xml書き換えではモデルやテクスチャの追加はできませんが、いくつかのアイコンは追加することが可能です。
- アイテムのアイコンの追加・加工 (インベントリで表示されるもの)
- UIに表示するアイコンの追加 (サーバー導入だけでクライアントに導入できる)
- スキル・状態異常のアイコンの追加
アイテムのアイコンの追加・加工 (インベントリで表示されるもの)
アイコン名はアイテムのnameと関連付けて保存されています。
例えば、Stone AxeのアイコンはstoneAxe.png、PistolのアイコンはgunPistol.pngといったように。
アイコン名とnameを統一できない場合は、CustomIconを使います。
(見た目が同じアイテムを追加したり、PlaceAltBlockValueを使ったりする時など)
例えば、fireaxeSteelはfireaxeIronのアイコンを流用し、紫色に彩色しています。
fireaxeSteel
<item id="108" name="fireaxeSteel">
<property name="Extends" value="fireaxeIron"/>
<property name="CustomIcon" value="fireaxeIron"/>
<property name="CustomIconTint" value="a0a0ff"/>
<property name="Meshfile" value="Items/Weapons/Melee/Axe/fireaxePrefab"/>
<property name="RepairTools" value="forgedSteel"/>
<property name="EconomicValue" value="912"/>
<property class="Action0">
<property name="Stamina_usage" value="15"/>
<property name="ToolCategory.Butcher" value="0.75" param1="10"/>
<property name="ToolCategory.harvestingTools" value="1.4" param1="1"/>
</property>
<property class="Attributes">
<property name="EntityDamage" value="9,22"/>
<property name="BlockDamage" value="30,72"/>
<property name="DegradationMax" value="500,1400"/>
</property>
</item>
<property name="CustomIcon" value="fireaxeIron"/>
使いたいアイコン名を(=アイテム名)、CustomIconのvalueとして設定しましょう。
CustomIconTintは彩色する色を16進数6桁で指定していますが、"160,160,255"といったように10進数3桁3組で指定することもできます。
基本色の表記は原色大辞典や、その他のWeb上のページを参考にするとよいです。
RGBと16進数カラーコードの相互変換ツールを使えば、細かい色も作れます。000000~FFFFFF 例:value="a0a0ff" #a0a0ff =R:160 G:160 B:255
注) 実際には指定した色になるのではなく、元のアイコンの色に指定した色が加えられるので、思っていた色味と異なる場合があります
注) 元のアイコンに"ffffff"(つまり真っ白)を重ねても元のアイコンと同じになるだけなので、暗い色を明るくすることはできません
続いて自作アイコンの追加方法です。
7 Days to Dieメインフォルダ直下に(フォルダの場所は親ページ参照)、Modsという名前のフォルダを作成します。その中に自分のMOD名のフォルダを作り、以下の物を入れます。
- 形式に沿ったModInfo.xml
- 160x160ピクセルのアイコンを入れたUIAtlases\ItemIconAtlasフォルダ
注) a17以前ではItemIconsフォルダにアイコンファイルを入れます
注) a18以前では116x80ピクセルにする必要があります
ModInfo.xmlは以下の形式にMODの名前や説明を入れて保存するか、ModInfo.xmlを使用します。
この内容はログファイルに出力される他、ゲーム内コマンドのversionコマンドで確認できます。
ModInfo.xml
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<xml>
<ModInfo>
<Name value="Mod name here"/>
<Description value="Description here"/>
<Author value="Your name here"/>
<Version value="1.0.0"/>
<Website value=""/>
</ModInfo>
</xml>
正しい形式でアイコンを追加すれば、先に説明したルールにのっとってアイテムのアイコンを使用できます。
なお、このアイコンはItemIconAtlasに追加されます。*1
UIに表示するアイコンの追加 (サーバー導入だけでクライアントに導入できる)
windows.xmlやcontrols.xmlで、textureエレメントに記述できます。
<texture name="name_here" pos="position_here" depth="depth_here" size="size_here" texture="@path_here" material="Materials/Transparent" />
textureとmaterialが最も重要な記述部分です。
textureはそのファイルの取得方法によって、2種類の記述方法があります。
- Web上から取得する場合 (クライアント導入不要)
@に続けてURLを記述します。
例:"@http://7daystodie.com/images/header_g.png" - PC上から取得する場合
@file:に続けて7 Days to Die以下の絶対・相対パスを記述します。
例(Win):"@file:Data\Texture\StaminaBar.png"
例(mac):"@file:Data/Texture/StaminaBar.png"
materialは、"Materials/Transparent Colored"にすることでモノクロではなく、カラーのイメージを追加できます。