2ch@IRCの特別な機能

IRCサーバの改造について

2ch@IRCでは、通常のIRCサーバを少し改造して使っています。

チャンネルの活発さの計測

チャンネルの活発さを計測/表示することで、活発なチャンネルに人が集まりやすくします。詳しくはflowについてを参照してください。

より確実な本人の判定(トリップ化)

IRCにおけるusernameに対して、2チャンネルの掲示板で使われているトリップ機能とほぼ同じ暗号化が行われます。(04/08/25現在、サーバーのトリップ化に若干のバグがあるため、上手く変換出来ないトリップがあります。)
("."→"_2e"と置き換えるとうまくいくこともあります。)

尚、ident等を使って直接認証した場合はトリップ化"されません"。

usernameトリップの利点について説明します。たとえば他のIRCサーバでは、ユーザ間の自動op配布に対して、悪意のあるユーザがnicknameとusernameを似せてプロバイダを同じにすることでチャンネルオペレータ権限を騙し取れてしまう問題が発生します。2ch@IRCではusernameをトリップ化するので、op配布マスクを適切に設定すればなりすましがかなり困難になります。ただし、トリップの元になる文字列がある程度推測不可能なものでないとあまり意味がありません。

ban抜け防止(マスクにひっかかるinviteの報告)

通常のIRCでは、チャンネルのbanマスク対象となっているユーザをINVITE(招待)した場合には
チャンネルに対して警告が送られますが、誰がINVITEしたかは分かりません。
2ch@IRCではINVITEした人が誰かも警告に表示されるため、チャンネルの自治をより効率的に行えるようになっています。

このNOTICEメッセージに含まれる情報は次のとおりです。

• インバイトされたチャンネル名
• ひっかかったbanのマスク
• インバイトされた人の情報(nick!username@host)
• インバイトした人のnick