支援会話3

Last-modified: 2019-02-17 (日) 19:47:23

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支援会話3

ハロルド(聖戦の系譜)←→ハロルド(if)

(支援レベルC)

[ハロルド]
もし…少しいいだろうか?
君の名は?▼
[ハロルド]
私の名か?▼
暗夜王国、エリーゼ王女の側近、
正義の味方、ハロルドだ!▼
[ハロルド]
…なるほど、君が噂のハロルド君か▼
[ハロルド]
噂の?▼
私も噂されてしまうほど
有名になってしまったか!▼
[ハロルド]
ああ、正義の味方を名乗り皆を助けようとする
不幸の塊のヒーローとしてよく聞いている▼
[ハロルド]
ハハハ…まぁ不幸はいつものことなのでね▼
おっと、そう言えば聞いていなかったな、
君の名はなんと言うのだ?▼
[ハロルド]
私はイザーク王国ダナン王の部下であり…
奇遇なことに、私の名もハロルドだ▼


(支援レベルB)

[ハロルド]
…何をしているのかね?▼
[ハロルド]
これかね?
先程、道に迷った子を送り届けて来たのだがね▼
その道すがら足を滑らせてドブに嵌ってしまって
汚れた靴を磨いているのだよ▼
[ハロルド]
…相変わらず
正義を全うしているというわけか▼
[ハロルド]
勿論だとも!▼
[ハロルド]
なるほど…それが君の正義、
君の騎士道というわけか▼
[ハロルド]
…そう言えば君も騎士だったな▼
なかなか他人に尋ねる機会もないので尋ねるが
君にとっての正義とは何かな?▼
[ハロルド]
正義…正義か▼
前までの私は国に仕えることこそ
騎士として重んじるべき正義だと思っていた▼
しかし…今の私は…
己の正義を見出だせないでいる▼
[ハロルド]
…そうか…▼
…気晴らしに私と人助けをするのはどうだね?
何かが見えてくるかもしれないぞ!▼
[ハロルド]
そうだな…ふむ
そういうのも、いいだろう▼


(支援レベルA)

[ハロルド]
ハロルド、少し良いかね?▼
[ハロルド]
ふむ、何だね?
私でいいなら聞こう!▼
[ハロルド]
ああ▼
私はここに来る前、
騎士として国に仕えていた▼
しかし…その任務は決して
正義とは言えないものであった▼
私は騎士としての忠誠を重んじるあまり
自分の心にあった正義を忘れてしまっていたようだ▼
君と出会い、話し、共に人を助ける中で
今更になってそれに気付かされたよ▼
[ハロルド]
そうか…つまり君の心にも正義の炎が灯った、
というわけだね?▼
[ハロルド]
…君の言い方で言うならば、
そういうことになるな▼
[ハロルド]
それは実に素晴らしいことだ!▼
同じ志を持つ友が居ることは
私にとっても励みになる!▼
[ハロルド]
これからも君と共に歩むことで
私は己の正義と向き合って行こうと思う▼
付き合って貰えるだろうか?▼
[ハロルド]
勿論だとも!
私と君とで正義を示していこうではないか!▼
[ハロルド]
ありがとう、ハロルド。
我が友よ▼

アメリア←→ガイア


支援レベルC


[アメリア](右)
きゃっ!▼
(眉根を寄せる表情で上下に揺れる)
[アメリア](右)
いったー……。▼
[ガイア](左)
(画面左から通常の表情でスライドイン)
[アメリア](右)
あっ……お菓子の人、見ました?▼
[ガイア](左)
ああ、男だからな……。あと、お菓子の人なんて名前じゃない。
俺の名前はガイアだ。▼
[アメリア](右)
(眉根を寄せる表情)
見たんじゃないですか! さっ――最低……!▼
[ガイア](左)
他人の名前を覚えてない方が酷いぞ……。
それにもっと最低なことだが、男は気合を入れて目が動かないようにしてないとな……。
見ちまうんだよ。▼
[アメリア](右)
(眉根を寄せる表情のままに上下に揺れる)
えっ……! 嘘だー。あたしの下着見たのをごまかさないで下さいよ!▼
[ガイア](左)
本当だ、嘘じゃない…それに誤魔化してもいないだろ。
そうだな、今度……。誰でもいい、男の誰かがカミラ王女と話す時にでも。
そいつの目や眉毛に瞼、こめかみをよく見てみろ。▼
[アメリア](右)
そんなの見ません! スケベ!▼
(眉根を寄せる表情のままに反転して右へ画面外にスライド)


支援レベルB


[アメリア](右)
(眉根を寄せて目を閉じる表情で画面内に右からスライド)
……あの、おかしn――ガイアさん。▼
[ガイア](左)
(画面左からフェードイン、表情は通常)
どうだった?▼
[アメリア](右)
……ほんとうでした。▼
[ガイア](左)
な、言っただろ?▼
[アメリア](右)
(上下に揺れる)
でもみんな、気合を入れるようにカミラ王女の顔を見てましたよ!▼
[ガイア](左)
気合を入れないと見てしまうとも言っただろうが。▼
[アメリア](右)
(怒った顔で上下に揺れる)
ガイアさんみたいに堂々と見てません!▼
[ガイア](左)
当ててやろう、騎士分とそれより下の男連中は会話の前……。
カミラ王女の胸に目が行ってたろ?▼
[アメリア](右)
(眉根を寄せて目を閉じる)
……行ってた。話す前に胸をちょっと見てから、すぐに目を動かしてた。▼
[ガイア](左)
な? 男は見てしまうんだよ。▼
[アメリア](右)
だからってあたしの下着を堂々と覗くなんてケダモノですよ! スケベです!▼
[ガイア](左)
安心しろ、俺は菓子以外に興味はない……甘味だけが俺を魅了する。▼
[アメリア](右)
そうじゃなくて! もー! 謝ってくれないんだから同じです!
二度と話しかけないでくださいね!▼
(ガイアをすり抜け、画面の左へハケる)
[ガイア](左)
……話しかけてきたのはお前からだろ。▼


支援レベルA


[ガイア](左)
ああ、いたか……この間はすまなかった。▼
[アメリア](右)
……もういいですよ!
いらないこと、教えてくれたのも許します▼
[ガイア](左)
悪かったな、下着を見て。▼
[アメリア](右)
そういうこと大声で言わないでください!▼
[ガイア](左)
声をあげてるのはお前のほうだ……。
お詫びと言っちゃなんだが、ほら……これをやるよ▼
[アメリア](右)
? ……なんですかコレ。ピカピカしてる……文字かなこれ?
……書かれてる絵もすごい上手。紙みたいなカナモノの袋?▼
[ガイア](左)
菓子だ、『ちよこれえと』というものらしい▼
[アメリア](右)
お菓子の人って言われるくらい大好きなのに、
あたしにくれるんですか?▼
[ガイア](左)
子供をからかうほど俺は趣味の悪い奴じゃない▼
[アメリア](右)
……じゃあ仲直りの印ということで受け取っておきますね。
ありがとうございます!
あと……ちょっと聞いていいですか?▼
[ガイア](左)
なんだ?▼
[アメリア](右)
男の人って、やっぱり女性をそういう目でしか見ないんです?▼
[ガイア](左)
みんながみんな、そうじゃないことはもう自分の目で見たからわかるだろ?▼
[アメリア](右)
え?▼
[ガイア](左)
見るような奴でもすぐに視線を相手の顔へ向ける。
見ないようにしている奴は最初から見ないように気合を入れている。
王族連中は子供のころにそういう礼儀作法を叩き込まれているしな。
邪な気持ちで見ることを恥じていたり、見ないようにして男連中は頑張っているのさ。▼
[アメリア](右)
……うん、なんとなくわかりました。▼
[ガイア](左)
ああ、それから『ちよこれえと』。できるだけ早いうちに食べたほうがいいぞ。▼
[アメリア](右)
え? なんで?▼
[ガイア](左)
それ、召喚師からもらったやつでな。他の女や王族の部下連中にバレるとうるさいことになるぞ。▼
[アメリア](右)
えー! あの人が持ち込むものって、いつも取り合いになってるじゃないですか!▼
[ガイア](左)
だから黙って食べておけ。▼
[アメリア](右)
わかりました! じゃあもらっておきますね!▼
[ガイア](左)
バカ正直なんだか、年相応に物心ついているんだか……わからん奴だ。▼


支援レベルS


[アメリア](右)
あ、ガイアさん!▼
[ガイア](左)
よぉ、アメリア。▼
[アメリア](右)
この間の『チコレエト』。とても甘くて美味しかったです! ありがとうございます!▼
[ガイア](左)
それはよかった、あと歯は磨いているか▼
[アメリア](右)
はい! 軍に入ってから規則正しい生活や着替えとか一通り叩き込まれましたんで!
あ、そういえばガイアさんにあたしって名乗りましたっけ?▼
[ガイア](左)
いや、名乗ってはいない。俺が調べた。▼
[アメリア](右)
え! 気持ち悪っ!▼
[ガイア](左)
……おい、今の俺は召喚された身とはいえクロムに雇われた斥候だぞ。
この城には隙あらば仲間でも切ろうとするヤバい奴だっている。
他の連中の身辺や振る舞いを調査するのも斥候の仕事の内だ……。
お前、俺のことを何だと思ってたんだ?▼
[アメリア](右)
……十歳近く年下の女の子の下着を見て、お菓子を分けてくれる人?▼
[ガイア](左)
(目を閉じて汗を垂らす表情)
……おまえ。▼
[アメリア](右)
冗談ですよ! 冗談!
あたしのお母さん、昔……山賊にさらわれたことがあって。
その時、あたしたち親子は二人っきりだったんで……あたし、一人ぼっちになっちゃって。
だから最初に話した時みたいなこととか、物をもらうとか、ちょっと警戒しちゃうんです▼
[ガイア](左)
(目を閉じる)
……それはその、本当にすまなかった。
そういう邪な気持ちがあったわけじゃない、許してくれ▼
[アメリア](右)
ええ、知ってます!
ガイアさんって本当にお菓子が大好きだから城中で有名ですし!▼
[ガイア](左)
……ありがとうよ。▼
[アメリア](右)
どういたしまして!▼
[ガイア](左)
それじゃあな。▼

[アメリア](右)
あ、ガイアさん!▼
[ガイア](左)
なんだ?▼
[アメリア](右)
(笑顔)
またこういう風に、お話ししましょうね!
あたしが知らないこととか、知っておいたほうがいいこととか、いろいろ教えてください!
約束ですよ!▼
[ガイア](左)
(微笑)
――ああ、約束だ!▼
[アメリア](右)
よ~し! 自主練、頑張るぞー!
おいっちに! おにっちに! おいっちに!▼
(フェードアウト)
[ガイア](左)
……明るい良い子だな。

[マシュー](左)
(ガイアをずらして、画面外左からスライド)
十歳近く年下の少女の下着を見て感じ入るお菓子大好きな人。
(すぐに左画面外へスライド)
[ガイア](左)
(反転し、顔をしかめて汗を垂らしながら)
やかましいっ!

ミシェイル←→セルジュ


《支援C》

[セルジュ]
 ミネルヴァちゃん。そろそろ戻りましょう。

[ミシェイル]
 ミネルバ…?

[セルジュ]
 あら? この子がどうかなさいました?

[ミシェイル]
 いや、妹と同じ名前でな。つい声をかけてしまった。
 無礼をした。許せ。

[セルジュ]
 ふふ。この子はお話が大好きですから。問題ありませんよ。
 ほらミネルヴァちゃん。ご挨拶しましょう。

 (ミネルヴァの鳴き声)

[ミシェイル]
 良い覇気のある声をしている。俺はミシェイル。マケドニアの…、いやなんでもない。

[セルジュ]
 …? あぁ失礼しました。私はセルジュ。
 違う世界の人間同士、ご無礼もあるかもしれませんが。
 よろしくお願いしますね。

[ミシェイル]
 あぁ、こちらこそ。
 またこの飛竜に会いに来てもかまわないか?

[セルジュ]
 ええ。この子も喜びます。

[ミシェイル]
 次は土産でも持ってこよう。

[セルジュ]
 でしたら、ミシェイルさんの飛竜を連れてきてくださると嬉しいです。

[ミシェイル]
 俺の飛竜を? わかった。今度連れてくることにしよう。

  [支援関係が C になりました。]


《支援B》

[ミシェイル]
 失礼する。

[セルジュ]
 ミシェイルさん。こんにちは。
 ミネルヴァちゃんに会いに?

[ミシェイル]
 あぁ、それと約束通り俺の飛竜をつれてきた。

[セルジュ]
 まぁ! とても素敵な子ですね。
 どうかしらミネルヴァちゃん?
 
 (ミネルヴァの鳴き声)

[セルジュ]
 よかった! 気に入ったのね。
 ミシェイルさん。
 よかったらその子とミネルヴァちゃんのデートを申し込んでもいいかしら?

[ミシェイル]
 デート…? 飛竜が、か?

[セルジュ]
 えぇ! 今ミネルヴァちゃんのお相手を探しているところだったんです。
 ミシェイルさんの飛竜はとても力強く気品もあってミネルヴァちゃんにぴったり!
 この子も乗り気ですのでいかがでしょうか?

[ミシェイル]
 飛竜の見合い……そちらの世界ではそんなものがあるのだな…。

[セルジュ]
 私の世界でもそんなものはありませんよ?

[ミシェイル]
 なに?

[セルジュ]
 多分人類史上初の試みだと思います。

[ミシェイル]
 そう、か…。

[セルジュ]
 そうと決まればおめかししないと!
 ミシェイルさん、申し訳ありませんが、今日は失礼しますね。

[ミシェイル]
 ああ…わかった。

  [支援関係が B になりました。]

 


《支援A》

[ミシェイル]
 どうしたミネルヴァ。
 こんなところで、主人はどうしたのだ?

 (ミネルヴァは一鳴きすると、前足で地面を数度叩く)

[ミシェイル]
 この場にいろと? ふむ、なるほど…。
 しかし、まるで人の言葉がわかっているかのようだ。
 賢いのだなお前は。

 (ミネルヴァの鳴き声)

[ミシェイル]
 そうか。なら少し俺の相手をしてもらってもかまわないか?
 お前の…そのミネルヴァという名前。妹と同じというのは初めてあったときに言っただろう?
 弱腰であった父のことは、許すことはできなかったが。
 二人の妹…ミネルバとマリアのことだけは大事に思っていた。
 だが、俺がそれを全て台無しにしてしまった。
 恨まれているだろうな。そのことには後悔はない。
 しかし、二人の妹を辛い思いと運命を強いてしまった。
 この事だけは、悔やみきれんよ。

 (ミネルヴァは一鳴きし、顔をミシェイルに擦り付ける)

[ミシェイル]
 励ましてくれているのか?
 お前は優しき心の持ち主だな。
 
[セルジュ]
 ……。
 あらまぁ、ミシェイルさん。いらしていたんですね。
 ミネルヴァちゃんの話し相手をしていただいて、ありがとうございます。

[ミシェイル]
 いや、こちらがただ一人で話しているのを聞いていてもらっただけだ。
 それを、ただ邪魔せず聞いてくれた。
 
[セルジュ]
 ふふふ。そうだ、ミネルヴァちゃんとのデートの日程。
 まだ決めていませんでしたね。いつがいいですか?

[ミシェイル]
 …それは、そちらの都合で構わん。

[セルジュ]
 そうですか。では決まりましたら、お伝えしますね。

[ミシェイル]
 ああ…。

  [支援関係が A になりました。]


《支援S》

[セルジュ]
 あら? ミネルヴァちゃんどうかした?
 あそこ? …ミシェイルさんね。降りましょうか。

 (ミネルヴァの鳴き声)

[ミシェイル]
 その声…ミネルヴァか。

[セルジュ]
 こんにちは、ミシェイルさん。こんなところでどうなさったんですか?

[ミシェイル]
 少し、思うところがあってな。

[セルジュ]
 そう、ですか…。でしたら少しお話でも付き合っていただけませんか?

[ミシェイル]
 構わん。だが、退屈させずにすむかは、わからん。

[セルジュ]
 ふふ、少しばかり私の思い出話をするだけですので。
 むしろ退屈させてしまうかもしれません。

[ミシェイル]
 問題ない。

[セルジュ]
 ありがとうございます。
 元いた世界での話なのですが、私は小さな領主のもとでお勤めをしておりました。
 そこで各地を侵略してた帝国の手が迫ってきたんです。
 兵たちは自分の領地を守るため、決死の戦いに挑む覚悟を決めました。
 けれど領主は違いました…。土地を投げ捨て、亡命することを決めたのです。

[ミシェイル]
 逃げ出したのか?

[セルジュ]
 そう思われても、仕方ありません。
 ですが、我が主にとって、生まれ育った土地よりも民の命が重かったのです。
 けれど自らが土地に残り続ければ民や兵は、死力を尽くし戦い抜こうとしたでしょう。
 それを察した主は、全てを投げ打ち、旅に出ました。

[ミシェイル]
 信じられん、民を守るために闘う。それが領主たる務めだろう。

[セルジュ]
 はい。ですので、恨まれていることでしょう。
 それでも犠牲が出て、誰かが死んで…。その結果だけは駄目だったんです。
 
[ミシェイル]
 俺には、わからん。

[セルジュ]
 良いんですよ、それで。
 そして今、我が主は遠くの地で自らの領地を取り戻すために戦っています。
 全てが終わったら、そのときに謝って、また民のために尽くせば良いんです。
 生きていれば、必ず伝える機会もある。
 死んでいたら、それも叶わないのですから。

[ミシェイル]
 ……。

[セルジュ]
 すみません。つまらない話をしてしまって。

[ミシェイル]
 …いや、かまわない。

 (ミネルヴァの鳴き声)

[ミシェイル]
 ミネルヴァに元気づけられてしまうとはな。
 俺も、地を見続けることは叶わんか。
 礼を言うセルジュよ。俺は、まだ飛ぶことをやめてはならない。

[セルジュ]
 差し出がましいことをいたしました。

[ミシェイル]
 かまわんさ。
 すまないがセルジュ。付き合ってくれないか。
 今はただ空を飛びたい気分だ。

[セルジュ]
 喜んで。

[ミシェイル]
 それに、その言葉遣いもやめてくれ。
 今ここにいるのは、ただの男一人。ただのミシェイルなのだから。
 
[セルジュ]
 ふふ。はい、では参りましょう。

  [支援関係が S になりました。] 

ヴァルター←→ピエリ

[C]
【ピエリ】
あなたの槍、すてきな槍なのね!
ピエリはその槍が欲しいの! ▼
【ヴァルター】
なんだ、この小娘は?
この槍は私のものだ。誰にも渡さん。▼
……鍛錬の邪魔だ。消えろ。 ▼
【ピエリ】
むーっ!! ケチー!なの!! ▼

【ヴァルター】
……なんだ、あの小娘は。 ▼


[B]
【ヴァルター】
……言っておくが、何度来ても槍はやらんぞ? ▼
【ピエリ】
見てるだけなのよ! ▼
【ヴァルター】
…… ▼
【ピエリ】
…… ▼
【ヴァルター】
……小娘、名前は? ▼
【ピエリ】
ピエリはピエリなのよ! ▼
【ヴァルター】
ああ…それが名前か。私はヴァルター。
【月長石】の名を戴いたこともある…… ▼
【ピエリ】
げっちょ……? ▼
【ヴァルター】
わからんでもいい。昔の話だ ▼
【ピエリ】
ピエリは昔からピエリなのよ! ▼
【ヴァルター】
……そうだろうな。 ▼


[A]
【ヴァルター】
今日も来たのか。暇なのか? ▼
【ピエリ】
ピエリは忙しいのよ! でも、ちょっとだけ遊びに来てあげたの! ▼
【ヴァルター】
そうか。なら勝手にしろ。 ▼
【ピエリ】
……やっぱり綺麗な槍なのね。ちょっとだけピエリに見せてほしいの… ▼
【ヴァルター】
! 槍に触れるな!! ▼
【ピエリ】
ひっ… ▼

【ピエリ】
びえーーーーんっ!
ヴァルターのばかーーーーー!!! ▼
【ヴァルター】
……やれやれ。 ▼


[S]
【ヴァルター】
……ピエリか。何の用だ? ▼
【ピエリ】
あのね……ごめんなさいなの。 ▼
【ピエリ】
人のものに勝手に触ったらだめって、マークス様に叱られたの。
だから、ヴァルターにごめんなさいしに来たのよ。 ▼
【ヴァルター】
……わかればいい。だが、この槍には触れようと思うな。 ▼
【ピエリ】
そんなに大事な槍なの? ▼
【ヴァルター】
……この槍は【魔性の槍】。
持ち主の正気を奪い、魂を喰らい、やがて魔王の眷属とする邪槍だ。▼
…今はまだ、私が槍を支配している。だが、いずれは… ▼
【ピエリ】
うーん? ピエリ、難しいことはよくわからないの。▼
【ヴァルター】
……この槍に一度でも触れれば、永遠に飢え続け、やがて気が狂う。
そういう呪いの槍だ。だから渡せん。 ▼
これでわかるか? ▼
【ピエリ】
怖い槍なのね!! じゃあピエリはそんな槍いらないの! ▼
あっ…ヴァルターは、だからいつもお腹が空いているのね? ▼
【ヴァルター】
ん…? あれは比喩というものだが…… ▼
【ピエリ】
ピエリはお料理が上手なのよ! ヴァルターにごはんを作ってあげるの! ▼
【ヴァルター】
……ふ。
では、肉を食わせろ。 ▼
【ピエリ】
わかったの! ピエリ、頑張って作っちゃうのよ! ▼

マギー←→ジャスミン

(支援レベルC)

[マギー]
あっ
あそこにいるのは…▼
ローズ!▼
[ジャスミン]
?▼
[マギー]
ローズ?
聞こえなかったのかい?▼
[ジャスミン]
ローズ?▼
誰だか知らないけど人違いだとも
僕はジャスミンさ▼
[マギー]
そうなのかい?
ごめんね、人違いをしてしまって▼
君の後ろ姿があまりに
僕の相方に似ていたものだから…▼
[ジャスミン]
相方?
つまり君にも相方が居るわけか▼
君は?▼
[マギー]
僕はマギー▼
砂漠で生きる2人組の片割れさ▼


(支援レベルB)

[ジャスミン]
やあ マギー▼
[マギー]
こんにちは ジャスミン▼
[ジャスミン]
今度は間違えなかったね▼
[マギー]
もちろんだよジャスミン
人違いは失礼だからね▼
[ジャスミン]
そう言えば前に君たちは
砂漠で生きていると言っていたね▼
砂漠で何をしていたんだい?▼
[マギー]
僕たちはナバタ砂漠という場所で
旅人を追い剥ぎしたりして生計を立てていたんだ▼
[ジャスミン]
なんだって?
それは本当かい?マギー▼
[マギー]
嘘でこんなことは言わないよ
ジャスミン▼
[ジャスミン]
それもそうだね▼
実は…僕らもこの世界に来る前は
ナバタ砂漠で強盗をやっていたのさ▼
[マギー]
えっ?▼
同じ世界の同じ場所で働いていた
同業者だったのかい?▼
[ジャスミン]
そういうことになるね▼
マギーとローズの名は
聞いたことが無かったけど…▼
[マギー]
…ジャスミンと…ローズ?▼
そうか…聞き覚えのある
名前だと思ったけど…▼
[ジャスミン]
?▼
どうかしたかい?
マギー▼
[マギー]
いや
ちょっと気になることができてね▼
失礼するよ
ジャスミン▼
[ジャスミン]
? わかったよ
じゃあね マギー▼


(支援レベルA)

[マギー]
やあ ジャスミン▼
[ジャスミン]
こんにちは マギー▼
気になってたことは
わかったのかい?▼
[マギー]
ああ
それについての話なんだけどね▼
『ナバタ砂漠の2匹の鬼』の伝説は
知っているかい? ジャスミン▼
[ジャスミン]
ああ
聞いたことがあるよ マギー▼
二人組の鬼が旅人を襲い
命もお金も奪うという▼
砂漠の危険を伝えるための伝説だったね▼
[マギー]
そう
その伝説だよ ジャスミン▼
[ジャスミン]
でもあれは
ただの伝説だよね▼
その何が気になったんだい?
マギー▼
[マギー]
その伝説…
僕の聞いた話では▼
僕たちが追い剥ぎをする20年ほど前に
鬼が実在したって話もあるんだ▼
[ジャスミン]
えっ?▼
[マギー]
そしてその伝説に語られる
鬼の名前は▼
ポールとジャスミン▼
君たちの名前だよ▼
[ジャスミン]
僕らの名前が?
なぜ?▼
[マギー]
「」クラに聞いた話だけど▼
この世界には同じ世界の
別の時間から来る人達もいるらしいんだ▼
だからきっと僕たちは…▼
[ジャスミン]
20年越しの…
先輩と後輩?▼
[マギー]
そうだよ ジャスミン▼
きっと僕たちが憧れて目指した
砂漠の鬼が君たちなんだよ▼
[ジャスミン]
そうだったのかい▼
…それで
20年後の僕らはどうなっているんだい?▼
[マギー]
伝説では…▼
2匹の鬼は旅の賢者を襲おうとして
退治されてしまった▼
と聞くよ ジャスミン▼
[ジャスミン]
じゃあ
元の世界に帰ったら▼
旅の賢者には気を付けて
襲わないようにするよ▼
死ぬのも痛いのも
いやだからね▼
[マギー]
そうだね
痛いのはいやだもんね▼
[ジャスミン]
だいじな情報を教えてくれて
ありがとう マギー▼
僕らの心を継いだ後輩▼
[マギー]
どういたしまして ジャスミン▼
僕たちの憧れた先輩▼

クラリーネ←→サナキ

(支援レベルC)

【クラリーネ】(左)
ちょっと、そこのあなた!お待ちなさい!▼
【サナキ】(右)
む?なんじゃお前は
私をいきなり呼び止めるとは無礼にもほどがあろう!▼
【クラリーネ】
まぁ!無礼ですって!?
私があなたを呼び止めたのも、
あなたが先にクレイン兄さまにちょっかいを出したからじゃありませんの!▼
【サナキ】
クレイン?
あぁ、あの時に私の兄として共に戦うことを許した果報者の事かの?▼
【クラリーネ】
そうですわ!私を差し置いてクレイン兄さまと
この世界での初陣を飾り、さらには妹を名乗るなんて!
ぜったいに許せませんわ!サナキさん!
あなたにクレイン兄さまの正当な妹ととして勝負を申し込みますわ!▼
【サナキ】
き、気安く名前で呼ぶでない!▼
しかし勝負じゃと?ベグニオン皇帝である私に対し随分と剛毅じゃな
よかろう、皇帝と妹の名にかけて逃げも隠れもせぬ、その勝負受けて立つ!
心して掛かってくるが良い、妹としての器の差も見せてやろうぞ!▼
それで、ちゃんと日取と内容は決めておるのであろうな?
クレインの元祖妹のクラリーチェよ▼
【クラリーネ】
クラリーネですわ!!名前を間違えないでくださる!?
あと元祖ってなんですの!? コホン…▼
勝負は後日、勝負内容は妹の嗜みその1の「お菓子作り」ですわ!
負けた者は勝った相手のお願いを何でも聞くこと!
いいですわね、それではごきげんよう!▼
【サナキ】
な!?まて、待つのじゃぁ!
もうおらぬ…お願い事を何でも聞くなど聞いておらぬぞ…▼
それに「菓子作り」とは…
ええい!菓子作りなど一晩あれば十分なのじゃ!▼

(支援レベルB)

【クラリーネ】
ちょっとあなた…▼
【サナキ】
なんじゃ…笑いたければ笑うが良い…▼
【クラリーネ】
なんで最初に言わなかったんですの?
言ってくだされば勝負の内容だって変えましたのに▼
【サナキ】
勝負を受けて立った以上、どんなに不得手なことであれ
退く事は私の誇りが許さぬ
じゃから全力で取り組んだのじゃが一晩では付け焼刃であった…▼
【クラリーネ】
一晩でこの出来ならスジはいいですわよ?
今度私の部屋にいらっしゃいな、
お菓子作りなら教えて差し上げますわ
きっと上手になれますわよ▼
【サナキ】
そのような慰めなど…▼
【クラリーネ】
…ッ!失礼な!
これは慰めではなく私の本心ですわっ!▼
私が本当にあなたに対して思った事を慰めだなどと
言われるのは心外にもほどがありますの!▼
【サナキ】
あっ…う…す、すまない
私の思い違いであった、許して欲しいのじゃ▼
私はこのように本音を言われる機会は少なく
言葉にはどうしても裏があるのではと勘ぐってしまうのじゃ…▼
【クラリーネ】
い、いえ、こちらこそいきなり大声を出したりして
申し訳ございませんでしたわ▼
でも分かっていただけて嬉しいですわ!
そういえばあなたは元の世界では、皇帝様なのでしょう?▼
きっとそれは貴族である私ですら、想像もできない程の責任を背負っていたのだから、
そういった考え方を身につけなければならなかったのだと思いますわ▼
【サナキ】
そなた…▼
【クラリーネ】
少し、ほんの少しですけれど、あなたを尊敬致しますわ
あ、クレイン兄様には及びませんけど!
そこは勘違いはしないで欲しいですわ!▼
【サナキ】
な、なんじゃそれは…ふふ…
いやすまぬ、じゃがまさかの異界の者に…慮られるとはのぅ…
でも少し楽になった、礼を言うぞ、クラリーネ▼
じゃが負けたままでは皇帝の名折れじゃ、
再戦を要求させてもらうが良いな?▼
【クラリーネ】
ええ、もちろん受けて立ちますわ!
今度はそちらの提案する妹の嗜みで勝負ですわ
どんな勝負であれ負ける気はこれぽっちもございませんわよ!▼
【サナキ】
くぅ…今は勝利の美酒に酔う事を許す!
だが次は負けぬのじゃ!▼

(支援レベルA)

【サナキ】
妹たるもの、兄にいつ如何なる時であれ、
寄り添える支える存在でなければならぬ。▼
そう、それは戦場とて同じことよ
私が考えた、妹の嗜みその2は「戦場で如何に兄を支えられるか」じゃ▼
【クラリーネ】
嗜みというには少しだけ上品さにかけますけど、
でも一理ありますわね、いつ如何なる時でも寄り添うとは感銘いたしますわ。
だから今日はクレイン兄さまと私とサナキさんで出撃ですのね?▼
【サナキ】
うむ、そしてクレインにどちらが役に立ったかを聞いて、
勝負を決めようと思うがどうじゃ▼
【クラリーネ】
よろしくってよ!▼


【~出撃後~】

【サナキ】
引き分けとはクレインの奴め
たわけた事を言いよって!
勝敗なぞ一目瞭然であろうに!▼

【クラリーネ】
信じられないですわ…
お兄様も間違った判断をすることがあるだなんて▼
未だに信じがたいですわ…
ですが認めざるを得ませんわ▼
この勝負はサナキさんの勝ちですわ▼

【サナキ】
なんじゃと!?
バカもの!どこからどうみてもそなたの勝ちであろう!▼
あれほど杖での治療でクレインの身を助けていて、
どうしてそのような結論に達するのじゃ!▼

【クラリーネ】
なっ…あ、あなたこそ、ご自身の活躍を客観的に見た方が良いですわ!▼
私と違ってクレイン兄さまに迫る、
斧を持った汚らわしい大男を
一撃でなぎ倒していたじゃありませんの!▼
お兄様が傷つく前に敵を蹴散らしたあなたと
傷ついてから癒しただけの私ではどちらが役に立ったかなど
比べようもありませんわ!▼

【サナキ】
なるほど、そなたはそう考えて私の勝ちなどと言ったのか
じゃが私の考えとは違うようじゃなクラリーネよ▼

【クラリーネ】
ど、どういうことですの?▼

【サナキ】
良いか?私たちが敵に立ち向かえるのは、
治療をしてくれるそなたがいるからじゃ▼
致命傷を負わない限りは癒してくれるそなたがいるからこそ
多少の無茶がある勝負に赴く勇気が出る▼
そうすれば結果として誰かが傷つく前に戦いを終わらせられる場合もある
そなたはいるだけでも戦局に大きく影響が出るじゃ▼

【クラリーネ】
で、ですが…
私は傷ついてからでしか何もできなくて…▼
【サナキ】
何もできないじゃと?
しておるよ、治療が必要ない時は味方を鼓舞し、
敵を誘因しておった、私はそなたがそうしておる事を何度も見ておったぞ▼
そなたの働きの多くは私たちが敵と戦う前に行われているのじゃ
そしてその上で自らの役割をこなして生還しておる▼
十分な働きを示した者が自虐をしておっては嫌味に見えるぞ?
光栄に思うが良い、そなたの働きはこの私が認めるのじゃ!▼

【クラリーネ】
サナキさん‥
ありがとうございます…私の事を気にしていただけて…とても嬉しいですわ…▼
…もう!やっぱり今日は私の完敗!完敗ですわー!▼
【サナキ】
!? 
そなた、また勘違いを?自虐はやめよとあれほど…▼
【クラリーネ】
ちーがーいますわ!
サナキさんのおかげで戦場での私自身の役割も意味も十分に理解しましたわ!
でもこれは私だけだったらきっとわからなかった事でしょう▼
そしてクレイン兄様はやはり間違ってなかったわ!
役割を理解した上でなら確かに今回の勝負は引き分けだと思いますの▼
でも今回の勝負は戦場に立つ上で、
その事を理解していなかった私の完敗という意味ですわ!▼
【サナキ】
なるほど、分かってくれたようで何よりじゃ、
であるならば今回は私の勝ちじゃ!▼
じゃが次に同じ勝負をしたら結果が分からないかもしれないのう
…これで勝負は1勝1敗じゃな?
次の勝負はいつにするのじゃ?▼

【クラリーネ】
ちょっとちょっと、お待ちなさいな!▼
【サナキ】
な、なんじゃ何か申したいことでもあるのか?▼
【クラリーネ】
勝負の前に勝者は敗者にお願いを聞いてもらえるという、
権利を消化しておりませんわ!▼
【サナキ】
おぉ、確かにそれを忘れておったわ
では次に会う時は1勝1敗じゃから
お互いに相手のお願い事を聞き、
相手にお願い事を言うということじゃな?▼
【クラリーネ】
えぇ!その通りですわ
ふふっ!私からのお願いですわよ?
今から覚悟しておくと良いですわ!▼

【サナキ】
それはそなたとて同じ事よ!
皇帝たる私からの直接のお願い事であるぞ?
相応の覚悟をしておくが良い!▼

(支援レベルA+)

【クラリーネ】
あら!ごきげんよう!サナキさん▼

【サナキ】
おぉ、クラリーネか
元気そうでなによりなのじゃ!▼
待ち合わせの刻限はもう少し後じゃと記憶しておったが
いやに早くついておったの?▼

【クラリーネ】
貴族たるもの、お相手をお待たせするのも失礼かと思いましたから
少しだけ早く来ただけですわ。▼

【サナキ】
うむうむ!相手への配慮とは中々に殊勝な心掛けであるぞ!▼
では今日は先の勝負の勝者であるそなたに、
私に願いを述べる事を許そう
極端に不敬でなければ大体の願いを叶えてやるのじゃ!▼

【クラリーネ】
では常々思っていたのですけれど、
あなたが一時的であれクレイン兄さまの妹を名乗ると言うのであれば
私はあなたのお姉さんという事になるでしょう?▼
[サナキ](右)
えっ?あ、ぅ、う、うむそうなるのかの?▼
【クラリーネ】
で、ですからこの場だけでもいいので、
私の事を「お姉さん」と呼んでみてくださいまし!
まさかこれは不敬じゃありませんわよね?▼
【サナキ】
ふ、不敬ではない、じゃが…しかしそれはなんとも…!▼

【クラリーネ】
何ともでもありませんわ!
潔く観念して私の事を「お姉さん」とお呼びなさいな!▼
【サナキ】
うむむぅ…
ええい、わかった!一度しか言わぬからな!
心して拝聴するが良い!▼
【クラリーネ】
…▼
【サナキ】
お、お姉ちゃん…
ごきげんようなのじゃ…▼
【クラリーネ】
か、かなり、やりますわね…▼
で、ですがちょっとお待ちになって!
私の名前がついていないですわ!だからもう一回ですの!▼
【サナキ】
な…なぁ!?
…ク、クラリーネお姉ちゃん…?▼
【クラリーネ】
な、中々やるじゃありませんの…
サナキさんにも妹の嗜みは人並み以上に備わっているようですわね。▼
も、もし今度二人きりの時は寂しくなったら、
いつでもそう呼んでいただいても構いましぇんわよ?▼
【サナキ】
よ、呼ばぬわ!ろれつも回っておらぬしその顔もなんとかせい!
はぁ…どうしても呼ばせたいなら私に勝ってお願いでもするのじゃ!▼
【クラリーネ】
残念ですわ…それはそうと「お姉ちゃん」なのですわね、
「姉上」ではなくて、以前召喚帥さんとお話している所をお見掛けしましたけど
その時は「姉上」と呼んでいらっしゃったから▼
【サナキ】
み、見ておったのか…姉上はその…▼
【クラリーネ】
…! 
なるほど、特別なのでしょう?▼
【サナキ】

そなた…何故それを?▼
【クラリーネ】
分かりますわ、あなたが「姉上」のお話をするときは
どこか寂しそうだけどその方への愛おしさに満ちた優しい顔をしていらしたもの
それが特別じゃないなら何だというのですの?
だから私は「お姉ちゃん」なのでしょう▼
【サナキ】
人の心境を見透かすでない…
そうじゃ姉上は特別なのじゃ、戯れとはいえ、
姉上以外を姉上と呼ぶことはできぬ、許せ。▼
じゃがそれはそなたが嫌だとからという、そういうわけではない!▼
【クラリーネ】
いいんですのよ、私も他の方を「お兄様」と呼べと言われればきっとお断りしますわ。
呼び方にはその方への想いが詰まっていますもの、
ごめんなさい、意地悪な事を聞いてしまいましたわね。▼
【サナキ】
いや、良いのじゃ
私の我儘でそなたの期待に添えていなかったらすまぬ…▼

【クラリーネ】
まぁ!何を言ってるかしら!とんでもない!
あなたの初めての「お姉ちゃん」は私が頂きましたのよ!
この呼び方はその「姉上」ですら呼ばれた事がないのでしょう?
十分期待以上ですわ!▼
ふぅ、今度は私の番ですわ、
今からあなたのお願いを叶えて差し上げますから
あなたのお願いを私に聞かせていただけませんこと?▼

【サナキ】
う、うむでは…
少しだけ私の居た世界での話をさせて欲しいのじゃ▼

【クラリーネ】
(頷く)

【サナキ】
私には臣が居た
その者達は皇帝としてではなく私個人に忠誠を誓ったのだと言ってくれた▼
私には戦場を共に駈けてくれた仲間が居た
あんたとの契約続いている以上俺達はあんたのために戦うと、
頼もしくも少し無礼にそう言った▼
私には民が居た
神の声が聞こえぬ私を信じてくれていた
じゃが…▼
【クラリーネ】
お友達がいないじゃありませんの!▼
【サナキ】
そ、そなた!なぜ私がいつも言おうとする本題を先に言うのじゃ!▼
【クラリーネ】
だって、あなたが言いたい事が分かりやす過ぎるからですわ!
つまりあなたのお願いは…▼
【サナキ】
ま、全く…では単刀直入に言おう!
クラリーネよ!
この私、「サナキ・キルシュ・オルティナ」の友になる事を許すぞ!
じゃが、私が皇帝である故、
もし恐れ多く難しいのであれば辞退しても構わぬ…▼
【クラリーネ】
ぷっ…うふふふっ!▼
[サナキ](右)
な、なにを笑っておるじゃ無礼もの!
ええい、いつまで笑っておる!やめぬかぁ!▼

【クラリーネ】
アハハ…ご、ごめんなさい、はぁ…でもおかしくって!
それがあなたのお願いという事でよろしいのかしら?▼
だってもう私はあなたとはお友達だとずっと思っていたのに
あなたからはそう思われてなかったなんてちょっとショックですわ▼

【サナキ】
そ、そうじゃったのか!?
ならば何故もっと早くわかりやすく言わぬのじゃ!
言ってくれれば私だって地位がどうだとか、
頭を抱えずに済んだものを…▼
【クラリーネ】
だってそうでしょう?
今の私たちはこの世界に呼ばれた英雄なのですわよ?▼
元の世界の地位だなんて肩書に等しいですわ。
もちろんその肩書に対する想いや誇りを失えという事ではなく、
気負わなくて良いという意味ですわ。▼

【サナキ】
む、それは確かに…▼
【クラリーネ】
だから私たちにとってはあなたは、
ちょっと偉そうな、でも頼りになる可愛い女の子の英雄さんですわ!
ならその英雄さんとお友達になるのに何の気兼ねがありまして?▼
【サナキ】
それは…うむ、そうじゃな…
私はずっと皇帝であることを気にしていたのやもしれぬ
どこの世界に居ようとも童女であることは許されぬと
他の者の当たり前がこんなにも難しいとはの…▼
【クラリーネ】
ええ、ですからサナキさん、私、そのお願い謹んでお受けしますわ。
お友達なんてこれから当たり前にしていけばいいんですのよ▼
【サナキ】
クラリーネ…▼
【クラリーネ】
そうですわ!私、お友達の事は、
名前だけでお呼びしていますの、そう呼んでもよろしくて?▼
【サナキ】
…二人だけの時は構わぬ、好きにするが良い、
じゃが人前ではダメじゃぞ!
不敬であるからな!▼
【クラリーネ】
わかりましたわ、サナキ
私の事は…いつも呼び捨てでよばれてましたし
二人だけの時は「お姉ちゃん」で構いませんわ!▼
【サナキ】
私が構うわ、バカもの!
た、たまにしか呼ばぬ、良いなクラリーネ!▼
【クラリーネ】
ふふっ、わかりましたわ
じゃあサナキ、これから私のお部屋でお茶会でもいたしましょう!▼


【クレイン】
おや?
クラリーネとサナキ様だ、
最近は随分と仲良くなった様子だね…▼

【クレイン】
(サナキ様、クラリーネは至らぬ所はありますが自慢の妹です。
どうか仲良くしてあげてくださいね。
そして二人とも健やかに成長して欲しいな)▼

リリーナ←→ヘクトル

[リリーナ]
あっ、お父様……
[ヘクトル]
ん? ああ 未来の俺の娘か
だがお父様はよしてくれ 俺はまだそんな年齢じゃない
[リリーナ]
は、はい そうですよね なんだか調子が狂ってしまうわ
[ヘクトル]
しかし、俺に娘がねぇ……だがまあ、未来の俺は中々に美人な嫁さんを貰ったらしいな
[リリーナ]
なっ!
[ヘクトル]
一体どんな… いや、言うな!後の楽しみが無くなるからな。はっはっは……
(立ち去るヘクトル)
[リリーナ]
……なんなのあの人!あれが威厳のあるお父様の若い頃……?
[支援レベルがCに上がった!]


[リリーナ]
…………
[ヘクトル]
おいおい 待てよ!
そう怖い顔をして親の前から立ち去ろうとするなよ
[リリーナ]
今のあなたは私のお父様ではありません!
[ヘクトル]
確かに娘を持った覚えはないがな どうせ後に持つんだから同じだろう?
よっと… ははは 軽いもんだな
[リリーナ]
きゃっ!降ろして!降ろして下さい!
[ヘクトル]
なんだ?高いところは嫌いか?
[リリーナ]
た、確かに昔はこの位置が好きだったけど…… とにかく私はもうそんな子供じゃありませんから!
(立ち去るリリーナ)
[ヘクトル]
……ふーむ
[支援レベルがBに上がった!]


[リリーナ]
あの……
[ヘクトル]
ん?ああ 前は悪かったな
もうしないから許してくれ
[リリーナ]
いえ それはいいんです
確かに昔、あれをやってもらった時は楽しかったから
[ヘクトル]
そうか じゃあもう一回……
[リリーナ]
い、いえ! 結構ですから!
今回はお茶のお誘いに来たんです
[ヘクトル]
お茶だと? しかし俺にはなあ……
[リリーナ]
そう言うと思って 未来のお父様が好きだったお茶とお茶菓子を用立てて貰ったんです
[ヘクトル]
なるほど 未来の俺の……今までは茶なんかには気が向かなかったが そいつには興味があるな
[リリーナ]
ふふ それじゃあ席を用意して来ますね
……あの 未来の私は 大きくなってからもこうしてお父様と楽しく過ごしていますから
だから 気を使われなくても大丈夫ですよ
(立ち去るリリーナ)
[ヘクトル]
なんだ 全部お見通しだったのか
あの様子だと小さな娘を遺してくたばるってことはないらしいな
気を回しすぎたか…… だがまあ これでまだまだお前と暴れられる事がわかったってわけだ
そうだろ?アルマーズ……
[支援レベルがAに上がった!]

ニニアン←→ネルガル

(支援レベルC)

[ネルガル](左側、右向き)
……▼
(ネルガル、右へスライド)
[ネルガル](右側、右向き)
!▼
何か気配が…▼
[ネルガル](右側、左向き)
……▼
…………▼
[ネルガル](右側、右向き)
…気のせいだったか▼
(ネルガル、右へスライドアウト)
(ニニアン、左からスライドイン)
[ニニアン](左側、右向き)
……▼


(支援レベルB)

[ネルガル](右側、右向き)
……
ニニアンか▼
[ニニアン](左側、右向き)
…あ▼
[ネルガル](右側、左向き)
ふん
逃げぬのか?▼
[ニニアン](左側、右向き)
…はい▼
召喚された英雄たちはある程度
危険性がないよう制御されていますから…▼
大丈夫だと…
そう思いました▼
[ネルガル](右側、左向き)
召喚による軽い洗脳など
既に解いているかも知れんぞ?▼
[ニニアン](左側、右向き)
…仮に解いていても▼
あなたがすぐに私を連れて
元の世界に戻ろうとしないなら▼
なにか理由はあると…
思いました▼
[ネルガル](右側、左向き)
…そうか▼


(支援レベルA)

[ネルガル](右側、左向き)
…ニニアンか▼

…怪我をしているようだな▼
[ニニアン](左側、右向き)
はい…
先程の戦いで▼
でも深くはありませんから…▼
[ネルガル](右側、左向き)
…見せてみろ▼
[ニニアン](左側、右向き)
あ…▼
[ネルガル](右側、左向き)
ふん…この程度の傷か▼
この程度の傷ならば杖が無くとも
治すのはたやすい▼
[ニニアン](左側、右向き)
あの…
どうして?▼
[ネルガル](右側、左向き)
普段使わぬとはいえ
魔道を極めた私にとっては▼
回復魔法など…▼
[ニニアン](左側、右向き)
いえ、そちらではなく…▼
[ネルガル](右側、左向き)
…元の世界に戻ればお前には
【竜の門】を開いてもらわねばならん▼
無駄死にされては私が困る
それだけだ▼
[ニニアン](左側、右向き)
そうですか…▼
…あの▼
[ネルガル](右側、左向き)
…何だ?▼
[ニニアン](左側、右向き)
ありがとうございます▼
私もニルスのために
死ぬわけにはいかなかったから…▼
[ネルガル](右側、左向き)
…そうか▼
(ネルガル、右を向いて右へスライドアウト)


(支援レベルS)

[ニニアン](左側、右向き)
…ネルガル▼
[ネルガル](右側、左向き)
ニニアンか▼
お前から話しかけてくるとは
珍しいな?▼
[ニニアン](左側、右向き)
あなたには
助けてもらいましたから…▼
…あの▼
[ネルガル](右側、左向き)
何だ?▼
[ニニアン](左側、右向き)
私は大切な家族のために
死ぬわけにはいきませんが…▼
あなたには大切な
家族はいますか?▼
[ネルガル](右側、左向き)
…さあな▼
千年以上昔のことなどとうに忘れた▼
だが…もしそのようなものが
あったとしても▼
千年も昔の家族など
生きてはいまい▼
[ニニアン](左側、右向き)
そう…ですか▼
[ネルガル](右側、左向き)
…人の情に訴えて【竜の門】を
開かせぬようにしようというなら▼
私には通じんぞ?▼
もとよりお前は私に
利用されるだけの存在▼
情などありはしないと
理解できるだろう▼
[ニニアン](左側、右向き)
…わかりました▼
…それでも▼
この世界に居る間は…
私たちは「仲間」です▼
では…▼
(ニニアン、左を向いて左へスライドアウト)
[ネルガル](右側、左向き)
ふん…言いたいことを
言って行ったか…▼
…………
家族、か…▼
私にそんなものは…▼
……?
これは…涙?▼
……
…エイ……ル…?▼

ハーディン←→ローロー

(支援C)
[ローロー]
ウキキ。あんた、強えな。
[ハーディン]
お前は………ローローだったか。確か、エレミヤのとこの…………
[ローロー]
あり?そういやあんたはハーディン?だっけ?
どうりで強えわけだ。すげえすげえ。
[ハーディン]
フン……。他人の評価などどうでもよい。
[ローロー]
そうか。じゃあオレは戦いにいく。じゃあなー。
[ハーディン]
む………。
…………………。
彼奴は、軍の組織に組んでいいものなのか……………?

(支援B)
[敵兵]
ぐわぁっ!
[ハーディン]
この程度の敵、取るに足らぬわ………
[ローロー]
あんた、本当によく戦うなぁ。オレたちみたい。
ウキキ。
[ハーディン]
またお前か……
お前の目には、俺は狂って見えるのか?
[ローロー]
さぁ?殺し合ってる時点でみんな狂ってるだろ。
でも………あんたは、もっと狂ってる。
[ハーディン]
何だと?
[ローロー]
あんたは大陸を制圧するとか言ってたろ。
戦ってる時にそんな妄想するなんて、狂ってる。ウキキ。
[ハーディン]
望みのために戦う。それは理にかなってるだろうが。
エレミヤやガーネフも、あの王子もそうだ。お前もだろう?
[ローロー]
いあいあ、オレは戦いたいから戦ってる。
オレだってみんなそうだ。
[ハーディン]
………………………………お前は…………そうだろうな。

(支援A)
[ハーディン]
ローローか……最近はよく隣り合わせになるな。
[ローロー]
あり?ハーディン?
[ハーディン]
お前は前に言ったな。
「戦いたいから戦う」と。あれは本当にそうなのか?
[ローロー]
あいあい、オレたち嘘はつかない。
戦うのは楽しいぞ-。
[ハーディン]
何の目的もなく戦い、争う理由もなく争う……
余りにも不毛じゃないのか。
[ローロー]
あんたらにとっての手段がオレたちの目的だ。
だからエレミヤ様についていってる。
オレは壊れてるか?
[ハーディン]
ふむ………常人には理解しかねるな。
戦乱のために生きる………か。
だがそれも理解されるなら…………………
ニーナ様とも、家臣とも信じ合えたなら………………
ニーナ様、私は………………………………………………
[ローロー]
?どうした?
[ハーディン]
………!!何でも無い。絵空事に耽っていただけだ。
さぁ、お前の望み通り、さっさと次の敵を殲滅するぞ。
[ローロー]
ウキキキ。オレ、ハーディンと一緒に行く。
[ハーディン]
……………そうだ、ローロー。
「ハーディン」ではなく「ハーディン様」だ。
ゆめゆめ忘れるなよ。
[ローロー]
あいあい。オレ、ハーディン様についてく。

コメント

  • クラサナいい… -- 2017-09-09 (土) 21:14:07
  • せつない… -- 2017-09-14 (木) 08:57:06
  • 大英雄として呼ばれる日がいつか来るのだろうか… -- 2017-09-14 (木) 09:56:40
  • マギジャスかっこいい… -- 2017-09-23 (土) 10:24:08
  • FEHに足りない物はこれだったんだ -- 2017-11-27 (月) 12:21:12
    • 今実装されているキャラ全員に支援会話つけるとなると容量が三倍くらいにふくれあがるが宜しいか? -- 2017-11-28 (火) 10:58:27