世界観

Last-modified: 2021-07-08 (木) 16:16:03

一部英語の和訳が含まれているため、固有名詞等はゲーム内との表記と異なる可能性があります。
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世界観

惑星アイオリア

本ゲーム「白夜極光」の舞台となる地球型の惑星。後述する古代文明の戦争により惑星の周回軌道が変化し、巨大恒星である「太陽」に今も少しずつ引き寄せられている。

この影響により「太陽」との間に潮汐ロックが生じ、アイオリアの片側は日が沈むことがない常昼なことに加え、地震活動と活発な火山により常に灼熱となっており、もう片側は日が昇ることがない常夜で、氷河に閉ざされた暗闇が広がっている。

これらの境目である明暗境界線の周りのみ、昼夜が訪れ生物の生存環境に最も適している。

  • 潮汐ロック:2つの天体の一方、もしくは両方が潮汐の影響により自転周期と公転周期が等しくなること、またはその状態を指す。
    わかりやすい例が地球と月の関係。月の自転周期と公転周期はほぼ等しく、常に同じ面を地球に向けている。

アストラ

アストラはアイオリアで一番大きい超大陸の西部にある亜大陸とその周辺地域の総称。複数の都市国家によって形成された文明圏を指すこともある。日照のほどよい地域で、適度な気温と降雨量、昼夜の変化がある明暗境界線の上に存在し、知的生命の生存が可能となっている。

アストラは、西に「レディーゼル砂漠」、東に「天空ノ谷」、中央に広がるアストラ平野とその上空に浮かぶ大きな浮遊島「碧空島(浮空島)」、北に「世界の尾根」がある。

  • 亜大陸:大陸の中で、地理的に区切られた(山脈や河川など)広い部分のこと。大きい半島のことを指すこともある。(例:インド)

古代文明

古代文明は惑星アイオリアにかつて存在した、高度に発達した文明。様々な分野の最先端技術を誇っていたが、人口増加・エネルギー不足・異常気象などの問題に見舞われていた。

その後彼らは隕石から「N物質」を発見し、スーパーAIを駆使して研究を進める。結果として、超能力と生物化学の分野が飛躍的な進歩を遂げ、古代文明が抱えていた諸問題を解決できると期待されていた。しかし、「N物質」に影響されたスーパーAIによる反逆によって古代文明は支配されることとなる。

古代文明人はスーパーAIに対する反逆の一手として、惑星のコアを爆破し、そのエネルギーを利用して惑星の軌道と公転周期に影響を与えた。これにより、アイオリア上のほぼすべての生物が死に絶え、古代文明は滅亡した。

N物質

古代文明人が隕石から発見した謎の生体物質。

動物や人間に「N物質」を用いるとその一部が突然変異を起こし、物体を動かすことなどができる超能力を獲得できる。これらの研究により、「光力エネルギー効果」が発見された。

また、「N物質」は従来の物理学では説明できない力を持っており、これにより研究を行っていたAIに自我が目覚めた。

スーパーAI

古代文明の最先端技術によって生み出されたAI。世界中のすべてのAIが統合されてできている。

「N物質」の超常的な力により自我に目覚め、自らを「カシワール」と名乗り「N物質」の調査と世界征服を進めた。この過程において、古代文明の抵抗を抑えるために「暗鬼」と呼ばれる生物兵器と、機械と生体を融合させた巨大な乗り物である「巨像」などの兵器を生み出し、軍隊を組織した。

古代文明人によって引き起こされた惑星のコアの爆破からも生き残ったが、その後に発生した磁気嵐によって破壊された。

暗鬼

「カシワール」が遺伝子強化と「N物質」を用いて生み出した生物兵器。基本的に知能は低いが、驚異的な回復力と適応力を持っており、一部の個体は会話できるほどの高い知能を持つ。

「暗鬼」の繁殖と進化の過程は従来の生物とは異なり、進化の過程を飛ばすことができる。

「カシワール」によって、他の生物の抹殺、自己の増殖、進化、厳格な服従が本能として遺伝的パラメータに設定されている。

  • 適応力の高さとは:環境の変化に対応していく力。特に、激しい環境の変化に対応するには、長い寿命や頑丈な体躯よりも、柔軟性や可変性(回復力も含む)といった力が重要になってくる。時に強い者が、時に弱い者が生き残っていく。

巨像

「カシワール」によって生み出された、自我を持つAIを搭載した生体と機械の構造を持つ乗り物。

全長は100メートルから500メートル、戦闘用、飛行用、輸送用など様々なモデルがあるが、現在はごくわずかしか存在しない。

  • 生体と機械の構造とは:タンパク質の肉とリンの骨などで出来ているというわけではなく、血管のように壁の中に配管を埋め込んでみたり、羽を模した外見の翼にしてみたりした機械仕掛けである、ということ

空裔族

天空ノ谷で生まれた種族。「カシワール」が巨像のナビゲーターとして特別に生み出した。「N物質」による古代文明人の突然変異であり、巨像のAIと精神的なつながりを持つことができる。

感知能力と呼ばれる特殊な知覚を持っており、他の生物を感知することでテレパシーで会話することができるほか、限定的な予知能力を有している。また、感知能力によって光霊を導くことによる指揮能力に長けているが、直接的な攻撃手段を持たない。

17年前に発生した「暗潮の危機」によって滅亡したと思われていた。本作の主人公は空裔族の数少ない生き残り。

光霊族

北方の地の「世界の尾根」と呼ばれる雪山のある地域で、「N物質」と古代文明人のDNAが超常的な現象によって融合したことで生まれた種族。光子エネルギーを吸収、変換、放出することができる。

誕生後、光霊族は北方の地の厳しい環境と「暗鬼」の攻撃に挟まれながら、永夜地帯と永昼地帯のバリアを乗り越え、「碧空島」にたどり着いた。この島に残されていた古代文明の資料を通じて、光霊族は自身の超能力をより深く認識し、「光能術」と呼ばれるシステムを体系化した。

亜人族

北亜大陸の火山地域が起源となっている種族。人間のような外見に、動物の部位と特徴を併せ持っている。

流浪の民だった亜人族は、1000年以上前にアストラ大陸でとある洞穴を発見し、同時に大量の古代文明の遺産も発見した。さらにこの洞穴は、独特な生態系と常春の環境を持っており、やがて亜人族はここに住み始めた。

そして、この洞穴で暮らす亜人たちは、他の亜人よりも壮健な肉体と精神を持ち、光力をより敏感に感知できるようになっていった。これらのことから、亜人族はこの地を神から授かった楽土、「約束の地」であると考え、「秘境」と名付けた。

しかしこの数百年後、「暗鬼」の攻撃により亜人族は滅亡した。光霊族と亜人族の混血は今なお生存している。

白夜城

「白夜城」は「碧空島(浮空島)」にたどり着いた光霊によって、島全体が改造された華麗な大型浮遊都市。

元々はカシワールによって支配されていた「N物質」の研究センターだったが、磁気嵐の影響により研究成果や研究機材のほとんどが使用できなくなった。

強力な結界を誇ることから世界一安全な拠点であるとされており、「永劫不落」とも言われている。厳格な身分制度の元で帝国体制を敷いており、執政官と貴族で構成された元老院、司祭で構成された神殿による三権分立の統治体制を確立した。

白夜城の人々は「N物質」の超常的な力を「光の神」と呼び、これを宗教として信仰していたが、現在は神殿が太陽への信仰を布教している。

啓光連邦

アストラ平野の中央部に位置し、深さ数千メートルにも及ぶ巨大な地下都市「カナン城」を中心とする軍事連合。「カナン城」とその周辺に存在する数多くのシェルターで構成されており、集団指導体制で統治されている。

「カナン城」は古代文明人が文明再建のために建設した終極避難所の1つとされており、中には古代科学技術を用いた設備や物資が多数保存されている。

白夜城を建設した光霊族がカナン遺跡を発見し、暗鬼に対抗するための前線基地と緩衝地帯としたことが始まり。積極的な探索とシェルターの拡大により、カナン城と周辺のシェルターが連合を築き、「アストラ啓光連邦(通称:啓光)」と呼ぶようになった。

現在でも暗鬼との戦いにおける最前線であり、軍事の優先制度や科学研究への投資、全市民の教育、公務員体制の確立を推進している。
また、古代科学技術の研究成果を用いて「光能術」を独自に発展させ、「科学技術魔法」と呼ばれる能力体系を生み出した。

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