コラボ/ダライアス コズミックリベレーション

Last-modified: 2023-10-06 (金) 15:57:19

公式ページ等

概要

『ダライアス』はタイトー発売の横スクロールシューティングゲームシリーズ。
ゲーム上では『ダライアス コズミックリベレーション』表記だが、正確には『ダライアスバースト』がコラボ元。
『ダライアスバーストシリーズ』が現在のシリーズ最終系列。

  • 略称:ダライアスCR / ダラバー

世界観

ダライアス暦1904年。
人類はベルサーのウイルス攻撃により、亜空間ネットワークを寸断された。
ネットワークへリンクしていた機体は情報伝達手段を失い、宇宙軍は抵抗する間もなく壊滅してしまう。
唯一、惑星ダライアスにおいてバースト機関を搭載したシルバーホークだけが難をのがれ、2機の新型機は人型AI端末であるTi2、テストパイロットのリーガ・プラティカに託された。
ネットワークのサポートを受けられない孤立無援の状況で、シルバーホークバーストは敵部隊へと戦いを挑む。
 
2人の英雄は見事勝利を収め、惑星ダライアスは無事解放された。
そしてダライアス暦1910年。宇宙は広大であり未だ人類世界は分断されていたが、亜空間ネットワークの復旧は進行していた。
惑星ダライアスより戦闘データと機体情報が各星系へと送られ、シルバーホークへのバースト機関の搭載が進む。
ここに人類の一大反攻作戦が始まった。
 
翼持つ戦士達は刻んでいく。歴史にその名を。

要約:男女1組の宇宙戦闘機乗り、あるいはプレイヤーであるあなたが侵略者・ベルサ―の艦隊と戦う作品

アリスギア版

『ダライアスバースト アナザークロニクルEX+』と同時期を想定したパラレルワールドストーリー。

しかし、ダライアスシリーズが分岐ステージの選択によるマルチエンディングを採用しているように、このイベントもまた起こり得た可能性という余地が同時に与えられているという点、
そしてこのイベントのためにダラバーベースでのオリジナルキャラが構成されたことが、今までのイベントとは一線を画した扱いとなっている。

アリスギア側の宙域に向かったベルサー艦隊をイア・レトナが追撃中、搭乗機が損傷し漂流したところを成子坂製作所チームに回収される。
Ti2とともに、AEGiSベルサー迎撃作戦の協力者として参戦する。

Ti2は…

Ti2はベルサー侵攻によって発生した宇宙の歪み(亜空間ハブ)の鎮圧のため、「大いなる意思」と呼ばれる謎の存在によりAEGiSに送り込まれていたことがイベントストーリー最後で明かされる。

参戦キャラクター

イベントリスト

用語

登場NPC

あ行

■アイアンフォスル(Iron Fossil)
イベント期間中の事務所で空中遊泳している魚のこと。

ダライアスバーストに登場する巨大戦艦。
シーラカンスに類似した形状から「化石」を意味する「フォスル」と呼んでいる。

デザイン:海老川兼武
figmaでも発売中。


イア・レトナ
AIT Ti2アナザーキャラクター
ホームでの表示名はTi2と同じく『AIT』の通り、人型AI端末。

その実態はコラボキャラというより、Ti2ベースのアリスギアオリジナルキャラクター。
ダライアスバーストAC版開発時、企画段階で構想されていた没キャラ。
アリスギアイベントシナリオの都合で再設定を施し、5年以上の時を経て登場。
この衣装は没案デザインのいわゆる「プロトタイプTi2」をモチーフに再構築されているとのこと。

名前は「Another AI」を反転させた「Ia Rehtona」となっている。


か行

さ行

■シルバーホーク
ダライアス宇宙軍における主力戦闘機。非常に長い年月の間、改良を加えながら運用されてきた。
惑星アムネリアや惑星ダライアスに伝わる、伝説の鳥をモチーフとしている。

ダライアスシリーズではエミッションなどのような限られた者が扱える異能力系の概念は本筋に関わらない。
なので、シルバーホークに乗り込んで戦うパイロットは、概ね普通の人間とさほど変わらなかった。
(実際『ダライアスバースト アナザークロニクル』に至ってはパイロットの設定が存在せず、プレイヤーの想像に委ねる方針をとった)
数少ない例外が初期型の『レジェンド シルバーホークバースト』とそのパイロット『Ti2』である。

本作では専用ギアのモチーフ元以外では卓上・周囲用アクセサリとして登場。
ちなみに、アリスギアに登場した『オリジン』以外のシルバーホーク/AIT専用ギアはすべて海老川兼武氏がデザインを担当。

以下、アリスギア搭乗機体とその専用ギアモチーフ

レジェンドAIT Ti2
ネクスト
フォーミュライブリー・ハッド
オリジン
アサルト
ムラクモ

■シーマ
『Gダライアス』(1997)での敵役。ダラバーシリーズにも一部が登場する。
高度に進化した非人間の生命体で、個体知性のないハチのような社会集団知性・人間とは異なる思考原理を持ち、また極端に先進的な機械技術によって生体と搭乗機がほぼ完全に融合している。
初代『ダライアス』よりも大昔の時代、内戦によって自らの衛星を破壊してしまった惑星アムネリアの文明を危険視して覚醒し、圧倒的な軍勢を以て襲いかかる。
ここで最後の希望としてシーマの軍勢に立ち向かった2機のシルバーホークと2人の乗り手は、最終的に惑星ダライアスの生命・文明誕生へとつながるさまざまな伝説に至るのだが、
そのシルバーホークには衛星を破壊した禁断の兵器と、前哨戦で運よく撃破したシーマ機体のコアが用いられていた。
また、戦いの後にベルサーがシーマの残骸を回収し、今後の災厄につながる軍勢の種になっていったこともあるルートのエンディングで示唆されている。

シリーズ世界においては「死を司るもの」「宇宙文明への監視者」などとして、畏怖を込めて解釈されることもある高次の存在。水棲型メカだけど

なお、亜空間通信によって意思疎通をしているという点でAITの構造に関連性が存在する。本作イベントにはシーマは姿を見せないが、「大いなる意思」としてTi2に存在が感知・示唆されている。
Ti2は本来ダラバーのあるルートのエンディングで、シーマとの交渉に向かい姿を消した…というのが正式設定になっているのだが、そんな彼女がなぜ本作に登場できたかについてはシーマの意向が関わっているという。


た行

■ダライアス(DARIUS)
シリーズの始祖は1987年から稼働を開始したタイトーのアーケードゲーム。
モニター3枚連結の横長の画面に、イヤホンジャックの差し込み口、音に合わせて響くボディソニックシートを搭載した専用筺体で稼働。
パワーアップアイテムを一定数獲得するとショット・ボム・アーム(後述のバリア)自体が2回まで変化、取得した分だけ被弾を複数回耐えるバリアアイテム、
魚類を模した特徴的なボスや、ステージクリア毎に分岐するステージ選択システム&マルチエンディングを持つ。
BGMは、アリスギアでもおなじみのZUNTATAが担当。

アーケードにおいてはダライアスIIが同タイプの横長画面専用筐体、ダライアス外伝・Gダライアスでは4:3画面を使った汎用筺体向け※にリリースされた。
その後タイトー沈黙期を経て、家庭用ソフトオンリーで"ダライアスバースト"として復活。続編となるアーケード版では再び16:9モニター2連結、イヤホンジャック、振動シート搭載の原点回帰に立ち返った。
ダライアスバーストAC以降では、アリスギアにも概念が受け継がれるヘクス攻略モードが実装されているが、Ti2は登場しない。

※Gダライアスは一部大型筺体での振動シートに対応はしていた模様。


■ダライアス コズミックリベレーション
1回目にコラボした時の作品タイトル。キャラのフィルタもこの作品名。
『GダライアスHD』と『ダライアスバースト アナザークロニクルEX+』の2本を収録。
詳細を書くと『Gダライアス』のHD版と『ダライアスバーストACEX』のアレンジ品を収録した作品。
ただし、この2作品にTi2は出ない。

2回目コラボ時は別タイトルの物だが、キャラフィルタ名はこのまま継続。


■ダライアスバースト
開発元ピラミッド・発売元タイトーのPSPソフト。
後に『ダライアスバースト セカンドプロローグ』としてスマホにアレンジ移植。
なお、1回目イベント開催と同日発売の『ダライアスコズミックリベレーション』、ないし収録移植作『ダライアスバースト アナザークロニクル EX+』にはPSP版ストーリーのキャラは登場しない。

アリスギアとのコラボ要素としては現状『ダライアス』というより、『ダライアスバースト』がメイン。

シリーズ作品

  • ダライアスバースト(PSP)
  • DBセカンドプロローグ(スマホアプリ, PSP版移植)
  • DBアナザークロニクル、DBアナザークロニクルEX(アーケード版)
  • DBクロニクルセイバーズ(PS4/PSV/Win版, ACEX移植とオリジナルモード搭載)
  • DBアナザークロニクルEX+(PS4/Switch版、アーケード版のアレンジ移植)
  • DBCSコア+タイトー/セガ パック(Switch版、DBCSのCSモード・DLCモード一部のみ収録)

どの作品がどのモードを遊べるのかは公式の「ダライアスバースト タイトル一覧」確認推奨。

ちなみに『ダライアスバースト』以降の文字を省略すると、SP(スマートフォン)/AC(アーケード)/CS(コンソール)と読み方がプラットフォームに対応した英字2文字になる。


な行

は行

■パイロット
『AIT以外のダライアス』コラボキャラクターの俗称。
Ti2達の後に搭乗したイブリーがこの俗称扱い。

AITと異なり、人間であるため出撃直後のエラー表示は無し。
それ以外はダライアスコラボキャラ共通仕様。


■フォーミュラ
フォーミュラ シルバーホークバースト(Formula Silver Hawk Burst)
三号機、通称「フォーミュラ」。接近戦に特化した機体で、遠方への攻撃は不可能。
歴代のシルバーホークとは大きく形状が異なっている。
バースト機関は搭載されているものの、人類にとって未知の技術が見受けられる、謎の多い機体。

イブリー・ハッド専用ギアのモチーフ元として登場。


■ベルサー
『Gダライアス』以外大半のシリーズ作に登場する敵役で、多くの宙域に向けて侵略と破壊の大軍勢を送り込み続けている。
特に惑星ダライアスの未来的文明はその脅威によって一度壊滅させられた過去があり、それから数えて約1700年以上に渡り、広大な宇宙の星々をも拠り所としながら抗戦を続けてきた。
ダライアスに並ぶ高度な科学文明を持ち、破壊した文明の技術などを貪欲に奪い取ってきた(自らの手で新しく開発はしていないらしい)こと、
ダラバーの時代には同じく人間の捕虜の脱走が確認された事以外は一切が謎に包まれ、正体の解明などはヴァイスに比べてもほぼ全く進んでいない(根っからの機械生命体と決まっているわけでもない様子)。
彼らの艦隊はいずれもかなりの物量を誇るのだが、その多くの機種が水棲生物を象った姿であることが最大の特徴。種類にもよるが本来はシルバーホークの約0.5~10倍以上の巨大サイズ(個体差あり)。
おかげでダライアス軍人もといプレイヤーからはたまに現実の漁になぞらえたネタ用語が飛び出してくる

本作には中型敵「Sソイド」、小型群体「ワ・クロサ」、そしてボスとして「サウザンドナイブズ」が登場。(EXTRAでサウザンドバレッツが追加)
亜空間を通しての侵攻により宇宙の歪みが引き起こされ、それによって東京シャードのアクトレスたちは、2体のAITと共にこの未知の脅威に立ち向かうことになる。


ま行

や行

ら行

■レジェンド
レジェンド シルバーホークバースト(Legend Silver Hawk Burst)
バースト一号機。
伝説のシルバーホークの形状を引き継いだ機体。
パイロットは非人間に限定され、人間には耐えることのできない高G環境での戦闘機動を可能にした。

原作では「攻撃・防御のバランスに優れ万人にお薦めできる機体」となっている。
上述の文の通り、AC版で量産化されるまではその性能から乗り手が限られ、事実上Ti2専用機だった。

Ti2専用ギアのモチーフ元として登場。

余談だが…、
2023年5月にCSコア版として、1/60スケールプラスチックキットとして「レジェンドシルバーホークバースト」(+2PカラーVer.)が発売された際のパッケージアートに、Ti2とイア・レトナの2キャラが逆輸入という形で採用されている。

上記商品にアリスギア関連のプロダクトコードは付属していないため注意。


わ行

数字

アルファベット

■AIT
人工知能を持つ端末 "Artificial Intelligence Terminal"
カーボン製の骨格を生体ボディで覆った完全自立型ロボット。
惑星ダライアスの文明が築き上げた亜空間ネットワークと接続されていた。

肉体を欠損したときの修理・補修を行なう生体生成機能(フレッシュファクトリー)が内蔵されており、
この機能を応用し細胞レベルで『エミッション適正』を調整することでドレスギア装着を可能とした。
『ダライアスバースト(+セカンドプロローグ)』ではTi2のみ登場。それ以外の作品(AC EX+等)では登場しない。

アリスギアではTi2、イア・レトナのキャラ上部の名前表示でも使用されている。


■CR
”COZMIC REVELATION”(コズミックリベレーション)の略称。
本wikiでは文字数を省略するために本略称が主に使用されている。


■DB
”DARIUSBURST”(ダライアスバースト)の略称。
小芦睦海の衣装としても実装された『ダライアスバースト光導流水文Tシャツ』が『DB光導流水文T』として略称で使用された。


■LSHB(ギア)
おそらく"Legend Silver Hawk Burst"の略称。
レジェンドシルバーホークバーストの修復が断念されたことで、AITもアリスギア装備で運用されることとなる。
AIT体内に搭載されている生体生成機能(フレッシュファクトリー)を応用し、細胞レベルで『エミッション適正』を調整したことでエミッションコアに適応。
シルバーホークの部品とTi2提供のデータを用い、AEGiS技術部門によって専用ギアが作成された。

白兵戦の経験は少ない(専用クロスギアの説明文より)が、ギア使用戦闘についてはイベント中で予め慣熟訓練を行っていた模様。

イブリー・ハッドの物は"FSHB"で、"Formula Silver Hawk Burst"だと思われる。

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