書き起こし/新クリ

Last-modified: 2023-10-29 (日) 04:45:51
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【東方project】クリスマス企画! 2013【ボイスドラマ】

メリークリスマス!
今回も無事に投稿できました**
素敵な声優さんたちに集まってもらえて感謝!

座薬はロー○ーなんだ…
画質落とさないとアップできなかった…
http://kinginsan.blog60.fc2.com (お借りしました)

導入

SNNN「東方クリスマス」

RI「ボイスドラマ企画」

本編

(ずぞぞっぞぞ~)

霊夢「ふぅ・・・」

紫「暇そうね?」

霊夢「暇が一番いいと思うけど?」
「それに、何かしたって誰かがお金くれるわけじゃないし」

紫「まぁ! 寂しいクリスマスねぇ」
「あはっ、じゃあ・・・私とふたりっきりのクリスマスにしましょ?」
「一緒にぃ、お風呂でも入る?」

霊夢「ぶっ、ちょっと、さっきからベタベタ引っ付かないでよね! 気持ち悪い」
「そ・れ・に! 残念ながらふたりっきりじゃないわよ」

魔理沙『よぉ~、霊夢~!』

紫「ざんねん☆」

魔理沙「悪いな遅くなって。アリスが仕度に戸惑ってよぉ」

アリス「あ~の~ね~。魔理沙、あなたが中々食べたいものが決まらなかったからでしょ!?」
「もう、こんなに買い込んで、しかも私に持たせるなんて」

魔理沙「いいじゃねぇかよ。折角のクリスマスなんだ」
「飲んで食って、楽しもうぜ?」

アリス「あんたは毎日そうじゃない、太るわよ?」

魔理沙「あん?私は食べても太らない体質だからいいんだよ」
「アリスみたいに、食事制限してる方が太りそうだぜ」

アリス「なっ、なんで食事制限してること知ってるの!?」
「私がどれだけ・・・」

霊夢「はいはい! 喧嘩するなら帰ってくれる?」
紫「まるで夫婦喧嘩みたいじゃない」
「ま、私と霊夢は・・・もーーっと仲良しだ・け・どー」

アリス「ふっ、ふふふふふふっ、ふ、夫婦!? 魔理沙と・・・結婚!」
「くぅー、魔理沙とあんなことやこんなこと!」

霊夢「鼻血出てるわよ」

魔理沙「あー、腹減ったぜ。早いところ食おうぜ? 肉も酒もいっぱいあるしよ」

BOMB!!

4人「え!?」

魔理沙「なっ、なんだ!? 床に・・・穴があいたぜ!?」

アリス「誰か居るわ!?」

幽々子「肉ゥーーーーーーーーーーーー!!」

妖夢「幽々子さまぁー、待ってください・・・」

霊夢「ちょっと!? 何床に穴あけてんのよ!?」

妖夢「はぁ、はぁ・・・幽々子様いきなり走っていくんですもん・・・」

魔理沙「ああああー! 私の肉・・・」

幽々子「あらまぁ、みなさんご機嫌よう♪ メリークリスマス」

霊夢「ご機嫌ようじゃ無い! 肉どうしてくれるのよぉ!」
魔理沙「ご機嫌ようじゃねぇ! 肉どうしてくれるんだよ!」

幽々子「むしゃむしゃ♪ ごめんなさいね~、とってもおいしそうな匂いがしてぇ・・・居ても立ってもいられなかったのよ~」

魔理沙「許さねぇ・・・ぜーったいに許さねぇ! キィーッ!」

アリス「ところであなたたちなんでこんな所にいるのよ」
「何もないのに、こんなところに来ないでしょう?」

妖夢「それは、とある依頼を受けたから」

アリス「依頼」

妖夢「そう。最近この辺りで泥棒の被害が多発しているの。いつも決まって夜に現れるから、昼間では分からないんだけど。大きな袋を抱えて、煙突の中から侵入するらしいの」

紫「まるでサンタクロースね」

霊夢「そんなしょうもない依頼を受けたわけ? ばっかじゃないの? ほっときなさいよ」

妖夢「それが、ものすごく強いらしくて・・・捕まえようとした人達はみんなボロボロにやられてて、桁外れな強さだから、妖怪か何かかもって」

霊夢「あっ、そ。精々頑張ってらっしゃい」

妖夢「え、助けてくれるんじゃないの?」

霊夢「はぁ? 助けてほしかったの?」

妖夢「そ・・・そんなことは、無い、わ?」
「ここに来たのだって、幽々子様に着いてきただけだし」
「さ!私達ふたりだけで、さっさと片付けてきましょう!幽々子様」

幽々子「あら、もうお肉はこれで終わりなのね~? あ、お茶いただけるかしら?」

妖夢「聞いてないし・・・」

魔理沙「面白そうじゃねぇか! 強いと聞いたら、この霧雨魔理沙様が黙ってねぇぜ?」
「アリス、私達も行こうぜ」

アリス「ま、魔理沙が行くなら」

霊夢「やめときなさい、しょーもない。そんな暇があるなら、この床を直してくれないかしら?」

紫「じゃあ、私と霊夢は、ふたりっっきりでこの床を直しましょ?」
「みんな行ってきていいわよー」

霊夢「アンタが行って、さっさと片付けてくれば?」
「あ、その後は帰ってこなくていいわよ?」

紫「霊夢ったら冷たぁい」

文「おやー? なんだか面白そうな話してるわね~」

魔理沙「ゲッ、ブン屋・・・」

文「穴があいてたんで、勝手に入らせてもらいましたよー」
「ところで、さっきの話は本当?」

妖夢「え、ええ」

文「退治しに行くなら、私も行くわ! 泥棒の姿、バッチリ写真に収めますよー!」
「さあ!」

霊夢「わ、私は行かないわよ、手を引っ張らないでくれる?」

魔理沙「しょうがねぇ、全員で行くか」

霊夢「何もしょうがなくないわよ! 床直しなさいよ!」


ザッザッザッザ・・・

霊夢「はぁ・・・結局全員で来てるし・・・ってか、寒いんだけど・・・雪降ってるし・・・」

紫「仕方ないわね・・・暖めてあげるわ、霊夢」

妖夢「場所は、この辺りの筈なんだけど・・・」
アリス「この辺と言われても・・・煙突のある家なんて沢山あるし、中々見つけられないんじゃない?」

てゐ「おもちー、おもちはいらんかねー」
「月でつきたてのお餅だよ」

魔理沙「よぉ、何やってんだよ」

てゐ「見ての通り、お餅を焼いてるのよ」
「お正月も近いしね」

鈴仙「勝手にこんなところに来て、勝手に商売して、怒られても知らないよ!?」

てゐ「くす、大丈夫大丈夫。怒られるのはうどんげだから」
「ほれ、お餅。いらんかね?」

文「兎さん2人にインタビューしたいのですが!」
「この近くで、大きな袋を抱えた人を見ませんでしたか? サンタクロースみたいな、おっきい袋です」

鈴仙「大きな袋?」

てゐ「それって、これのこと?」

妖夢「えっ、こ、これちょっと中身を確認させてもらうわよ」

鈴仙「ふぇっ!? ちょっと!」

てゐ「これはだーめ! 大事なものがたくさん入ってるんだから。人には見せられないよ」

文「怪しいわねぇ」

妖夢「確かに怪しい・・・」

鈴仙「ちょっとぉ! 何のことかは分からないけど、なんで私達が疑われてるの!?」

妖夢「この辺りで、大きな袋を抱えた泥棒の被害が多発しているの」
「話によると、煙突から侵入しているらしくて、かなり強いらしいの」

てゐ「強いっていうのは認めるけど、泥棒なんてしてないよ」
「ずっとここでお餅売ってるだけだよ」

妖夢「何処に証拠があるんですか?」

鈴仙「っていうか、なんで袋持ってるだけで疑われるんですか!?」

てゐ「これは大事な商売道具が入ってるだけだよ」
「もう、仕方ないから特別に見せてあげるけど」

鈴仙「そうそう!お餅のストックとか、ストックとか、ストックとかぁ~ってぇぇぇぇ!?」
「てゐ!? なんでコレが!?」

てゐ「え? うどんげの為に、毎日座薬は持ち歩いてるよ?」

鈴仙「ちょ! ちょっとぉ! これは違うの、私のじゃないから!」

てゐ「え~?なんなら今此処で」

鈴仙「いやーーーーーー!!」

妖夢「この2人じゃないみたいね」

文「あーあ、残念」

幽々子「妖夢ちゃーん、早くこっちにいらっしゃいなー」
「お餅が焼けたわよー」

妖夢「ちょ、幽々子様?私達何しに来たか分かってますか!?」
「ていうか、道の真ん中で何お餅焼いてるんですか」

紫「ん~♪ やっぱり醤油砂糖が一番よね」
「はい、あーんしてあげるわ。霊夢♪」

霊夢「私今日はきな粉の気分なの」

紫「まぁ、霊夢ったら照れ屋なんだからぁん」

アリス(はわぁ、私も魔理沙にあーんってしたい! あーんって!)
(あーんってしてくれてもいい!)

魔理沙「クリスマスに餅っていうのもなんだが、旨えなぁ」
「お、どうしたアリス? ・・・私をじっと見て」

アリス「・・・はっ! え、えっとぉ・・・ほら! ほっぺに醤油付いてるわよ」

魔理沙「おお、サンキュ」

アリス「もう、魔理沙ったら子供なんだから」

幽々子「うーん、こうしていると泥棒のことなんてどうでも良くなってくるわね~」

妖夢「よくないです」

魔理沙「おお、そうだそうだ。今日はパチュリーんとこ行くんだった」

アリス「・・・パチュリー?」

魔理沙「新作の本が入ったっていって、呼び出されたんだよ」
「いつもは絶対新作入っても呼んでくれないくせに」

アリス(まっ、まさかパチュリー、魔理沙にクリスマスプレゼントを渡すつもりじゃ・・・)
「行っちゃダメよ!」

魔理沙「はぁ? なんでだよ」

アリス「ハッ、え、えっとー、寒いし? こんな中箒に乗ったら風邪ひいちゃうじゃない!」

魔理沙「大丈夫だって! パチュリーんとこ以外にも用事あるし」
「ちょっくら行ってくっかなー。っこらせっと・・・」

妖夢・文「あー!」

魔理沙「なんだよ」

妖夢「そ、その大きな袋!」

魔理沙「あ? ああ、これか? 今から物借りに行くから、コレにたんまり入れようと思って」

霊夢「ふ、そういうこと・・・」

文「魔理沙さん、泥棒の正体はあなただったのね!」

妖夢「幽々子様、さっさと捕まえましょう!」
「こんな奴が私達より強いはずがありません!」

魔理沙「なんで私が。確かに箒で移動しているついでに、煙突から中に入るけどさ。ちょっと借りてるだけだぜ?」

霊夢「そんなことだろうと思ったわ。はー、やっぱりしょうもないじゃない」
「帰るわ、私」

妖夢「霧雨魔理沙、かくご~」

幽々子「むしゃむしゃ。あ、霊夢ちゃんのおうちでパーティー混ぜてくれる?」
「もちろん、今からするわよね?」

アリス「魔理沙、パチュリーの所に行ってしまうのね・・・」

紫「はぁ。平和なクリスマス」


魔理沙「ハァー・・・なんとか乗り切ってきたぜ・・・」

霊夢「あんたの所為で床に穴があいたんだから、弁償しなさいよ」

アリス(良かった、パチュリーのところに行ってないみたい」

鈴仙「もう!私達にも謝ってくださいよ! 疑われて、恥ずかしい目にも、あって・・・」

てゐ「でもでも、こうして一緒にクリスマスが出来るから良かったね♪」

霊夢「あんた達・・・何でいるのよ・・・」

パチュリー「お邪魔するわよ」

魔理沙「お、パチュリー! 丁度いいところに!」
「行くつもりだったんだけどさー」

パチュリー「この寒い中来てあげたんだから、感謝してくれる?」

紫「そんなこと言って、魔理沙に会いたかっただけでしょ?」

パチュリー「わ、渡すものがあったから・・・来ただけ・・・」

魔理沙「渡すもの?」

パチュリー「め、メリークリスも」
アリス「魔理沙! 私も渡すものがあるの!」

パチュリー「・・・何よぉ」

アリス「アンタこそ今頃来ておいて何よ」

パチュリー・アリス『むぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ』
魔理沙「あぁ、もう!」
「さっさと飲んで食おうぜ?」

霊夢「あんたの所為で遅くなったんでしょ! ほら、さっさと用意しなさいよ」

魔理沙「へーいへい」

幽々子「ふわぁ~、おこたもぬくぬくで、おいしいものも沢山食べれて、本当に幸せなクリスマスだわぁ~」

霊夢「あんたもなんで居んの?」

幽々子「だってクリスマスまでお仕事したくないもの」

霊夢「あんた達本当にマイペースねぇ」

魔理沙「いいじゃねぇか! 人数が多い方が楽しいしな!」
「霊夢も、寂しいクリスマスにならなくて良かっただろ?」

霊夢「余計なお世話よ」
「・・・でも、ま、たまにはこういうのも悪くないわね」

魔理沙「だろ?」


妖夢「き、霧雨魔理沙ー!」

文「もう帰りましょう? 流石に寒いわー」

妖夢「ダメです!」

文「もう帰っちゃってるってー!」

妖夢「うー」

文「あんたが負けたんだから、仕方ないわよ」
「ま、よく考えたらこんなのスクープにも何にもならないし・・・」
「魔理沙が泥棒してるなんていつものことだし」

妖夢「うー!」

文「何泣いてるの?」

妖夢「私・・・情けない」

文「ま、腕を磨いて、また魔理沙に挑戦すればいいでしょ?」

妖夢「じゃなくて」
文「じゃなくて?」

妖夢「クリスマスになんで女2人で、こんなところに居るのよ」

文「さぁ?」

妖夢「しかも必死になって追いかけてきたから、ここが何処かも分からないし、寒いし、眠いし」

文「私も丁度。眠くなってきたところ」

妖夢「ふわぁ~、メリークリスマス・・・」

文「メリークリスマスゥー・・・」

出演者コメント

さななな「博麗霊夢役、さなななです。ハイ、ホントに、ありがとうございました!聞いてくださってありがとうございました!そして企画主さん、えー、参加させていただいて本当にありがとうございます!えー、大好きな東方の主人公!まさかの主人公霊夢をやらせていただけるとは本当に楽しかったですほんっとうに楽しかったです、ハイ、えーという訳でー、ええ。まぁ、クリスマスのボイスドラマということで皆様どんなクリスマス過ごされるのでしょうか、こんなワイワイしたクリスマス過ごせたらいいですよねぇ、ハイ!という訳でメリークリスマス!ありがとうございましたー!」

怜「霧雨魔理沙役をやらせていただいた、怜です。えーとひとこと。すごく・・・楽しかったです」

錯乱棒「アリスちゃん役をやらせていただきました錯乱棒と申します。こえ部の方で初めて役をいただいたので、とても嬉しかったです。ありがとうございました」

ユヲ「ユヲ、射命丸文役。この度は、素敵な企画に参加させていただきまして、本当にありがとうございました。大好きなキャラをいただけたのでとても楽しく収録することができました。それでは短いですが、メリークリスマス。素敵な一日をお過ごし下さい」

エスカ「自分の名前はエスカです。役名は妖夢ちゃん。ひとことはー、えー滑舌悪いところが多々あるんですけど、まぁそれなりに頑張りましたのでよろしくお願いします」

vivian「はい、西行寺幽々子を演じさせていただいたvivianと申します。えっと、今回この東方クリスマスボイスドラマ企画を参加させてもらって、とっても嬉しかったです。みなさん、どうかこれからもよろしくお願いしますね。色々ありがとうございました」

翡翠「翡翠。うどんげ役。えー、とても楽しくやらせていただきました!あー、うどんげはね、もうあぁなる運命ですね!もうね、ハハッ!はい!という訳で皆様メリークリスマース!」

たいさ「たいさ。紫、パチュリー役。この度は、東方クリスマスボイスドラマ企画に参加していただき、ありがとうございます!再生してくれたみなさんも、ありがとうございまーす!やー、完成しました。うん、完成した。イエーイ!ねぇ、ホント毎年これやってるんですけど、本当毎年毎年素敵な声優さんに集まってもらえて・・・本当に助かってます!うん。まー私は歳だね、ババアもね、うん。ババアやけどね、まだまだねやると思うんでね。うん、皆さん応援してくれると嬉しいです。ありがとー!」