ニャインライブズとは
四大天使ガブリエルに特権階級を与えられたニーナ・シトリーが、その地位を用いて行使した制度。 その内容は、彼女が個人的に認めた9匹のケット・シーに、ガーディアン並みの権限を与えるというものである。
白の世界ではエンジェルを頂点にピラミッド状のヒエラルキーが制定されており、ケット・シーの階級は最底辺に位置する人間のひとつ上。 通常、この順位が変動することはないため《ニャインライブズ》制度はかなりの特例であり、責任感や意欲に欠ける ケット・シーたちを奮起させた。 当然のように、ケット・シーたちのニーナ・シトリーへの注目度も高い。
余談だが、世界各地にばらまかれたコインを集めて来たケット・シーに“一定の地位”を与えるキャンペーンが、 ミケ王主導のもとに行われたことがある。 しかし、ガブリエルはもとより十二使徒も非公認であり、仮に完遂した者が現れたとしても公約が果たされた可能性は限りなく低い。 事実、参加者はゼロ。 ミケ王の扱いの悪さが伺える。
(数えきれないゼクス用語より引用)
「ニャインライブズ」と名のついたゼクス群。
全て白のケット・シーで構成されている。