千年戦争アイギスダークネスリターン/会話

Last-modified: 2021-04-10 (土) 08:59:03

ネタバレ注意

2021/04/01 メンテナンス後ログイン時

アンナ

──もう、二年になりますか。
彼が……ダーク王子が消息を断ってから。

アリサ

ダークアンナさんとは、
魔王ガリウスとの決戦の時にお会いしましたけど……。

エレイン

あの時助けてくれたのは、
彼の剣に残されていた魔力よね。
きっとダーク王子本人はもう……。

トラム

──あら? 報告に来てみたら、
ちょうど良い話題だったみたいね。

ソーマ

トラムさま!
あれ……? 休暇中だったのでは……?

トラム

休暇先で大変な事件に巻き込まれちゃってね。
さぁ王子、新たな仲間の紹介と、
ダーク王子にまつわる事件の報告をしに来たわ。

ソーマ

新たな、仲間と……えっ、えぇっ!?
ダーク王子さんにまつわる事件!?
彼はまだ生きているんですか!?

???

──その答えは、報告の後でいたします。
はじめまして、オリジナルの王子様。
対人類用戦闘自動人形のルインです。
 
これより、ダーク王子の戦闘記録を再生いたします。

1:目覚め 冥王の誘い

1:開始時

ルイン

(──世界の危機を観測しました。
危機の対象──亜神級の魔力源──二柱。
および人類の英雄──その近似値、一体)
 
(極めて狭い範囲に、世界の危機に
発展しかねない存在が集まりすぎています。
これより監視を開始──再起動準備に入ります)
 
(──第一観測地点。
ここは、墓所でしょうか?)

オーク

──貴様、いったい何者だ。
ここにダーク王子様が眠っていることは、
我ら臣下以外に誰も知らないはずだ。

???

やれやれ、刃を下ろしてはくれまいか。
我はただ、偉大なる戦士の墓所に挨拶と、
共に戦うべく誘いの言葉をかけにきただけなのだから。

オーク

……墓参りというのなら、好きにするがいい。
だがその前に、名を名乗ってもらおうか。

???

──おぉ、これは済まないことをした。
物質界に戻るのは久方ぶりでな、
この地の礼儀というものを忘れていたのだ。

ハイドース

我が名はハイドース。
ただ、死者の声を聞き、慈しみ、
そして今は、その無念を晴らすべく歩む者だ。

ダークアンナ

……ハイドース。
それは随分と驕った名ですね。
冥界を治めるという古い神の名ではありませんか。

ハイドース

我がことながら同意見だ。
この身は決して「神」ではないのだからな。

オーク

……奇妙な男だ。
まぁ良い、ダーク王子様に無礼の無いよう参るがいい。

ハイドース

──ダーク王子よ、生前はさぞ無念であっただろう。
ガリウスの手駒として使い潰され、
あらゆる物を恨んで命を散らせたに違いない。
 
だが、私ならばその雪辱を果たさせてやることが出来る。
いま一度、その肉体に魂を吹き込んでやろう。

ダークアンナ

……ハイドース、いったい何をしたのですか。
この異質な魔力は……ネクロマンシー……?
いいえ、もっと暗闇に近い……これは……っ!

ハイドース

──ダークアンナよ、先程お前が言ったとおりだ。
我が名はハイドース、冥界の王である。
 
さぁ目覚めよ、ダーク王子よ。
我ら叛逆者の葬列に加わり、己が無念を果たすのだ!

ダーク王子

──黙れ……喚くな、耳障りだ。

ダークアンナ

ダーク王子様……!

ハイドース

無事に目覚めたかダーク王子よ。
さぁ我が手を取れ、共に征こうではないか。

ダーク王子

──聞こえなかったのか。
俺は「黙れ」と言ったのだ。

ハイドース

……なるほど、話に聞いていた以上に強情な男だ。
ならばまずは、その力を見せてもらうとしよう。

???

──お待ちを。
ハイドース様、指揮官が最前線に出てどうすのかしら?
 
我らは皆、怨嗟を魂に刻みし同胞。
志半ばに冥界へ至った死者と、
虐げられし者たちの連合軍ではあるけれど──
 
──軍の指揮官が最前線に出ては、
その周囲を固める勇者たちの出番がないじゃない。

ハイドース

ふむ……済まないな、
どうにも物質界の流儀には疎いのだ。
ならば獣人種族の猛者たちの実力、見せてもらうとしよう。

ダーク王子

……やれやれ、目覚めた直後から戦場とは、
俺はどこまでも戦いに明け暮れる運命らしいな。

オーク

我が主よ、我ら臣下、ここに馳せ参じております。
さぁ、かつてと同じ様にご下命を!

ダーク王子

お前たちも、実に度し難い……。
俺に構わず世界を歩めと命じたはずだろう。
──だが、そうだな、悪くない気分だ。
 
オークよ、お前は敵を受け止める盾となれ。
傷を負う程に苛烈になるお前の武技、
いま一度俺に見せてみろ。

オーク

ははぁ!!

ダーク王子

ダークアンナよ、剣はあるか。
俺の剣はオリジナルに預けたままだろう?

ダークアンナ

そのオリジナルの王子より、
「戦友へ」とだけ刻まれた新たな剣を預かりました。
王国一の魔剣鍛冶師の手によるものだと聞いております。

ダーク王子

ククッ……戦友とは、オリジナルらしい。
さぁ我が臣下たちよ、俺は帰ってきたぞ。
──もう一度、俺たちの物語を始めようじゃないか。

1:戦闘中

味方ユニットについて
・ダーク王子
 配置中味方の攻防1.5倍
・ダークアンナ
 配置中すべての味方の
 HPを徐々に回復
・オークウォーリアー
 HP50%以下で攻撃アップ
・ゴブリン
 撃破されても★獲得に影響しない

1-1:リエーフ出現時

ルイン

(観測にノイズ発生。新たな魔力源を感知。
これは──獣人の、魔術師?)

???

はぁ……はぁ……っ!
やっと追いつきました……。

ダーク王子

……何だこの小娘は。
ダークアンナ、知り合いか?

ダークアンナ

偉大なるダーク王子様、それが……私も知らない者です。
我らの軍勢に獣人はおりません。

???

別にあなたたちを追っていたわけではありません。
私はあの子を──
リンクスを止めるためにここに来たんです!

ダーク王子

リンクス……?
もしやハイドースの軍勢にいる獣人の娘のことか。

???

はい……。
あの子は私の大切な──

ダーク王子

──もういい。
長話をする暇はない。小娘、名乗れ。

リエーフ

……リエーフ。魔術師です。

ダーク王子

よし、手を貸してやろう。
助けを求める者を見捨てるなど、
俺の矜持が、魂のあり方が許さない。

ダークアンナ

……よろしいのですか?

ダーク王子

どうした、妬いたのかダークアンナ。
安心しろ、俺の女はお前だけだ。

ダークアンナ

……はい。
悪にして王たる者、世界を征す者、我が主、
愛しの君、私のダーク王子……さま。

1:終了時

リンクス

──くっ……王子のコピーだけあるわね。
ならばこちらも本気を──

ハイドース

……これぐらいで良いだろう。
リンクス、兵を引け。
ダーク王子を殺してしまっては意味がない。
 
ダーク王子よ、いま一度問おう。
共にこの世界への恨みを果たさないか。

ダーク王子

──黙れ、喚くな。
それに貴様は勘違いをしている。
俺はこの世界を恨んでなどいない。
 
──俺は、輝きに満ちたこの世界を愛している。

ハイドース

……滑稽だ、実に滑稽だよ。
ならば致し方ない、今はその身を呪いで縛るとしよう。
 
死後の生を与えし者は、我が命令に背くことはできない。
私はあくまで、友として歩みたかったのだが──

ダーク王子

……フン、どうしたハイドース。
さぁ、命令してみろ。

ハイドース

……どういうことだ。
なぜ我が命に従わない。

ダーク王子

──単純なことだ。
ダークアンナ、説明してやれ。

ダークアンナ

偉大なる我が主は、死んでなどいないのです。
あとほんの少し生を残したまま、
自らをこの地に封印していたのですから。
 
ですから、あなたの反魂の術など、
最初からダーク王子様には効いていないのですよ。

ハイドース

……フッ、フフッ、ハハハハハハハッ!!
そうか、それは盲点だった。
ダーク王子よ、お前はまだ生きていたのか!
 
王子に対する切り札になるかと思ったが、
これでは手駒にするにも骨が折れるな。
 
リンクスよ、この男はもう良い。
一度冥界へ戻るとしよう。

リエーフ

待って、待ちなさい、待て!!
リンクス、お願い、戻ってきて!

ハイドース

……どうしたリンクス、お前の知り合いか?

リンクス

いいえ、あんな子知らないわ。
さぁ行きましょう、次なる同胞を迎えるために。

リエーフ

……リンクス、どうして……。

ダーク王子

……やれやれ、面倒な男に目をつけられたな。
それに、面倒な娘にも、か。

ゴブリン

ギャギャ。
メンドー? メンドーナムスメ?

ダーク王子

おい、リエーフ。
俺たちはこれからあの男を追う。
──付いてくるなら、好きにしろ。

リエーフ

えっ……?
でも、あなたにはもう戦う理由がないんじゃ……。

ダーク王子

──奴を放置すれば、この世界が穢される。
この世界は俺のものだぞ。
穢す許可など与えていない。
 
さぁ、出立の準備だ。
もう少しだけ、俺たちの旅を続けよう。

2:冥府への道

2:開始時

ルイン

(--亜神級、二柱の魔力反応、接近中。
また、人類の英雄、近似個体も封印遺跡に接近中)
 
(自動判断にて迎撃を開始。
より危険度の高い個体を判別──完了。
魔物を従えた軍勢の方へ、攻撃準備を開始します)

ダーク王子

──ダークアンナ、愛しき者よ。
俺の遺言を守り、生きていてくれたようだな。

ダークアンナ

遺言などと……こうして貴方は生きておられます。
それに、長生きしろと仰ったのは、
他ならぬダーク王子様ですから。

ダーク王子

フッ……愛い女だ、まったく。
まさか残された生を戦いに使うとは思わなかったが、
こうして再会できたこと、嬉しく思うぞ。

ダークアンナ

……悪たる者、世界を統べる王、偉大なるダーク王子様。
貴方に残された時間は、あとどれほどなのでしょうか。

ダーク王子

あと一戦、いや二戦というところか。
余力を残し、己を封じておいて正解だったな。
 
まさかあれほどの魔力を持つ存在が、
魔王ガリウス以外に、この物質界に存在したとは。
 
この世界を俺以外の者の手に渡らせるつもりはない。
ハイドースとやらの目論見、
ここで砕いておくべきだろう。

リエーフ

あの……あいつら、何者なんですか?
ダーク王子、さん? に用があったみたいですけど。

ダークアンナ

……ハイドースとは、古い神の名です。
物質界、天界、魔界のいずれとも異なる死後の世界、
冥界を治める神としてその名が伝わっています。

リエーフ

か、神さまなんですか……!?
そんなのどう戦えば……。

ダーク王子

怯えるな、俺についてくるならな。
神は殺せると、俺のオリジナルが証明した。
亜神ならばなおのこと、だ。

オーク

我が主よ、この地が冥界に最も近き墓所だ。
ここからなら冥界へ乗り込むことも可能だろう。
確かリッチが墓守を務めていたはずだが……。

リッチ

お、おぉ……貴方様は……!
夢でも見ているのでしょうか、
まさかダーク王子様に、再びまみえる日が来ようとは!
 
いや、それともまさか、とうとう冥界に……?
おお、おお、なんと口惜しいことでありましょう。
ならば私も共として、ここで命を絶ち--

ダーク王子

リッチよ、先走るな。
既に死んだ身でもう一度死のうとするんじゃない。
 
しかし、本当に死を迎える時には、
水先案内人はお前を指名するとしよう。

リッチ

おお、もったいなきお言葉……!
──されど我が主よ、今はいささか時が悪くございます。

ダークアンナ

この地に何かが起きている、と?

リッチ

然り。数日前、冥府の扉が開いて以来、
この地に眠りし死者たちがざわめいているのです。
 
さらには、その死者たちを死に至らしめた元凶、
千年戦争終わりし後の戦乱の時代に作られた、
殺人機械までもが目覚めようとしており……。

ダーク王子

ほう……肩慣らしにはちょうどいい。
我が配下たちよ、敵が隊列を整えるのを
待つ必要はない。各個撃破を優先しろ。

ダークアンナ

これはアンデッドではなく、
仮初の命を受けて蘇った兵士のようです。
 
おそらく徐々に自壊していくと思われますが、
この地の魔力を受けて、より俊敏になっているようです。
皆さま、どうかお気をつけを。

リエーフ

わ、わかりました!
──それで、その殺人機械っていうのはどうすれば?

ダーク王子

俺とダークアンナの力で抑え込めば問題あるまい。
さぁお前たち、輝く世界を知る者として、
冥界の者共に、安らかなる眠りをくれてやれ。

2:戦闘中

各種冥界兵は、攻撃を複数回行うと
攻撃性能が変化します。
 
4回目以降の攻撃は防御、
魔法耐性を無視し、
攻撃無効化、女神の加護の
影響を受けません。

2-1:ルイン出現時

ルイン

──各部チェック省略。再起動、完了。
魔物の軍勢と、その指揮官を確認。

ダーク王子

……ほう?
お前、人ではないな。
さりとて魔物でもない……何者だ?

ルイン

私は影。私は模倣された機械の騎士。
個体識別名称──ルイン。
「万機の祖」の似姿として作られた戦闘用自動人形です。
 
これより、この地に戦乱を
発生させうる存在の抹消を開始します。

ダーク王子

人を守るために、人を殺す機械……。
そして何者かを真似て作られた影たる存在か。
 
良いだろう、お前の使命、俺たちが受け止めてやる。
影として生まれた者同士、武技をもって語り合おう。
ルインの遠距離攻撃は防御、
魔法耐性を無視し、
攻撃無効化、女神の加護の
影響を受けません。
 
ブロックされている間は、
物理攻撃に変化します。

2:終了時

ルイン

──機能停止、機能停止。
各部異常なし、再起動可能です。

ダーク王子

──ルイン、この地の亡者たちは
お前が戦乱の時代に殺した者だと聞いた。
 
なぜだ。なぜお前は力を振るう。
人を殺してなお、何を成し遂げたかったのだ。

ルイン

……私は、人を守りたかった。
戦争は全てを破壊します。
だから、戦争を破壊するために戦いました。
 
私のオリジナル──万機の祖と呼ばれる機械も、
人類を守るために戦ったと聞いています。
けれどこの想いは、真似ではない、私だけのものです。

リッチ

……ははっ、まるで我が主のようなことを言いますな。
機械とて、心を持つものなのでしょうか?

ゴブリン

ギャギャ。ココロ、ダイジ。
マモリタイ、キモチ、スゴクタイセツ!

ダーク王子

……ルイン、お前の生きる理由は理解した。
だが、俺たちはここを通らねばならない。
 
此度の敗北を胸に、人類を、世界を守るために、
より一層努力するといい。励めよ、機械の娘ルイン。

ルイン

…………。

ダーク王子

ではリッチよ、冥界へ案内してもらおうか。

リッチ

はっ! 冥界の扉は再び閉じつつありますが、
まだしばしの余裕がありまする。
急ぎ扉の場所まで案内いたしましょう!

ゴブリン

ギャギャ! トツゲキ! トツゲキー!

ダークアンナ

……我が主、愛しの君、偉大なるダーク王子様。
ルインなる娘が後を付いてきていますが。

ダーク王子

好きにさせろ。
あの娘には、心が宿りつつある。
人になろうというのなら、己の道は自分で決めさせろ。
 
……影でありながら、オリジナルと同じ道を
自ら選んでしまうようなお人好しなら、なおのことだ。

リッチ

さぁ我が主よ、冥界の扉を超えますぞ……!!

トラム

ルインの再起動を感知して来てみれば……。
なるほどね、あれがダーク王子。
王子の似姿であり、同じく世界を守ろうとした人ね。
 
今から王子に救援を求めても、
さすがに間に合わないわね……。
仕方ない、今だけ彼に助力するとしましょうか。

3:影と影

3:開始時

異界召喚士

──キヒィッ!
かかったなァ、ダーク王子ィィィ!!

ダークアンナ

……ここは、魔王城?
それに異界召喚士、あなたは確か死んだはずでは。

異界召喚士

ハイドース様の手により、冥界より蘇ったのだ!
なにしろお前はワシの被造物……。
生かすも殺すもワシ次第なのだからなァ!

ダークアンナ

……まさか、一日限りの寿命以外に、
ダーク王子様に何か仕掛けを……?

異界召喚士

当たり前じゃ。
万が一創造主に剣を向けんとも限らんからなぁ。
 
キヒヒッ、貴様の首を手土産に、
ハイドース様の幹部に取り上げてもらうのじゃ!
さぁダーク王子よ、死ねぇイ!!
 
──むっ? 死ねっ、このっ、死ねェ!!
なぜワシの魔術命令が届かぬゥ!?

リエーフ

……さすがに寿命はどうにもできないですけど、
魔術の呪詛くらいなら、私でも止められます。

リッチ

然様、こちらには魔術師がふたりもいることを、
忘れてもらっては困りますなぁ!

異界召喚士

キィィィ!! ならば実力で殺すまでじゃ!
そのために魔王城と、魔王ガリウスの影を
この地に再現したのだからなぁ……!!

ダーク王子

……オリジナルが倒した、魔王ガリウス。
その影が立ちはだかるとはな……。
 
偽物ばかりの我が軍勢が、偽物の魔王を倒すか。
良いだろう。お前たち、これが俺の、今生最後の戦いだ。

オーク

……ダーク王子様。
我が武技は、今この時のために。

ゴブリン

ギャギャ! タタカウ! タタカウ!
ダーク王子、イッショ!

フライデーモン

二度とありえぬと思っていたこの瞬間、
貴方様と共に並び立つこの戦場!
我が力、存分にお使いくだされ!!

リッチ

あの日以来、ただ悲しみのみが心を埋めておりました。
嗚呼、ダーク王子様!
いま一度共に戦える喜びが、死した心に溢れております!

ダーク王子

魔王ガリウスの影を討つためには、
俺とダークアンナの持てる全てを出さねばなるまい。
 
お前達、時間稼ぎは任せたぞ。
俺たちが魔王すら凌駕する存在であると、
ここに証明してやるのだ。
 
……そしてリエーフ、ルイン。
ここまで来てくれたことに感謝を。
 
最後にお前たちに頼みがある。
どうかこの戦いを、俺たちの生き様を、
王国の王子に伝えてほしい。

リエーフ

……分かりました。
で、でも、これが最後じゃないですよね?
助けられてばかりで、まだ恩返ししてないですし!

ルイン

同意。私もまだ、あなたを理解できていません。
ここで死んでもらっては困ります。

ダーク王子

ハハッ、ならば死なないように善処しよう。
さぁ行くぞ、我が軍勢よ!
魔王ガリウスの影を討ち、最強を示すのだ!!

3:戦闘中

決戦に臨むダーク王子と
ダークアンナは、HPが回復せず、
徐々に減少していきますが、
一度きりの強力なスキルを
発動可能です。
味方ユニットの自動人形ルインは
HP回復を受けられませんが、
HPが0になっても撤退せず
一定時間後にその場で復活します。
異界の虫はHPが徐々に回復します。
ブロックされている間は回復効果が
無くなります。

3-1:トラム出現時

ダーク王子

ちっ……これが魔王ガリウスの力か!
届かないとは言わないが──

ダークアンナ

──はい、時間が足りません。
私たちが全力を発揮するには、
あと少し、もう一手を稼ぐ必要があります。

トラム

──それじゃあ、その時間稼ぎをしてあげるわ。

ダーク王子

今日は知らない連中が次から次に湧いてくる日だな……。
何者かは知らないが、魔王の影を抑えられるか。

トラム

えぇ、あっちは神の影、
こっちは亜神、いい勝負になるんじゃないかしら。
 
……その子を、ルインを殺さずにいてくれた、
そのお礼をしたいからね。
ちょっとだけ頑張っちゃうわ!
 
あっ、でもひとりじゃ厳しいから……。
ダーク、アンナさん?
あなたの「暗闇の祈り」で助けてくれると嬉しいわ。

ダークアンナ

それが勝利に結びつくというのなら、手伝いましょう。
我が主、愛しき貴方、偉大なるダーク王子!
皆で勝利を掴みましょう!

3-2:トラム撤退時

トラム

ここまで、か……。
ダーク王子、後は任せていいかしら。

ダーク王子

見知らぬ亜神よ、助力に感謝する。
後は任せろ。影の相手は、影が務めよう。
 
──行くぞ、ダークアンナ!

3-3:魔王の影撃破時

ダーク王子

──なるほど、これが魔王ガリウスか。
オリジナルもさぞ苦戦したことだろう。
 
だが、オリジナルにできたことを、
この俺ができない道理はない。
──さらばだ、魔王の影よ。

3:終了時

異界召喚士

キヒィ!?
ま、魔王の影を打ち破っただとぉ……!?
 
ハ、ハイドースさまぁ!
どうか、どうか援軍を! ワシを助け──

ダーク王子

もう一度冥界に還れ、異界召喚士。
貴様の声は、どこにも届くことはない。

ハイドース

……然り。
まさかここまで下劣で使えない男とは思わなかったぞ。

異界召喚士

ハイドース様、どうか、どうか御慈悲を……ッ!
キヒィッ、ヒッまた死ぬっ、
死ぬのは嫌じゃッ! 嫌じゃァァァアッ!!

ハイドース

……ダーク王子よ、お前の実力は本物だ。
そして世界を愛しているという言葉も、また。
 
お前は世界を憎んでいるものだと思っていたが、
その愛が本物だというのなら、
我らが共に歩む未来は無さそうだな。

ダーク王子

当然だ、冥界の王。
俺は物質界の王になる男だ。
なれば同格の存在に、かしずく必要はあるまい?

ハイドース

ハハッ そのとおりだ!
王を志す男よ、願わくば、またいつか。
次は友として、あるいは敵としてまみえたいものだ。

ダーク王子

……ちっ。
そんな日が来る前に、
俺の寿命が尽きるとしっているだろうに。

リンクス

ハイドース様、そろそろ時間よ。
冥界の門が完全に閉じる前に。

リエーフ

リンクス! お願い、私の話をきいてください!

リンクス

……追ってきてくれたのね。
でも、私を連れ戻したいというなら、
その言葉を聞くことはできないわ。
 
他種族と共存の道を選んだガオレオンは、
あなたの父は、もう私たちのチャンピオンじゃないの。
 
リエーフ、あなたに誇りが残っているのなら、
いつか私のところへ来て。
ふたりで獣人の尊厳を取り戻すの。……待ってるから。

リエーフ

……きっと、あなたのところへ行きます。
でもそれは、仲間になるためじゃなく、
あなたを取り戻すためですから。

ダークアンナ

……ハイドースの軍勢、
冥界の門の先へと消えていきました。

ダーク王子

そろそろ限界、か……。
ハイドースを討つまで、寿命が保つはずもなかったな。

トラム

……ダーク王子、あなたのことは王子から聞いているわ。
ありがとう、もう一度剣をとってくれて。

ダーク王子

俺の世界を、俺が守っただけだ。
それよりトラムと言ったか?
この自動人形、ルインの後を頼みたい。
 
平和な世界を望む、心の芽生え始めた人形だ。
きっとオリジナルとは気が合うことだろう。

トラム

えぇ、任せておいて。
あなたの臣下は、どうするの?

ダーク王子

それはこいつらが決めることだ。
さぁ、行け亜神トラム。
そろそろ冥界の門が閉ざされるぞ。

トラム

……そうね、次に冥界の門が開くのは、
ハイドースが侵攻に出る時だろうし。
リエーフ、ルイン、行きましょう。

リエーフ

……ありがとうございました、ダーク王子。
おかげで、あの子と少しだけど、話ができました。

ルイン

感謝を。影たる者同士、あなたに敬意を評します。

ダーク王子

ハッ、好きでやったことだ、礼などいらない。
 
……今度こそ、本当に終わりか。
ダークアンナ、我が臣下たちよ、別れの──

リッチ

──我が主よ、異様な魔力が近付いておりまする!
形無く、砕けかけたこの魔力は……っ!

ダーク王子

──魔王、ガリウス。
いや、ガリウスの影として生まれた魂、か?

ガリウスの影

…………。
──…………。

ダーク王子

……ハッ、そうかよ。
成し遂げられなかった志だか何だか知らないが……。
 
その魔力、受け継いでやろう。
お前の取った手段は気に入らないが、
お前の抱いた決意だけは、俺が叶えてやるさ。
 
さぁ臣下ども、俺たちの世界に戻るぞ。
これはあの時の最期の放浪ではない。
 
暗闇たる俺たちの帰還--そして、凱旋だ。

3:終了後

ルイン

──以上が、ダーク王子の戦闘記録です。

アンナ

……亜神ハイドース、ですか。
まさか冥界の扉が開く時が来るとは……。

ソーマ

あ、あの……ところでダーク王子さんは無事なんですか?

ルイン

それは不明です。
私は冥界の門が閉じるより前に。
物質界側へ帰還しましたので。

トラム

きっと、またいつか、どこかで再会するはずよ。
彼、王子のことをすごく気に入ってるみたいだから。

ルイン

同意します。
旅の道中、王子殿下のことばかり聞かされましたので。
 
それから、最後に伝言も承っております。
再生しますか?
 
それでは──
 
──俺を友と呼ぶには、まだ早い。
だがこの剣は受け取っておこう、我が戦友。
 
……以上です。

トラム

なんというのか……。
ふふっ、まっすぐなところは王子とそっくりなのかしら?

ルイン

不明です。
私にはどちらも表情も、よく読み取れません。
ですが──

ルイン

──今の王子殿下は、とても楽しそうな表情を
しているのではないかと推測します。

編集