書き起こし/第9回東方M-1ぐらんぷり:酔いどれ巫女ッchu!☆

Last-modified: 2016-04-10 (日) 21:30:10

返ってきた英雄
第3回で優勝した博麗霊夢と第4回で決勝進出した伊吹萃香がコンビを組み、東方M-1に新風を吹き込む
狙うは優勝のみ!
エントリーナンバー3229番、酔いどれ巫女っchu!☆

 

伊:どうもー酔いどれ巫女っchu!☆ですー
霊:よろしくどうぞ
伊:あら、今日お客さんがいっぱい入ってますね~
霊:ありがたいもんでございますね
伊:やりづらいですねこんなに入ってもらうと
霊:いやいや……ありがたいもんでしょ、なんでやりづらいの?
伊:こいつの例大祭で年に1回2人で漫才をやるんですけど
霊:やりますね
伊:毎年2,30人しか来ないから、それに慣れていまして こんなに多いと迷惑ですねー!
霊:いやいや……2,30人とか本当にそうだけど言うな!
伊:よろしくお願いしますね~
霊:えぇよろしくお願いします
伊:私は伊吹萃香と言いまして、最近は博麗神社で飲んだくれてますが
霊:はい
伊:その昔第4回大会で、鬼神少女というコンビを勇儀と組んでおりました
  それを見たことあるよって人いる?
霊:いますかみなさん、鬼神少女
伊:あぁ~……ありますありますね!
霊:あー結構上がってない……ですね
伊:まぁ家にテレビがないんでしょうね
霊:そげな馬鹿な、テレビくらいあるよ今は
伊:電波がまだ来てない
霊:だいぶ普及してるよアナログ電波は
伊:ずっと砂嵐を見てるんでしょうね多分ね
霊:ノイローゼじゃないかそんなの……しっかし人気ないのねあなたほんと
伊:うふふ、あるよ!大好きよみんな私のことが!
霊:ジェラシースターに全部持っていかれた
伊:んふふ、いや、うん 妬ましいわね
霊:妬ましい、たしかに分かる
伊:はい、ねー、でもよろしくお願いします
霊:はいお願いします
伊:あのね、今度旧地獄で妖怪オリンピックがあるの
霊:妖怪オリンピック?
伊:その大きな大会で選手宣誓をすることになりましてね
霊:いやちょっと待って、妖怪オリンピックってなに?
伊:妖怪のオリンピックだよ
霊:いやいや、競技?競技すんの?
伊:そうそう
霊:え、どんな競技があるの?
伊:えー、妖怪野球
霊:あ、結構ふつう
伊:妖怪テニス
霊:うん
伊:妖怪水泳
霊:うん
伊:妖怪陸上
霊:うんうん
伊:妖怪垢舐め
霊:全部妖怪が付くんだね
伊:そうだよ
霊:最後妖怪垢舐めってなに
伊:妖怪の垢を舐める競技だよ
霊:どんな競技?それ、見てみたいわ逆に
伊:あ、そう?
霊:ふーん……でも案外ふつうだね競技が
伊:いや地獄ならではの競技もあるよ!
霊:あぁ、どんなの?
伊:巨大な振るいにかけられる競技
霊:うん
伊:あとね、新幹線を止めて子犬を助ける競技とかね
霊:すごい競技ね
伊:超人オリンピック的な?
霊:ふーん……あんたも選手で参加すんの?
伊:うん私はね、四次元殺法コンビと戦うって競技に出る
霊:見てみたいわねそれも逆に
伊:でね、選手宣誓をしないといけないの
霊:うん、すごいじゃん
伊:でもね
霊:はいはい
伊:みんなね
霊:うん
伊:私が第4回東方M-1に出たことを知ってるから
霊:うん
伊:なんかみんな期待してるらしいんですよねー
霊:いや、そこはふつうにやったほうがいいんじゃないの
伊:いやいや勇儀におもしろい宣誓を期待してるよって言われたんですよ こないだ
霊:あーそうですか
伊:でもやっぱそうなったら
霊:うん
伊:やっぱプロなんでね、期待に応えたいわけよ
霊:まぁまぁたしかに
伊:宣誓したあとに流石だねと!
霊:おぉ
伊:やっぱ違うねと!
霊:はいはい
伊:おもしろいねと!
霊:うん
伊:酔いどれ巫女っchu!☆の抱えはやっぱ違うねと!
霊:私も参加すんのちょっと!?
伊:言われたいわけですよ
霊:私関係ないじゃん全然
伊:いやコンビでしょうが
霊:いやコンビだけど
伊:四次元殺法コンビとも戦うんですから
霊:なんで私が戦う!?
伊:いやタッグだから
霊:私関係ないじゃんって
伊:いや戦うの見てみたいって言ったじゃん
霊:出てみたくはないわよ
伊:もうエントリーしたからさ
霊:なんで勝手にそんな……
伊:ちょっと協力してくれよ~選手宣誓も~お前
霊:どうしたらいいの、じゃあ
伊:考えてきたから私寝らずに
霊:はいはい
伊:1回リハーサルやらせて?
霊:あーいいですよ見ますよじゃあ
伊:宣誓! ……突っ込めよ
霊:なに?
伊:なにしてんのボサーっと
霊:ボサーっとって
伊:酒飲んでなにしてんの
霊:お酒飲んでないよ私!なに
伊:突っ込んでよ
霊:あーはい分かった
伊:うん
霊:突っ込む突っ込む突っ込む……
伊:宣誓!
霊:なんで脇隠しとんの
伊:本気でやってくれよ
霊:リハーサルでしょうが!
伊:お前あれか?
霊:なに
伊:リハーサルは手抜くタイプか
霊:いやいやそんな
伊:リハーサルはべつに本気を出さないよ~みたいなスタンスのやつだな
霊:そうじゃないけども
伊:言っとくぞ
霊:んん
伊:リハーサルを本気でやらないやつは
霊:はいはい
伊:本番で絶対失敗するからな!お前の場合は
霊:なんで怒られてんの私!?
伊:そうなってるからな世の中のシステムはな
霊:なんで!?
伊:本気でやってくれよ
霊:はいはい分かりましたよ
伊:宣誓!
霊:なんで脇隠しとんかい!
伊:……ま、いいでしょ
霊:なんで上からなんだお前!?無理矢理手伝ってあげてるのに
伊:こんな感じでいくからね
霊:はいはい あのさー、ボケとか教えてよ先に
伊:あー先に知りたい?
霊:うん
伊:はいはい、じゃあ次はね
霊:はいはい
伊:我々、選手いっこく堂は!
霊:おもんな
伊:なんだおもんないって
霊:いやおもしろくなかったもん
伊:お前がおもしろくないとか言うと
霊:うん
伊:私のボケがまるでおもしろくないみたいじゃん
霊:おもんなかったもん実際!なんて突っ込むのよそこじゃあ
伊:なんて突っ込む?
霊:いっこく堂だろ!
伊:あー全然
霊:一同だろ!
伊:あーそれね
霊:うん
伊:一同や!
霊:一同や!
伊:でもそれだったら50点
霊:50点ってあと50点はなによじゃあー
伊:そのあとに
霊:うん
伊:よ、今日もツノが尖ってるね~!
霊:いるそれ?いる?
伊:これで90点
霊:あと10点はなによ
伊:声が、遅れて、聞こえるよ これで100点
霊:できてないよ!で、いるそれ?
伊:これで100点
霊:ふっ……はいはい次はじゃあ次
伊:スポーツマンシップに、とっくり!
霊:ツノへし折ってやろうかお前
伊:ツノへし折るってなに
霊:なにそれ?
伊:え?
霊:スポーツマンシップにとっくりってなに
伊:これは、
霊:うん
伊:則りを、
霊:うん
伊:とっくりに変えるという、ボケなの
霊:そりゃ分かってるけども!大丈夫?ってことよ
伊:なんて突っ込む?
霊:なっんて……いやスポーツマンシップに則りだろ!って
伊:お前ほんと突っ込んでばっかりだな
霊:お前が突っ込めって言ったじゃん!じゃあなんて言ったら正解よそこ
伊:ここでぇ、萃香的にはぁ
霊:誰だお前
伊:萃香的にはぁ
霊:ふつうに喋ろよ
伊:ノリツッコミが欲しいわけ!
霊:どうノリツッコミしたらいいのそれ?
伊:よく見とけよ
霊:見せてようん
伊:そうそうそうそうとっくりとっくりびっくりー! ……これがほしいの
霊:突っ込んでないじゃん!
伊:これが欲しい
霊:ノリっぱなしじゃん!
伊:萃香的にはこれが欲しい
霊:萃香的にはって……大丈夫?じゃあ次は
伊:正々堂々!プレイすることを!誓いまっせーん!
霊:いや誓わんのかい!
伊:おぉー、いいじゃん
霊:はい
伊:いいじゃん
霊:どういたしまして
伊:博麗の貧乏巫女にしてはいいじゃん
霊:関係ないじゃん貧乏は!あんたが食い潰してんでしょうが!
伊:やっとボケのクオリティに突っ込みが追い付いてきたね
霊:そんなクオリティが高くないわよ今のボケ
伊:ただひとつだけ追加していい?
霊:なに
伊:駆けてほしいな最後
霊:動きを大きくってこと?
伊:うん 正々堂々!プレイすることを誓いまっせーん!
霊:いや誓わんのかい!ブーーー
伊:もうちょっと大きめにお願いね 正々堂々!プレイすることを誓いまっせーん!
霊:いや誓わんのかい!ブーーーブーーー
伊:いい、いいねぇ、すごくいい
霊:ありがとうございます
伊:今のを、3セットやってもらうから
霊:やりすぎって!やったら駄目よ3回も!
伊:で、最後
霊:うん
伊:選手代表、カルーセル麻紀!
霊:なにそれ唐突に、いきなりすぎるでしょ唐突に
伊:お前唐突に聞こえるって言ったな?
霊:唐突だったじゃん
伊:ただのボケものすごくメッセージ性が強いボケでね
霊:どんなメッセージよ
伊:野球は、ボールとバットがなくなったら、できないぜ
霊:伝わるかーそんなもん!下ネタじゃないのちょっと!やめなって
伊:もしかするとお前みたいに意味が伝わんない人がいるかもしれない
霊:誰も伝わってないわよ今
伊:そこはお前が補足してくれ
霊:説明すんの?
伊:そしてうわぁ~すごくメッセージ性つえぇなぁ~みたいなことを一言入れてほしい
霊:おかしいってそんなの
伊:そして最後に総括を言ってほしい
霊:総括ってなに
伊:いやぁ~ほんとにおもしろい選手宣誓でしたね~!みなさん妖怪オリンピックを盛り上げましょー!
霊:いるそれ?
伊:盛り上げましょー!って手を挙げる 盛り上げましょー!
霊:盛り上げましょー
伊:いや右手がいい
霊:どっちでもいいでしょ!
伊:よしじゃあ通しでやってみようか
霊:はいはいはい
伊:宣誓!
霊:なんで脇隠しとんかい!
伊:我々、選手いっこく堂は!
霊:一同ね!よ、今日もツノが尖ってるね!あれ、声が、遅れて、聞こえるよ
伊:スポーツマンシップにとっくり!
霊:とっくりとっくりびっくりー!
伊:正々堂々!
霊:はいはい!
伊:プレイすることを!
霊:よいしょ~!
伊:誓いまっせーん!
霊:いや誓わんのかい!ブーーー
伊:正々堂々
霊:はーい!
伊:プレイすることを!
霊:よいしょー!
伊:誓いまっせーん!
霊:いや誓わんのかい!ブーーー
伊:正々堂々
霊:はぁーい!
伊:プレイすることを!
霊:はぁーい!
伊:誓いまっせーん!
霊:誓わんのかい!ブーーー
伊:選手代表、カルーセル麻紀!
霊:野球は、ボールとバットがなくなったら、できないぜ
  お前メッセージ性強すぎるな!こんな最高の選手宣誓、聞いたことがありますか!?
  みんなで妖怪オリンピックを盛り上げましょう~! ……ふぅ……ふぅ……うぅ……~~
伊:やってみて思ったけどさ
霊:うん
伊:やっぱ私1人でやるわ
霊:いい加減にしろ
伊:どうもありがとうございましたー