概要
罪を犯した人間が閻魔の元で生き地獄行きを言い渡され、生まれ変わった姿。死後、四十九日が経った日に地からどろっと這い出てくる。
鬼になる際、閻魔によって識字能力を奪われ、更に生前を皮肉った存在に変えられる。賢かったものは知能を奪われたり、強かったものは弱くされてしまう。
鬼は生殖で増えることができない。そもそも生殖器もないことが殆どである。
最低でも一週間に一度、人を殺さないと発狂死する。
角
角は鬼の力の源泉であるとともに、鬼に殺人衝動も齎す。鬼が角を折られると体は枯れたように萎み、生えている全ての角を折られると死ぬ。逆に、角と首から上が残っていれば喋ることができ、再生できる程に生命力が強い。
鬼の角は生前の罪が重いほど多く生える。
鬼の角を摂取した生物は力が湧く。しかし、摂取し過ぎれば死亡する劇薬でもある。食べる以外にも、体に刺さる等で力を得た例がある。
折れたり切り取った角を放置すると、力は三日程度で抜けてただの生体組織と変わらなくなる。
鬼血、角脈
鬼の強さ・鬼力・再生力・殺人衝動は角から齎される。より正確には、鬼血と呼ばれる生命力の塊のようなものが角に満ちており、角脈という血管のごとき器官によって鬼の全身へと運ばれていく。
鬼血は鬼以外の生物には劇毒である。そして、鬼も自身が生産する鬼血より多くの鬼血を取り込もうとすれば、暴走して死ぬ。
体
死亡したり切り取られた鬼の体は、その鬼が這い出てきた、即ちその鬼が生まれてきた地の土に戻る。
罰
鬼は誰かによって退治されることで罰を受けたと認められ、新たに転生できる。
事故死や鬼同士による殺し合いでは死ぬことはなく、再び地から這い出てくる。
自死や不殺による発狂で死亡すると転生する機会は無くなり、魂は消える。
鬼の魂
退治されておらず転生する機会を失ったわけでもない鬼は死ぬと復活する。
もし事故で角が粉々に砕け散り死んだとしても、罰を与えられている鬼の魂は勝手に角と鬼血を生み出し、地に角脈を張り巡らせて体を取り戻す。そうして再び地から這い出してくるのである。