データ
保障成分表 | |
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水溶性尿素態窒素 | 46% |
水溶性窒素肥料で尿素分解菌が徐々にアンモニアとCO2に分解する事で効きめがでる。
ゆえに入れてすぐの時は毒素が強いため一度に大量に入れるのはあまりよろしくない。
その代わり分解時に発生するのがアンモニアとCO2だけなので最終的に
CO2はその場で水草に吸収されるか揮発、アンモニアは硝化作用により亜硝酸>硝酸
へと姿を変えて水草に吸収される道をたどるため水草の調子さえ良ければ
変なものが水中に残留する事はないと考えてよい。
肥料として見た場合、濃度がかなり濃いので固形のまま底砂に入れ込むのは良くないです。
水で希釈した上で添加するか底砂に注射するのが良いです。
中性付近までならまだ良いですがアルカリに傾いてる環境では使用しない方がいいです。
見た目は、雪のような白い玉である。
ちなみに水に入れると急冷作用のおかげで冷たくなります。
吸水性作用が強いため保管時は湿気に注意してシリカゲルなどの乾燥剤を
一緒に入れてタッパやジップロックなどで密閉保存するのがよいでしょう。
- 希釈例(約250倍)
500mlペットボトルに水を入れて2gの尿素を混ぜます。
できた液体が250倍希釈液となります。
分解後アンモニアになるため一般的な肥料と同じような量を連続で大量に入れるのは
あまりよろしくないと思われます。
なので水槽内の生物、特にエビの様子を見ながら初回5ml、次からは一日おきで様子を
見るようにしてみてください、コケ具合やエビの様子を見て増減しましょう。