潮江 團十郎
(しおえ だんじゅうろう)
概要
冴羅の最初の夫にして萌果の父親。
聖壁警備隊副総長を務める。
「儂がその潮江團十郎じゃよ…カッカッカッ」
「お主の名は訊いた事が…無いなァ、フォッフォッ」
「儂が総長?フォッフォッ、それは有り得ぬ」
「酒じゃァ!酒を持てィ!!」
「儂が命を懸けたのだ、お主はその価値を見事証明してみせよ」
プロフィール
通称 | |
年齢 | 73 |
所属 | 聖壁警備隊 |
身長 | 167cm |
体重 | 505kg |
誕生日 | 11月19日 |
出身地 | ロイヤルショコラ諸島 |
種族 | 巨人族 |
好きな物 | ハッシュドポテト |
嫌いな物 | 和食 |
趣味 | ダーツ |
最近の悩み | 人の名前と顔が一致しない |
人物
容姿
左眼に傷が入った隻眼禿頭の老人。長い眉毛と豊かな白髭が特徴的。
鍛え上げられた肉体に刻まれた無数の傷は歴戦の証明である。その身からは想像も及ばない異常な体重は筋肉を常人の十倍備えている為。体は小さいが、これは巨人族に稀に産まれる突然変異。平均的な巨人の十倍以上の膂力を備えておきながら筋肉が凄まじい密度で凝縮されている為である。
性格
老獪で抜け目なく、好々爺に見せかけて凄まじい計算高さを持つ。しかし、物事を忘れっぽいのは本当。酒好き。
戦闘能力
体技
我流の独特な拳法をベースに、様々な流派の技を組み合わせて使用する。
武技
剣法も我流である。その長大さ・重量に任せた一撃を好む。
魔法
魔法を習ったことはないが、持っているマナは多い方。
賜能
練気術
闘気を練り上げ、光線や光弾として放つ賜能。
團十郎の持つ尋常でない闘気から放たれるそれはそのどれもが一撃必殺級の威力を持ち、強者であろうと適切な防護を施しても大ダメージは免れない。
魂具
大黒刀「天長船」
漆黒の長大な刀身を持つ刀。
来歴
ロイヤルショコラ群島で幼少期を過ごしている。赤ん坊の時に島の支配一族である潮江家の者に拾われたことから潮江姓を名乗っている。團十郎は当時の潮江家の主が付けた名であり、彼の好きだった色が「團十郎茶」だったことから取られている。
6歳の時に島で内乱が起き、その際に一族全てを亡くしている。そこからは日々を食いつなぐために戦闘と略奪に明け暮れ、そうした日々を送る中で圧倒的な強さを得ている。
そして18の時に島に渡ってきた冴羅と出会い、三日三晩の死闘の末に結婚した。唯一冴羅の夫を名乗る事を許されている人物であり、唯一冴羅との契約で何も失わなかった人物。まだ若い頃の冴羅が相手とはいえ、彼女と戦って五体満足で済んだ唯一の人物である。
その正体は巨人族。ロプトゥスの実子の一人であるが、幼い頃に災害に巻き込まれロイヤルショコラ群島へ流れ着いた。巨人族としての力を小さい体に凝縮している。