War of the Chosen

Last-modified: 2019-12-23 (月) 21:45:57

War of the Chosen(選ばれし者の戦い)

DLC第4弾の大型拡張パック。2017年8月29日リリース。価格4,399円
steamストア:https://store.steampowered.com/app/593380

ロード時間の改善

War of the Chosenを入れるとロード時間が劇的に改善される。

新たな勢力とヒーロークラス

新たにレジスタンスの三大勢力が登場。ストーリー進行で協力してくれるようになる。各勢力からの信頼を得れば、「レジスタンス指令」を使用して、様々な場面で支援を受けることが出来る。また各本部をスキャンすることで、建設や物資回収等の恩恵も発生する。
各兵士はクセが強いが、他の兵士には無いアビリティを持つ。また、アビリティ取得も特殊で、AP(アビリティポイント)があれば、複数取得も可能。尚、APは兵士の知能レベルで取得量が変化する。

リーパー

リーパーは社会の影で独自の活動を繰り広げる人間の集団です。
アウトサイダーの集まりであるリーパーは侵略の初期に形成され、長年アドヴェントと戦ってきました。
リーパーはこれまで単独での活動を好んできましたが、指導者の交代もあり、XCOMと協力して地球からエイリアンを排除しようとしています。

リーパーユニットは潜入のスペシャリストで、ステルスを得意とするスナイパーです。
「シャドー」と呼ばれる高度な潜伏状態になることができ、通常のXCOM兵士より移動の選択肢が豊富です。
リーパーには各行動(射撃を含む)の実行後、潜伏状態を維持できる可能性があります。
「シャドー」状態の間は各行動でリーパーの潜伏状態が解除される確率が特殊なHUDに表示されます。

スカーミッシャー

スカーミッシャーは反逆の道を選んだ元アドヴェント兵で構成されています。
スカーミッシャーは高い攻撃力を誇り、近距離戦にも遠距離戦にも対応できます。
スカーミッシャーのグラップリングフックは建物を利用した移動だけでなく、ターゲットとの距離を縮めるためにも利用できます。
敵を掴んで引き寄せることもスカーミッシャー自身を獲物に向かって飛ばすこともできます。
いったん敵に近づくと、手首に装着したスカーミッシャー第二の武器リップジャックで敵を刺し致命傷を与えます。

スカーミッシャーはカスタマイズしたブルパップサブマシンガンも装備しており、訓練すれば1ターンで2度撃つことが可能になります。
スカーミッシャーにはターンを終了することなく追加でアクションを実行するスキルもあります。
例えば、ウィップラッシュを使えば行動値を消費せずに電気を帯びたムチで敵を攻撃したり、リフレックスによって前のターンで発砲してきた敵1体につき、追加の行動値を獲得できたりします。

テンプラー

テンプラーはサイキック・エネルギーによって精神と肉体を人間の限界まで追い込む閉鎖的で厳格な兵士の集団です。
最初のサイキック兵の1人であるガイストをリーダーとするテンプラーは、XCOMプロジェクトの終焉の後、アドヴェントとシティ中心部を避けてきました。
そして、その後サイキック・エネルギーの収集に対する狂信的なまでの活動を展開するようになりました。
彼らはやがて自らを実験体にすることで自身の潜在能力を引き出す兵器まで生み出しました。
テンプラーは惑星からサイキック・エネルギーを吸い上げるアドヴェントと選ばれし者ウォーロックへの反撃の機会をうかがっています。

テンプラーはオートピストルを備えていますが、サイキック・パワーのブレードからもわかるように前線での戦闘を得意としています。
テンプラーはサイキック・パワーと範囲攻撃を備えた強力なユニットで、強力なブレードすら彼らの身体の一部でしかありません。

テンプラーの能力は戦闘中に溜まるフォーカスに左右され、フォーカスによって攻撃力や機動力が上昇し超人的な力を発揮します。
しかしテンプラーの超人的な力は始めから使用できる訳ではありません。
強力な攻撃を放つためにフォーカスを溜めるのか、戦闘能力を重視してフォーカスを維持するのか…、その選択はプレイヤーに委ねられています。

テンプラーは経験を積むことで様々なサイキック・パワーを身に付けますが、経験を積んでいない者でも「ボルト」は使用できます。
これはレベルが上がると複数の敵に攻撃できるサイキック攻撃です。
圧倒的な電撃で周囲の敵を攻撃するイオンストームや、エネルギーで頑丈な遮へい物を作り出すピラーを習得する者もいます。
そこからさらに能力を発展させた者は、空間をゆがませてマップ上のXCOMユニットや敵ユニットと位置を入れ替えることさえ出来ます。
しかしこれも数あるテンプラーの能力の一部にすぎません。

選ばれし者

他に同類を持たない強力な敵で、エルダーからコマンダーの捕獲を厳命されています。
選ばれし者はレジスタンスとの戦いに長けており、XCOM 兵士を拉致、尋問した末に殺害します。
また、戦略レイヤーにも魔手を伸ばし、XCOMの世界規模での活動を妨害することさえやってのけます。
選ばれし者には以下の 3 種類が存在します

アサシン

アサシンはステルスを駆使する近接タイプのユニットで接近戦を得意とします。
アサシンは自身の戦い方に誇りを持っていますが、振る舞いには彼女の尊大さがにじみ出ています。
彼女は人類を見下していますが、その尊大さはエルダー内の評価だけでなく、戦闘における比類なき技術からくるものでもあります。

アサシンらは「選ばれし者の戦い」のキャンペーンで大きな脅威となります。
XCOMの兵士を誘拐し、キャンペーン中に強くなり、さらにアヴェンジャーの破壊工作まで行います。
選ばれし者はキャンペーンごとにそれぞれ異なる長所と短所を付与されます。前の戦いを逃れて戻ってきた場合、挑発してくることさえあります。

アサシンはカタナの達人であらゆる状況でカタナを駆使して戦います。
一瞬で相手の視界から消えることができ、無防備な兵士に接近して強烈な斬撃を叩き込むこともできます。
また遠くから大量のサイキック・エネルギーを放つハーバーウェーブで、敵集団をスタン/混乱状態に陥れることもできます。

ハンター

ハンターはマップのどこからでも獲物を追跡できる遠距離ユニットです。

ハンターは狙ったXCOMのユニットをゆっくり追い詰め、とどめを刺す前になぶるように傷つけることを好みます。
XCOMが流す血が増えるほど大胆な行動に出るようになり、戦場で敵を挑発することもありますが、その強烈な自信のせいで相手を侮りがちです。

ハンターはグラップリングフックを駆使して、思いもよらない場所に潜むことができます。そしてその潜伏場所から、XCOMの死角をついてトラッキングショットを放ちます。
レーザーサイトの光が見えたら、1ターン以内に回避しないと攻撃をくらうことになります。

またハンターはコンカッショングレネードと麻酔攻撃で獲物を弄ぶことでも知られています。
他の同胞同様、ハンターはXCOMの兵士を誘拐して尋問にかけ、アヴェンジャーの位置を探ろうとしており、それがミッションにおける本当の脅威になっています。

ウォーロック

ウォーロックは、自身の精神を犠牲にしてサイキックの強大なパワーを大量に吸収した最も傲慢な選ばれし者です。

ウォーロックは自分が神になると信じており、サイキックを乱用し続けることで精神的に不安定になりました。
彼は自身を生み出したエルダーよりも己のほうが偉大であり、彼だけがサイキックの真の力を理解していると信じています。

アサルトライフルで武装したウォーロックは戦場で多彩なサイキックアビリティを駆使します。
召喚したスペクトラルゾンビの群れをXCOM兵に突撃させて射程圏内でゾンビを爆破できるほか、戦場の異なる場所へ味方をテレポートできます。
また、敵兵をマインドコントロールできるだけでなく、敵を狂気に感染させて様々なステータス変化を引き起こせます。
さらに、強力な近接攻撃を繰り出せる護衛を新たに召喚することもできます。
この護衛が出現している間、ウォーロックは仮死状態となり、ダメージを受けなくなります。

新たなエイリアンとアドヴェントの脅威

ロスト

エイリアンが地球を侵略した際、世界の大都市の多くが爆撃と生物兵器によって壊滅的な打撃を受けました。
広大な墓地と廃墟と化したこれらの都市は、20年もの間放置されてきました。
「選ばれし者の戦い」で、XCOM軍はその地に戻り...、ロストに遭遇します。

ロストはかつて人間でしたが、今や廃墟となった都市を埋め尽くす抜け殻にすぎません。
ロストは侵略の初期段階で使用された、人類を征服するための技術に長期にわたってさらされてきた結果として生まれました。
ロストは文字どおり心を持たず、さまよい歩く抜け殻です。1体なら大した脅威ではありませんが、ロストが単体でいることはまずありません。
廃墟には大量のロストがさまよっています。遭遇すれば、群れをなして襲ってくるでしょう。

さらに厄介なことに、ロストは大きな音に引き寄せられます。
そのためアドヴェントとの戦闘中でも、音に引き寄せられてくる可能性があります。
ロストは波のように絶え間なく群れをなして迫ってくるので、いずれロストの大群に飲み込まれてしまうでしょう。

良い知らせがあるとすれば、ロストはアドヴェントにも襲いかかるということです。
彼らにXCOMとアドヴェントの区別はありません。敵軍に応戦している時でも、ロストが現れてその場にいる全員の計画を台無しにすることは珍しくありません。
ロストを敵の位置に誘い出し、大量のロストが到着する前に戦場から脱出するというもの戦術のひとつです。

アドヴェント・ピュリファイアー

アドヴェント・ピュリファイアーは廃都にあふれるロストの群れを排除するのにうってつけです。
ロストの大群や民間人の対処にあたることが多いこの火炎放射ユニットは、低威力ながら広範囲に継続的なダメージを与えます。

ピュリファイアーは近くの敵を焼き払うだけでなくファイアグレネードも使用します。
このアドヴェントと戦う際は距離を取って対応しましょう。情報によるとピュリファイアーは死の間際に爆発することもあるようです。

アドヴェント・プリースト

プリーストはアドヴェントの遺伝子操作の産物です。
磁力ライフルを持っていますが、本当に危険なのはプリーストのサイキック能力です。

プリーストは敵ユニットにマインドコントロールをかけ、仮死状態のターゲットをロックし、戦闘中に致命的なダメージを受けても死の淵から復活し、自らの身を守ることができます。

プリーストは精神融合によって仲間を強化するアビリティ、「聖戦士」を駆使します。
これはXCOMにとっては厄介なアビリティですが、チャンスにもなりえます。
対象になった敵ユニットは強化されますが、融合中にプリーストを倒せば融合しているユニットも倒せます。

スペクター

新たに発見されたヒューマノイドのエイリアン。好きな時に黒いナノロボットの雲へと姿を変え姿を消すことができます。

スペクターは近づかせないように注意する必要があります。
スペクターの「シャドーバインド」は、XCOM兵を動けなくして、同じ能力を備えた影を作り出します。
味方と同じ能力を持った影と戦えるように準備しておきましょう。

スペクターは「ホラー」アビリティで敵にダメージを与えながら回復するので、油断せずしっかり距離を取りましょう。
またライトニングリフレックスにより、ナノボットの集合体であるスペクターには最初の監視射撃は当たらないため、追跡する際は十字砲火を浴びせられる位置取りを意識しましょう。

追加要素

新たな環境とミッション目標

初侵略時にエイリアンの生物兵器で廃墟と化した無人の街。地下トンネル網。異星化された荒野など。新しい環境での戦術ミッションが展開されます。

進化した戦略性

新勢力に「レジスタンス指令」を出し秘密作戦を行うことで、選ばれし者の活動を阻止します。
兵士、技術者、科学者を配置することで様々な報酬や各勢力からの好感度を得ることが出来ます。

奥深くなったカスタマイズとリプレイ性

兵士は仲間と絆を結ぶことで新たなアビリティやパークを獲得できます。
「現場状況報告」システムは、状況に応じて戦略に新たな要素をもたらし、ミッションが多彩に変化します。

チャレンジモード

定期的に開催されるコミットチャレンジが登場。
完璧な戦略で世界ランキングを目指しましょう。

レジスタンスをシェア

カメラワーク、背景、テキストを駆使してオリジナルポスターを製作出来ます。
撮影したポスターはゲーム内に登場したりフレンドとのシェアが可能です。

  • 世界情勢が徐々に変わりつつある時期あたりから、市街地や郊外の建物の壁などに見覚えのあるポスターが貼られるようになる。最初の頃は頑張って撮影していたものの、実際掲載されるものはゲーム画面上からみるとかなり小さく(特に集合写真や日本語フォントの相性の悪さ)、ミッション終了後の記念撮影などは早々に飽きてスキップしがちではある。

そこで撮影に飽きてしまった人は以下を特に実践してみて欲しい。
キャラクターを1人に絞ってポスター1面のドヤ顔を撮影する事を筆者は勧めます。ファイアブランドで帰還時の戦績一覧の時点で既に笑える上に、アップは集合写真に比べて遠くからでも発見でき非常に判りやすい。市街地などはかなりインパクトがある上に発見するだけで笑えるので大変オススメである。またアヴェンジャー内にも数枚掲載される。