今後のFF14ストーリーに関してはさまざまな意見が殺到しているところと思います。
「新生」は旧FF14とのつながりを再確認しながら、第七霊災で一度は壊滅的な被害を受けたエオルゼアとそこに住む人々が新たな信念を持ち立ち上がるまでの、いわば過去と現在をつなぐ物語でした。
ハイデリンに導かれた光の戦士ことヒカセンはエオルゼア世界を冒険者として歩きながら、今後にもかかわる重要人物たちと出会ったりエオルゼアにせまる脅威として蛮神と呼ばれる巨大な神々、そしてガレマール帝国という巨大国家のことが封切りとなります。
次なる「蒼天」はエオルゼアの隣国であるイシュガルドが舞台となり、1000年に渡る長きドラゴン族との戦争を繰り広げた皇都イシュガルドに足を踏み入れるヒカセンがあらたな地で冒険を開始します。
新生のストーリー終盤でほとんど味方を失ってしまったヒカセンと暁のメンバーですが、ここから再興しようという決意のもとにイシュガルドを仮宿として物語が開始。やがてイシュガルドという古い歴史を持つ国家の闇、そしてドラゴン族といういまでは脅威としてしか見られていない存在の実態が明らかになります。ミドガルズオルムなど、今後のストーリーでも重要となるドラゴンも多数登場しました。
「紅蓮」はアラミゴという、かつては圧政を敷いた王により支配されていた国を帝国から取り戻すべくヒカセンと暁メンバー、そしてアラミゴにゆかりの深いウルダハのラウバーンなどが指揮をとりアラミゴの奪還に繰り出します。また、一方では当主であるヒエンが行方不明となっているドマという国をも帝国の手から取り戻すべく陣が動きます。
かねてより暁メンバーとして暗躍していたユウギリが軸となり、クガネやアジムステップといった東方、オサードなどに位置する国家にも行くことになります。帝国により支配された国々を解放し再び領土として取り戻す、レコンキスタがテーマといったところでしょうか。
そして「漆黒」は一風変わってエオルゼアのある世界軸から飛んで、第一世界という別世界が舞台に。闇の戦士と呼ばれる複数の冒険者風情の者たちの介入もありながら、見知らぬ世界にてヒカセンの冒険が開始します。夜と闇が失われた光の世界に闇を取り戻すための旅は、ヒカセン本人が時に犠牲になりながらの苦しいものでした。
道中ではエメトセルクというアシエンがなぜかヒカセンに同行する形となり、エメトセルクからはじまる古代人関連の物語も展開します。異世界が舞台のファンタジー満載なストーリーでした。
「暁月」のストーリーテーマは開発チームとしての見方であればすでに確定しているでしょうが、プレイヤー視点ではまだまだ見えてこないといったところ。いまのところFF4ネタが多数仕込まれているのでそちらにばかり気を取られていますが、6.0までのストーリーだけで全体的に見れば宇宙や星間といった星の外に及んだ物語なのかな…?という感覚。
がっつり目の中世ファンタジーにしてしまうと、スレコメントでも意見されていますが群像劇のようなものが延々と続いてテキストを読んでいるだけでもダレてしまいがちです。もちろんそういうストーリーや構成が好きという人もいると思いますが、やはり映像で見せていくゲームであるなら難解な説明の要る要素はいったん省いて、単純明快に分かりやすい物語にしたほうが誰もが楽しめるストーリーになりそう。
なんにせよ、これからの展開が楽しみですね。
元記事:【FF14】次は王道中世ファンタジーにしてほしい!帝国みたいなのは一切出すな!!!!!