中の人インタビュー

Last-modified: 2021-08-10 (火) 07:22:07

放送開始前中の人インタビューリンク

この二つのインタビューはほぼ同内容である。言葉を選びまくっていてアンチスレ的な面白味には欠けている。
放送開始後のぶっちゃけは主にラジオ編を参照のこと。
 

【兄妹愛にもご注目!? 『魔法科高校の劣等生』アフレコレポート By saeki, 2014年3月19日】

『レポたま!』http://repotama.com/2014/03/71922/ 

アスキー・メディアワークス刊、佐島 勤原作の小説『魔法科高校の劣等生』がアニメ化決定!
国立魔法大学付属第一高校、通称『魔法科高校』に、とある欠陥を抱える劣等生の兄・達也と、すべてが完全無欠な優等生である妹・深雪が入学してくる。これをきっかけに、彼らを中心とした学生たちの、波乱の日々が幕を開ける。
アフレコを終えたキャスト陣にお話をうかがってきました!

―演じられたキャラクターの紹介をお願いします。

司波達也役・中村悠一さん(以下、中村):達也は妹の深雪をとても大事にしています。
彼は表情があまり豊かではないので、演技における微妙なさじ加減に気をつけながら演じています。

司波深雪役・早見沙織さん(以下、早見):深雪は一見おとなしそうな性格に見えますが、感情の起伏が激しい面を持っていまして、特に達也のそばにいると気持ちが昂ぶってしまう、そんな一面をもっています。。

千葉エリカ役・内山夕実さん(以下、内山):エリカはとにかく明るいムードメーカーで、みんなをかき回すような立ち位置の女の子です。『近くにこんな人がいたら楽しいだろうな』と思いながら演じています。ボーイッシュな見た目ながら、美少女でもあるということで、そこも意識しながら演じています。

西城レオンハルト役・寺島拓篤さん(以下、寺島):レオはエリカと同じく、一緒に場を盛り上げるような役回りです。主人公の達也は物静かなので、そこを埋められるような演技を心がけたいと思っています。

柴田美月役・佐藤聡美さん(以下、佐藤):美月は達也のクラスメイトで、おっとりとしていて優しい女の子なので、癒しキャラだと思います。この時代には珍しく眼鏡をかけているのですが、その秘密は後々明かされていきます。

―今回のアニメ化に期待することはありますか?

中村:原作の小説にアニメの良さがうまく加わって欲しいです。原作に負けないような役作りをしていきたいと思っています。

早見:深雪の色白さなど、原作のイメージが忠実に再現されているところや、アニメならではのプラスアルファの要素を楽しみにしております。。

内山:アニメになって、物語の全てが凝縮されるような感じがします。
まだ序盤を録っている最中ですが、今後もたくさんの魅力的な人物が登場するので、楽しみです。

寺島:作中には魔法を使った戦闘シーンがあるのですが、この世界では魔法が科学的に分析されていますので、そこがアニメでどのように表現されているのか? とても興味があります。

佐藤:小説、アニメ、コミックと、それぞれで見せ方があると思いますので、皆さんに楽しんでもらえるようなアニメにしていきたいと思います。

―アフレコ現場での雰囲気、エピソードを教えて下さい。

中村:アフレコが始まる前に、いつも寺島さんがギャグをかまして場をなごませています(笑)。でも、本番はしっかりとこなされていて、その緩急の付け方が素晴らしいと思います。

佐藤:第1話で「アドリブを入れて欲しい」と事前に言われていたシーンがありまして、内山さんがとても面白いアドリブを考えてくれました!

―本作の見どころを教えて下さい。

中村:独特の世界観を持った作品で、アフレコをしながら知るようなことも結構あります。会話の中にも伏線が仕込まれていたりしますので、そこも注目してください。

早見:昨今のアニメでは珍しい、優美な雰囲気を感じます。まるで古文や歴史の小説を読んでいるような感覚を会話のテンポから感じています。
独特の会話劇に注目していただきたいです。

内山:専門用語がたくさん登場するので、インターネットで調べたり、原作とにらめっこをしながら言葉の意味や設定を台本に書き出してアフレコに臨んでいます。すごく作りこまれた世界観を持った作品です。

寺島:登場人物が地に足がついていて、ブレないところがすごいです。難しい用語に一瞬戸惑ってしまうかも知れませんが、ついつい気になってしまうところが本作の魅力だと思います。

佐藤:登場人物の葛藤など、人間ドラマに心を動かされました。キャラクターそれぞれの立ち位置、何を思っての発言なのか? など、色々と深読みできるところが魅力だと思います。

【メインキャスト5人が登場! アニメ「魔法科高校の劣等生」アフレコレポート 2014年03月23日 19:09配信】

『WebNewtype』http://webnewtype.com/report/article/3180/

TVアニメ「魔法科高校の劣等生」がついに始動! 今回はそのアフレコ収録後にメインキャストである、中村悠一(司波達也 役)、早見沙織(司波深雪 役)、寺島拓篤(西城レオンハルト 役)、内山夕実(千葉エリカ 役)、佐藤聡美(柴田美月 役)の5人から話をきくことができた。キャストから見た作品の魅力から意外なプライベートの話まで話題は多岐におよんだ。このレポートを読んで4月からの放送に備えよう!

――担当キャラクターについてどのような印象を受けましたか?

中村 達也はなによりも妹を大事に想っていて、そのために闘志を燃やすことがありますが、一方、校内で置かれている自分の立場について冷静でもあります。そういう意味では表情を使い分ける必要があると思うのですが、彼は感情表現が豊かな人物ではないので微妙なさじ加減で心の動きを出す必要があると思いました。

早見 深雪は兄の達也と似ているところがありながらも、感情の起伏が大きい子かなと思います。とくに兄のことになると眼の色が変わり、気持ちを高ぶらせるのでそういうギャップも彼女というキャラクターの見どころかなと思います。

内山 エリカはとにかく明るく元気なムードメーカーです。周囲をかき回す立ち位置で、実際こういう友だちがいたら楽しいだろうなと思って演じています。また、剣術に長けるボーイッシュな女の子ですが、一方で美少女とも言われているので、彼女のあらゆる側面を出していけたらなと思います。

寺島 レオはエリカと並んで、この作品のメインキャラクターの中では盛り上げ役です。達也と深雪が物静かな人物なので、いかに物語に彩りを添えられるかを気にしながら演じています。見た目もデカく、それに見合った肉体派な戦闘スタイルで、見たままの印象です。

佐藤 私の演じる美月は大人しくて天然で、ふわっとした雰囲気の女の子です。あと、理由は後々語られますが、この時代にはめずらしくメガネをかけています。静かな印象がありますが、彼女の柔らかい性格が出せるように演じています。達也と深雪の兄妹関係に少しあこがれをもっていて、それでいてふたりのために積極的に頑張るところもあったりします。

――今回のアニメ化にあたって期待することは何ですか?

中村 アニメ化以前からコミカライズなどいろいろな展開をしていますが、原作を楽しみにしている方たちが、小説を読んだイメージのまま動き出すようなものになればと思っています。そしてそこにアニメならではの表現が入ってくればさらにいいですね。

早見 アニメになると音と声が入るので、相当リアリティが増すかなという気がしています。たとえば、私は原作を読んだときに、深雪の肌がすごく透けそうな色になるのではと思っていたのですが、できあがった絵は紙の白と同化しそうなくらい真っ白な肌をしていて。そういうところが再現されているのも、原作を楽しまれている方にフィットするところかなと思います。またアニメならではの新たな表現も少し加わってくると思うので、原作との比較で楽しめるような作品になればと思います。

内山 原作を拝読しながらアフレコに挑ませていただいているのですが、アニメのほうは、セリフが端的になる部分もあるかもしれません。が、みなさんのお芝居を通じると、すべてが伝わってくる感じがあります。私自身役者として、みなさんから刺激を受けてエリカといっしょに成長できたらいいなと思っています。あと、まだこれから出てくるキャラクターもたくさんいますが、個性あふれる人物ばかりで、声がついてお芝居になると「こういう子いるいる!」と納得する部分もあって。また新しい学生生活をこのアニメを通じて過ごせるような気がします。視聴者のみなさんにも同じような気持ちを味わっていただければと思います。

寺島 この作品は魔法を使ったバトルシーンがたくさんあります。いわゆるファンタジー世界の魔法とは違う、科学的に分析・体系化された表現の本作の魔法がアニメではどうなるのか、そして、キャラクターが動かしやすく派手に見える制服を着ているので、それがアニメではどうなるのかが気になりますね。きっと、ムチャクチャ動かすだろうというところがデザインから見て取れるので、そこを楽しみにしたいなと思います。

佐藤 原作小説やコミカライズなど、それぞれに楽しめる演出があると思っていますが、そのなかでアニメならではの演出というものがどうなっていくのか楽しみです。

――この作品の見どころや魅力はどんなところに感じますか?

中村 現実離れをしたSF要素が含まれる作品ですから、キャストはこの作品における設定をすべて咀嚼しきれているわけではない状態で、自分の身に置き換えて想像しつつ演じるんですが、「これはそんな設定なんですか!」とか「そういう風につながっているんですか!」と、アフレコをしながらこの作品独特の世界観や伏線を知ることがあります。僕たちは監督や原作の先生から教えてもらえますが、見ている方たちは非常に多くの要素を自分たちで読み取ったり気づくといった楽しみがあるのではと思いますね。もちろん、知らないと楽しめないということではなく、あとで答えも出ます。ですので、ちょっとニンマリする要素が会話に仕込んであるのに気づいてもらえれば、さらに楽しさが伝わるのかなと感じました。

早見 全体の雰囲気として優美というか、古文とか歴史の小説を読んでいるような独特のしっとりしたようすを、文体や会話のテンポ、物語の進み方からすごく感じます。アニメを見ているんだけど絵巻物のような独特の会話劇があり、一方で現代寄りの兄弟愛もあったりと……こうしたギャップがおもしろいなと思います。

内山 私も本作は専門用語がすごくたくさん出てきて、ちゃんと理解しないとお芝居できないと思ったので、ネットとか原作を読みながら全部書き出してみたんです。すると調べていくうちに「これは何だろう」と、どんどん広がって。深く作りこまれた世界観を感じることができました。ご覧になるみなさんもわからない単語があったら調べてみると、普通に見るよりさらにいろいろな知識をもてるし、また新しい楽しみ方ができるかと思います。

寺島 すごく設定が作りこまれている世界観で、だからこそキャラクターたちは地に足がついている。そんな登場人物たちの個性豊かな魔法の使い方や感情の動きはもちろん、次々出てくるたくさんの人たちによって物語がどんどん広がって、それがおもしろさにつながっていくんだろうなと思います。設定が難しかったり、見てすぐにはわからない所もありますが、だからこそ気になる作品になるんだろうなと思います。「これは伏線なのでは?」と思うと、ドンドン気になって抜け出せなくなって、どっぷりハマってしまう作品だと思います。

佐藤 この作品は、「優等生」と「劣等生」が各々劣等感を抱えていたり、またそれを変えなきゃと思っている感情があったりという人間ドラマです。それがアニメではどう描かれるのか、キャラクターがそれぞれの立ち位置によってなぜその発言をするのか。そこを深読みして一言一言に対していろいろ考えることができるのが、この作品の魅力だと思います。ガッツリ向き合ってください!

――本作の主人公たちは強い兄弟愛で結ばれていますが、みなさんの兄弟姉妹についてのエピソードをおしえてください。

中村 僕は一人っ子なので妄想でお答えすると、美少女の妹がいたら着飾らせたいですね(笑)。自分ではできないことをやっているわけですから、そこに尊敬や憧れがあるし仲良くするんじゃないかな。

早見 私も一人っ子なのですがお兄さんがいたら憧れますね。小学生の頃はクラスメイトにお兄さんがいるだけで羨ましかったし、私にもいたらこういうことをしたいなという話をしていました。買い物とか日曜大工とか料理とかで一緒に作業したいなと思います。私も妄想ですけど(笑)。

内山 私には下に5年離れた妹がいて、仲良いですね。幼いころのほうが喧嘩ばかりしていたんですけど、最近は私からの相談ごとを妹にすることもあります。妹の方がサバサバしているのでズバズバ言ってくれるんです(笑)。

寺島 僕は男三兄弟の真ん中なんですけど、兄からの影響はあまり受けず、ひとりオタクの道に突っ走っていたら弟もそれに習ってオタクに育ちました(笑)。なのでとっても楽しいです。兄はスポーツ少年ですが、楽しくやれている兄弟なので良かったなと思います。

佐藤 私は3つ下の妹がいるんですけど、私と正反対なんです。髪の色がすごく明るかったり服装が派手な感じなので、同姓の姉妹にありがちな服装の貸し借りもしないし、マンガの趣味も違うんです。でも、すごいゲーマーで、私が出演したゲームをプレイして感想を教えてくれたり応援してくれてます。

――作品を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

中村 第1話の収録前にスタッフさんが入ってきて、非常に大きなプレッシャーを与えられました(笑)。お互いに横を見ながら、「頑張りましょう」と話したので、この作品をどう作っていくかの方向性は定まっていると思います。みんなで一丸となって、このアニメをいい作品に仕上げようと動いておりますので、ご期待に添えるものになっていると思います。アニメから入っていただいた方はぜひ原作小説も手にとっていただけるとありがたいなと思います。

早見 とても和やかなムードで収録しています。そういう雰囲気は学園での日常シーンに出てくると思います。あとはバトルシーンや兄妹のやりとりといった、ちょっとシリアスな部分も色濃く作品の中に反映されているので、多面性があって見ていて飽きない作品だなと思います。ぜひ1分1秒逃さず楽しんで見ていただけると嬉しいです。

内山 私はすごく人見知りなんですけど、エリカちゃんを演じていると前向きな明るい気持ちになれるので、みなさんも自分の好きなキャラや気に入ったキャラを見つけるのもアリだなと思います。あと、オープニングを担当するLiSAさんとエンディングを担当するELISAさんが個人的に大好きなアーティストさんなので、そこは私もいちファンとして皆さんと一緒に楽しみにしていきたいなと思います。これからぜひ応援してください!

寺島 アニメのどこを重点的に見るかは人それぞれだと思いますが、この作品は僕らがアフレコをしている段階で、絵についてもかなりの気合が入っているのが分かりますし、音楽もまちがいなしです! もちろんその根底には原作のおもしろさがあるので、原作を読んでいる人も知らない人も、どんな人が見ても必ずのめり込める作品になっていると思います。期待して放送を待っていてください!

佐藤 ファンの方が待ちに待ったアニメ化ということで、スタッフの方も本当に気合を入れてくださっていて、画面からもスタッフさんの「やるぞ!」という思いを感じることができます。みんなでいい作品をつくろうと、キャストもスタッフも一生懸命頑張っています。アニメならではのステキな演出がたくさん盛り込まれていきますし、キャラクターが増えるごとに人間ドラマも深みを増しておもしろいものになっていくと思いますので、ぜひアニメ、原作、コミカライズともに楽しんでいただければと思います。

【中村悠一さんが予想する『劇場版 魔法科高校の劣等生』とは? 来年1月よりTVアニメの再放送も決定】

『電撃オンライン』http://dengekionline.com/elem/000/001/380/1380227/

放送前とは打って変わりさすおにネタ化を解禁。もはや中の人たちにもいじられている。

お題「まだ収録が始まっていない劣等生劇場版の内容を予想」
ウィード巽「一条将輝のイメージDVD」
中村くん「温泉」
雨宮「お兄様がとても強く、『さすがですお兄様』と登場キャラ全員が言う」
内山「お兄様と深雪の中身が入れ替わる」

はやみん「お兄様がさすがすぎて、上映時間10分」