基本性能
属性 | 初期Lv/AT | 最大Lv/AT | 装備特殊効果 | 使用効果 | 売価 |
水 | 4/17 | 8/24 | ターンごとにHP回復 | ぶつけるとダメージ | 2262G |
付加性能
鍛冶限界(Lv/AT) | 付加特殊効果 | 名称変化 |
15/35 | (回復値増加)*1 | 無し |
入手
- アミーグ封印の遺跡B2Fの宝箱*2
鑑定
刀。東方の刀鍛冶、アマクニの中期の作品。 使用者に絶えず活をいれ続けてくる名刀。別名「慈雨」とも呼ばれる。 |
その他
水属性と「ターンごとにHP回復」効果を持つ刀。
アミーグ封印の遺跡の、戦闘中にしか入手できない少々面倒な場所にある。
攻撃力は初期値17、基本値24と紅蓮と全く同じで、時期を考えると低い。
強化限界値も35と剣系統としてはかなり弱い。間接武器の槍系統のワースト限界攻撃力に相当する値。
自動回復の方も初期の回復量はたったの2なので、これも考えなしには役に立たない。
しかし下記の通り効果値は成長するし、モンスターに持たせて面白い使い方ができる、捨てがたい武器でもある。
この武器の特色はなんといっても、「ターンごとにHP回復」効果を持つ希少な武器だということ。
(時雨の他は不知火に鍛冶屋で同効果を追加した場合のみ。似た効果のデライトヒールはあるが、専用品)
防具の持てないモンスターでも、MPやアイテムに頼ることのない継続的な回復が受けられるのだ。
アンデッド瀕死状態でもこの効果は有効で、本来スキップされるはずのターンで即復帰して行動が可能となる。
つまりアンデッド瀕死に追い込まれても、追撃でとどめを刺される前に自分の番が回ってくれば絶対にとどめを刺すことが出来なくなる、
1vs1の状況であれば自分から手出しをしない限り絶対に死ぬことはなく名実共に不死の状態となる*3訳だ。
これを活かした戦法としては、アンデッドによるラスボス単騎討伐が有名だろう。……アホみたいに時間かかるけど。
回復量はレベルアップ毎に確率で成長し、強化&吟味をすることで最大13まで伸ばすことができる。
これでも激戦の最中の回復源としては頼りないが、戦場が広く会敵に間があるダンジョンなどでは結構な回復が見込める。
ただ強烈な強力果物と比べれば流石に劣り、いい薬草とほぼ互角。人間キャラは素直にそれらのアイテム類を持つべきだろう。
……というより属性の関係で前衛のエルクとトッシュが装備できないので、
主要キャラで持てるのは相性が良いとは言えないアーク(とオドン)のみと、モンスター以外には必要とされないのが実情かも。
ちなみに、AIはアンデッド瀕死から復帰した場合、通常復帰では行動をスキップする(アンデッド瀕死化→強制スキップ→復帰スキップ)が、
ターンごとにHP回復の効果で即復帰した場合はスキップせずにそのまま行動を行う(アンデッド瀕死化→効果回復で復帰し行動)。
要するに通常の場合は2ターンもつぶれるが、効果回復による復帰ではこのつぶれるターンがなくなる訳である。
AMGで反撃Lvを下げられないモンスターに耐久型の修行を行う際には役に立てられるだろう。
ただ武器の攻撃力や熟練度適用による高ダメージパターンの出現によってダメージの蓄積も早くなるので、
回復手段の確保など維持のための備えも忘れずに。