ゴールドラッシュ20150910/会話

Last-modified: 2016-07-06 (水) 13:05:31
ネタバレ注意
1:不死者VSデーモン
1:開始時

メトゥス

くくく……、今ごろ王子たちは
私の不死の軍勢と戦っているころでしょうね。

リッチ

王子たちを湿地におびき寄せ
そのスキに神殿を襲撃する作戦……。
うまくいきましたね。

メトゥス

さあ、女神の神殿を破壊しておしまいなさい。
女神の力添えがなければ、ただの人間など
恐れるに足りないわ。

リッチ

メトゥスさま……。

メトゥス

くくくっ……。
生きている人間が我々不死の存在に
盾突くなんて身の程知らずも甚だしいのよ!

リッチ

メトゥスさま……。

メトゥス

なによ。うるさいわね。
あなたたちはとっとと女神の神殿を破壊して……。

リッチ

魔界のゲートが出現……。
デーモンたちが接近中です。
1-1:戦闘中

グレーターデーモン

ふむ……。
この奥に女神アイギスの神殿があるようだな。
さあ、魔物ども、女神の神殿を破壊するんだ。

魔物

メガミシンデン、ハカイ、ハカイ。

リッチ

どうやらデーモンたちも王子の不在を狙って
女神の神殿を破壊しにきたようですね。

メトゥス

ふーん。偶然って怖いわね。
まあ……手間が省けていいんじゃないの。
神殿の破壊はあいつらにまかせちゃいなさい。

グレーターデーモン

我らデーモンに逆らう愚かな者め……。
手始めに女神の神殿を焼き払ってしまおうかね。
その後に人間を一人残らず皆殺しにしようか。

メトゥス

へー、人間を代わりに殺してくれるのね。
じゃあその後は
私がきっちりアンデッドにしてあげ……。

グレーターデーモン

見せしめに皆殺しにした後は死体を
骨も髪の毛一本も残さず焼き尽くすとしよう。

メトゥス

……ん!?
骨も髪の毛一本も残さず焼き尽くすって……。
ちょっと!
そこのブタ野郎、今なんて言ったの!

グレーターデーモン

……ん?
ブ、ブタ野郎とは……ワシのことかね?

メトゥス

あなた以外に誰がいるのよ!
死体はちゃんと残しておかないとダメでしょう?
焼いちゃうなんてバカじゃないの!

リッチ

せめて骨だけでも残っていないと
死霊術で不死者として蘇らせることは
できませんからね。

グレーターデーモン

うるさいねぇ……。下等なアンデッドのくせに。
我らに逆らうようなら君たちも
ただでは済まないよ?

メトゥス

面白いじゃない!
アンデッドの強さ思い知らせてやるわ……!
私の魔力でズタズタにしてあげる。

グレーターデーモン

ならば魔法で応戦してあげるよ。
グレーターデーモンの中でも頭脳派と
呼ばれたワシの魔力を味わうといいさ。
1-2:戦闘中

アンナ

これは……どういうことでしょうか?

兵士

不死者とデーモンが戦っています。
仲間割れ……でしょうか。

メトゥス

ちょっと、遅いじゃない!
デーモンたちが襲撃してきているのに
女神の神殿を留守にしちゃダメでしょ!

アンナ

あなた方は、
女神の神殿を守ってくれているのですか?

メトゥス

結果的にそうなるのかしら……?
とにかく!
今はデーモンを片付けるのを手伝いなさい!
1:終了時

アンナ

神殿を守っていただきありがとうございました。
でも、なぜ私たちを助けてくれたのですか?

メトゥス

べつにあなたたちを助けたわけじゃないのよ。
共通の敵が現れたから一時的に協力しただけ。

リッチ

その通りです。
実際に我々も女神の神殿を破壊するために……。

メトゥス

おだまり!
余計なことをしゃべるんじゃないわよ!
とりあえず、私疲れちゃったからもう帰るわ~。
それとも無事に帰してくれる気はないのかしら。
なんなら今ここで決着をつける?

王子

……。

メトゥス

帰ってもいいのね。
私たちがデーモンとの戦いで消耗している今が
好機だっていうのに。
くくっ……、決めた!
絶対にあなたを手に入れるわ。
不死者にして、ずっと私のそばに置いてあげる。

アンナ

な、なんてことを言うんですか!

メトゥス

じゃあね。また会いましょう。
ダーリン!

ダーリン

……。
2:住処を奪いし者たち
2:開始時

気弱そうな魔物

ギャギャーッ!

魔物

ヤット見ツケタ。
オクビョウ者ノ白イヤツラ!
ワガ一族ノ恥!

気弱そうな魔物

コノ、ママジャ……。
誰カ、オレタチヲ助ケテ……ッ。
カミサマ……。

魔物

コンナ地ノ底ニ助ケナド来ルカ!

アンナ

王子、あんなところに魔物たちが……。
あの白い魔物たちは!?

気弱そうな魔物

キ、キセキ!
頼ム、オレタチ、白イゴブリンハ
悪イマモノジャナイ。
ニンゲンニ悪イコトシナイ。
ダカラ、イジメラレル。

アンナ

王子、どうやら悪い魔物たちに襲われているようです。
私たちで白い魔物さんたちを守りましょう!
2-1:戦闘中

魔物

ギャーッ! コイツラ強イ!
コノママジャ全滅スル。
助ケテ、誰カ……!

気弱そうな魔物

立場ギャクテン。
オレタチヲイジメタ、テンバツ……。
最後ニハ正義ガ勝ツ!
2-2:戦闘中

謎の魔物

……騒がしいな。
ゴブリンどもが何をやっている!

アンナ

あ、あの魔物は!

ユリアン

あれはオークだな。
めったに姿を現さないって聞いているけど……。
好戦的で強力な魔物の一族だ。
傷を負うと狂戦士と化し、
手がつけられなくなる。
気をつけたほうがいい。

オーク

ゴブリンなど助けてやるつもりはないが
ちょうど退屈していたところだ。
相手をしてもらおうか!
2:終了時

気弱そうな魔物

アリガトウ……。助ケテクレテ……。
オ礼ニ、ゴチソウ、振ル舞ウ。

アンナ

お礼だなんて気にしないでください。

気弱そうな魔物

トッテモ、ケンキョ……!

アンナ

本当に無事でよかったです。
それにしても、先ほどのオークのような
強い魔物がいたなんて……。

ユリアン

先の千年戦争では魔物たちの主力は
オークだったとも言われている。
あんなのが沢山いたと考えるとぞっとするよ。
3:妖怪総大将の冒険
3:戦闘中

ぬらりひょん

ヒョッヒョッ。迎えに来たぞ。
わが同胞よ。

バシラ

へ? なんのことでしょうか。
あなたはどなたですか?

ぬらりひょん

わしを知らんのか!
わしは妖怪総大将ぬらりひょんじゃ!

バシラ

……で、妖怪が私に何の用ですか。

ぬらりひょん

お前の力を借りたいのだ。
わしら妖怪は魔物の中でも
復活が遅かった。
そのため仲間の数が少ない。
さらに人間との戦いで数を減らされてしまった。
総大将たるわしが無事なのは幸いじゃが。
わしが持つ、妖怪を強化する能力も、
仲間が少なければ役に立たない。
そこで、わし自らが世界の各地に散っている
妖怪たちを糾合しようとしているところじゃ。

バシラ

え、でも。
仲間の妖怪を探しているのと
私に何の関係が……。

ぬらりひょん

しらばっくれるな。妖怪猫娘よ。
その猫の耳が何よりの証拠。
さあ、わしら妖怪軍団に加わるのじゃ!
3-2:戦闘中

テティス

ちょっと待った! 妖怪なんかにバシラは渡さない。
妖怪にとられるのなら
いっそ、私のものになってよ!

バシラ

ぇえっ!?
3:終了時

バシラ

人違いですっ。
私、妖怪じゃありません!

ぬらりひょん

なんだと!? 妖怪ではないのか。
くそう、紛らわしい!

バシラ

あなたが勝手にまちがえただけでしょう!

ぬらりひょん

やめろ! 矢を射るでない!
ひ、ひとまず撤退じゃ!
4:伝説の魔法都市
4:開始時

キュテリ

ここだよ。
ここが伝説の魔法都市の入り口。

アンナ

魔法都市って実在していたんですね。

ロイ

われら魔術師の間でも
その存在は伝説とされております。
先の千年戦争終結直後、一部の魔術師たちが
世俗との関わりを断ち、魔術の研究に没頭するため
都市に幾重にも結界を張り巡らせました。
他者の侵入を拒み、その存在すら
気付かせないように隠したといわれております。
私にはその盗賊娘のホラ話にしか聞こえませんがね。

キュテリ

ホラ話はひどいなぁ、おじさん。

ロイ

お、おじ…さん。

サイラス

魔法都市なら実在していた。昔、何度か
訪れたことがある。ただ、そこの魔術師たちの
憎たらしさといったらないがな。
魔法都市で生まれ育った魔術師たちは
自らを純血の魔術師と呼び、外の魔術師を
雑種呼ばわりしている。

キュテリ

えー、ということは
この魔法都市の入り口も知っていたの……。

サイラス

あぁ。
ここに来るのも久しぶりだ。

キュテリ

なら、もっと早く教えてくれればいいのに。
もう、おじさまのいじわる。

ロイ

サイラス殿は『おじさま』……。
わたしは『おじさん』……。

キュテリ

私を嘘つき呼ばわりするからだよ。
お・じ・さ・ん。

サイラス

とはいえ、魔物が復活してから、魔法都市の入り口は
閉ざされている。そこの転送陣は
魔法都市側で閉ざすことができるのだよ。

キュテリ

それって、魔法都市の魔術師たちは
自分たちだけ助かるために閉じこもって
いるってこと? ひどい連中だね。

サイラス

それならばむしろ良い。
しかし、私はもっと良くない事態を想定している。

ロイ

おや、転送陣が動き出しましたぞ。
なにか出現するようです。
ふふふ、サイラス殿のいうことも当てになりませんな。
4-1:戦闘中

サイラス

あれは魔法都市で使われているゴーレムだな。

ゴーレム

ニンゲン見ツケタ! コロス、コロス。

サイラス

我々を攻撃してくるようだ。
みな気を付けろ。
4-2:戦闘中

サイラス

やはり、魔法都市はすでに……。

ロイ

そ、それは、どういうことでしょうか。

サイラス

私が魔物ならば、魔法都市は最初に攻撃するだろう。
あそこは魔物や魔界についての情報、対抗手段など
この世で一番揃っている場所だ。

アンナ

そんな……。
4-3:戦闘中

デーモンメイジ

おや? ゴーレムたちは……。
都市の魔術師たちもあらかた殺して
退屈しておったので外に出してやったらこの様か。

キュテリ

あれは、デーモン!

サイラス

やれやれ……。嫌な予感だけはよく当たる。
4:終了時

キュテリ

どうしよう。魔法都市にも魔物がいるみたい。

アンナ

まだ、魔法都市に生き残っている人々が
いるかもしれません。
助けに行きましょう。

ロイ

助けに行こうにもすでに転送陣は
停止しているようです。
外からはどうにもならないのでは……。

アンナ

では、どうしたら……。

サイラス

また転送陣が動き出すかもしれん。
この地に見張りを残し、近くで部隊を
待機させていればよいのではないかな。

アンナ

それは良い案だと思います。
ありがとうございます。

サイラス

礼には及ばんよ。
5:白の帝国
5:開始時

ミトラ

お主たち、この地に何の用だ!
魔神の骨片が欲しいのならば残念だな。
もうこの地にはないぞ。

帝国軍師

しらばっくれるな。
この地には魔人の骨片以上に
重要なものが封印されているはずだ。
女神アイギスの武具が封印されていることは
わかっている。

ミトラ

……な、なぜ、それを知っている!

帝国軍師

わが帝国の情報網を甘く見ないことだ。
女神アイギスの武具、われらが皇帝陛下の御為に
持ち帰らねばならんのだ。
貴様が協力しないのであれば……。
勝手に探させてもらうまで。
くれぐれも捜索の邪魔はしないでくれ。
できれば貴様を傷つけたくはないが
任務の妨げになるならば容赦はしない。

アンナ

何をしているのですか。
あなたがたは一体何者ですか?

帝国軍師

貴様たちが英雄の末裔という王子たちの軍隊か。
ふふふ、まさに寄せ集めの烏合の衆だな。
われら白の帝国とは比べるまでもない。

アンナ

白の帝国……。
お待ちください。
あなた方は帝国の正規兵なのですか?

帝国軍師

われらは誇り高き白の帝国の兵士である。
お前たちに噂ほどの力があるかどうか試してやろう。
歩兵たち! 敵を包囲し退路を断て!

女神アイギス

封印を解かせてはなりません。
大いなる災いが解き放たれてしまいます。

アンナ

大いなる災い……。
わかりました!
5:戦闘中

帝国軍師

包囲が完了したら魔物たちを前面にだせ。
力のほどを確かめてやる。

アンナ

魔物ですって……!
あなた方は魔物に協力しているのですか?

帝国軍師

何かを勘違いしているようだな。
魔物だろうが人間だろうが、帝国に忠誠を誓えば
帝国の兵士だ。
魔物が帝国のために奉仕しているのだ。
さあ、魔物たちよ。
皇帝陛下の御為に戦え!
5:終了時

帝国軍師

手ごわいな。これ以上の犠牲は出せない。
全軍撤退!
負傷した者を連れて後方に下がれ!

アンナ

待ってください。
今は人間同士が争っている時では……。

帝国軍師

ならば、貴様たちも皇帝陛下に忠誠を誓うのだな。
これほどの力がある者ならば帝国は歓迎するぞ。

兵士

敵が逃げていきます。追撃しますか?

ミトラ

奴らは余力を残している。
下手に追うのは危険だろう。

アンナ

……わかりました。
ところで、この地に女神アイギスの武具が
封印されているという話は本当でしょうか……?

ミトラ

女神アイギスの武具は恐るべき存在を封じるために
この地のどこかに眠っておる。
武具がなくなれば、封印しているものも
解き放たれてしまう。

アンナ

そうですか。
それならば封印を守らなければならないですね。
私たちも協力します!
6:炎獄魔神の残片
6:開始時

鬼刃衆

ついに、ついに手に入れたぞ!

忍者

それは一体?

鬼刃衆

これこそが、炎獄の魔神アモンの体の一部!
われらに偉大なる力を授けてくれるものだ!

忍者

おおっ!

鬼刃衆

これを煎じて飲めば、魔神アモンの力が
手にはいるのだ!

忍者

おおっ!

鬼刃衆

では、いざ!
……ゴクリ

忍者

い、いかがですか?

鬼刃衆

……うおおおッ!!!
ち、力がみなぎってくるぞぉおっ!!
すごい力だ……。
熱い……!!
まるで体が燃えるようだッ!!

忍者

いえ、あの、ほ、本当に体から炎が
出ておりますぞ?

鬼刃衆

ぐわあああっ!!
なんだこれは!?
誰か、助けてくれ!

忍者

ひいいッ!! こちらに来ないでください!
6:終了時

鬼刃衆

む、無念……。