豪鬼(GOUKI)

Last-modified: 2021-12-30 (木) 21:16:44

キャラクター紹介

優秀な技が豊富に揃っており1セットの攻撃能力では秀でている反面、体力とスタン値においては最低。
展開力のある技が多いので応用できる幅が非常に広いが、ワンミス、ワンブロが命取りになる為、立ち回りには細心の注意を払い安易な攻めを展開しない事が必須。裏を返せば徹底したリスク管理を行えばどんなキャラクターでも食ってしまえるキャラと言える。

通常技

リュウと一見酷似しているが、それぞれ攻撃の出戻りが違い判定の強さも違う。

技名解説
近弱P削減値1。主に対空・空中コンボの繋ぎに用いる。
遠弱P地上戦での利用価値は低い。
ブロ仕込みでの飛び込みに対しては連打キャンセルがきくので他の対空技よりローリスク。
屈弱P出は屈小Kよりも1F早く小攻撃でリーチが短いためヒット後の密着率が高い。
割り込みや屈グラを含む置き技として使用した場合、中竜巻等にキャンセルしてコンボに繋げ易い。
近中P当てても間合いが離れにくい。
TCとして大Pにキャンセルできる。単発ヒット後最速のSA2がつながる。
遠中P判定が強く、スタン値も高めで、有利フレームもとれる。
起き攻めで持続を重ねるのは相手によっては比較的有効だが屈状態では当たらないキャラも多い。
またヒットすると立ちくらいになる性質を利用し確定反撃時相手の屈状態にあて小竜巻をつなげる事も出来る。
屈中P判定が強く屈中Kより出戻りが早い。
相手のダッシュにおいて竜巻を仕込んだり、割り込みをつぶしつつ攻撃を続行する用途で使える。
密着でヒットさせるとSA1が目押しでつながる。
近強Pキャンセル可。下ブロ不可。近距離での要。近距離認識間合いが中Kと比べ広い。
飛び込みに対しブロしこみ大Pで一定の効果がある。
遠強P判定が強く、若干距離がある時の下ブロ&暴れ潰しになる。
当ててもフレーム的には不利だが、距離的に確定反撃を受けにくい。ケン戦では迅雷が確定するので注意。
屈強P出際は低位置で横に広い判定があり、足払いやリープへの割り込み等へも威力を発揮する。
対空ではブロられてもキャンセルでフォローがきき、竜巻等にする事でより大きなダメージを奪える。
コンボと使して使用する際は近大Pよりヒットバックが短いので竜巻へつなげやすい。
弱Kローキック。戻りが早いので確認でSA2がつながったりダッシュ阻止等に一応の効果はあるがほぼ使わない。
屈弱K通称「小足、(小足払いの略)」。攻撃時に下段択の開始技として使用。小足×2→滅波は必須。
近中K通称「膝」。出が早く有利が多い。近距離認識間合いは近強Pより狭い。
攻撃時に上段の択下として使用。確認でSA1は必須。
発動時より攻撃時の方が体が前に出るためキャンセルでの技がつながりやすくコンボの開始技としても有用。
遠中K横蹴り。足元のあたり判定が後退するので足払いをスカせ割り込みとして強さを発揮。
ただし戻りが遅いためスキがあり、ガードヒットを問わず迅雷等が確定してしまう。
屈中K通称「中足」。体が前進するのでキャンセル可能技の中では最もコンボ(竜巻)に繋ぎやすい。
ヒット確認キャンセル猶予は12フレームと短いため主に波動を挟んだり立ち確認等の状況確認が主体となる。
近強K顎をカチ上げた足で踵落とし(2ヒット)。スタン値・攻撃力共に大昇龍より上。2段目が中段だが屈状態では初段が当たらない。
対空ブロ等で主に使用し、空中で2ヒットして足元に叩き落とす。
コレがQSが取られにくい為に起き攻めで百鬼での表裏択を狙える。
遠強K足元はがら空きになるが、斜め上・正面に対して判定が強い。ダドの立強Kとぶつかっても勝つ事が多い。
跳びへの牽制としてチラつかせると、相手の意識を足元狙いに向けやすい。
リュウと違い戻りが遅いので対空には不向き。
屈強K胴着中で最長のリーチを誇る。
胴着同士の足払い合戦では、先端をガードさせ相手の屈大Kでの反撃を誘いスカらせて狩ることも出来る。

特殊技

天魔空刃脚ジャンプ後頂点付近で2中K。急降下しつつ蹴りを見舞う。非常に突進速度が速く、ヒット後は近大K等に繋がる超高性能な空中可変技。どんなに高く当ててもほぼ確実にヒット確認強豪昇龍が可能。この技の存在により豪鬼相手に中距離で足払いを振るリスクが高くなっている。ただし高めで対空BLを取られるとコンボが確定するので十分に地上戦を意識させる事が必要になってくる。
頭蓋破殺6中P。2ヒットする中段技。最大の特徴は発生4Fから29Fまで投げ無敵であり、移動投げにも利用できる事。技自体のダメージ、ピヨり値も高い。この技と裏の選択肢の活用が上手い豪鬼には中距離でのガードすらままなら一方的に攻め立てられてしまう。斬空波動拳と合わせて豪鬼の根幹を成す最重要技。

必殺技

優秀な技が豊富だがEXは無い。

技名コマンド解説
豪昇龍拳623P出掛かり完全無敵。単発での攻撃力は近大Kに劣る。
発生時のリーチは弱>中>強。最後の一段のみダウン属性。
豪波動拳236Pリュウ、ケンの波動拳より弾速が速い。
出掛かりの威力は高く以降変化なし。空中ダウン属性は豪鬼のみ。
斬空波動拳空中で
236P
空対地の波動拳で立ち回りの要。挙動は従来作と真逆で、発生は真版(2nd)では2-1(3)1だったが、今作では4-1(6)1で大幅に鈍化、然も真版はデータのみでCPU戦でも登場しない為、目も当てられぬ程に劣化が著しい。弱中強で弾速が変わる。空中ヒット後は追加攻撃可能。
相手の地対空に対しても効果的。
低位置ならブロられても豪鬼の有利が大きく、上下・投げの択を強いる事が出来る。
灼熱波動拳63214P発生は遅いがダウン属性のある波動拳。
中は2ヒット、強は3ヒット。主に強灼熱SC滅殺で最後の削り用。
竜巻斬空脚214K『ZERO』と同様に、密着ガード時は弱が0+1、中は1+2、大は1+4ヒットで、ヒット時は弱は同左、中は1+1、大は1+2ヒット。
小~大にかけスキが短くなる。
小は地上ヒット時追撃可能。
中はキャラや画面端限定で中~大昇龍や竜巻で追撃可。
空中竜巻斬空脚空中で
214K
空中で出す竜巻。空対空で威力を発揮する。ヒット後地上で追撃可。
空中でブロられても先に着地することも多い。スーパーキャンセル可能。
百鬼襲623K前方にアーチ状に飛んでいく。1Fで離陸するため逃げとしても使える。
以下(※)の技へと派生。
発生前に着地するタイミングで派生させると何も出ない(2フレ硬直)。
⇒百鬼豪刃(※)623K後
K
背面見せ空刃脚。地上でコンボ可。屈ガード可。
また着地際発動で攻撃を出さず着地出来、スキも短いため移動として活用出来る。
⇒百鬼豪衝(※)623K後
P
ダウンを奪う拳技。屈ガード不可。めくり当ても可能。スカればスキ大
⇒百鬼豪砕(※)623K後
P+K
ガード不可の投げ技。スカればスキ大
相手体力が0ドットで滅波でケズる際、ブロられてもコレで投げれば勝ちが※確定する。
(※通常投げはGD可能だがコチラは不可。相手によりブロSAで抜けられる可能性はある。)
⇒百鬼豪斬(※)623K後
何もしない
足払い。ガードされると11F不利。
阿修羅閃空623(421)
323(121)
PPorKK
当たり判定を消し完全無敵で前方(後方)に移動する。
PとKで移動時間と距離が変わる。挟み込みのガード不能回避などに使える。
発生から14F以降にSAで暗転されると無敵と移動が終了して無防備になるバグがある。


スーパーアーツ

ゴウキのSAは汎用性の高いSA1の滅殺豪波動がポピュラー。SA2・3の使用はフロンティア精神で。
金剛・瞬獄は全SAで使用可能なので、ゴウキは3つのSAを1ゲームで使用する事が出来る。

No.技名コマンドSAゲージ解説
I滅殺豪波動236236P112(2)発生2F。無敵無し。
コンボにはもちろん判定が大きいので対空にも使える。
他2つのSAと比べ使い勝手がよく、ほとんど1択のSA。
I天魔豪斬空空中で
236236P
112(2)空中の滅殺豪波動。
斬空をSCして空対空で使うと威力を発揮。
斬空SCで削りや空中竜巻SCでブロられた時のフォローでも有用。
攻撃発生まで無敵の優れもの。
II滅殺豪昇龍236236P112(2)発生1F。ヒット確認は近中Pで。大P等の通常技対空からもつながる。
百鬼での表裏択(おきぜめ)が可能。
III滅殺豪螺旋236236K112(2)発生が遅いので連続技としては不向き。対空ではブロられ覚悟。
確認はコアコアから。
小昇龍からSCすることで等で百鬼での表裏択(おきぜめ)が可能。
強灼熱で飛び込みをさそってSCで発動という手も。
III滅殺豪旋風空中で236236K112(2)斬空をSCして空対空で使うと巻き込める。ただし無敵は無い。
瞬獄殺弱P弱P6弱K強P224(1)1F発生3F完全無敵。どのSAでも使用可。ゲージ2本消費。
全ての地上技からキャンセルと空キャンセル可能。
投げ間合い内では暗転後ジャンプで回避できない。
金剛國裂斬222PP224(1)発生は遅いが威力がケタはずれのSA。攻撃発生4Fまで完全無敵。
どのSAを選んでも使用可能。ゲージを全て消費。
初段ブロッキング不可。ガードされるとスキが大きい。
主に削りに使うが小竜巻>近小P>金剛という準コンボもある。

コンボ

  • 基本コンボ
    ノーゲージで大ダメージを与えられるのがゴウキの強み。
    反撃確定からだけでなく、ヒットおよび状況確認でどんどん決めていこう。
屈弱K>屈弱P>強竜巻
下段ヒット確認コンボ。
密着かつ最速キャンセル必須。
ヒットバックの幅が毎回変化するため一部キャラには最速でもスカる。画面はしでは安定。
立っているオロには屈小K×2で。
屈弱K>屈(近)弱P>中竜巻>中昇龍
下段ヒット確認コンボ。画面はしキャラ限定。
ヒューゴ、オロは不可。ダッドリー、イブキは難。
屈強P>弱竜巻>強昇龍
反撃確定時に地上での最大コンボ。
屈大Pは近大Pとくらべヒットバックが少ないため竜巻が入りやすい。
竜巻は屈状態だとスカるキャラが多いので注意。
空中竜巻>弱竜巻>強昇龍
空中竜巻からのコンボ。
ゲージ増加が多い。
屈中K>中竜巻>中(強)昇龍
屈んだ相手にも入るため、安定コンボとしてもっともマスターすべきもの。
中竜巻から中昇龍のつなぎは1Fのため、中Pを中指と人差し指でスライド入力すると出しやすい。
昇龍が入らないのはヒューゴ、オロ、ダッドリー、イブキ。
大昇龍はエレナ、マコト、春麗、Q、アレックス、ネクロに入る。
 
  • 運びコンボ
    ゴウキは相手を画面はしに押し込んだ時に無類の強さを発揮する。そこで画面はしに運べる以下の竜巻のコンボが重宝する。
    ふっとばしたあとは確定でPAが可能。画面はしで攻撃力を増したプレッシャーを活かそう。
弱竜巻>(近弱P>)強竜巻
立ち限定。ゴウキ、ショーン、ダッドリー、ヒューゴ、Q、ユリアンには屈みでも小竜巻が入る。
強竜巻の最後の攻撃が高い位置でヒットするのでゴウキの行動有利時間が長い。
近弱Pをはさめば威力UP。ただしやや難しくなる。イブキには必須。
ダウンした相手をダッシュで押し続ければトータル距離がかなり伸びる。
また竜巻からの硬直復帰後即PAした場合、ユンの幻影くらいでしか反撃を受けない。
中竜巻>強竜巻
上記と同様のコンボ。
キャラ限定だが中竜巻は屈状態の相手にも入るので状態判断不要。
中~強のつなぎは1F。
 
  • SA使用コンボ
    ゲージの長さが最長でEX技がないのが特徴。
    ただ通常コンボで十分戦えるので不足を感じる事は少ない。
    その中で一度ゲージが溜まれば鬼に金棒。あらゆるアプローチからたまったゲージをどんどん吐き出そう。
屈弱K×2>各種SA
いわゆるコアコアSA。下段始動のヒット確認コンボ。リーチは短いが難易度も低く安定したダメージを取れる。
屈小KPKとする事で、確認猶予を伸ばす事が出来る。ただしキャラ限定。
近中K>NC滅殺豪波動
上段ヒット確認コンボ。
近中Kは相手の下段BLを潰せるので、屈中Kと使い分ける重要基本技。
ノーキャンセルでコンボとなるが、立ち状態の相手に決めるのは若干難しく、要練習&反応。
しゃがみ状態の相手には目押し繋ぎも余裕を持って可能。

:J強P>屈強P>弱竜巻>強昇龍(1段目)>SC滅殺豪波動>強昇龍(1段目)>SC滅殺豪波動
2ゲージコンボ。

リープ>滅殺豪波動
中段ヒット確認コンボ。
屈小Kがギリギリ当たらない程度の間合いから出すのが基本。(密着でヒットさせた場合は中竜巻>昇龍)
遠距離からの中段でリスクも低く、相手がしゃがんでいれば大ダメージを与えられるので主力となりうる。
ガードされた場合の着地は遅いので、ヒットしたタイミングにあわせSAを入力しても発動しないので確定入力でも問題ない。
その間合いで、屈中K>波動確認SA、歩き移動投げ、ダッシュ瞬獄等とあわせて使おう。
近中P>NC滅殺豪昇龍
滅殺豪昇龍を選択時はこちらで。
弱竜巻>近弱P>金剛國裂斬
SA拾い直しコンボ。滅殺豪波動ならBL可能だが金剛の初段はBL不能なので確実にヒットする。
「弱P>金剛國裂斬」の繋ぎが苦手な人は、弱竜巻ヒット後に下を入れておき、竜巻硬直が切れたら近弱Pをあて、弱Pの硬直中に残りの下×2回とP2個という方法でトライしてみよう。
つまり下>小P>下>下>PPと、下を分割して出す事で近小P後の下3回の2回に出来る。
 
  • 空対空始動コンボ
    空中ヒットから大ダメージを取れるのがゴウキの強さでもある。
    チャンスをしっかり活かすためにコンボはしっかり練習しておこう。
空中竜巻(1~2ヒット)>弱or中竜巻>強昇龍
空中竜巻がヒットした場合の基本。
空中で2ヒットすれば小竜巻が入りやすい。
小竜巻が間に合わなさそうな時は中竜巻を高めであて大昇龍。
小竜巻のあと、小Pをあててダッシュで裏に回ったりリープSAという追加攻撃を行うのも有効だ。
空中竜巻(1ヒット)>強竜巻>前J強空中竜巻
クロダサイクロンとして有名になったコンボ。ダメージは大P>小竜巻>近小P>大昇龍とほぼ同じ。
空中竜巻がヒットしたら、強竜巻の膝部分を出来る限り高めで当てる。
この時少し歩いておくとあてやすい。残りの空中竜巻は出来るだけ早く。
ただし、離陸後2Fは通常技しか出せないため早くボタンを押しすぎると大Kになってしまう。
ダメージを安定させたい場合は、最後ののぼり竜巻をダッシュ中昇龍にするとよい。
空中竜巻(2ヒット)>のぼり空中竜巻(3ヒット)>大昇龍
ゴウキのノーゲージ最強コンボ。ダメージはJ大P>大P>小竜巻>大昇龍よりも高く半分程度体力を奪える。
竜巻を下りで2ヒットさせた場合はぼりの竜巻が入りやすいのでクロダサイクロンよりも比較的簡単。
空対空ブロから等からでも狙える。
補正の関係で、昇龍の前に近小Pを入れてもダメージがほぼ変わらない。
のぼり竜巻が難しいタイミングなら、小or中竜巻>大昇龍としてもよい。
強空中竜巻(被BL)>天魔豪斬空
空中竜巻がBLされたときに有効。
何が何でも出さなければいけない事はないが、ブロられながら地面が近づけば反撃をもらう可能性が高いのでころあいを見て発動するとよい。
斬空>天魔豪斬空(>ブロらせ空中竜巻>小竜巻>大昇龍)
斬空で逃げたり攻めた時、相手のジャンプを確認すれば発動。
斬空自体の発動が遅くSC猶予がかなり長めなので容易に出来る。
斬空とのタイミングを図りにくいためブロが困難。
ブロられても、近づいて垂直J竜巻でつかまえ小竜巻>大昇龍で大ダメージを奪える。

被起き攻め

ゴウキの技はいずれも優秀なため、安易なおき攻めは相手にとってリスキー。
ただいずれの技にも共通した弱点があり、そのリスクを知っているゴウキ使いにとっても諸刃の剣である。
ゴウキの起き上がりの攻防はジャンケン的性格が強く、お互いが無傷でやり過ごせる事は難しい。
よって、そのジャンケンを引き分け以上に終わらせるためには相手と己を十分知った上で冷静な対応力がゴウキにも求められる。

1.阿修羅
阿修羅は発動時完全無敵のため画面はしから脱出するには最高の技。完全に重なった飛び道具も抜けられる。
ただし、それを読んで画面中央で待ち構えられる場合もあり、決して万能ではない。
そこで、前PPPではなく、あえて前KKKでタイミングを変えて相手の予想より手前で終わるという手もある。
これはダッドリーに特に有効で、EXマシンガンで追いかけられても素通りしてくれる。
また、発生後14F以降はSAを出されると強制終了して食らってしまうので性能に過信は禁物。
2.百鬼(大で逃げor小で投げ)
百鬼襲は1フレームで空中判定になって飛んでいける。
よって小足の重ねも当たらず、悠々と逃げる事が出来る。
判定の高めの攻撃を重ねられれば空中ヒットするが、それを相手が誤認して確認を漏らさせる狙いでも使える。
小で出せば意表をついて投げる事が出来、大で出せば画面中央へと逃げる事が出来る。
3.ガード大(中)竜巻
オーソドックスな反撃。
竜巻の発生の早いの利用し相手のおき攻めに割り込む。
完全に技を重ねられた場合にガード出来るよう起き上がりはガードしておく。
ヒット後はダッシュや百鬼でおいかけて上下裏の択を仕掛けるとよい。
4.昇龍
上下と投げの択を回避し反撃に転ずる事ができる強さがある反面、ガードや空中ブロをされればガッツり反撃を受けるモロさも兼ね備えている。中級者までのゴウキの敗因の多くはここにある場合が多い。

ハイリスクではあるが、序盤と終盤では意味あいも違い、初見では相手の警戒心が薄いので当たりやすく以降は様子見がちになり択をもらいにくくなる効果が期待できる。
終盤では、自分がジリ賓で相手の体力に余裕がある場合に出すのは危険度が高いが、逆に相手がジリ貧の場合は逆転を狙って攻め気が強いのであてられる可能性が高い。
とはいえ相手が攻め気なら阿修羅で逃げても問題ないので自信がないなら退避しよう。

と言う具合に使うなら単なるパナしではなく戦況に応じたリスクマネージメントをし、距離と相手の傾向に適した性質の昇龍を出す事を心がける。
  • )相手が離れていれば様子見の振りをした一番リーチのある攻撃を出すフェイクである場合が多い。
    その距離では1ブロ投げのリスクもないが中強ではカスあたりするので1発でダウンを奪える弱を使う。
    大攻撃との相打ちになりやすいが、スカっても間合いが離れているため”比較的”ダメージは軽く住む。
    弱で出すならリスクにメリットが見合うようSCで滅殺豪波動を入れておくのがベター。密着ではタブー。
  • )密着だと1ブロ投げの可能性があるため、2発目でダウンを奪える中を使う。
    SAにキャンセルすると投げられるので、2発出し切りで。ある程度判定が横にも長いので割と信用できる。
    とはいえ、密着時、とくにゲージ2本ある場合は直前に飛んで瞬獄を回避しつつ昇龍には空中ブロを狙ってくる可能性も高いので、様子を見て飛べば屈大Pや瞬獄で対空という事も意識しておく。
  • )無敵が長いので相打ちが殆どないが、密着より距離があくと全段ヒットしにくいので出来るだけ使わないのが吉。
    3段目があらなそうな場合、または初段をガードされている場合に2段目をSCして保険をかけるのもいい。
    ガードされている場合、相手によっては反撃が安く済む。
    ダウン位置にダッシュで追いかけてくる場合は攻め気なので割りと当たる。
    ダッドリー戦ではバラを重ねられても問答無用で相手をしとめることが出来る。
5.SGGK(大Pスライド投げ)
密着されている場合に有効。相手が技を出せばブロ大P>竜巻。様子を見ていれば投げorGDになる。
6.赤ブロ中竜巻
おもにケンをイメージした戦法。
TC、コアコパの2段目に対し赤ブロを狙い中(大)竜巻を出す。
上記2パターンのおき攻めは同様のタイミングでブロる事が出来、たとえ失敗しても3発目をもらう事は少ない。要練習。
7.屈グラ阿修羅
ガードをする余裕があり、投げに対して対応出来る冷静さがある場合、屈グラでしのいでブロられても阿修羅を入れておくと逃げる事が出来る。もちろん他の攻撃的な必殺技につなげてもいいが、ローリスクを極める場合はコレ。

立ち回り

ゴウキの立ち回りの主力である技は以下の5点

  1. 斬空・・・攻守の要。間合い調整や切り込む際の対空ブロ対策として活用。
  2. 空刃・・・軌道が変化するためジャンプ後の行動が読まれにくく、有利が長いのを利用したコンボや連係が出来る。
  3. 竜巻・・・発生が早く、コンボ、反撃、削り、固め、空対空と、無類の強さを誇る。
  4. 百鬼・・・キックや投げで相手を翻弄。移動としても活躍し表裏択にも使える。
  5. 頭蓋・・・投げぬけしつつ中段。移動技としても大いに活用。

    これらをいかに駆使するかがゲーム運びのポイント。
    しかし忘れてはいけないのが波動の存在
    リュウやケンに比べて出戻りの早さが特徴。リスクはあるももの間合い調整では多いに役だつ縁の下の力持ちだ。
攻め
ゴウキが覚えるべき立ち回りでのベーシックなテクやダメージソースは以下の4点。
  • 移動なげ
    6Pスライド投げ。基本中の基本。なにかにつけて早めはやめに使っていき相手のガードを揺さぶる。
    またGDの傾向を見て屈グラなら以降はしっかり狩って行こう。
  • コアコア・ヒザ・リープからの確認SA
    これも基本。ゲージがたまれば狙えるように練習。
  • 低空斬空⇒確認中足竜巻
    相手の対空ブロをズラす効果がある。
    発射後は中足や屈中Pをおいて斬空がヒットしたのを確認して竜巻につなぐ。
    斬空はブロられても有利が長いので反撃は恐れない。
  • 空刃⇒確認コンボorバックダッシュ⇒中足(状況確認)竜巻
    空刃は、ヒットすれば竜巻や昇龍がほぼ確定するが、低位置であてればヒザまで出しきってヒット確認を行い、竜巻のコンボやSAをあてるといい。
    ガードさせてもバックダッシュで離れる程度の有利は十分にあり、投げシケをさそって中足をさす使い方が出来る。無理に接近戦を続けるよりそちら方が結果としてダメージを奪える場合が多い。

※空中竜巻等は割りと当たりやすいイメージもあるが、空ぶる事も多いのでリスクも高い。
また百鬼についても反応のいい相手には大反撃をもらうのでキャンセルからは使わないなどの修正が必要。
コレらは機能すれば勝因にもなるが、敗因となっている事に気づいたら戦法を改める必要がある。

注意したい攻撃

ケン   :弱昇龍拳×2
当たらない位置で斬空波動出さない。ワンパターンな百鬼襲は禁物。そのほかにも、
中or強竜巻も「しゃがみ昇龍(2323P)」からW昇龍で大ダメージを食らう可能性があり、乱用は厳禁。
強竜巻立ちガードでも弱昇龍確定。間合いと移動昇龍の成否によってはもう一発入る。
ケン2   :遠立ち中P(→疾風迅雷)
ケンの屈弱Kや屈中Pガード後に、ケンがわずかに前進してから遠立ち中Pを打ってくると、
ちょうどいい感じにしゃがみ状態のゴウキに当たります。下手に暴れると、ヒット確認疾風迅雷が待っているので要注意。
アレックス:J強P→近中K→EXフラッシュ
アレックスへの対空はシビアに。攻め込まれた時にはガードも硬く。
ダッドリー:6強K→コークスクリュー
薔薇攻め、J強Kからダイレクト等。
まこと  :土佐波コンボ各種
「唐草→近強P→C土佐→C前ダッシュ→強吹上→垂直HJC強P」等食らうとゴウキは一発でスタンします。
画面中央~画面端をまことが背にしている場合、即死させられる可能性があることを肝に命じておくこと。
安易に(地上・空中共に)波動を撃たない。
ユリアン :SAタイラント、EXヘッド
ユリアン戦で重宝する中or強竜巻は、赤ブロされる可能性を考慮しても要所要所で役立つものだが、
SAがタイラントの場合は危険。竜巻ガード後リバサで確定します。
また、安易な百鬼襲からの攻めは、EXヘッドで迎撃されるので要警戒。
斬空、強豪波動でユリアンの溜めを妨害するのも有効。
チュンリー:屈中K→鳳翼扇
ゲージ溜まってたら、安易に空刃脚で攻めない事。
また、垂直J斬空も出し方が悪いと、鳳翼扇で抜けられた上に全段地上ヒットで
食らってしまうケースがあるので、斬空での牽制も慎重に行う必要がある。

滅殺豪波動(天魔豪斬空)

主な使い所

屈弱K*2>滅殺豪波動
近中K(膝)>NC滅殺豪波動
どちらもヒット確認コンボ。膝→滅殺はノーキャンセルで。

屈中K>滅殺豪波動
→途中に豪波動拳を入れると当たりにくくなるので、できる限りモロ滅殺豪波動で。

昇龍(1段目)>SC滅殺豪波動
主に近距離の対空で使用。BLされてもおかまいなし。即刻、空中強旋風をかまそう。
その後は立強P>のコンボで波状攻撃へつなぐのがオススメ。

滅殺豪波動(単発)
主に遠めの対空で使用。ユン・ヤンの雷撃に合わせるのも効果的で最近では必須テクともいえる。

昇龍(2段目)>SC滅殺豪波動
被起き攻め時に使用。ただ、あまり過信しないほうがいい。
相手が起き攻めを狙って密着してる時限定と考えるべき。
微妙な距離なら強旋風を出した方が数倍安全。

空対空でJ攻撃ヒット→(ゴウキが先に着地)→滅殺豪波動(相手は空中BL可)
これも状況によっては重要な狙いどころ。相手を画面端に追い込んだ状況で、空対空でJ攻撃がヒット
したときに簡単に狙えるが、画面端以外でもスクロールの距離などによっては可能。
また、ジャンプしてきた相手の下を歩いてくぐり、近弱Pで対空(相手のケツにピシッと当ててやる)>NC滅殺、
というのも有効である。なお、滅殺が空中BLされた場合は、すぐに前方J強空中竜巻などでBLの邪魔をしよう。

天魔豪斬空
天魔は単発じゃ滅多に当たらないが、滅殺豪波動よりも全段ヒット時のダメージが高いことに注目。
斬空主体の立ち回りで攻め、相手を見て意表をつく形でSCするのが上策。削り時にも有効な使い方だ。
また、「空中強旋風がBLされた時にSC」という意見もあるが、必要ないだろう。

豪鬼はEX技がないので、ためらうことなくSAを使い、SAゲージの回転を上げていきたい。
瞬獄殺は最低でも「ダッシュ瞬獄」が出来ない限り、使用しないほうが無難だと思う。
「空刃>瞬獄」は6中Pの移動瞬獄ができても博打要素が強いので、まずは「ダッシュ瞬獄」を覚えるべき。

http://www.youtube.com/watch?v=HpGOkZzUOig&search=gouki
http://www.nicovideo.jp/watch/sm347093
この動画で一通りの動きは確認できる。
豪鬼は攻め性能が高い反面体力が低いので、初めて使う人には「殺られる前に殺る」というラッシュキャラ的イメージが
強いかも知れないが、実は斬空波動、阿修羅閃空、百鬼襲、対空滅殺などによる「堅い守り」と「逃げの手段」は、
全キャラ中トップクラスであり、低い耐久力を補うだけの守備力を誇ると言える。
ワンブロ、ぶっぱなし、そしてたった一発の確定反撃が致命傷となるため、相手が豪鬼を知っているほど、
守備の面が重要になると考えるべき。ガン逃げモード入った豪鬼を追い詰めるのは、相手キャラによっては拷問である。

対空

近弱P、屈強P、遠強K、垂直J強P、垂直J中K、バックJ斬空波動、昇りJ強竜巻、豪昇龍、
豪昇龍>SC滅殺豪波動などを織り交ぜていく。的を絞らせない対空を。そしてそれ以上に近付けない立ち回りを。
相手の空中BLを読んだときには、近弱P>C強竜巻を決め打ちで出してみるのも面白い。
相手が近弱Pを食らう、または空中BLして強竜巻は食らった場合、
「近弱P(ヒットor空中BL)>C強竜巻2ヒット→ダッシュ→強昇龍」が決まる。

瞬獄について

瞬獄殺についてまとめました。
別ページ豪鬼(GOUKI)/瞬獄まとめ


更新案メモ書きです。良かったら使ってください。消すのも許可いりません。

ゴウキの技名は分かりにくいので、以下の略称を用いる
天魔空刃脚→空刃
頭蓋破殺→6中P又は頭蓋

豪波動拳→波動
豪昇龍拳→昇龍
斬空波動拳→斬空
灼熱波動拳→灼熱
竜巻斬空脚→竜巻
空中竜巻斬空脚→空中竜巻
百鬼襲→百鬼
 百鬼豪斬→豪スラ
 百鬼豪衝→豪P
 百鬼豪刃→豪刃
 百鬼豪砕→豪投げ
阿修羅閃空→阿修羅

滅殺豪波動→滅波
天魔豪斬空→天斬
滅殺豪昇龍→滅龍
滅殺豪螺旋→螺旋
滅殺豪旋風→旋風(空中螺旋でもいいかも)
瞬獄殺→瞬獄
金剛國裂斬→金剛

2012/5/14 内容を大幅に更新。
通常技・必殺技・SAの説明、被おき攻めの内容、コンボ等について、内容が古い、検証不足、間違っていると判断した物については削除および加筆しました。