Sound Blasterとは

Last-modified: 2010-03-12 (金) 17:03:17

ちょっと情報が古いっす…

ゲームするならSoundBlaster

オンボードサウンドで3Dゲームしてる人、それではPCの本来の性能を出し切っていません。
ゲームのサウンド処理は、音楽を聞く時とは違い同時に何十もの音を再生し、
状況に応じてリアルタイムに再生する音を選択するなど、CPUにはかなり大きい負担になる処理なのです。

サウンド処理は多くのゲームではDirectSound3D(DS3D)によって処理されますが、
オンボードはもちろん、SE-80PCI、YMF7X4チップ、Envy24-HTチップ搭載などの市販のサウンドカードでも、
その大半はDS3Dソフトウェア処理(すべてCPUが負担)にしか対応していません。

SoundBlaster AudigyシリーズはDS3Dハードウェア処理対応なので、CPU負荷が他と比べ大幅に低いです。
さらに、サウンドカードの中で唯一ハードウェア処理時3Dボイス最大64音・X-Fiでは128音対応です。
(C-Mediaのチップ搭載のサウンドカードもDS3Dハードウェア処理に対応ですが、
ハードウェア処理時の同時再生可能音数が16音なので、効果音が複数鳴る時に処理しきれず
音が途切れてゲームプレイに支障が出ることがあります。)

サウンド処理にCPUが足を引っ張られると、大人数が入り乱れて戦う場面など重い処理で、
そうでない場合と比べてフレームレートの落ち込みが大きいなどはっきり体感できるほどの差が生まれます。

さらにSoundBlasterには後述するようにEAXもあり、
ゲームをするならいつかはSoundBlasterを買えと断言してもいい実力を有しているのです。

EAXを体感せよ

DS3Dのハードウェア処理をオンにすると音がサラウンドになるゲームがあるように
(BF1942など)DS3Dでマルチスピーカー環境なら音の空間処理ができます。
音の方位の把握は特にFPSでは重要であることは周知のとおりです。
(ちなみに、DS3DにはEAX2の一部がライセンスされています)

EAXは前後左右からの音の方向の処理に加え、
音の反響などの音場空間処理を行いゲームの臨場感が大幅にアップします。
前後左右からの音はマルチスピーカーでないと体験できませんが、
EAXの音場処理を受けた音はステレオ環境でも体験できます。
(EAX4ではA3Dを吸収した成果が現れ、バーチャルサラウンドによってヘッドホンでもそれなりに
音の定位が把握できる)

尚、「俺オンボードのサウンドなんだけど、EAXってのがゲームでオンにできるから
やってみたけど全然ダメだね。」とか思っている人、あなたの評価は間違っています。

EAXはCreativeが開発しており、他メーカーはソフトウェアエミュレーションでEAXに対応しているに過ぎません。
上に書いたようにDS3D処理でCPU負荷が高いのに、
EAXを有効にするとソフトウェアエミュレーションでさらにCPUを食ってしまいます。
その上エミュレーションの精度は低く、再生されない音がある、
変な音が出てくるといった不具合が多数報告されています。
また、音場処理が不十分な為期待した効果は体感できません。
EAXはもうバージョン5まで出たのに、他社のエミュレーションではEAX2までしか対応していないのも大きな欠点です。

X-FiはDSPチップによるハードウェア処理のEAX1~5対応です。
X-Fiで本当の3Dサウンドを一度体験してみてください。

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