
・正規空母と当たった場合にほぼ間違いなく制空権を取られてしまう
・マッチングが独立していないのでほぼ100%の確率で不利な状態からスタートするetc…
と言った感じで現状地雷空母になっている。機動力はあるほうだが駆逐艦等速度の高い敵艦から逃げられるとは言えず、更に上記のように射界に死角があり後方には撃てない。他の空母以上に敵艦との距離や立ち位置を気をつけることが大事であろう。
戦闘成績が現在低めに設定されているが上記の理由から恩恵を得られているとは言い難く、これでも高い方だろう。
歴史背景
太平洋に戦雲が垂れ込め始めた1941年夏、時のアメリカ大統領フランクリン・ローズヴェルトの元に、もし艦隊空母の増産を図っても、すぐに建造に着手したとしてその就役は1944年になるという試算が提出された。実際にはエセックス級?はもっと早く就役したが、少なくともこのような懸念があったのである。そこで、かつて海軍次官を務め「海軍派」を自認していたローズヴェルトは、量産が始まろうとしていた軽巡洋艦の船体を流用した軽空母の建造を示唆した。この意見を受けた海軍側は、小型のレンジャーやワスプの先例に鑑みて、建造の意義に疑問を持った。しかし実際に戦争が勃発すると空母の増産は最優先事項となり、試設計の結果、十分に見込みのある案であることが判明。こうして、すでに量産に着手していたクリーブランド級軽巡洋艦の船体の流用が決まり、ネームシップのインデペンデンス以下、同型艦9隻が就役した。本級は、搭載機数こそエセックス級の約半分ながら速力は準じるため、空母機動部隊の一翼を担った行動が可能であり、艦隊空母に負けない活躍を示した。なお日本軍の攻撃を受けてプリンストンが戦没している。
【同型艦(全9隻)】
●ネームシップ:インデペンデンス
1941年5月竣工
1946年8月退役
●2番艦:プリンストン
1941年6月竣工
1944年10月24日戦没
●3番艦:へローウッド
1941年8月竣工
1947年1月退役
●4番艦:カウペンス
1941年11月竣工
1947年1月退役 スクラップ
●5番艦:モンテレー
1941年12月竣工
1956年1月退役 スクラップ
●6番艦:ラングレー
1942年4月竣工
1947年2月退役
●7番艦:カボット
1942年3月竣工
1955年1月退役
●8番艦:バターン
1942年8月竣工
1954年4月退役 スクラップ
●9番艦:サン・ジャシント
1942年10月竣工
1947年3月退役 スクラップ
コメント
- 意外にも結構曲がるので魚雷が回避しやすいですね。 -- 2017-09-21 (木) 01:06:45
- 最大艦載機数はなんですか?? -- 2018-07-12 (木) 01:51:27
- 基本性能のところに書いてありますよ -- 2018-07-12 (木) 06:50:08