筏(Wooden Raft) 
※ 2016/3以前、海上は野生に対して安全地帯だった為、筏建築を拠点にするスタイルが成立していた。
現在ではリードシクティスの実装により、海上拠点も安全ではなくなっているので、その点は注意。
■概要
筏はサバイバーLv16で解禁されるエングラムで作成可能になる海上移動用の乗り物で、「プラットフォーム扱い」になっている。
(プラットフォーム=その上に建築物を置けるということ。)
同様の乗り物に、ガソリンを必要とする代わりにより高速なモーターボートがあるが、プラットフォームとしての基本的概念は筏と変わらない。
筏の上の基礎、壁、天井、作業台や焚火など、あらゆる設置物のそれぞれを大きさに関わらず「1つ」とカウントし、合計で88のオブジェクトを設置可能で、縦横に半径4マス、直径で7マスまで床を置いて拡張することができる。(ただし、たとえば中央に1マスとして、そこから横に広げた半径4マスめの外縁には、壁を設置できない。外壁は半径5マスめとカウントされるようだ。)
行動範囲は水上に限られるものの、積載の重量制限は特になく、ストレージにどれだけ物を入れても輸送することができる。
また、「プラットフォームサドルを付けられない生き物」は、他のプラットフォーム上に載せることができる。充分な床面積さえあれば、例としてREXやスピノのような大型竜であっても、筏などで輸送することができる。
積載が可能な恐竜かどうかは、今現在プラットフォームサドルを付けているか否かではなく、装備自体が可能な種かどうかで判断される。
耐久力(ヘルス)があり、攻撃を受けると損傷するが、資材を持っている状態でメニューを開けば修理することが可能。修理せずに耐久力が尽きると、設置しているすべてのオブジェクトごと破壊される。
浜に乗り上げても通常は方向転換して水上に戻れるが、完全に乗り上げると動けなくなってしまうことがあるので、あまり勢いよく接岸しないよう注意しよう。そういった場合でも、ほとんどはログインもしくはサーバーリスタートしなおすと微妙に位置がずれてサルベージできるが、稀にどうにもならなくなる。完全に座礁した筏は固定拠点として使うしかない。
■筏建築のコツ
上で述べた縦横直径7マスの制限の他、土台や柱からの設置数制限(柱から2マスまでなど)も同時に受けるため、まずは筏に基礎を敷き、広い床面積を確保したい。
筏の面積より外側に土台を設置する方法があるので、紹介する。
1) 例として、筏の外側ギリギリに、1つめの土台を設置。
それより外側には、通常では土台は置けない。
2) そこで、1つめの土台から、外側に向けて天井を設置すると、
3) 外側に伸ばした天井の下に、土台を設置可能になる。
2~3を繰り返すことで、筏本体からかなり離れた距離まで土台を設置できる。いちばん下に天井さえあれば、そこから上には比較的自由に建築物を構築できるので、それなりに大きな建物を作ることもできる。(ただし筏本体から最大半径4マス、直径7マスの制約は常に受けるので注意。)
※ この方法を用いたとき、石以下の天井・土台では、もとの天井を破壊して土台が上書きされるのが確認できているが、鉄素材どうしでは天井の破壊が確認できない。設置数を2重に食っている可能性があるので、要確認。
※ 設置の仕方によって、天井は破壊されない。その場合、表面の天井を解体する。天井を取り除いても、下に接続した土台は壊れずに残る。
大きな壁を作る必要がある場合、88の設置制限をかなり食ってしまうので、ディノゲートなどで範囲や高さを一気に稼げるので参考に。(どれだけ巨大なもの、重いものを設置しても、「1つ」は「1つ」で変わらない。)
その他の制約としては、筏の上にはパイプを引くことができない。よって貯水槽(Water Resevoir)を設置することもできない。
農業を行いたい場合は、水の管理が雨だのみor水筒による補給になる。
また「人工物の直近では、リソースは復活しない」ルールが適用される。建築物をのせた筏を浜辺に接岸して、たとえば近くにある石を拾えば、少なくとも筏がその場を離れるまでは、その石はリスポーンしない。このルールは樹木、岩、三葉虫のような生物に至るまで、あらゆるリソースに適用される。
プラットフォームサドル 
■概要
プラットフォームサドルは、大きな一枚板を背負ったようなサドルで、その一枚板の上に建築物を置くことができる(パイプ類、Auto Turret、Plant Species X、Behemoth Gateway?、Vault、Industrial Forgeを除く)。
特性としては筏がそのまま参考になるが、各恐竜によってオブジェクトの設置上限が異なっているほか、ペットが持てる重量には限界があるため、建築物そのものの重量と、ストレージ内部の物資の重量などには気を配らなければならない。
また筏の場合と同様に、「プラットフォームサドルを付けられない恐竜」は、ほかのプラットフォームの上に乗せることがでる。
例として、ブロントサウルスのプラットフォームには、アルゲンタヴィスやプテラノドンを着陸させることができる。坂や崖などを用いて乗り降りできるのなら、REXなど大型肉食竜でもブロントやパラケラテリウムに乗せることができるが、プラットフォームサドルを装備できるケツアルコアトルスは、どんなに広い面積があっても乗せることができない。
名称 | 活動圏 | 設置上限 | 特徴や強み |
---|---|---|---|
Paracer | 陸上 | 32 | ブロントに比べかなり足が速く、運用にストレスがない。移動を重視するならお勧め。 |
Bronto | 陸上 | 63 | 圧倒的ベリー採集能力とタフネス、積載重量。ワラも大量採集でき燃料に困らない。 |
Plesiosaur | 水中 | 50 | モサよりは水深が浅くても侵入できる。筏より速い。 |
Mosasaurus | 水中 | 70 | かなりの水深がいるがプレシオより高速。海中での自衛能力が非常に高い。 |
Quetzal | 空中 | 40 | 飛べるのは良いことだ。 |
Titanosaur | 陸上 | 250 | でかい。たくさん置ける。 |
Megachelon | 水陸 | 188 | Genesis固有の生物。プラットフォームサドルなしで建築可能。ただしサドルがなければ運転不可。 |
Astrocetus | 空中 | 5 | Genesis固有の生物。プラットフォームサドルではなくTEKサドルが必要。 |
ペット上の建物に寝具を配置すれば、とうぜんリスポーン地点として選択できるようになる。
■サドル建築のコツ
だいたい筏に準じるが、サドル建築ならではの問題もある。
・横に移動するドアに注意
これはどういうことかというと、例として「北を向いた」ブロントのプラットフォームサドルの上に建築をしたとして、その建物の中を「東から西(西から東)」に移動するドアがあった場合、そのドアは非常に通りづらくなる。(もしくはまったく通れない。)
生物の上に設置されたプラットフォームは、多くの場合、尻尾側に向かって微妙に傾斜している。
このためサバイバーから見て、ドアフレームが(極端に言えば)「ひし形」になってしまい、身体がフレームに引っかかって、通行しにくくなるのである。
ペットの足元の地形によっては傾きが強くなり、完全に通れなくなる。ドアを設置する向きには注意しよう。
・ペットは筏と違い、野生生物の攻撃対象になる点に注意
筏は、単体で水に浮いているとき、(スパイクウォールやタレットなどでこちらから攻撃をしない限りは…また、唯一の例外であるリードシクティスを除いては)野生生物に攻撃を仕掛けられることはないが、プラットフォームサドルを付けたペットではそうもいかない。
当たり前ながら、それなりに肉食竜の攻撃を受けることになるので、死なないように注意を要する。
ただし、ブロントのような超大型生物を能動的に襲うような肉食竜は、ごく限られている。具体的にはREXやギガノトサウルス、α種などの存在に気を配ろう。
モササウルスやプレシオサウルスに関しては、海中ではクリダニアや巨大イカなどに注意する必要があるものの、サバイバーが乗り降りしたり放置されたりするであろう浅瀬や海上では敵らしい敵がいないため、実質的にはほぼ不沈空母のようになる。
・ダッシュ移動時の「踏みつぶし」に注意
パラケラテリウムやブロントサウルスは、ただ歩くだけでも、樹木などに対して攻撃判定が発生している。これがダッシュになると生物に対しても当たり判定が発生するので、自分から攻撃を吹っ掛けることになってしまう。
肉食竜はもちろんだが、高レベルステゴやトリケ、アンキロなどの強めの草食竜をダッシュで踏んだ場合も、意外に苦戦することがある(とくに付近の同属がリンクして、ノックバック攻撃持ちに囲まれたときなど…)。
移動要塞化しているペットはそうそう死ぬようなものでもないだろうが、建造物の都合でだいたい視界が悪いため、生物の密度が高いところではむやみに走らないようにしよう。つまらない事故死の元である。
プラットフォームサドルに建築物を置けば、「人工物の直近にあるリソースは復活しない」ルールも、とうぜん適用される。ただしプラットフォームサドルそのものは人工建築物とはみなされず、上に何も設置していなければ、このルールの適用外となる。
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