英雄図鑑/セイン

Last-modified: 2021-01-24 (日) 05:26:55
隻腕の剣聖
セイン
 
「剣は……人を守るために、使うものだ!」
 
Thane003.jpg
 
 
 
 

基本属性

 
名前
セイン
英語版名/中国版名
Thane/瑟恩
二つ名
隻腕の剣聖(The Exalted)
所属
ブライト王国
CV
諏訪部順一
職業
レンジャー
メインロール
アサシン
タイプ
敏捷型
 

セリフ

 
種類内容
選択時剣は人を守るために使うのである
移動我が剣技、少しでもお嬢様の役に立てるのなら…
通常攻撃……そこだ……!!
必殺技疾きこと風の如く!(烈風無双斬)
スキル1その攻撃……見切った……!(瞬身剣)
スキル2侵掠すること火の如く!(剣舞・蓮華)
パッシブ-(洞察力)
勝利討伐完了。先を急ぐ*1
掃討完了。前に急げ*2
オートバトル1勝負は一瞬の間に決まる。(ボイス無し)
オートバトル2身体の障害は問題ではない。問題があるとしたら、それは精神の障害だ。(ボイス無し)
オートバトル3剣の道とは技を磨くことだけではない。より重要なのは心を磨くことだ。(ボイス無し)
異界旅館1剣は人を守るために使うのである(ボイス無し)
異界旅館2我が剣技、少しでもお嬢様の役に立てるのなら…(ボイス無し)
 

ユニット戦闘アイコン/イラスト

 
戦闘アイコンエリート神話
[添付]
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Thane001.jpg

エリート→神話 見た目特に変化なし

 

ストーリー

ver.1.44

ver.1.44

セインは正真正銘の剣術の天才だった。
若い頃彼は剣術の決闘に夢中になっていたが、同世代の中で彼に敵う者はいなかった。
そして彼も他の血気盛んな若者たちと同じように、従軍して名を揚げることにした。

自慢の剣術で数々の戦果を積み重ねていたセインは思い上がっていた。とある偵察任務で、彼の率いる小隊はババリア部族の強敵と遭遇した。
偵察が目的だったため退却しても問題は無かったが、セインは敵を倒すことに執着した。しかし、敵の中にはとても強い戦士がいた。
その戦士は非常に重い巨剣を棒切れのように軽々と振り回していた。
軍で屈指の剣技を誇るセインでさえ、威カ、リーチ、速度のいずれも敵わず、ついには左腕を斬り飛ばされてしまった。
副官だった戦友のバートン・ライアンが己の命を犠牲にして敵を食い止め、撤退を指示していなければ、セインは確実に命を落としていたであろう。

辛くも一命を取り留めたセインであったが 、片腕を失った彼は牙をもがれた獣と同じだった 。
セインは寡黙になり、かつての覇気をすっかり 失くしてしまっていた。傷が癒えると彼は軍を引退し、
亡友バートンの実家であるライアン家にやってきて執事となった。黙々とこの家の日常を管理し、二度と剣に触れようとはしなかった。

ある日、ライアン家が刺客に侵入される事件が発生した。家の男性は皆出征していたため、婦人や子供たちを助けられるのはセインだけだった。
セインは剣を持ち、刺客の前に立つ。だが片腕しか無い彼の剣術は昔より遥かに冴えていた。
敵の動きは止まって見えるようで、彼の目には手練れの刺客たちでさえも隙だらけだった。
この数年間セインが隠していた実力がこの戦いで示された。彼は片腕と一本の剣で、全ての刺客を撃破した。

この一件により、ライアン家の者はこの口数の少ない執事を見直すようになった。
彼の剣術への造詣は、王国内の如何なる名手よりも優れていた。
彼が何故、長年執事としてライアン家に仕えていたのかを人々は知りたがり、様々な憶測が噂として飛び交ったが、真実を知る者はいなかった。

その後、ライアン家の男性たちは不運にも次々と戦死してしまい、長女のセリスは一家の責任を果たすために軍人となった。
ライアン家の血筋を守るため、セインはセリスのお供として戦場に向かうのだった。
彼の左腕を奪い、その後も悪夢として何度も彼の前に現れた巨剣の戦士とは、幾度となく戦場で相まみえることになったが、
今のセインにとって、もはや絶対に勝てない強敵ではなかった。セインの剣には新たな命が吹き込まれたのだから。

「剣は……人を守るために、使うものだ……」

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ver.1.45

隻腕の剣士セイン――
かつては名を上げることに執着していたが、今はその姿はない……。

その昔――セインは正真正銘の剣術の天才で、同世代では誰も彼に敵わなかった。
これに慢心したセインは、名声をほしいままにするため、数々の戦果を挙げていった。
国中がセインに注目し、彼は思い上がっていたのである……。

とある偵察任務――
彼の率いる小隊は、ババリア部族の強敵と遭遇してしまったのだ。
偵察が目的のため、本来ならば退却すべきだったが、セインは敵を倒し、名を上げることに執着した。

しかし、敵の中には強力な戦士がいることにその時は気づかなかったのである。
戦士はとても重い大剣を棒切れのように軽々と振り回していたのだ。
軍でも屈指の剣技を誇るセインでさえ、威力、リーチ、速度のいずれも敵わず、ついには左腕を斬り飛ばされてしまった。

(このままでは全滅する……)

そう思った時、副官だった戦友のバートン・ライアンが己の命を犠牲にして敵を食い止め、撤退を指示したのだ。

目の前で殺されていくバートンをセインはただ見ることしかできなかった。
仲間たちに支えられながら撤退するも、バートンを見殺しにした自分をずっと責め続けていたのだ……。

からくも一命を取り留めたセインであったが、片腕を失った彼は牙をもがれた獣と同じだった。
セインは寡黙になり、かつての覇気をすっかり失くしてしまっていた。

月日が経ち――傷が癒えた後、セインは軍を引退し、亡くなったバートンの実家であるライアン家にやってきて執事となったのだ。
罪滅ぼしのように、黙々とこの家の日常を管理し、二度と剣に触れようとはしなかった。
そんなある日――ライアン家の男性が全員出征していたところを狙ったかのように、敵が大勢侵入してきたのだ。
家に残っている婦人や子どもたちを助けられるのはセインだけだった。

(片腕しかない自分に、剣を扱うことができるのか……?)

だが、迷っている暇などなく、セインは剣を取り立ち向かっていった。

敵と剣を交えた瞬間、セインの不安とは裏腹に、なぜか彼の剣術は昔より遥かに冴えていたのだ。
研ぎ澄まされたような感覚で、敵の動きをすべて読むことができ、どんなに手練の敵でもセインの前では隙だらけにしか見えなかったのだ。
彼は片手と一本の剣で、すべての敵を撃破したのだった。
若かりし頃のセインを知るライアン家は彼を見直すようになり……。

セインの剣術への造詣は、ブライト王国内の如何なる名手より圧倒的に優れていると評価されたのだ。
なぜ長年執事としてライアン家に仕えていたのかを人々は知りたがっていた。
様々な憶測が噂として飛び交ったが、真実を知る者はいなかった。

さらに年月が経ち――
ライアン家の男性たちは不運にも次々と戦死してしまい、長女のセリスは一家の責任を果たすため軍人となったのだ。
ライアン家の血筋を守るため、セインはセリスと共に戦場に向かう。
彼の左腕を奪い夢の中で何度も彼の前に現れた巨剣の戦士とは、幾度となく戦場で相まみえることになった。

しかし、今のセインにとって、もはや勝てない強敵ではなかった。
なぜなら、セインの剣には新たな命が吹き込まれたのだから……。

「剣は……人を守るために、使うものだ!」

ver.1.45画像

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英語版

英語版

Thane is an exemplary swordsman. His knowledge of the blade is unmatched. When he was a younger man, and still had both of his arms, he would stride about the sparring grounds with an imperious look, head held high and a constantly bemused expression. He possessed a preternatural ability to detect and identify weaknesses the moment he looked at a man holding a weapon. He was the best. The only problem was, he knew it. Thane succumbed to the age-old enemy of the greats. Hubris. He began placing himself in more and more danger when out fighting. He began to believe that there didn’t exist an opponent who could best him.

It was a Mauler, a high-ranking one, that did it. Thane found the thing’s weaknesses but it moved too fast for him to exploit them. Its hammer caught him on his off arm, pulverizing the bone beneath the crumpled armor, and nearly tearing it from his body with intense downward force. He went down, and had it not been for the timely intervention of Sir Baden Rayne, the head of the house, he would have certainly been killed. Rayne fought bravely but he too proved no match for the vortex of violence that was the mauler. He was killed almost instantly with a crushing blow to his breastplate. Caught up in battle, the Mauler never bothered finishing off the wounded Thane, and after the battle he was carried back to the encampment. The arm was removed, there being too much damage for any of those present to hope to help.

He knew that had it not been for Lord Rayne, he would have never survived. He made a vow to himself then. He would continue to serve their house, to the best of his ability, until his debt was repaid. He became castellan for castle Rayne, training up men-at-arms, constantly reviewing and instructing the combat readiness of the soldiers that served under their banner, commissioning castle defenses… He had adapted surprisingly fast to life with only one arm.

When the remaining Rayne men died off in one tragic battle, he began to see a determined look on the youngest child, an energetic young girl who somehow resembled her father in manner and expression, and had his eyes. When she approached Thane about training for knighthood, he smiled. House Rayne may yet have a chance, and if the path of House Rayne someday leads Thane back to the beast that took his arm, all the better.

“Duty isn’t an arm or a leg. You can’t lose it in battle.”

【有志による日本語訳】
※原文を逐文訳したのちに訳者の理解により語を補い、順番を整理したものになります。

隻腕の剣士セインは他の範たる剣士であり、剣の道に習熟することにかけては並ぶ者はいない。
だが彼が心身ともに至高の剣士となったのは、さほど昔のことではなかった。
若かりし頃は尊大な態度を隠そうともせず、常に気だるげな顔で修練場を闊歩するような男だったのだ。

彼がまだ、その「片腕」を失っていなかった頃の話である。
彼には剣の道において、超人的な直観が備わっていた。
必勝の手筋が見えるのである。負けるはずもなかった。
その才は、彼をすぐに最強の剣士と押し上げた。
戦いの中で己の実力を知るにつれ、セインはとある問題を抱えるようになる。
自惚れーーそれは古来より才ある者の壁であり続けてきたが、セインもまた例外ではなかった。
彼は自身の強さに溺れ、戦いの際には好んでより危険な状況へと自身を追いやるようになる。
己に勝てるものなし。
彼はそう考え始めていた。

敗北は突然やってきた。
彼を打ち負かしたのは、大槌のような大剣を振るうババリア部族の猛者だった。
その日、セインは不調だったわけではない。常のように、相手の弱点は見切っていた。
だが、その弱点を突く隙がなかった。
それほど、ババリアの戦士の攻撃は苛烈であったのだ。
戦いの最中、ババリアの戦士が打ち下ろした一撃が、彼の腕を捉える。
ただの一撃で鎧はひしゃげ、骨が打ち砕かれた。腕がその場で吹き飛ばなかったのが不思議なくらいだった。
彼は倒れ伏し、次の瞬間には確実に殺されていたはずだった。
それを阻止したのは、バートン・ライアン卿ーーライアン家当代である。
竜巻のように繰り出されるババリアの戦士の刃を前にして、ライアン卿は退くことを知らなかった。
だが彼もまた力及ばず、遂にはその命を落としてしまう。
胸甲を打ち砕くほどの一撃を受け、ほとんど即死であった。
ライアン卿との戦いに夢中になったババリアの戦士は、既に傷つき倒れ伏したセインには興味さえ示さなかった。

全てが終わった後、彼は野営地まで搬送された。
部隊の損害は大きく、それ以上の作戦行動は見込めないほどであった。
大敗北である。
その地で、彼は「片腕」を失ったのだった。

セインは決して愚かな男ではない。
自身がなぜ、まだ生きているのか、その理由は身に染みていた。
ライアン公ーーかの友自身に報いる術は、もはやない。
代わりに恩義を返し尽くすまで、彼の全力を以ってライアン家に仕える。
それこそが、生き残ってしまったセインが自身に立てた誓いだった。

彼は誠心誠意、ライアン家に尽くした。
初めは武芸者として、ライアン家の兵たちを鍛えた。
続いて麾下の軍事準備を常に見直し、教練を担い、改善の指示を出し続けた。
やがてはライアン城の城代として、その防衛を指揮することさえ任されるようになった。
そうした日々の任務に忙殺され、いつしか彼は「片腕」の生活を当たり前のものとして受入れていた。

ある年、悲劇的な転機がライアン家を襲う。
ライアン家の男たちの全てが、戦死したとの報が届いたのだ。
遺されたライアン家の末姫はしかし、悲嘆に暮れ続けはしなかった。
セインは、彼女がとある覚悟を決めつつあることに気がついていた。
もともと活力に溢れた少女は、その振る舞いや表情に父の面影を伺わせるところがあった。
彼女はやがて、セインに騎士としての修練をつけてくれるよう頼み込んできた。
父と同じ目をした少女の頼みに、セインは微笑みを持って応えた。

彼女の成長により、いつかライアン家は雪辱の機会を得ることができるかもしれない。
そしてライアン家が示す道が、セインを彼の「片腕」を奪ったババリアの戦士の元へ導くことさえ、有り得るだろう。
それが定めであるならば。

「たとえ戦さ場で手足を失おうとも、剣士の本分は失われない」

 
 
 

スキル

 
スキル名効果
烈風無双斬(必殺技)精神を極限までに研ぎ澄ませ、目にも留まらぬ速さでランダムで敵を7回攻撃し、
毎回攻撃カ×80%のダメージを与える。発動中は無敵状態になる。
Lv.2:クリティカルヒットするたびに攻撃回数が一回増加、最大で8回まで
Lv.3:攻撃回数が9回に増加
瞬身剣電光石火のごとく敵に突進して攻撃力×120%のダメージを与え、敵の背後に回り込む。
5秒の間、クリティカル率が20%増加する。
Lv.2:自身に攻撃力×70%までのダメージを防ぐシールドを付与
Lv.3:ダメージが攻撃力x130%に増加
Lv.4:ダメージが攻撃力×140%に増加
剣舞・蓮華クリティカルヒット4回ごとに発動する。敵一体に蓮華を描くように舞って多段攻撃し、
最後の一撃で攻撃力×80%のダメージを与え、敵の最大HPの15%の追加ダメージを与える。
Lv.2:最後の一撃のダメージが攻撃力x90%に増加
Lv.3:追加で敵に与えるダメージが最大HPの18%に増加
洞察力パッシブ。必殺技戦闘中、自身のクリティカル率が14%増加する。
Lv.2:クリティカルヒットするたびに失ったHPが6%回復し、SPが25回復
Lv.3:クリティカル率が17%まで増加
 

専用装備

 
宝剣・蓮華
Thane010_0.png専用装備の属性(アクティブ)
HP:12%(+80335)
クリティカル率:12
攻撃力:18%(+9373)
回避:35
Thane011.png専属装備スキル:剣の舞
3秒以内にダメージを受けなければ、自身の与えるダメージが20%増加する。
+10 条件を満たしている時、与えるダメージが30%増加
+20 条件を満たしている時、与えるダメージ40%増加
+30 攻撃しているターゲットから3砂間グメージを受けなければ、そのターゲットに与えるダメージが増加
装備説明
柄の部分に神秘的な宝石が埋め込まれた宝剣。
宝石によって手にしたものは目にも留まらぬ速さと、敵の弱点を見抜く力を得ることができるという。
 

異界旅館でのプレゼント

 

勇敢な冒険者様:
ここは住むにはいい場所だが、剣の修行には向いていない。こういう環境に慣れてくると体が鈍ってしまう。鍛錬を怠ってはならない。

 

専用家具

 

セインの部屋*3

  • スウィフトデス
    • ×3個の家具を設置
      • 必殺技「烈風無双斬」を発動するたびに、敵に与える最初の攻撃は必ず命中し、追加でターゲット最大HP18%のダメージを与える。
        このダメージは最大で自分の攻撃力の360%を超えることはない。
    • ×9個の家具を設置
      • 必殺技「烈風無双斬」の攻撃回数が6に増加する。
         
        大家具
        無限のピアノ+11308 攻撃速度上昇4.8
        シーサイドドリーム+11308 攻撃速度上昇4.8
        サバンナの午後+11308 攻撃速度上昇4.8
        小家具
        スパイステーブル+11308 攻撃力上昇3.8%(+1978)
        貝細工の置き時計+11308 攻撃力上昇3.8%(+1978)
        黄昏のランプ+11308 攻撃力上昇3.8%(+1978)
        壁掛け物
        宮廷の本棚+11308 クリティカル率上昇3.2
        荘園の景色+11308 クリティカル率上昇3.2
        祈りの暖炉+11308 クリティカル率上昇3.2
         

その他備考

図鑑アイコン 前髪のサイドが三つ編みになっている

関連人物・項目

セリス
バートン
ブルータス
エルロン
守護の誓い
ブライト王国
ライアン家
ババリア部族

 

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