V25

Last-modified: 2021-03-15 (月) 00:35:24

1913年 ドイツ帝国 水雷艇 V25型

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ドイツツリーの中ティア駆逐艦。
ゲームでは駆逐艦に分類されているが、実際の艦種は水雷艇である。
ところでこの見た目に小柄な艦体、何かを思い出させないだろうか……?

……そう、こいつとかこいつとか、そしてこいつとか。
本艦が得意とする戦術は基本的にこの三者に似通っており、暗殺型駆逐艦としては中ティアでも屈指の性能を誇る。

他画像

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以前の母港画像。当初8.8cm砲には防楯が付いていた。

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1913国家ドイツ帝国
艦種駆逐艦対潜×
耐久値15120(13500)戦闘成績(BR)115
無装甲排水量(t)452無装甲速力(kt/h)37.9(31.9)
基準排水量(t)812最大速力(kt/h)32.4(27.2)
最大排水量(t)975最大舵角46.2(42.0)
可視距離(km)7.8(7.2)絶対視認距離(km)-
アンロック費200000S購入費用2000S
400G

装甲防御

※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部0.20.20.220
舷側部0.40.40.420

搭載武装

主砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
45口径 8.8cm Tbts KL/45 単装砲35011.74131430120/120
65口径 10.5cm SK l40 単装砲41015.07101965250/250
55口径 15cm SK C/28 単装砲59021.958.58397840/40
45口径 15cm Tbts KL/45 単装砲59023.18.58466560/60
45口径 15cm Ubts + Tbts KL/45 単装砲590228.58297044/44
45口径 15cm Ubts + Tbts Flak L/45 単装砲590227.58317040/40
魚雷(1、2)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)雷速(kt)基本弾数
500ミリ 単装魚雷 Type G7e T1240014201052398
魚雷(3、4)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)雷速(kt)基本弾数
500mm 連装魚雷 Type G7e T2
40口径 10.5cm SK L/40 単装砲(誤)
330014451082378
533mm 三連装魚雷 Type G7e T3330014601092378
53.3cm G7e T3 三連装魚雷34507.560101183018

※連装魚雷が何故か砲の名前表記になっているが、これはミス。

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
魚雷装填装置(魚雷装填時間-10%)特殊塗装(隠蔽性+11%)方向舵(転舵反応時間-14%)消火器(自艦火災継続時間-16%)
魚雷発射管(魚雷射程距離+12%)電波探信儀(理想発見距離+9%)ビルジキール(安定速+10%)鋼鉄甲板(榴弾被弾ダメージ-10%)
装甲破壊魚雷(魚雷浸水発生率+12%)逆探(スキル『対艦通信士』アンロック+1%)変速機(加速性能+10%)船体強化(HP+12%)
新式榴弾(榴弾燃焼継続時間+12%)発煙装置(スキル『煙幕』アンロック)舵輪(最大舵角+10%)×
××ボイラー(巡航速度+19%)×

立ち回り方

極力相手に気付かれない動き方に徹しよう。
速度も火砲も同格駆逐艦と比較すると劣っているV25では、まともに敵に狙われてしまった場合の強襲はほぼ不可能である。
島影や、場合によっては味方艦すらも利用して徹底的に自身の隠匿を図った上で、相手の注意が完全に余所に向いた隙に必殺の雷撃を叩き込もう。
もし十分に接近する前に見つかってしまった場合は、中距離からの雷撃支援に徹しつつ次の機会を窺うこと。無理押しは厳禁である。

主砲

バリエーションそのものは非常に豊かで高ティア駆逐艦の主砲すら搭載可能。だが、いかんせん装備スロットが二つだけなので強力な砲を積む意味は殆ど無い。
そもそも本艦でまともに砲戦する機会自体が少ないと思われるので、必要最低限の砲装備に必要最低限の弾を積んでおけばそれで良いだろう。
欲張ると肝心の機動力を損なってしまう。

魚雷

デフォルト状態では艦首部に単装魚雷片舷一基ずつと、中心線上に連装魚雷二基の計六基を装備している。いずれも半固定式で射角がかなり狭く、しかも側方というよりは自艦の斜め前方に向いているという少々特殊な代物。
10トンの重量増加と装填時間増加を招くが、後部二基の連装魚雷については三連装魚雷に換装してしまうのも良いかもしれない。
一方で艦首部の単装魚雷はバリエーションが無いものの、再装填時間20秒(部品開発で18秒)という巡洋艦主砲並みの破格のリロード速度と14kmというそれなりの射程のおかげで気軽な牽制弾や嫌がらせとして撃っていける。ただし弾切れには要注意。

装甲

駆逐艦らしく紙である。全く当てに出来ない。
削れるだけ削って重量を減らし、機動力強化に回してしまうのが無難だろう。

機動性

この種の小型艦艇にほぼ共通しているが、非常に機敏な動きが可能。
デフォルト状態では駆逐艦の中でも鈍足の部類に入ってしまうものの、装甲を全て取り払った場合は38ノット弱まで速度を上げられる。
これでも中ティア駆逐艦の中では遅い方ではあるが、艦体の小ささもあって遠・中距離での砲撃回避は然程の難事ではない。ただし雷撃のために自分から敵艦に近寄る際は当然回避行動に制限がかかり狙われやすい。
攻撃は可能な限り奇襲となるように心掛けよう。

総評

概要にもあるように、小柄な艦体と高速が合わさり暗殺型駆逐艦としてはティア帯最高峰の能力を持つ。搭載する魚雷を全て敵艦に撃ち込めれば、戦艦といえど一撃で大破もしくは撃沈に追い込めるだけの爆発力を有している点が低ティアの暗殺駆逐との大きな違い。一方で低ティア艦と比較するとやはり艦体は大型化しているため、上手く立ち回らないと存在を気取られてしまう。
だがV25の強みはここからで、仮に暗殺が無理な状況となっても高速装填の艦首部魚雷を中心として間断なく魚雷を流し続けることで継続的な敵艦隊妨害が可能。
暗殺は確かに決まれば効果的な戦術だが、それに拘らず臨機応変に、かつ狡猾に立ち回れば本艦は敵艦隊の行動に大きな制限を生じさせることができるだろう。
妨害目的で魚雷を流す場合は結果が直接の与ダメージ値には現れないことも多いが、要は影働きで味方を支える忍者のような存在と考えよう。


歴史背景

本艦は、ドイツ海軍において最も多数が建造された駆逐艦級の1隻であり、戦闘艦隊の護衛用として設計されていた。この艦級は当時としては極めて高い速力を備えていたものの、当初搭載された主砲は脆弱なものであった。しかし一次大戦中には、この艦級の駆逐艦のうちの多くがより強力な主砲へと換装された。


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