「赤髪 黒vivi」についての考察…赤髪 黒viviの発祥とは?
赤髪 黒viviと「赤髪・黒vivi・シジミ・芋・不愉快な仲間たち」
赤髪 黒viviと「赤髪・黒vivi・シジミ・芋・不愉快な仲間たち」
について考えてみたいと思う。
赤髪
まず赤髪について、
自身の頭髪を赤に染めあげ、赤髪にするという事はどのような心理からくるのか。
赤色には人間の心を強く動かすものがある。
炎の色であり、血液の色でもある。
原始時代から赤色は人の心を動かす色とされていた。
このようなことから「情熱の赤」などと呼ばれる。
以前は牛が赤を見ると興奮する、と言われ、闘牛士が赤の旗やマントで
牛をおびきよせていた。
しかしそれは、赤色ではなく、布がひらひらと動く様子に反応していた、という説が
一般的になった。
これを聞いて、なぜだか少しがっかりしたのを覚えている。
赤色にはまず「丹(タン)」、「朱(シュ)」、「緋(ヒ)」、「紅(コウ)」
と様々な呼び名がある。
丹は赤土の色、朱は硫化水銀によるの赤色顔料辰砂の意味、緋は明るくて濃い赤の意味、
紅は紫っぽい赤、という意味らしい。
また、ホームページなどWEB上で赤色を指定したい時は「#FF0000」という文字を指定する。
印刷の場合は「マゼンダ」というのが赤色にあたる。
赤は「暖色」と言われ温かいイメージも持つ。
黄色やオレンジなど、赤色に近いものは暖色である。
信号においても赤色は「止まれ」の意味がある。
この信号による刷り込み効果も大きいのではと考える。
赤を見ると反射的に危険を感じてしまう。
黒vivi
次に「黒vivi」について。
「vivi」とは書籍の名前、というのが一般的である。
女性向けのファッション誌であり、講談社から出版されている。
1983年5月に創刊された。
内容はファッション、メイク、ヘア関連がメインである。
モデルには外国人モデルが多く多用されており海外志向である。
しかし「読者モデル」も使用している。
「vivi」に登場するモデルは「viviモデルズ」と呼ばれている。
専属モデルは
トリンドル玲奈、河北麻友子、八木アリサ、玉城ティナ、立花恵理、
emma、カズニョロ、谷まりあ、瑛茉ジャスミン、miu、藤井サチ、
古畑星夏、藤田ニコルなど。
過去には松嶋菜々子、山口智子、水原希子、マギーなどがいた。
ファッション関連の他、芸能、旅行、グルメなどの情報も網羅する。
毎月付録が付く事が多い。
カラーが多いうえにページも200P以上、しかも付録もつくのに価格は1000円以下と、非常におトクである。
viviは海外でも人気が高く、2000年には「中国版vivi」が創刊。
データでは2009年の「台湾蛮vivi」発行部数が11万部だと言われている。
1983年の創刊時、「ヴィヴィ快活」というキャッチフレーズがあり、CMに使用されていた。
赤髪 黒vivi
「vivi」は「赤文字系雑誌」と言われている。
「赤文字系雑誌」というのは、20代前半の女性、女子大生、OLなどが対象の雑誌のカテゴリである。
「JJ」「ViVi」「Ray」「CanCam」「PINKY」の5誌が「赤文字系雑誌」だと言われている。
「赤髪 黒vivi」という言葉の発祥は「赤文字系雑誌のvivi」であるから赤髪 黒viviになった、という説が一般的>だ。
「赤髪」というのはヘアメイク・ヘアスタイル関連の事だと思われる。
つまり「ヘア関連の20代女性向けのvivi」という意味である。