統べて識る者ギルガメシュ

読み：すべてしるものぎるがめしゅ

製品版

ゼクス エクストラ
7/赤/ディンギル ギルガメシュ/10500
降臨条件：赤のゼクス2枚(スクエアにあるあなたの赤のリブートのゼクスをコストの合計が7以上になるように2枚破壊する。)
[自]【有効】スクエア【誘発】このカードがデュナミスから登場する。
　　【効果】スクエアにある相手のゼクスを1枚まで選び、3000ダメージを与える。
[自]【有効】スクエア【誘発】カードがトラッシュに置かれる。
　　【効果】そのカードを除外する。
　
　
イラスト：碧風羽
フレーバーテキスト：
我らディンギル!竜を滅す真なる神よ!偽りの神、瞞しの神は尽く消え去れい! ～統べて識る者ギルガメシュ～

起動!超神器で登場した赤のゼクス エクストラ。

1つ目の能力は、登場した時にダメージを与える効果。
ダメージの値こそ飛び抜けてはいないが、プレイヤースクエアも選択できるのは優秀。
舞楽の女神アメノウズメや十文字槍職人クロススピアといったプレイヤースクエアにダメージを与えられるゼクスの能力と組み合わせれば、プレイヤースクエアのゼクスの破壊も狙える。
いずれも赤のゼクスであるため、このカードの降臨条件に使用できる点でも相性がよい。

2つ目の能力は、トラッシュに置かれたカードを除外するというもの。
トラッシュ利用を妨害できるのは優秀だが既にトラッシュにあるカードに影響はなく、エヴォルシードなどトラッシュに置かれた際に誘発する能力の妨害はできない。
このカードを使用しているプレイヤーにも影響は及ぶが、赤は除外利用を得意としているためメリットの方が大きいだろう。

【世界焼尽の剣レーヴァテイン】などの除外利用を主眼に置いたデッキとは相性が良い。
2つ目の能力で除外を促進でき、1つ目の能力も十文字槍職人クロススピアなどと組み合わせればプレイヤースクエアに陣取る強力なゼクスに対処しやすくなる。

• 2021年6月24日付でエラッタが適用された。
  エラッタ前テキスト

  [自]【有効】スクエア【誘発】このカードがデュナミスから登場する。
  　　【効果】スクエアにある相手のゼクスを1枚選び、3000ダメージを与えてよい。
  [常]【有効】スクエア
  　　【効果】カードがトラッシュに置かれる際、トラッシュに置くかわりにゲームから除外する。

  2つ目の能力が置換効果であり、トラッシュを経由せず直接除外される効果だった。

  • 公式の修正理由としては、置換効果である関係から処理が分かりづらい点を改善するため『直感的に解決できるようにトラッシュを経由して移動する形に調整』したとのこと。
    • 置換効果の場合、例えばエヴォルシードなど、『「～、トラッシュに置いてよい（置く）。置いたならば～」と書かれている効果の「置いたならば～」以降』が無効化されていた。
      一方でイグニッションや、孤影の幽囚ソリトゥスなど起動能力のコストでカードをトラッシュに置く場合は、トラッシュに置くカードが除外されても効果は問題なく処理される、という違いがあった。
  • ただし、実態としてはエラッタの適用日に発売されるドラゴンカジノへようこそ！の影響を考慮し、事前に対処したものと思われる。
    というのも、これに収録されるカイザースロット ロードクリムゾン?は「攻撃時、相手のリソースを2枚までトラッシュに置き、ターン終了時に相手のリソースをトラッシュに置いた分だけ増やす」（要約）という能力を持っている。
    単体で使用すると相手のリソース枚数は元に戻るが、エラッタ前の置換効果と組み合わせると減ったまま元に戻らないため、容易にリソースを減らすことが可能だった。

• 登場した当初は封神指定されており、2016年3月13日に解放されるまでゲームで使用できなかった。
  その後、封神指定はゲームバランス上問題があるカードの使用を禁止する措置として利用される事になる。

• PR版はカードテキストが天使と猫の舞踏以降の形式になっており、降臨条件にフリーカード版の吹き抜ける『高潔』スドと同じく注釈が記載されている。

収録

• 起動!超神器 B16-XXX <IGR>
• 新システム「デュナミス」体験会 P15-038 <PR>
• 真神降臨編 神域との邂逅 発売記念大会 P15-038 <PR>

関連ページ

• 種族
  ディンギル
  ギルガメシュ
• カードの効果
  ダメージを与える
  除外する

旧テキスト

 降臨条件：赤のゼクス2枚
 [自]このカードがデュナミスから登場した時、スクエアにある相手のゼクスを1枚選び、
 3000ダメージを与えてよい。
 [常]カードがトラッシュに置かれる際、トラッシュに置くかわりにゲームから除外する。

FAQ

Q：スクエアにG01-007「統べて識る者ギルガメシュ」がある状態で、相手のデッキの上から、エヴォルシード能力を持つカードがトラッシュに置かれました。
　　そのカードのエヴォルシード能力はプレイできますか。
A：はい、プレイできます。
　一度トラッシュに置かれた、エヴォルシード能力は誘発状態となるため、誘発したエヴォルシード能力を持つカードが除外されても、その能力をプレイできます。


Q：スクエアにG01-007「統べて識る者ギルガメシュ」がある状態で、SD04-018「栄華を侵す王冠ノルデン」をデュナミスから登場させました。
　　SD04-018「栄華を侵す王冠ノルデン」の能力“あなたのチャージにあるカードを1枚選び、トラッシュに置いてよい。置いたならば、ターン終了時まで、このカードのパワーを+3000し、ターン終了時、「異形の落とし仔」トークンを1枚スリープでゼクスのない◎のスクエアに登場させる。”を解決することはできますか。
A：はい、できます。
　　G01-007「統べて識る者ギルガメシュ」の能力によって、トラッシュに置かれたカードが除外されるのは、SD04-018「栄華を侵す王冠ノルデン」の能力を解決した後になります。


Q：スクエアに相手のG01-007「統べて識る者ギルガメシュ」があり、自分のデュナミスに「開け、銀河の門」がある状態で、自分の手札からP35-004「再生の胎動」をプレイしました。
　　P35-004「再生の胎動」によって、手札からトラッシュに置かれたカードが、G01-007「統べて識る者ギルガメシュ」の能力によって除外されますが、ターン終了時に「開け、銀河の門」の効果でドリーム・キーを得ることはできますか。
A：いいえ、できません。
　　トラッシュに置かれたカードは、相手のG01-007「統べて識る者ギルガメシュ」によって除外されているため、“カードがあなたのカードの能力で除外されていた場合” を満たすことはできません。